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事例紹介

シャロムの建物 1979

レストラン建設 2000

マルチ暖炉 燻製
1995

パン用薪の石窯
2000

 ストローベイルハウス
2003

コンポストトイレ 2003

ティピ  2003

チキンホットハウス 2004

垂直軸型の風力発電2004

アースオーブン(土窯) 2005

ダンボールコンポスト2005

天ぷら油で走るグリーンディーゼル2005

廃油ストーブ2007

パン用薪の石窯第2
2005

ツリーハウス 2006

自然に帰る森の家 2006

版築の基礎 2006

コンポストバイオトイレ 2007

コブハウス2007

ソーラーパネル2007

風力発電2007

自転車発電機

薪のシステムキッチン
ースオーブン2008

かまど2008

藁の鍋敷き 2008

竹の箸づくり 2008

踏み込み温床ミミズコンポスト温室2008

ペール缶で作るぬかくど2008
英語版

ペチカ資料

ロッケトストーブ資料

アウトドアーに最高なタープ2007

キーホールガーデン

ロックスパイラルガーデン


マンダラガーデン


ルーフトップガーデン


バイオジオフィルター


メタンガス発酵装置


ティピガーデン2009

ティピの建て方

ティピの建て方動画

ティピ曼荼羅ガーデン作り方2023


カタツムリストローベイル玄関2009

生かそう庫 非電化冷蔵庫2009

ルーフトップガーデン棚田 2009


ダンボールコンポスト畑版 2009

自作のティピ作り 2009

アーリーさんのティピ

竹テント資料


薪のシステムキッチン2009

ちり取りづくり 2009

燃料費ゼロ籾殻ボイラー 2009

ソーラーコンセント

マルチエネルギーBOX


日本蜜蜂

生ゴミ処理ミミズコンポスト 2010

エコなガーデンハウス2010

ペチカタイプのロケットストーブ2010


自然吸気型廃油ストーブ2010

DC12Vの家 2011

アースバックハウス2011

屋根ミスト(散水)2011


屋根にロックスパイラルガーデン2011

シードハウス 2012

踏み込み温床 2011

運搬できるコンポストトイレ2012

ペール缶 漬物樽で作るモバイル大小分離回転式コンポストトイレ2013

今まで作ったコンポストトイレ

モバイルハウス 2013

モバイルハウス オフグリッドの家


アースオーブンと
愛農かまどモデルかまど
2014

モバイルソーラー発電2014


ドームテントスタードーム2015

軽トラキャンパー2016
https://www.facebook.com/Tarutarugo/

ティピガーデン2017

 

ガーデンハウス2018

パーゴラレシプロカル 2019

薪切りチェーンソーガイド2019

版築のアースペチカ 2021

プライベートルームリホーム

メーソンリーヒーター

真空管温水器2021

フリービレッジわのもり

作業棟ソーラーシステム2021

3連登り窯かまど完成

メンテナンスフリー草屋根

温室サンルーム2022

大地の再生シャンティクティバージョン

循環型トイレ2022

自炊コーナー完成 2022

水回り改築完成 2022

ウッドチップで土間作り

煙突のコーヒー媒染機2022

バストイレベランダ作り2022

ティピ温室曼荼羅ガーデン作り方まとめ
2022

軽トラキャンパーワークキャンプ

作業棟屋根かけ

作業棟下屋作り

動くタイニーハウスタルタル号2

今まで作ってきたアースオーブン

水循環型バイオトイレ

資料 スペイン窯

自然農

炭素循環農法

なぜ耕さないのがいいか映像

総合的な農業へのアプローチ 

ポリカルチャー


版築ラダックスピカ


小学館WEBマガジンsook紹介された記事

水の循環

ピースフード

自然に返る家
森のコブハウス

バイオマス

アースシップ

ジオデシック・ドーム

冊子[パーマカルチャーしよう」
安曇野パーマカルチャー編
自然食通信社より発売中

冊子 くっきりと安曇野の光の中で
シャロムの持続可能なコンテンツを紹介          
peace出版から発売中

日本パーマカルチャーセンター

2003パーマカルチャーギャザリング

2005パーマカルチャーギャザリング

2007パーマカルチャーギャザリング

2009パーマカルチャーギャザリング

2010パーマカルチャーギャザリング


2011パーマカルチャーギャザリング

連絡先
安曇野パーマカルチャー塾事務局 
〒399-8602 
長野県北安曇郡池田町会染552-1
シャンティクティ
安曇野パーマカルチャー塾


未来への提言

動画で見る『100人の村』 
 

お金のいらない国

ベーシックインカム
(生活基本金)

 

 

じゅんちゃんです。
8月23日のレポートその1です。



今月のパーマカルチャー塾は安曇野!!
パーマカルチャーの聖地、けんじーのホームゲレンデ、シャンティクティで開催される。
期待に胸を躍らせ電車に揺られ松本駅を目指す。

12:30  松本駅にて、最初に合流したのは、久々に登場のあいちゃん!
 アメリカでヨーガの修行を積んだ彼女の眼には、静かながらも強い力を感じました。
次に梅ちゃん、みかちゃんと合流し名古屋組が待つ場所へ移動。

12:45 1ヶ月ぶりに名古屋組と再開。みんな元気そうでなにより。
酒井さんとサキちゃんが車を出してくれ、男子チームと女子チームに分かれて来たとの事。
どんな話をしてきたのかな?。
また、パーカルの先輩4期卒業の淳子ちゃんとお友達、10期卒業のゆうちゃんとも合流し、軽く自己紹介後、次の合流地点、スイカの栽培で有名な波田町へ向かう。

13:10 波田駅にてけんじー、自然農法国際研究開発センターの中川原さんと合流する。
ちょっと道に迷ったりしたが、無事に全員集合できました。

13:30 リンゴ畑をいくつか通り過ぎ自然農法国際研究開発センター内の育種圃場へ到着。
緑豊かで、すばらしい場所です。りんご、あんず、もも等の果樹もぽつんぽつんと植えてあり、無農薬でも実がなるそうです。奇跡だ!!

