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事例紹介

シャロムの建物 1979

レストラン建設 2000

マルチ暖炉 燻製
1995

パン用薪の石窯
2000

 ストローベイルハウス
2003

コンポストトイレ 2003

ティピ  2003

チキンホットハウス 2004

垂直軸型の風力発電2004

アースオーブン(土窯) 2005

ダンボールコンポスト2005

天ぷら油で走るグリーンディーゼル2005

廃油ストーブ2007

パン用薪の石窯第2
2005

ツリーハウス 2006

自然に帰る森の家 2006

版築の基礎 2006

コンポストバイオトイレ 2007

コブハウス2007

ソーラーパネル2007

風力発電2007

自転車発電機

薪のシステムキッチン
ースオーブン2008

かまど2008

藁の鍋敷き 2008

竹の箸づくり 2008

踏み込み温床ミミズコンポスト温室2008

ペール缶で作るぬかくど2008
英語版

ペチカ資料

ロッケトストーブ資料

アウトドアーに最高なタープ2007

キーホールガーデン

ロックスパイラルガーデン


マンダラガーデン


ルーフトップガーデン


バイオジオフィルター


メタンガス発酵装置


ティピガーデン2009

ティピの建て方

ティピの建て方動画

ティピ曼荼羅ガーデン作り方2023


カタツムリストローベイル玄関2009

生かそう庫 非電化冷蔵庫2009

ルーフトップガーデン棚田 2009


ダンボールコンポスト畑版 2009

自作のティピ作り 2009

アーリーさんのティピ

竹テント資料


薪のシステムキッチン2009

ちり取りづくり 2009

燃料費ゼロ籾殻ボイラー 2009

ソーラーコンセント

マルチエネルギーBOX


日本蜜蜂

生ゴミ処理ミミズコンポスト 2010

エコなガーデンハウス2010

ペチカタイプのロケットストーブ2010


自然吸気型廃油ストーブ2010

DC12Vの家 2011

アースバックハウス2011

屋根ミスト(散水)2011


屋根にロックスパイラルガーデン2011

シードハウス 2012

踏み込み温床 2011

運搬できるコンポストトイレ2012

ペール缶 漬物樽で作るモバイル大小分離回転式コンポストトイレ2013

今まで作ったコンポストトイレ

モバイルハウス 2013

モバイルハウス オフグリッドの家


アースオーブンと
愛農かまどモデルかまど
2014

モバイルソーラー発電2014


ドームテントスタードーム2015

軽トラキャンパー2016
https://www.facebook.com/Tarutarugo/

ティピガーデン2017

 

ガーデンハウス2018

パーゴラレシプロカル 2019

薪切りチェーンソーガイド2019

版築のアースペチカ 2021

プライベートルームリホーム

メーソンリーヒーター

真空管温水器2021

フリービレッジわのもり

作業棟ソーラーシステム2021

3連登り窯かまど完成

メンテナンスフリー草屋根

温室サンルーム2022

大地の再生シャンティクティバージョン

循環型トイレ2022

自炊コーナー完成 2022

水回り改築完成 2022

ウッドチップで土間作り

煙突のコーヒー媒染機2022

バストイレベランダ作り2022

ティピ温室曼荼羅ガーデン作り方まとめ
2022

軽トラキャンパーワークキャンプ

作業棟屋根かけ

作業棟下屋作り

動くタイニーハウスタルタル号2

今まで作ってきたアースオーブン

水循環型バイオトイレ

資料 スペイン窯

自然農

炭素循環農法

なぜ耕さないのがいいか映像

総合的な農業へのアプローチ 

ポリカルチャー


版築ラダックスピカ


小学館WEBマガジンsook紹介された記事

水の循環

ピースフード

自然に返る家
森のコブハウス

バイオマス

アースシップ

スタードーム

冊子[パーマカルチャーしよう」
安曇野パーマカルチャー編
自然食通信社より発売中

冊子 くっきりと安曇野の光の中で
シャロムの持続可能なコンテンツを紹介          
peace出版から発売中

日本パーマカルチャーセンター

2003パーマカルチャーギャザリング

2005パーマカルチャーギャザリング

2007パーマカルチャーギャザリング

2009パーマカルチャーギャザリング

2010パーマカルチャーギャザリング


2011パーマカルチャーギャザリング

連絡先
安曇野パーマカルチャー塾事務局 
〒399-8602 
長野県北安曇郡池田町会染552-1
シャンティクティ
安曇野パーマカルチャー塾


未来への提言

動画で見る『100人の村』 
 

お金のいらない国

ベーシックインカム
(生活基本金)

