8月22日建前 屋根完成
3月から計画してきたガーデンハウス 基礎工事 材料の刻みを経て柱がたたって屋根が乗りました。


7月22日梁をのせるまで完成

7月18日材料の刻み建前


7月9日基礎工事完成

6月24日地鎮祭 材料の刻み


5月23日 材料刻み 6月4日水やり 基礎工事
4月24日概要 図面完成

3月20日コンセプトイメージ
3月20日 パーマカルチャーリスト集団が臼井家の依頼を受けて建築を行います。

その聞き取り調査を行いました。コンセプト(核になる考え方)をしっかり捉えることが重要とうめさんから助言を頂きながら、ヒアリングを行いました。そこでわかったことは、一輪車やスコップ鍬等が散乱しているのでそれをきれいに収納したい。箱や苗床なども収納したい。5月の連休に霜の心配があるのだが、花作りをしたい。花の苗を作る場所がほしい。野菜置き場もほしいがそれはできなくてもいいが、ほしいと思っている。自然に帰る素材で見ていて心地がいいもの。11月までにできるように。
各グループで意見を出し共有しました。各自、コンセプトと説明・イメージを考えてくるのが宿題となりました。4月のPC塾また盛りだくさんのようですね。

初回のPC塾、様々な思い・バックグラウンドを持って集まった13人のみなさんとお世話いただいたうめさん・うたさん・けんさん・ともこさん・たみさん、2日間ありがとうございました。ほんとに中身の濃い2日でした。そのふりかえりから、緊張や楽しみ喜び、様々な感激や感謝、これからの夢や希望が聞かれました。人生を左右するようなPC塾。おひま―ズになりたくなるのがわかりました。12月にはこの中の何人がおひま―ズになっているのかも楽しみに、また4月にお会いいたしましょう。
奥村澄
4月24日
○11時15分頃〜 ごはんで幸せ〜な気分になった後は、2つのグループに分かれて、ガーデンハウス設計の宿題発表と話し合いです。
夢チーム:わくわくハーモニーガーデンハウス
太陽をイメージした八角形のガーデンハウス。ビオトープもあります。
現実(?夢もあるよ☆)チーム:庭仕事を楽しく 〜ターシャの家〜
建てやすい四角形、ロフトがあってかわいい窓(太陽、月、星)で明かりとり。


どっちのチームも半分はガラス張りの温室、半分は木の倉庫。ループトップガーデンと雨水タンクを提案していました。
どっちの案もとっても素敵でした。実際には2つの案を融合させて造ることになりそうです。なぎさんが設計してくれた棚とかテーブルもとっても素敵で、作れるといいなぁ。

○14時〜建築実習「在来工法の基本
皆が惚れる、杉山さんの講義です。杉山さんは茅野市(富士見町に引っ越し予定)で工房を営んでおられるストロベールハウスの一人者です。最近は畳を
利用した畳ハウスも造られています。http://www.lcv.ne.jp/~sugus/tuchikabe.htm
在来工法とは、もとからあった工法という意味で、日本では木を組む工法が多いようです。基礎、土台、けた、はり、棟木、たる木などについて説明がありました。もうひとつの工法としてはツーバイ工法というのがあります。これは2×4インチの木をつなげていくやり方。(ツーバイフォー)海外で発明された工法だそうです。

日本には、材料になりうる木の種類はおよそ100種類!その中でも建築材としては、杉、檜、唐松がほとんどのようです。最近は値段の安い輸入木材を使うことが多いようですが、日本には植林されたまま間伐されない木がたくさんあり、それを使うことで里山の正常化が図れるのだとか。国産の木を使いたいですね。木それぞれに特徴があり、
杉−やわらかい。土台には向かない。柱などに。
檜−水に強い。
唐松-柱や梁などに。
使い分けが必要のようです。製材して1年位乾燥させるのが理想で、そうすると割れたり狂ったりしないとのこと。

一通り説明を受けた後に、木材モデルをつかいながら組み立てとばらしを体験しました。番付けや組み方の種類(かまつぎ、すじかい、ぬき、など)についても教えていただきました。




しかし、これは職人芸だなぁ。私にできるのだろうか?と頭の中が??でいっぱいに。でも「できないことをできないであきらめない」といううめさんの言葉に励まされて、ガーデンハウスを造りたいと思います。

○充実した時間はあっという間ですね。
5月23日 ○14時〜
建築実習
杉山さんのご指導で、ガーデンハウスの材料準備をしました。

材料はシャンティクティの敷地に生えていた物 ウッドマイレイジゼロ 製材済みの材である物を使います。この建物だと3寸角で充分ですが4寸角が余っていたので使うことになりました。カラマツ、土台は防腐加工済みの材を使います。全て余っていた材です。
柱、梁・桁、土台と3チームに分かれての作業でした。
図面がベニヤ板に直接描かれていたのが印象的でした。現場では紙の図面よりも取り扱いが便利です。板図だけで複雑な建物の刻みができます。今回使う工具は 曲尺 のこぎり 鉛筆 スケール