中川原さんの自己紹介。
 イチローみたいなサングラスが何とも素敵。育種の補助を担当され、定年を迎えるとの事。野菜つくりに定年は無いと思うし、中川原さんの技術を若い方が受け継いで行って欲しいと感じました。

 

中川原さん
「天候の異常、干ばつ、長雨が続くが、平和なときより次の世代に種を残す生命力が強くなる。」
なるほどです。
 
畑を案内して頂く。
 もともと牧草(オーチャードグラス)で多年草が多い場所なため、一年草が育ちにくいとの事。
草は短く刈り、畑の部分だけ土がでている(裸地)。刈った草は土がでている部分の端に敷き柔らかく良い土になったら裸地の部分に移し使う。石も敵とせずそのままにしている。強い根をつくる為。
 畑で使う道具は4種類、(手鎌、大鎌〈700g〉、つるはし反対側が鍬になっているもの、草削り鍬)どれも手入れされていて鈍く光っていました。切れなくなるとその都度研ぎながら使っているそうです。
草刈りは1週間〜2週間に1度、朝夕の露のある時間に自分の体を使って草刈をする。



自立できる種、強い種を育てる。
 痩せ地の草は抜けない、養分が多いと根が張らず、すぐ抜けてしまう。石ころが根を強くする。
強い根は病気にも強い(耐病性)。裸地に播かれ、寒い時に芽を出すと、地上ではなく地下に根を伸ばす。沢山の根がはると、草も生えない。
※刈った草を芽の回りに敷くと根が上に伸びてしまうそうです。



☆育種のポイント

○ピーマン
  実生が基本。ドライフルーツの状態にしておいて4月にポットに入れ発芽させる。
  個体選抜で良い個体を選び、その系統内でも違いがあるのでその中でも良い物を選んで行く。(系統選抜)

○トマト 
 11月〜12月にポットに1粒づつ植え、1月頃発芽ペットペット栽培する。4月になったら定植する。プチトマトは芽かきをせず、ありのままに育てる。中玉〜は芽かきしないと実が大きくならない。
基本的に同じ株は同じ味だが、初期、中期、後期に味を確認し、味の変化の少ない個体を選ぶ。
自分の好みを解って貰うために、好み以外の粒は遠慮なく落としてしまう。野菜も人間を見て成長している。 

○ナス
 早く熟した物が強い個体、また最後まで生き残り、種を残すもの。
畑に埋めて保管しておき、4月の初めに取り出す。ナスは大きい為、何個かに切り分けてポットへ。
 
○キュウリ
 1株から大きく出て、枝が太く根がしっかりはっているものが、持久力があり強いもの。
10粒ずつ播き、共育ちさせる。沢山播いた方が良く育つ。

○キャベツ
 30粒を播き、間引きを繰り返し、強い個体だけ残して行く。

 その他中川原さん語録
「牛のように野菜を放牧」「無肥料だが、草が養分」「人ではなく野菜に選ばせる」「自分の好みに作るのが栽培」「見た目で味が解るくらい食べる。」「やせさせない事、肥やさない事」

15:00 自然農法国際研究開発センタ-見学終了



ドキドキワクワクな中川原さんとの自然農法センター見学でした。
中川原さんの話は、人と野菜の話でしたが、まるで子育てや、人生について話されている様に感じました。裸地で我慢し、根をしっかり伸ばす。”根性”は自分を含め多くの若者に今必要とされるものですね。また、物事を色んな角度から観察・吟味し、後世に残し伝える大切さも学ぶ事ができました。
強く柔軟に進化できる物が生き残るのならば、けんじーみたいな人間の遺伝子はもっともっと残すべきじゃないかとも思いました。

自然農法センター圃場見学の感想

遺伝子操作品種への反対運動の中で、自家採種の話を聞くことがありますが、特別の畑を使い、袋掛けをして交雑を避けなければならないなど難しそうな話がたくさん出てきます。
従来の考えでは、品種が「純粋」で「固定」されていなければならないのです。
ところが、自然農法センターで実践している方法では、市販の一代雑種(F1)の種子を出発点に使い、ばらばらに分化していく性質の多様性と成り行きを重視すれば良いという考えでした。
これなら自分にも出来そうだと思いました。
育種は自然のプロセスであって、人間が作物の性質をねじ曲げて管理するのではなく、植物が善く生きられる環境を作ればいい。
畑の条件は場所によっても違うでしょう。
自分の畑で種を取ることは、その場所で最も良く生きたバリエーションを選び取っていく営みで、ローカルな最適解を目指します。
これは、自然の力を活かして利用するというパーマカルチャーの考えにぴったりと一致しているので、納得できて痛快でした。   酒井

中川原敏雄さんに育種圃場を案内して頂く。
車で10分、リンゴ畑に囲まれた二反歩ほどの圃場に到着。
ここは10年程牧草を育てていた場所で、3年前から育種場として使用しているとのこと。
活き活きした緑豊かな畑。