 

2019年6月22日(土曜)夏至

 
天気予報は雨、雨、雨の雨マーク続き。なのに、夏至だからなのか、太陽のミラクルを感じまくったスペシャルな第4回目、なんと奇跡的に作業中はほぼ雨降らなかった!1日目のレポート担当はくわっちです。

 

 
13:30近況報告
まず、エンターテインメント係(眠くなった時なんかやろーの係)を決めよう!しーん…(・・)のあとで、ぶんちゃん&まめこに決定!

 
かおちゃん:
ゆあさにかりた本が衝撃的で、宿題ともリンク。知らないことがたくさんある。

 
まめこ:
コンポスト始めた。いつか広めるイベントやりたい。←"やんなきゃだめっ!喜びはみんなに伝えなきゃならないっ!Byけんじぃ"

 
くわっち:
相変わらず仕事が忙しい。先週田植えに参加して癒された。

 
ゆあさ: 
今月はあずみ野マンスリー。軽トラキャンパーイベント&けんじぃの田植え。結のシステムをすごいねって素直に言えなかったので、今日言いたかった。

 
隊長: 
前回の帰りに常念に登ってきた。田植えで、不耕起の先生と慣行農法の先生に挟まれてる。金継ぎにはまってる。

 
コマツ:
花壇に野菜を植えた。ティピも作成。坊主にしようかと思って、まずは短く髪をカットした。

 
AI:
クライオセイクラルを受けた。歩き方が産前に戻って、いい出逢い。でも、1週間東京にいたら苦手に…空気淀んでて、他人が近い。さみしくなった。

 
ちせちゃん:
この1ヶ月でめっちゃ成長しとる!いっぱいおしゃべりしとる!特に2日目はご機嫌だったね〜

 
さえちゃん:
昨日の夜中に安曇野に到着。じゃがいもが花をつけてる。びわは鳥と競争して勝てたので食べた(おいしかった)けど、ブルーベリーは鳥に負けた。

 
いっちー:
腰を痛めた。写真を撮ったら姿勢がすごく曲がっていた。自分で呼吸を意識し始めた。ベランダでプランター栽培。自家採取の強さがわかった。

 
そふぃー:
6月初めに田植え終了。6/15オーガニックマーケット@白馬。去年より反応がよかった。蒔いた種が芽を出し始めた感じ。映画seedの試写会で種について考えさせられた。

 
いのさん:
この1週間、雑草が勝手に目についてしょうがない。先週田植えで、翌々日に筋肉痛でよかった。

 
ぶんちゃん:
イベントが多すぎ。コンポストをなんとかしたい。冬水田んぼの田植え。昨日そふぃーと珍道中のハイキング(笑)夜はゆあさ作のカレー。

 
次はどこに行くかみんなで盛り上がる。常念行ったら、足がガクガクで戻ってきてからパーマカルチャーは無理なんじゃないの〜

 
とよぽん:
田んぼ(自然農)仕事。草刈り&田植え。畑は梅仕事。

 
みっちゃん:
職場で草刈り。刈った草をその場に残しておきたかったのに、見苦しいからだめって言われてジレンマ。モヤモヤしながら片付けた。

 
まことくん:
ちょっと田んぼ手伝い←ちょっとでもやったってすごいBy村さん。大阪からいっちー&まめこに乗っけてもらってよかった。(今回は関西組のいっちー、まめこ、いのさん&まことくんでカーシェアして安曇野に。)

 
星&チェック模様の帽子がキュートなけんじぃ:
関西組の帰りはけんじぃがあいのり予定。珍道中どうだったのかな?
大阪に朋子さんをお迎えに行く指令がでてる。←そんな事言ってホントは会いたいんじゃないの〜By外野。
大阪でデート♡してきます。田植えは終わったけど、草がすごい。冬期湛水がうまくいかない。みんなの畑はとてもきれい!これから楽しみ!

 
村さん:
オーガニックガーデン講座に参加。曳地さんの話がすごくおもしろかった。実はいもむしが苦手。他には、塾生メンバーとも再会。いい関係性。

 
みかちゃん:
前回の後にそのまま志賀高原へ。宮脇昭先生の植樹。木を植えるってわくわくする。人のパワーを、木を植えることに使うのっていいな〜
森づいてる一ヶ月。この1週間は、田植えで、体が超痛い!