差し金、鋸、ノミ、電動丸鋸など工具の使い方を教わりながら、作業を進めました。
木口をきれいに整えてから、寸法に合わせて手鋸で切断します。
ほぞを作る前に木の上下を確かめるのに感心。
考えたこともなかった。
反りをみて反っている方を上にして上下も決めます。
節で木の上と下を確認できます。また心材が多い方が根本です。
木が生えていたように建物にも使うと丈夫で長持ちするそうです。
差し金を使って1寸 4寸のほぞ穴を墨付けします。

深さもほぞ穴の上に記入しておきます。中心線はZ 切る方にはトルと記入 丸鋸で切断します。番付も記入 どこで使われる材かわかるようにしておきます。


平面から立体をイメージするのがかなり難しかったです。
6月4日
おじいちゃん 朋子さん 私Kenさんでガーデンハウスの基礎工事の準備をしました。
二間 三間の土を取って平らにしました。

基礎工事のために水やり 杭を打って水平を出します。そこに貫を打って水平を出します。基準の水糸を張ってできあがり 次回は基礎工事のためのベースの捨てコンを打つ予定です。その後 石積みとモルタルで基礎を作る予定です。

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2010.06.10 Thu
ガーデンハウスの基礎工事 捨てコン
朝5時から基礎用の石拾い 軽トラック1台分拾ってきました。もう1台分くらいは必要だと思います。
引き続き半練りの捨てコンを骨材やさんに取りに行って0.25㎥打ちました。4千円 後砂の手配 0.6㎥ 2000円なり 半日基礎の下準備で終わりました。後はワークキャンプで石積みをすれば基礎ができあがります。
ワークキャンプは7月のシャロムの連休の予定です。お手伝い大歓迎です。
宿泊費 食費無料です。


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6月24日
11:30 地鎮祭&建築実習
青空の中、ガーデンハウス建築の地鎮祭が臼井神主によって、執り行われました。パーマカルチャー塾生も、一人ひとり安全な作業・無事な完成を祈りました。私たちの気持ちも高まったところで、いよいよ棟梁の指示のもと作業に入りました。

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『此(コ)れの所を厳(イツ)の磐境(イハサカ)と斎(イハヒ)定めて招(ヲキ)奉(タテマツ)る、掛(カ)けまくも畏(カシコ)き産土(ウブスナ)大神を始めて、大地主(オホトコヌシ)大神・埴安姫(ハニヤスヒメ)大神、また屋船(ヤフネ)大神等の御前に恐(カシコミ)み恐みも白(マホ)さく。この度、「シャンティクティー 臼井健二朋子」が新しい家居ガーデンハウスを「パーマカルチャー安曇野塾の面々」が請負ひ建てむとして、此の所の荒草木根(アラクサキノネ)を刈除き大石小石を拾ひ均(ナラ)して、今日の生日(イクヒ)の足日(タルヒ)にしも地鎮(トコシズメ)祭を慎み敬ひ執行(トリオコナ)はむと、種々(クサグサ)物を献(タテマツ)り御祭(ミマツリ)仕奉(ツカヘ)る事を平らけく安らけく聞食(キコシメ)して、今行先此の事に関係(アヅカ)れる工匠人(タクミビト)等に手の躓(マガ)ひ足の躓(マガ)ひ有らしめず、工業(タクミワザ)は飛騨人の打つ墨縄(スミナハ)の速けく事成(コトナ)さしめ給ひて、建上(タテア)げむ真柱(マハシラ)直(なお)く正しく取葺(トリフ)かむ甍(カワラノ)の高く美はしく、踏馴らす土平(タヒ)らかに築(キズキ)上げし磐盤(イハクラ)の弥(イヤ)固らかに、雨風の災害(ワザハヒ)は更なり地震岩壊(ナイイハクエ)の損害(ソコナヒ)無く、弥遠永(トホナガ)に些(イササ)かの異(ケ)しき事危(アヤウキ)き事も有らしめ給はず、安(ヤスラ)けく平(タヒ)らかに常磐堅磐(トキハカキハ)に子孫(ウミノコ)の八十続(ヤソツヅ)きと共に立栄えしめ給へと、恐み(カシコミ)恐みも称辞申鎮納(タダヘゴトマヲシシズメヲサ)め畢(ヲ)へ奉(タテマツ)らくと白(モホ)す』 |
3チームに分かれて作業中です。
柱チーム:いっちゃん ざわ ああや ゆか ゆきちゃん(休)
土台チーム:つきねえ ちゃやか ウっキー けいこさん やっちゃん(休)
はりチーム:凪 けいさん ぽぽ ゆうすけ すみ
まず新しい道具の使い方 のみのカツラあわせ
ノミもご多分にもれず、道具屋から買って来たままでは使えません。
刃と反対側についているのが、カツラと呼はれる鉄の輪です。
ここをゲンノウでたたくのですが、市販されたノミをそのまま使うと、カツラをたたくことになります。
鉄のゲンノウで鉄のカツラを叩くと、カツラが四方にまくれ返ります。
そのまま使い続けるとカツラが踊ってしまい、最後にはノミ柄を割ってしまいます。
カツラや口金は木製の柄の保護のためにあるのですから、きちんと使えるようノミを仕立てる必要があります。
買ってきたノミのノミ柄からカツラをはずし、丸ヤスリでカツラの内側をまるくします。
そして再びカツラを戻し、木の部分がカツラより少し顔をだすように調整します。
鉄のカツラをたたかずに、木の柄の部分をたたけば、割れることなく上手い具合いに使えます。