中川原さん
ここの種の育成は通常の野菜作りとは違い、見た目より生命力のある自立できる種の育成を目的としている。
「根を育てるのです」。

ハウス育苗はせず、「日溜まり育苗」や、その発展系である「ペット栽培」した作物を定植している。
きゅうりの根元を掘ってみると黒く団粒した土壌が現れる。
良い土の香りがした。
「ペット栽培」プチトマト編
秋にプチトマト一粒を丸まま育苗ポットに植え、ペットのように寝起き部屋を共にする。
トマトと人間は好む温度が似ているらしい。
一粒から20株程発芽するが間引きはせず4月(早朝8℃以上)になったら定植。
その後も芽かきも誘引もしない。
それらは人間の都合、人が余計な手を加えなければ植物は自らの力で生き残り、次世代のために周辺環境も整えるとのこと。
幼若期は犬猫のように寄り添って集団で育て、成長期に自然淘汰されていく中で、食味、大きさ強さなどを考慮し育種を進めている。
F1の種でも3年〜4年で一品種と生り得るとのこと。
草刈は全て仲川原さん考案の長柄の釜で行っている。
マシンを使うと植物のストレスとなるだけでなく、容赦なく根こそぎ雑草を刈ってしまうため1年草の雑草が増えるなど環境変化が激しくなる。
1週間〜2週間に1度、朝夕の露のある時間に自分の体を使って草刈をするそう。
いいですね〜。

自然農法国際研究開発センター
中川原敏雄さんに育種圃場を案内の記録

http://youtu.be/IkeVFQ6zaFU?list=UUL0Ez95PY6SWvsyybKscmKg


生命力の強いたねを育てる 
シャンティクティ 安曇野たねcafeでの講演の記録
http://youtu.be/xBdog19vkE0?list=UUL0Ez95PY6SWvsyybKscmKg

15:30
 すずむし荘にて温泉を頂く。男風呂の露天風呂って駐車場から丸見え???

17:00
 あこがれのゲストハウス・シャンティクティに到着。ドキドキも最高潮!!
ともこさん、民ちゃんがお出迎え。とりあえず荷物を置かせていただく。

17:10
 興奮冷めやらぬ最中に玄関前集合!

けんじー
「ようこそみなさんいらしゃ〜い」の挨拶の後シャンティクティツアーが始まる。

わくわく教、あるある教、peacepeace教、??いや、たるたる教、教祖のけんじーの勉強になる話やら、大失敗の話やら、笑えないおやじーギャグを聞きながら庭の方へ、
歴代先輩方の軌跡を見学。直線的な美しさ、曲線的な力強さ、生命力にあふれている植物達、眼に入る全てが初めて見るのに懐かしいようで、心地よかった。

〜KENJIさんによるシャンティクティーツアー〜

自然は何もしなければすべてが森に向かうベクトル方向に。
ところが、人間が関わると砂漠に向かうベクトル方向に。
4大文明すべてが砂漠になってしまった。
人間の「「もっと便利に、もっとたくさん」という右肩上がりの暮らし方は、もう限界にきている。

「もっと・・・もっと・・・」=Moremore教(笑)

世界中の人が日本人の暮らしをすると地球2.5個分が必要

「地球1個で暮らす生き方」をしよう。

「足るを知る」=タルタル教(笑)

Moremore教からタルタル教へシフトチェンジ!!

ここからは、シャンティクティーを舞台にした持続可能な取り組みの紹介

【ルーフトップガーデン】ルーフトップガーデン棚田 2009

屋根に土が乗せられていて草が生えている 断熱と失われた緑を復元しようという試み 
 自動散水設備があり夏の打ち水効果などあり 棚田もある 
屋根は一番活用されていない空間 その空間を生かす事も楽しい 



【ストローベイルハウス】

 7期生作
ストローベイルハウス2003 カタツムリストローベイル玄関2009


童話「3匹のこぶた」で1番評価の低かったワラで出来ている。 オオカミの鼻息で飛ばされたワラも土と重なり漆喰が塗られることにより 強固な防水性や防火性を兼ね備えた今までにない特徴が生まれる そのつながりが大事です。そのつながりを切ってきたのが今の暮らしです。
分断して競争させてなーっけっとをおく 資本主義の仕組みです。これからはつながりあう時代です。ワラは断熱効果があり6ヶ月で再生可能です。
一番評価の高かったレンガはヨーロッパの森をなくしてしまった元凶です。

玄関はワラ・土・水・漆喰で作られ、保温性がある。

【生か倉庫と非電化の冷蔵庫】生かそう庫 非電化冷蔵庫2009

すべてを生かそうということで作られた生か倉庫 そして放射冷却を利用した非電化の冷蔵庫

【籾のボイラー】
燃料費ゼロ籾殻ボイラー 2009

籾はバイオマス 自然再生が可能な産業廃棄物の燃料 このボイラーで給湯 暖房が行われています。

【ロックスパイラルガーデン】ロックスパイラルガーデン



多様性を形にしたパーマカルチャーの多様性のモデル 
高い所 低いところ 乾燥したところ 湿潤なところ 南側の斜面 日の当たるところ 北側の斜面 日の当たらないところ
オーストラリアは1970年代大開発が進み 森が切り開かれて 大きな農場 牧場 工場が建てられ 自然に帰れと言う反対運動が起きる。
反対運動は対立を生むだけで何も改善されなかった。
そこで反対よりも心地よい暮らしを提言しようとして生まれたのが パーマカルチャー
パーマカルチャーとは パーマネント カルチャー アグリカルチャーが合わさった造語
パーマカルチャーとは、1970年代、オーストラリアの ビル・モリソン デビット・ホルムグレンが構築したデザイン体系。
現在では世界の各地でパーマカルチャーを実践する人が増えている。
日本でもパーマカルチャーセンタージャパンが普及活動をしており 安曇野でも塾が開催されています。
パーマカルチャーは元々アジアの循環型の暮らしをアメリカでパーマネント アグリカルチャーとして紹介 その後ビル・モリソン デビット・ホルムグレンがデザイン化したもの。
ビル・モリソンはパーマカルチャーを通じて日本の文化を再認識してくださいとも言っている。

【キーホールガーデン】
キーホールガーデン

ガーデンに足を踏み込まなくても、手が届き作業が出来るよう、鍵穴の形をしている。
鍵穴に落葉などが積り、堆肥も出来る。
エッジ部分は関係性の中で豊かになり エネルギーや栄養分が集まり、多様性が生まれる。

ソーラーパネル2007

風力発電2007


【アースオーブン☆システムキッチン】 6期生作
薪のシステムキッチンースオーブン2008

アースオーブンの素材は土。
かまど、水道、流し、雨水利用 木酢液採取、温水器、ルーフトップガーデンなど多用途な森のシステムキッチン♪

【パーマカルチャーガーデン】

キッチンガーデン 曼荼羅ガーデン 果樹園 森林などゾーニングが行われ 近くに利用頻度の高いものが置かれている

【ペール缶ぬかくど】ペール缶で作るぬかくど2008

ペール缶ぬかくどでごはんも炊ける!!