 
近況報告終わって14:20。


 

ミラクルで、雨があがったので明日のブランチ用にフキとキクイモの葉っぱを採取しようと、かまどの前に集合。みんなを待っている間にジューンベリーをつまみ食い。いや、もはや本気食い。黒いのが甘くて美味しい。


 
フキチームと、キクイモの葉っぱチームにわかれて採取。たみちゃん先生に教わります。

 
キクイモの葉っぱは明日のカレーになりますよ〜

 
フキ
@パーマカルチャー畑の先の方で採取
@鋸がまで、フキの根本を切る
A葉っぱを手でぷちっと外す
B茎を半分に折って何回か筋をすーっと取る
C魚籠にいれる

 
フキの葉っぱは今回は使わないけど、葉っぱで包んで蒸したり、おにぎりをくるんだりしてもいい。

 
キクイモの葉っぱ
@じゃがいも植えた辺りで採取
@先端の柔らかいところだけを手で摘み取る
A魚籠にいれる

 
キクイモはアンデス原産。繁殖力がすごいので畑に植えたりしたら大変なことになる。

 
他にも、マムシグサ(模様がマムシに似ている。食べたら口の中がチクチクして大変)、クサフジ(紫の花。豆の香り。)など。

 
魚籠にいっぱい取れたら、葉の裏に虫とか卵とかないかを確認。

 


 
以上で明日のブランチを確保!
両方とも湯がいてアク抜き(フキは塩で揉んでから)をしておきます。


 

このタイミングで、またまたミラクルでちょうど晴れたので田んぼへ車6台で大移動!田んぼはシャンティクティの山道を下りて左に曲がった辺りです。(めっちゃアバウト)
冬期湛水の田んぼ。冬の間、水が少なくてトロトロ層が草の発芽を抑制できていないので草が成長しています。
 


 

まずは裸足になって畦に集合。まずはチェーンジョソウなるものを…はて、どんなんだろうか?チェーン女装ではありません。なるほど、チェーン除草!反対側の畦から、塩ビのパイプにチェーンを取り付けたものを紐で引っ張ります。両サイドから紐を引っ張ることを繰り返し、パイプを移動させてチェーンに草の根を絡ませて除草します。稲は植えてから4日後には根を張っているので、チェーン除草をすると一度稲も倒れるけど起きてきます。4日後、1週間後〜と繰り返す事で小さい草は全部とれます。まずはゆあさがどっこらしょーっと引っ張りました!テコの原理でやるとラクラク。

 
つぎは隊長が田ぐるまを押して除草。いって引いて、いって引いてを繰り返し、反対側サイドに到着するのをみんなで見守りました(笑)


 
そして、メインの手除草!みんなで1列に並んで、(並ぶ前からいつもの罵声!)一人あたり3列の苗間を手で除草していきます。ホタルイが元気に成長していて、ぶっちゃけ稲と区別がつかないし、稲見失うしで、全然前に進めない!!そしてまたまた罵声!あははは〜
あっ、稲とっちまった、なんて声も。歌を歌ったり(サザエさん。でも続かず)、食べ物しばりのしりとりをしても全然反対サイドにたどり着けない!お腹すいた〜しりとりのラストはラーメンだったような…結局、誰も全身泥まみれにならず…ちぇっ、つまらん。

 


 
最後に田んぼの畦に大豆を蒔きます。塩ビのパイプを通して下に大豆を落とします。これだけ。土とか被せなくってもOK。自然界はこんなもの。これがどうなるか楽しみ。


 

稲はササニシキ、農林48号、シラゲモチ。何名かは稲をいただいて帰りました。どうなるか報告待ってます!

 


 
用水路で足や手を洗ってからすずむし荘のお風呂へ。戻ってきて夕ごはん。

 
各自盛りつけして始まりの挨拶を始めようかとしたら、ご飯のプレートが2つ余っていて、誰が来てないんだろ?あまり?って騒いでいたら、いのさん&とよぽんがガールズトークならぬ、メンズトークしてて、ご飯に遅刻。


 

vegココナツカレー
キャベツと春雨のタイ風
ほうれん草と豆もやしのナムルに昼間のフキも追加
もずくと玉ねぎのトマトスープ

 
10分間、食べる瞑想。あっという間。妖精みたいなハチみたいな虫がいた。

 
まことくん、今日のお米はさいこーに美味しく炊けてるってゆあさが感動してたよ!