年輪をみて、木の向きを確認して、墨つけです。建物をたてるときも、木が地面から空に向かって伸びていた同じ方向で建ててあげるといいそうです。
各チームとも、一か月ぶりの作業で木材を目の前に「・・・どうするんだっけ?」
あちこちで「棟梁!」と呼ぶ声が。優しい棟梁は「分からないことを分からないまま作業つづけずに、どんどん聞いてくださいね」と教えてくださいます。
「棟梁・・・私がんばります!」と夢中になり、うめちゃんの「休憩にしよう」の声にみんな見向きもせず、がんばって取り組みました。



チームごとで作業しているので、違うチームがどんな作業をしているのか休憩しながら話たり、見たりすると全体像がすこしずつ見えてきそうです。
2010.07.02 Fri
ガーデンハウス基礎工事
ガーデンハウスの基礎工事に取りかかりました。
モルタルを練って石を置いて石積みをしていきます。

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費用
基礎工事 貫 3寸 5分 4メートル 5本 2500円 安曇木材
6/4
鉄筋 3ミリ 5.5メーター 4本 1320円 穀屋
捨てコンクリート 0.25㎥ 4000円 高瀬川生コン
砂 0.6㎥ 2500円 高瀬川骨材
石 無料 山で入手
セメント 6体 2400円 コメリ 7/4
アンカーボルト 1200円 コメリ
地窓 2個 800円 コメリ 7/5
束石 2個 1600円 コメリ 7/9
小計 15520円
大工工事
材木 敷地内のものを製材した残り 無料
釘 スクリューボルト 4000円
羽子板 座金 10個 700円 コメリ
7/20
根太 4000×85×55 6本 6804円 安曇木材 7/22
2階床コンパネ 3×6 6枚 7740円 小山建材 7/22
屋根垂木
野地板 6坪 13800円 安曇木材 8/18
垂木 9本 15×18 4メーター 6795円 安曇木材 8/18
間柱 1×3寸 4メーター 6本
ガラ板 3坪分
ラス下地 5坪分 10000円 9/21
野地板 9坪分 18000円
垂木 4メーター 45×54 2本
野地板 6坪 12000円 安曇木材
胴縁 15×06 20本 4914円
15×18 4本 3003円
10×04 50本 2000円
06×06 40本 1995円
2×4 10フィート 15本 598円 8970円
2×6 6フィート 6本 598円 3588円
2×8 6フィート 8本 980円 7840円
小計 112149円
建前諸経費
原野製菓 0263-82-2340
紅白投げ餅 2臼(4升分)2258円 90個
9032円
紅白饅頭 25×2 168円 4200円 1個80円 計13232円
小計 13232円
屋根工事
アスファルトルーフィング 2巻き 11600円
唐草 4メーター 5本 3670円 穀屋 8/18
野地板 16坪 36800円 9/9
小計 52070円
電気工事
電線 FFV 3000円 ワタハン
ボックス 80円×5個 400円
スイッチ コンセント 250円×5個 1250円
小計 4650円
サッシ工事
引き違いドアーサッシ 60000円 岡村ガラス
温室用ガラス 30000円
屋根用取り付け金具1式 20000円 大仙松本営業所
小計 110000円
左官工事
モルタル
2体 1000円
漆喰 日本の壁 1体 700円
小計 1700円 計 309321円
計 1階 1.5間×2.5間 3.75坪 2階 2.5坪
計6.25坪 1坪当たり 約 49500円 一般的には坪50万