【コンポストトイレ】コンポストバイオトイレ 2007

7期作 循環型の水を使わないトイレ 世界は水不足による飢餓が始まろうとしています。水を使わない循環型のトイレ

【石でできたコンポスト】踏み込み温床ミミズコンポスト温室2008

台所のゴミ処理に使われており 時々畑に還元

【竹でできたティピの温室】ティピガーデン2009

3〜4月はティピにビニールをかけて温室に 5月からはビニールを取って蔓性のものを作付け 一人でたてられる優れもの

【日本ミツバチ】7期に盛り上がる
日本蜜蜂

日本ミツバチ飼育中 日本ミツバチは日本に元々いる在来種 優しい性質で春に分蜂して増える。少しだけ蜂蜜を分けて戴く 甘いもので唯一体を冷やさないものとして薬効がある。

【ガーデンハウス】 8期生作
エコなガーデンハウス2010 DC12Vの家 2011

ロフトつきの自立型ガーデンハウス。
温室には、踏み込み温床がある。
薪のロケットストーブで暖房、調理、温室の加温が可能。
電気はソーラパネルで自立型、バッテリーはゴルフカートのリサイクル。
窓はペアーガラスだが、産業廃棄物でいらなくなった物を利用。
物を生かした家造り!!



【アースバックハウス】
アースバックハウス2011屋根にロックスパイラルガーデン2011

曲線が美しい土嚢(アースバック)で出来た建物。
自然界に直線はなく、直線は人工的な風景である。
ガウディーやシュタイナーのような建築も、すべて曲線で出来ている。
ルーフトップは、ロックスパイラルガーデンに。 稲作も可能な多様性の表現。

そして、最後は
【種センター〜集まっタネ、まっタネ〜】 我らが10期生作 
シードハウス 2012



昔から受け継がれてきた固定種、在来種守りたい!!
という朋子さん&ケンジさんの熱い思いを受け完成した、シードセンター!!

壁はアースバックと畳。
屋根へと続く螺旋階段。内部も半地下の室へと続く螺旋階段。
屋根はムーミンに出てくるスナフキンのとんがり帽子をイメージ。 ルーフトップガーデンで多様性に富む。
建物は宇宙エネルギーが集まるといわれている6角形!!

種センターが、人と人とをつなぎ、愛で満たされる空間となりますように





快医学のひろ先生とチホちゃんも合流。

シードバンクの前や上にのぼり記念撮影。まるで妖精のよう。

18:15
 目も心も満足しシャンティクティツアー終了。
 
 けんじー語録
 「ぱんあそにっく(全ての音)」「ぱんあかるちゃ〜」「のーてんきな暮らしの神髄」「くうねるのぐそ」「あるブスの少女」「棚田100選に応募」「あなたのそばがいい、あいもあるし、そばもある」

楽しいツアーでした。

18:30
 目も心も満足したし、
 残った身体を満たすべく、民ちゃんの品のある素晴らしい夕食へ。
メニュー
 空芯菜のタイ風炒め 
 アドボーフィリピン風野菜と厚揚げ
 春雨・夕顔タイ風炒め
 豆腐とコーンのスープ
 もやしとそうめんかぼちゃのナムル
 釜で炊いたご飯
 デザート 豆乳杏仁のブルーベリーソースがけ



民ちゃんの作る絶品料理には、アーユルヴェーダでいう6つの味(甘・酸・塩・辛・苦・渋)が含まれ、辛すぎず、甘すぎず、塩っぱすぎずと良い塩梅に味付けされていました。〜すぎるは良くないとの事。
でも美味すぎ〜でした。
ごちそうさまでした。

片付け後少し休憩。。。。。。。。

次は快医学の授業へ


19:45
快医学の授業スタート
講師 八ケ岳にある「心とからだの実験室」よりヒロさん事、藤田政弘さん
   アシスタント チホちゃんこと 森田千穂さん

梅ちゃんよりヒロさんの紹介。
 「世界で三本の指に入るすごい方です。」

ヒロさんも挨拶
 「八ケ岳のヒロです。子供も含め今まで医者に行った事が無い。自然農と薪の生活をしてます。」
  「快医学とは、誰でもできるが奥が深い。毎日新しい自分に出会って行く。」

 この自己紹介を聞いただけでもう今回のパーマカルチャー塾に来て良かったと確信する。

○快医学とは
 ”からだに直接ゆがみや病名を聞き、無理せず気持ちのいい治療でカラダを癒す簡単で不思議な家庭医術”



大きく分けて4つ
 1 操体法: 痛いとところから痛くない方へ動かしてみる、気持ちのよさが身体の歪みを取りのぞいてくれる。(一人操体、二人操体)
 
 2 綜統医学: 肝、腎、脾、丹田、足の五カ所を
         活生器(ヨモギの煙)・アイロン・コンニャク等で温める(脾臓は冷やす。)