 
20:00前にシンギングボウルの会。さえちゃんめっちゃお上手!

 
宿題の発表前にエンターテインメント係の出番!ぶんちゃんを教祖様に、まめこ達がシンギングボウルを鳴らしてみんなでダンス。楽しかったな〜この踊り動画にしたらおもしろいんじゃないかな。次は焚き火の時にやってもおもしろそう。このままやってたら朝まで踊ってそう!Byけんじぃってことで踊りは中断。

 


 
去年の卒業生さるちゃんと、さっこちゃんの紹介。

 
今月の宿題「日本のシステム観察」の発表。
@エネルギーチーム
A有機物チーム
B水チーム
各テーマのチームごとにシェアと発表の準備の時間。

 
20:40から発表Time
@エネルギーチーム
CO2の排出: 9t/人/年
主な電気の使用は暖房と給湯
エネルギー自給率: 日本6%、ノルウェー677%‼、オーストラリア235%‼資源を持っている国との差に驚き!
再生可能なエネルギーに移行したい
人がエネルギーを使う=環境を破壊している
電気をどう使うかを考える
経済至上主義から考える
捨てるため、廃棄するためにもエネルギーを使っている
塩水で発電するライト
ゆあさのおすすめUSO800(http://www.sesa-uso800.com/voice/2016-10-4/)アルミテープを車の四隅に貼り付けて燃費向上
地球のくらしの絵本(四井真治さん)

 
A有機物チーム
化学肥料の原料は(窒素、リン、カリ)ほぼ輸入。じゃあ、有機肥料のナタネ…これも輸入100%
穀物としてのとうもろこしも(食べる方はスイートコーンで自給率100%)輸入100%→バイオエタノールを作る→カス(DDGS)も飼料に→ブタ、トリを早く太らせ、本来なら必要のないウシにまで与えてる
遺伝子操作でラウンドアップに耐性のある大豆、綿花、トウモロコシのGMO種子「ラウンドアップレディー」をラウンドアップとセットで売りつける
種まで法律で支配されている
フードロス: 食べ物の1/3は捨てられている
廃棄コストは2兆円!ぎゃー!
食料自給率38%なのに646万tも廃棄されている
流通の段階でもフードロス。加工・規格外

 
私たちは知らないうちに支配されている!

 
B水チーム
8.4億人がきれいな水が飲めない
水の使用1位はトイレ。続いて風呂、炊事、洗濯。
バーチャルwater(仮想水)食料輸入の場合、その生産に使った水を国内で使わなくて済んだことになる。1kgのトウモロコシには1800Lの水が必要で、1kgの牛肉には2万倍!ってことは36,000,000L!! ぎゃー!日本人は1460L/日/人の水を輸入していることになる
お湯を3分沸騰させてトリハロメタン(発がん性物質)を蒸発させる。換気も忘れずに。

 
各チームの発表の後に有機物×水×エネルギーの各チームメンバーを交えたチームを作り直してマッチングTime

 
感想…お先が暗くなる。システムを観察していく。コントロール下には入らない。自分が真ん中のデザイン。
Earthcare、Peoplecare、Fairshares!

 
今回調べてきた日本のシステムに関わるkeywordsは…
低自給率、破壊的、大量消費、効率優先、スマート、お金、ビジネス、無駄、ロス、依存、仮想、イカレポンチ、もったいない、使い捨て、いきあたりばったり
 

 

 


 

さて、
日本のシステムの調査過程で発見した興味深い情報

●農林水産省
 不測の事態が発生した場合の日本の対応。
 
 知ってる?日本の食料事情の P.30「コラム11 肥料が不足した場合」
 http://www.maff.go.jp/kanto/kihon/kikaku/kihonkeikaku/pdf/zen27.pdf

   不測の事態でも輸入にたよるしかない現状。

 あと、
 「輸入飼料」により生産された「畜産物」は自給しているといえないため、
 畜産物自体は国内産であっても自給率計算に入れないことに
   なっているそうです。
   「輸入飼料」を「輸入肥料」、「畜産物」を「米」に置き換えると、
 「米」の自給率は いまより下がるかも? 計算難しそう。。。