 3 LTE(ライフエナジーテスト)((Oリングテスト))
           指で作ったOリングの力の強弱で身体の情報をキャッチする。

 4 飲尿療法: 朝一杯のおしっこを飲む(難病の治療にも多大な成果あり。)


20:00
 操体法のデモンストレーションに入る前に自己紹介と知りたい事や今現在の身体の様子等を一人ずつ話して行く。いつの間にか健康相談の様になってしまう。
 驚いた事にほとんどの方が身体に違和感や、痛みを抱え生活されている。整体など定期的にかようほど自覚症状のある塾生もいる。
 現在の世の中のほとんどの方が、身体に不都合が生じていて、疲れている事にも気がつかず忙しい毎日に追われ、病気になっても会社を休めない、休まない人が沢山いる。異常事態だと思う。


  ☆さなえちゃんをモデルに二人操体の実習開始。

 さなえちゃんの身体を目視でチェックする。最初見て自分の物差しを持ち、記憶・記録に残すようにする。

 仰向けの姿勢になって頂き、さらに手足の長さや、背中腰と床との当たり具合、さらに脈もチェックする。
 
 ヒロさん
 「力を抜いて吸ってください。息を吐きながら伸ばしていきます。そう、力を抜かないでもう一回吸って、息を止めて力比べをします。息と同時に力をパッサッ、そう、大きく吸ってため息、おっいいよ、ほら、ほら、」

 ゆっくりとした独特の口調で時折「いいよ」、「できてる、できてる」など肯定的なことばを交え誘導してくれる。いつの間にか呼吸法もマスターしどんどん引き込まれ、いつの間にか体中が緩んでいくようだ。

 かかと伸ばしから、ヒザを立ててつま先を持ち上げ、両膝を左右に倒す、うつ伏せになりヒザをお尻に付ける、ヒザを曲げ内外に倒す、足関節の旋回へとテンポよく進んで行く。

 なにより、さなえちゃんに一つ一つ確認しながら行う。周りも驚いたが、さなえちゃん本人が一番ビックリしていたようだ。
 
 ヒロさん
 「操体法は2回から3回行う。さっき臼井さんが言った様に60点主義です。100点を取ろうと思うとそこに病気が発生するって事で、目標60点でやります。」
 「操体法ってのはね、やった本人が一番よくわかる。身体の全体の連動性が回復するって事なんだ。それで内蔵の位置も本来の位置にもどる。」

 再度仰向けになり、金魚揺らしから、足指全体をつかんで全身を揺らす。揺れかたも聞きながら本人に合った揺れを探す。息を吐ききった時に止めると気持ちがいい。

 揺れた後にはジワーっと細胞のざわめきにつつまれる。
 
 首の側屈、旋回を行い二人操体終了。沈んでいた脈も正常にもどり、顔の血色も良くなって、表情もより笑顔が素敵に見えた。さなえちゃん良かったね。

 
 ☆続きまして活生器を使用しての綜統医学の実習
 
 モデルは潤三くん



 乾燥したヨモギに火をつけ活生器の中へ、ポンプを数回シュポシュポすると煙に勢いがつき準備完了。モグサのいい香りが広がる。


 肝臓から腹部を右回りに数週し、丹田へ。

 うつ伏せになり背骨の周り、腎臓へ。

 驚いたのは、身体の中に煙が入ってしまう事でした。活生器の替わりにアイロンや温めたコンニャクも使用できる。豆炭アンカもよさそうだ。

21:20快医学の授業終了

 ヒロさん語録
 「今起きている出来事に的確に対応する」 「宇宙もひずんでいる、身体も多少のひずみはある」 「都合のいい方を伸ばすと悪い方がなおる」 「無意識の動きが身体を治す」 「子供はゆらせば治る」 「治す方と治される方の壁をなくす」
「なるべく来ないでください」

   ーその他メモー
 
 万病を治せる妙療法ー操体法
 
 体の設計にミスはない     橋本敬三 著書  

 操体及び操体法は仙台の医師 橋本敬三(1897〜1993)が昭和初期頃に医師でありながらも、様々な民間療法を治療の中で試みている時に、高橋迪雄(みちお)氏の正體術(せいたいじゅつ)と巡り会い、その中で創案・体系づけたものです。   
 橋本敬三医師が実際に臨床で行っていたものを『操体法』とし、この臨床部分に橋本敬三医師の思想・哲学・世界観を含めたものを『操体』と区別をしています。 

 ボディの歪みを正すというのが操体においての大きなテーマでありますが、その基本となっているのが『息食動想』という考えです。
この『呼吸、飲食、身体運動、精神活動』といった四つの営みは、自己責任として意識しなければならないものであり、絶対他人に代わってやってもらうことは出来ません。
この四つは『同時相関相補性』或いは『同時相関相補性連動』という性質を持っています。呼吸だけ意識しても駄目ですし、当然、食べるものだけ気をつければよいというものではありません。『息食動想』に『環境』を加えた『息食動想+環境』、この五つの関係とバランスを重視しているのが、操体の大きな特徴です。 

21:30
 フリータイム
 
 梅ちゃんが迎えに行き、カナちゃん登場!

 梅ちゃんは今回はここで終了。

23:00
  消灯
 長かった一日があっと言う間に過ぎていった。
 電気を消した数秒後には深い眠りにつきました。

 中川原さん、ヒロさんに共通して言える事、”作る側と作られる側、治す側と治される側”の関係性。そこは対等であって正面から向き合っている。
 野菜であっても、人であってもすごく大切な事だと思う。

 同じ人間なのに騙したり、騙されたり、豊だったり、貧しかったり、殺したり、殺されたり、奴隷の様に扱われたり、大変な世の中に生まれて来たなーと思います。山梨に来てから始めた整体ですが、こんな世の中だから、人を殺す武器ではなく、人を癒す武器を持とうと思い始めました。人を癒す事はちいさな平和運動で、癒された人が、家族や恋人に優しくなれて、優しくされた人も誰かに優しくする。ずーっと広がればいい。
 快医学、楽健法、山梨に来なければ気付かずに人生が終わっていたかもしれない。真剣に取り組み、自分の癒しの武器を増やし、その武器をもっと広める事ができたら、癒される人が沢山増え、ちいさな平和運動が大きくなる事でしょう。 


 8/24

安曇野シャンティクティーにて、

 セルフケアの大切さをしみじみと体感する1日を過ごしました。

 6:00 楽健法

臼井朋子さんの指導の元、楽健法の体験です。
 皆で輪になり、指の運動・呼吸で気の流れを整えてから(?)スタート!
 二人一組でペアになり、一人がうつぶせになり、もう一人が立ちます。
 まずは足裏から。施術側の土踏まずで相手の土踏まずを踏み、リズミカルに圧します。
後ろ向きになって踏んだり、正面を向いて踏みながら親指先でくるぶし上指3本のツボ(三陰交)を押しながら踏んだりと、何パターンか教えてもらいました。
 その後、身体の左側を下にして、右足は90度に膝を曲げて横向きになってもらい、
 鼠蹊部から太ももの内側を5センチずつずらしながらゆっくりリズミカルに踏みおろしていきます。
 そのままふくらはぎも踏み、足裏へ。その後、太ももの外側、体位を少し変えてもらい、太ももの内側を圧します。



私は始め施術側でしたが、徐々に足裏がぽかぽか、身体もぽかぽかして楽しい気持ちになり、とても心地よかったです。
朋子さん曰く、ソフトな青竹踏みをしている感覚で、施術側もバランス感覚を養われると。
 納得!
相手が心地よく、自分も心地よく、まさに理想的です。

 施術側のポイントは、上半身は力を抜いて、ダンスをするようにリラックス♪
 相手が痛いと感じない、心地よい圧で押すこと
行うのは身体の左側から(左が出す側、右が取り入れる側)
自分も心地良いものだから、やってあげるでなく、やらせて頂くという心持ちで行う事
 だそうです。

 交替して、今度は施術してもらう側に。
 あまりにも心地よすぎて、うとうと・・。
 ただ、膝の上付近になると、塊のような痛みが・・・!
 隣にいたじゅんちゃんが、腰痛い事ない?と。
腰が痛い人は、膝上付近にも負担がかかっているとのこと。

 確かに、、立ちっぱなしの時間が長くなると、最近腰が痛むようになってきていたところでした。 こんなところに、気づかないうちに疲労が溜まっていたなんて。

 自分では気づかないでいた滞りに、施術して頂いたお陰で気づく事が出来ました。
 
今回は1時間という限られた時間だったので、お互いに足を施術しあったのみでしたが、
 それだけでも、皆身体がぽかぽかになり、朝から幸せな雰囲気に包まれた素敵な時間となりました。



さっそく家に帰り、本をみながら実践してみましたが、やはり身体がぽかぽか、
その日の夜はぐっすり眠れました。楽健法、虜になりそうです^^
 参考にどうぞ。
二人ヨーガ楽健法:山内 宥嚴 著農文協