●日本土壌肥料学会
 江戸時代の地域循環・広域循環併設社会のフロー図。

 2017年度「土と肥料」の講演会概要(テーマ;肥料技術の来た道行く道)
 http://jssspn.jp/info/material/2017-3.html

 講演スライドのP.44〜46
 とくにフロー図(P46)はわかりやすい。
 概念図(P44)、下肥流通(P45)も面白いです。
 この方の講演をどこかで聞きたい。

とよぽん拝
 

私はエネルギーでした。いくつかの本・HPと、次を参照しました。
「エネルギー白書2018」の第2部第1章を中心に参照。あと、第1部第1章、第2部第2章あたり。
 

対して顔がほころぶkeywordsは…

お金を使わない、わかちあい、必要な分だけ、再利用、リサイクル、足るを知る、共存、循環、Love&Peace、持続可能、高自給率、見える。 暮らしの中でこのkeywordsを頭の中に入れて活動するといいよね!Byみかちゃん

 
明日からできそうなこと、私たちにできるpositiveなこと…
おすそわけ、車にアルミテープ、牛肉の消費者を減らす、水を3分沸騰、よく噛んで食べる、地産地消、買うものを選ぶ、1日2食、半額シールを誇りをもって買う、土に触れる、目があったら話しかける

 
じゃあ、自分はどうする?
みんな今日はなにか実践した?
明日は何を試してみる?

 
最後にけんじぃから
繋がりが減ってきて、それを繋ぐのがお金になっている。消費するだけから生産する方へ!自分ができることがいっぱいあるのに誰かに頼んでしまう。自立した上での協力が必要。地域のものを買う。知り合いで助け合う。いろんなものが生かされる方向に移行したらいいな〜!

 
ここまでで22:00!

 
このあと雨もやんでいたので、焚き火を囲んでHappyhour!
内容は…Happyhourといいつつも、種のこと、農薬のこと、オーガニックマーケットのこと…なかなか濃い内容をまじめに語り合いました!

 
( ´ー`)フゥー...スペシャルな1日だったなぁ!でも、ホントは毎日がスペシャルだよね!

 

 

6:00
かおちゃんのフェルデンドクライスメソッド

 


歩き方・立ち方を感じる。自分の身体を実感。

軽く動く、動き始めはゆっくり、手を上げ始めるときに使う場所。
自分の中に意識を向ける。自分の動きを新鮮に感じる。
重力、呼吸を意識する。

 

7:00
民子さんの野草講座
野草を採取して、昼食に天ぷら(パコラ)などにして食べる。

・苦みを消すから、油で揚げれば、ほとんどのものが食べられる。
(苦みが軽い性質、油が重い性質でバランスが取れる)

・重いものと軽いもの、ちゃんとバランスの取れたものが美味しい。

・先人たちの知恵は素晴らしい。

 

 

ミズヒキ…タデ科
キンミズヒキ…バラ科、癌キラー。花はサラダに散らす。お茶や薬用オイルに。

オオバコ…葉脈が縦で硬い。柔らかそうなものを選んで採取。目薬、種は便秘薬に。

マッシュルーム、かいわれ大根の味に似ている。

※オオバコのねっとりした成分で、ほかの動物にくっつき種を運ばせる。あるものは風に飛ばされ、あるものはフンに混ざり繁殖する。

※採取はほどほどに。大量消費でなく、野草は大量に食べる必要がない。

 

ミツバ…野生のものは硬いけれど天ぷらにすると美味しい。
ゴボウ…種はとげとげ
ギシギシ…タデ科と言えばギシギシ。春先、葉のねばねばに、しょうゆとごま油で味付け。

カキドオシ…ハーブのような、ハッカのような香り。簡単にハーブティーになる。

ショウブ…端午の節句に飲むのは皮膚を強くして、丈夫に育つのを祈願するため。
ヤブマメ…つる性の豆。ヤブマメとツルマメがある。ツルマメは大豆の原種。

 

その他、ヘビイチゴ、ミゾソバのこと。蓮の池に、スイレンだけではなくロータスが咲いていた。

 

ヒメジョオン…やわらかいところを採取。

クズの花…ブドウのような香り。ファンタグレープのような香り。

ガガイモ…日本書紀に出てくる古い植物。薬の神様として信仰の対象にもなる。先端の柔らかいところを採取して試食するが、毒があるので食べ過ぎてはいけない。
つる性、葉はハートを細長くした形。