> 7:00 快医学
> 23日に引き続き、
> ヒロ先生こと藤田政弘先生と、アシスタントのチホさんこと森田千穂さんによる講義です。
>
> まずは朝の心地よい空気の中、屋外にて『一人操体法』の実技指導から。
> 操体法を提唱された橋本先生が 般若『身』経と呼んだという『一人操体法』には基本的な5つの動きがあり、それらの動きを自分自身の身体に向かい合いながら行っていくのが、一人で行う操体法だそうです。
>
> 始めは自分の身体の感覚が感じ取りにくい方もいる。
> 日々これを実践していくと、毎日違う自分に出会えて、日々発見があり面白い。
> 大切なのは、やりやすい方はどちらかを考え、そちらへ動く。
> 生き方にも同じ事がいえる、とヒロ先生。
>
> まずは、大地をつかむような感覚でまっすぐ立つ。
> 1、腕を左右に挙げる
> 腕の重さを感じながら、腕をゆっくりと左右に挙げていく。(胴体に対して90度まで)
> どちらの腕が挙げにくく、挙げやすいかをじっくり感じ取る。
> 挙げやすい方の腕の方へ重心移動をし、その状態でゆっくり腕を挙げる。
>  『息を吐きながらゆっくり挙げ、吸ってさらに横に腕がぐーっとのびていくような感覚を味わって、息を止めてさらにのばして、はーっと吐いて全身脱力、吸ってため息を一つ。
> ため息で脱力、そこがとっても大切だよ』同じ動作をもう一度繰り返す。
> ・・すると、始めに挙げた時よりも腕が挙げやすくなってる!不思議な感覚を皆で驚き、味わいます。
>
> 2、前屈と背屈
> どちらが倒しやすいかを感じ、皆前屈の方が倒れやすかったため、前屈を。
> 肩幅に足を広げて、『吐きながら身体を前に倒して、首は残して最後に落とし、吸いきって一瞬息を止めて力を加え、吐いて首から戻る。腰の上に上半身を乗っけて立って、吸ってため息を一つ。』
>
> 3、腰に手を当て、反対側の腕を挙げ、身体の側面をのばす
> どちらがのばしやすいかを感じ、のばしやすいところで止める。
> のばしやすい方へ上記と同じ呼吸法で身体を側面に倒します。その際のばしやすいところまでで止める事、重心は傾けた方へ移動するのがポイント。
>
> 4、身体を回す
> 胴体を左右にねじり、ねじりやすい方へ重心を移動して上記と同様の呼吸法でゆっくり回す。その時遠くをみること、踵はなるべくつけたまま回すことがポイント。
>
> 5、のびをする
> 足幅を肩幅より狭くして立ち、ゆっくりつま先立ちをして上記の呼吸法でのびをする。
> 全身脱力する際にしゃがみ込んでしまうのはかまわないそうです。前に身体がうごいてしまいそうになるけれど、そこはぐーっと我慢。
>
> 5つの動きが終わると、身体がなんだか軽くなっているのを体感。
> すっきりした気分で、屋内にて講義にうつります。
>
>
> 快医学って何?
> 〜身体に直接 ゆがみや病名を聴き、無理せず気持ちのいい治療で身体を癒す 簡単で不思議な家庭医術〜
> 操体法・綜統医学(この二つで七割を占める)飲尿療法・LET(ライフエナジーテスト)の大きな4つの柱からなるという快医学ですが、中でも個人的に興味深かったのは、飲尿療法!
> 身体からの排泄物である尿を飲み、何で健康に効果的なのか今まで疑問でした。
> 排尿には、今の自分のリアルタイムな情報が含まれており、それを飲む事で咽頭部のBスポットという部分でその情報を感知し、自然治癒力を発動させる、というのが原理だそうです。
> なるほど。生命の神秘だな〜
> 自身のからだの持っている力をちゃんと信じているから出来る事ですね。すごい!
>
> インドからアメリカ西海岸→日本へと伝わったという飲尿療法
> 『しかるべき人がしかるべき時に飲むと悟りがひらける』Byインド だそうです。
>
> ヒロ先生も何年か続けていらっしゃったそうで、今でも体調が気になるときに飲むと調子が回復するとのこと。自己免疫疾患の方には特に効果的だそうです。
>
> 山で遭難した時、自分のおしっこを飲めるか否かで生死が変わってくる事もある、とも。
> 私は飲めるだろうか。
> ピンチに遭遇した時、心があきらめてしまう前に飲める自分でいたいな、と思いました。
>
> 講義が終了すると、今度は二人操体法の実技指導へ。
> 昨日のおさらいも兼ねて、モデルをさきちゃんにお願いし、皆でからだの変化をみていきます。
>
> まずは、立った状態のさきちゃんを視診。
> 漫然とみるのでなく、BEFORE AFTERをじっくりきちんと観るのが大切、とヒロ先生。
>
> ・問題のある部分の本当の原因はそこにはないかもしれない。問題を感じる部分にすぐにいかず、足先から上半身へ向けて徐々に身体のゆがみを整えていく。
> ・触れると身体の随所には玉のような凝り(圧痛点)があり、そこを刺激しながら痛みが消える方向を探し、その方向に呼吸にあわせて動かしていく。
> ・60点でよい、100点を目指して4回も5回もやるとかえって悪くなる。
> ・施術者は相手の押す力の強さ・向きをしっかりと見つめ、直角に対抗し、最大限の同時相関相互性が働くようにする。
> ・ぐーっと力を入れて、ぱっと脱力、それに合わせ、施術者も脱力。
> ・施術者側も一緒によくなっていくこと、同時に変化を感じていくこと。
> ・必ず声かけし、相手の感覚を随時確認していくこと。


> これらのポイントをふまえながら、
>
> 仰向けで足のばし→膝をたてて足をおなかへ寄せる→膝を左右へ倒す→うつぶせになり膝を左右へ倒す→足首を左右へ倒す→仰向けになり足先を持って金魚ゆらし→上下にゆらす→首の側屈→首の回旋→首の上げ下げ。
> (呼吸は一人操体法と同様、同じ動きを2回ずつ行う)
> 始めは腰の下にしっかりすきまがあったさきちゃんのからだ、施術を進めるにつれて徐々に腰がぴったりと床に着くようになりました!
> さきちゃん自身も、身体が徐々に楽になっていく感覚を味わっていました。隠れていた痛みが浮き出てきた部分もありました。
> 終わった後の確認で皆で変化に驚き、感動!


>
> その後は、二人一組になり、お互いに操体法の実践。
> 観るのと、実際にやるのとでは大違い。
> 梅ちゃんの言っていた、『シンプルだけど奥深い』っていうのが分かりました。
> 自分も体験してみると、からだの変化に驚きました。

>
>
> 自らの身体の中に、自分自身を癒して治す力はちゃんとある。
> それを上手に引き出してあげさえすれば。
> それを、目の前でリアルタイムで皆で体感できたことが嬉しかったです。
>
> 現代の日本で主流の医学は、どちらかと言えば、痛い事を我慢する『不快医学』が多い気がします。
> 本当の原因はどこからくるのか、深く探る事が少なく、対症療法でしかないので、また繰り返す。
> 患者さんもまた専門家に頼って自分で治そうとしない方が多く、そこに依存関係が生まれる。
> その依存関係の中で今の日本の医療は回っていると思います。
> みんなの頑張って稼いだお金は、この依存のサイクルにどんどん吸収されていっています。
> このゆがんだサイクルは、いつか回らなくなることは目に見えています。
>
> 出来れば、自分のところには来ないでください。
> 今日習った事をどんどん周りの人にやってあげてください、伝えてくださいと言ってくださったヒロ先生。
>
> ヒロ先生は、からだという宇宙全体を看てくれる、真のお医者さまだなあと。
> 素晴らしい先生に出会えたことに感謝。
>
> そして、こういう医学がもっと広まれば、今の歪んだサイクルを軌道修正していけるのにな、
> とも感じました。
> この素晴らしい医学に出会えたことにも感謝。
> まずは、身近な人・自分から。
> さっそく実践していきたいと思います。
 