カラハナソウ…つる性、ホップの仲間。
クワノミ…おやつの時間「猿の被害よりひどい」byけんじい

※土壌が酸性であれば、アルカリ性に調整するものが生えてくる。この世界にいらないものはない。人間がいらないと思うだけ。価値は変化し、意識づけて心は変わる。

 

ウシハコベ…白い花の中に小さな白い花。柔らかいところを採取。
ハコベ…花の形はベンツのマーク。
ゲンノショーコー…これを知っていれば、おなかを直すことができる。

ツユクサ…腎臓の薬になる。今の時期に食べるとよい。

イノコヅチ…柔らかいところを採取。
クサノオウ…草の王。黄色い液体で絵が描ける。毒があるが殺菌に使える。

※ドクダミとパクチーを一緒に食べるとなぜか美味しい。アジアの料理はそうやってできている。

 

9:00
野草料理
天ぷら系と湯がき系を分けて

湯がきはアクが少ないのから順番にやると、一つの鍋ででき、無駄なエネルギーを使わない。
天ぷら系は洗うが、花粉に有効成分があることも多いので、洗わない方が良いものもある。



 

湯がき
1、ハコベはアクがないから、さっとでいい。
2、次はツユクサ。少し硬いのがあると歯ごたえが良くなる。

3、オオバコ

※アクが強いものを湯がくと、お湯が茶色くなるが、全然なっていない。
4、ガガイモ

〈ミョウガタケチームは、下の畑に採取、残っている人は料理の手伝い〉

 

 



料理の手伝い(下ごしらえ)
1、オオバコの葉脈を切る。出来るだけ細かく微塵切り。
2、にんにく(半かけ)のすりおろし
3、トマト(1個)微塵切り
4、玉ねぎ(半分)微塵切り
5、塩、オリーブオイルをスプーンで混ぜる
(ここまでがトルティーヤの具)
6、サニーレタスを継ぎって洗う(サラダ用)
7、イノコヅチを手でちぎる(カラハナソウとかき揚げ風に)
8、米粉、ひよこ豆、塩、アジョウワインを練る(天ぷらの衣とかき揚げ用に)

9、ゆるい練粉(ヒメジオンとドクダミの天ぷらに)
10、かたい練粉(イノコヅチとカラハナソウのかき揚げに。+高野豆腐、玉ねぎ一個)

※湯がいたガガイモをしょうゆだけであえものにして試食
11、ドレッシング作り(玉ねぎ、レモン、ごま油、塩、胡椒)
※油は5倍くらい。塩は油に溶けないので、先に入れておく。
12、サラダ(サニーレタス、大根、人参、トマト、菜の花、フェンネル、のこぎり草)

13、ミョウガタケを塩でもんで、三種類のみそと混ぜ合わせる。

※手を使って混ぜる方がよく混ざる。

14、ツユクサと炒めたエノキの和え物
15、ウシハコベと残ったガガイモをミックス


9:30

カレー
1、カレーのベース(クミンやコリアンダー、ガラムマサラなど元となるペースト)
2、菊芋の葉の部分を加える
3、蒸したジャガイモを加える
4、塩で味を調える

ふきのサンバル

「インドの味噌汁」と呼ばれるスープ。(大根、トマト、タマリンド、豆、サンバルパウダー)

※ヒンディー語では、パーラッパニール菊芋バージョン、もしくはパーラッパアルー(ジャガイモ)

 



10:00 ブランチ(10時45分までに洗い物を終えて、11時半から講義)

11:30 建築実習

 

 

レシプロカル構造

・構造の確認、体感、模型での実験

・作る場所、基礎、屋根、素材などの相談
アイデア→ 畑を立体的に、5角形は男性的で攻撃的、6角形は女性的で包容力、8角形は安定。

 

 

 

アイデアを出す段階から、基本方針まで

・基礎は掘立、砕石。柱は目指せ8本。屋根は三枚の板葺き。(予定)

 

建築実習レポート

https://www.facebook.com/shalomusui/posts/2788063251265616

 

 13:00 農業実習

けんじいの指示

・草をかけているところは雑草が本当に出ていない

・通路には出ているけれどそれでいい。

・通路の溝には、そばを植えたから踏まないで

 

 

みかさんの農業実習
・草を刈って、溝に腐食をつくる。根がそっちに延びるように。
・3月に蒔いたカブを間引く。大きいのを残して、葉が触れる周辺の小さいものを取る。

・小豆、大豆を撒く。根切りをして点蒔きで、覆土で踏み草をかける。

・種は惜しまない。

・トマトは支柱に結び付け、脇芽を掻いて移植する。(トマトは元気だからすぐつく)