> 10:00 ブランチ
> 民子さんのおいしいおいしいブランチ
> ベスンカレー(ひよこ豆の粉を使ったカレー)
> ポケ(ハワイのサラダ、ベジ仕様でアレンジ)
> ダール(インドの豆のスープ)
> 南インド、アーンドラプラディー州のナス入りカレー(?)
>
> 最近胃腸の調子があまり思わしくなかった私の身体に、民子さんの料理がすーっと染み渡りました。
> 心を込めて、身体のことを考えて作ってくださったアーユルヴェーダ料理の数々、
> 身体はきちんと反応してくれていました。
> 本当に身体って正直だなあ。と、改めて。


>
> 11:30 アーユルヴェーダを暮らしに活かす
> 宮本民子さん(民ちゃん)のアーユルヴェーダのお話
>
> 約5000年も前からインドに伝わる学問(生命知識、科学)のアーユルヴェーダ、
> 現代でいう医学だけでなく、生活の知恵や哲学の概念も含まれているという、奥深い学問のエッセンスをぎゅーっと凝縮して教えてくださいました。
>
> まずは、アーユルヴェーダって?というところから。
> アーユルヴェーダって何でうまれたの?→病気や苦悩から人類を解放すべく、ヒマラヤで祈りと瞑想を続けるリシ(賢者)達が神から啓示を授かり、ヒマラヤで採れた薬草を携え里に降り、
> 病気の治療や本来人々の持つスピリチュアリティを人々にといたのが起源とされる。
>
> アーユルヴェーダの目的は、調和と解脱
> 肉体と精神の調和を取る為の健康の維持と増進、病気の治療と予防。
> 肉体と精神の調和が取れ、人間も自然界も同じ一つのものである事に気づくことで、生かされている事に感謝し誰もが有意義な人生を送る事、そしてそれら全てを超えて解脱にいたること。
> ←なんて素敵なんでしょう!

>

> 健康とは
> 心と身体のバランスが取れ、程よい食欲と消化力があって食べ物が正しく消化され
> 足るを知り、感謝や思いやりの気持ちを持って他所の為に働ける状態
> ←アーユルヴェーダの中で、バランスと食事/消化力は大事なポイントなんですね。
> それから、心を大事にしているところがぐっときます。
>
> そこから、アーユルヴェーダの5大要素のお話に。
> 軽いものから、空、風、火、水、地、これらは自然界だけでなく、私達の心や身体を構成している。
> そして、5大要素の中から、軽く動きやすいエネルギーのヴァータ(風エネルギー)、中間の性質と熱さを持つピッタ(火エネルギー)、重く安定した性質のカパ(水エネルギー)が生み出される。
> ここで、自分がどの性質を多くもっているのか、チェックシートにチェック。
> それがなかなか、自分にどれが当てはまっているのかいないのか、自信がもてません。
> 他の人に指摘してもらい発見できる要素もあったりして、お互い『ピッタっぽいね!』など話しながら、民子さんのアドバイスももらいながら、
> 徐々に各自の性質をつかんでいきます。
> そこから、よい状態の時にはどのような性質が、逆に過多になると(その性質のものを食べ過ぎたりすると)
> どんな性質や身体の不調が現れるのかを説明してもらいました。
> アーユルヴェーダ的な時間の流れや食べ物の性質も。
>
> 私はヴァータ・カパの順に多かったのですが、肌が乾燥しやすかったり集中力がなかったり、
> 甘いものを食べ過ぎた後はやたら眠くなったり怠くなったりするところなど、じっくり思い起こしてみると当てはまる部分が多々ありました。
> そして、もともとジャガイモや緑茶・コーヒー・ゴーヤなど苦い性質食べ物が苦手だったはずなのに、
> (ヴァータは本来苦いものが苦手、摂取するとヴァータの性質を増やしてしまうそう)
> 大人になるにつれ感覚が麻痺してきたのか、苦手と思わなくなり、むしろ疲れていると欲したくなったりしているなと気づきました。
> 仕事柄、すごく不規則な生活を約8年程してきていたのですが、その時には乾燥がひどくなり、肌荒れ、冷え性などが悪化していたなあ、と振り返ると納得、面白い発見がいっぱいありました。
>
> 最後に、台所は薬屋さんと題して、はちみつの活用法やスパイスの利用方法、経口保水液の手作りの仕方を教えて頂きました。
> その際生姜とクミンシードをお湯で煎じたお茶を出してくれましたが、これまたじわじわ疲れた胃腸に染み渡りました。
> そしてちょうどさきちゃんが咽頭痛の症状が出ていたため、民さんが生のはちみつをさきちゃんにギフト。しばらくするとさきちゃんが喉の痛みが和らいだ!と驚いていました。
> (生の蜂蜜は優れた殺菌効果を持つ自然の抗生剤だそうです。加熱はNG)
> アーユルヴェーダの歴史の深さに、身体は正直に応えてくれました。

>
>
> セルフケアには自分がどんな状態かを知る事がまず大事、
> 自分がわかっていないと、バランスを崩し不調を繰り返す原因となりますよ。
> 他者との関係においても、相容れない相手の部分があったとしても、アーユルヴェーダ的に性質が違うのだから仕方がないと諦めがつくようになる。
> これらの民子さんの言葉、とっても染み渡りました。

>



> 本日習ったすべてに共通して言える事は、
> まずは自分をじっくりと客観的に見つめ、いたわること。
> そして、自分の身近にいる人を客観的にみつめ、いたわること。
> 自分を、自分の身近な人をいたわる思いやりが波紋のようになりその周りに浸透していく。
> まずは家庭内で自分が自分の、身近な人のホームドクターになってあげられれば、
> 健康の自給自足につながる、ということでした。
>
> パーマカルチャーで自給自足の術を学ぶ中で、
> すごーく大切なエッセンスをこの二日間で学ぶ事が出来ました。
>
> 感謝!
> 日々の生活にじっくりと取り入れて行きたいと思います。
>
> たまり。