・ブロッコリーも同じように移植。

・マメ科の植物は、トマトに窒素を供給する根粒菌を育てる
・ジャガイモは普通花を取るけれど、自然農法はこれでいい、とけんじいが言っていた。

・菊芋、ジャガイモのエリアは手をかけなくて平気な状態。

 

 

 

14:00 芋畑で記念撮影

 

曼荼羅ガーデンの様子 

https://note.mu/kenjiusui/n/n6b43caa9992c?fbclid=IwAR3I-bU0cAgbuJMtIwedTypyb-fk0bA-7u3MGfQLEap8Y2l4J9BbJH0eCEc

 

 

振り返り
くわっち…外の作業中雨が降らずに恵まれた。見えないものについて考えさせられた。レポート係なので頑張る。

コマツさん…野草は目からうろこ、建築はついていけなかったが、わくわくする。

トヨポン…オオバコの味がキノコやガガイモが食べられるという驚き。発表のバランスが良くて心地よい。

イッチー…田んぼは小学生以来で新鮮。日本のシステムデザインは調べれば調べるほどよくわかることがあった。野草も興味深く、家の前を観察したい。

ソフィー…盛りだくさん。システムデザインはいかに循環していないかを感じた。それでもプラス思考で終われるラストはよかった。6月29日から『SEED』が上映。

ぶんちゃん…野草はいろいろな種類があり驚いた。きっと頭に残っていると願いたい。建築実習は先が長いと思っていたら、あっという間に進んだ。コンポストを進めたい。

イノさん…安曇野が好きなので、そこで田んぼに入っている自分に感動した。野草は縁がなかったので今までの中で一番難しかったが、覚えてきたい。

アイさん…畑がなくても野草があればいい、とう言葉は驚いた。建築はわからないけれど楽しみ。3時間×5日で何ができるか。話しかけることが大事と思った、実践したい。

みっちゃん…水・有機・エネルギーはしらないことだらけで、現実を知って怖くなった。田んぼは気持ちよかった。交流会にも出られてよかった。

隊長…一か月があっという間だった。民さんに監修してもらいました。交流会で参加者の性格や経緯が分かって意義深い。

さえちゃん…草とりがしりとりやサザエさんを歌って楽しくできた。日本のシステムデザインは暗い感じがしたが、自分にできることを考えてワクワクしている。野草も発見がたくさんあった。味が濃い気がして、すぐにおなかがいっぱいになった気がした。

まめこさん…イノさんとマコトくんと同乗し、朝からパーマカルチャーの気分で楽しかった。チェーン除草は衝撃的。日本のシステムデザインは、チーム共有時に盛り上がりおもしろかった。野草を自分で取るには勇気がいる。

かおちゃん…田んぼの草取りははだしで気持ちいい。だんだん稲が分かるようになって、みんなと同じペースで作業できてうれしかった。フェルデンクライスメソッドに参加してくれる人がたくさんいて嬉しい。

10期卒ちひろさん…たいていの野草はカレーにすると食べられる、と聞いたことと今日学んだことを合わせて、天ぷらうどんを作ろうと思う。

16期卒さるさん…山に引っ越しが決まっているが、スイッチが入って見直せた。

16期卒かつこさん…森にいるでは感じられない、大きな視点に触れられて勉強になった。去年より細かい内容と思えた。

マコトくん…日本のシステムデザインは自分の中の世界観が広がった気がする。

けんじい…野草講座はビデオ撮影した。編集に時間がかかるが披露できると思う。建築は一般では味わえないものになる。構造と屋根ができればほとんど出来上がり。農業は、草だらけだったからこそできる魔法の畑。一か月何もしていないけれど、とても美しいマンダラガーデンになっている。

ムラさん…卒業生が来てくれてうれしい。民さんの野草講座が好きで、聞くたびに新しい発見がある。ミカさんのシステムデザインの進め方が、テンポよくスムーズだった。

ミカさん…個別の活動が自立してきて、しかもそれぞれの色が出ていて楽しい。いい感じのうねりになっている。

 

次回の案内
・自然農法センターの種を取る仕事の専門家の畑を視察する、フィールドツアーを予定。

・セルフケアの操体法を体感。

・いよいよ建築実習の実践が始まる

・卒業制作に向けての準備

 

柴山 利幸