topぺーじにもどる

パーマカルチャーとは 

ロハスの先にあるものパーマカルチャー

朝のシャロムエコツアー 事例報告

募集概要

安曇野パーマカルチャーカルチャー塾

パーマカルチャー安曇野塾
毎年の
詳しいレポート


講座の内容がよくわかります

年間の様子を冊子PDFで
(2007年度版 )

ビルモリスンの想い 
小祝慶子

自然と調和した
ライフスタイルを考える   
デビッドホルグレン

心地よい暮らし 
臼井健二

百姓カルチャー
森谷博

楽園で暮らす
レインボーバレーファーム

小田詩世

共生社会への扉 
伊藤英紀

循環生活のすすめ 産経新聞
村松さとこ

これからの時代の暮らし方生き方

映像

リンクページ

事例紹介

シャロムの建物 1979

レストラン建設 2000

マルチ暖炉 燻製
1995

パン用薪の石窯
2000

 ストローベイルハウス
2003

コンポストトイレ 2003

ティピ  2003

チキンホットハウス 2004

垂直軸型の風力発電2004

アースオーブン(土窯) 2005

ダンボールコンポスト2005

天ぷら油で走るグリーンディーゼル2005

廃油ストーブ2007

パン用薪の石窯第2
2005

ツリーハウス 2006

自然に帰る森の家 2006

版築の基礎 2006

コンポストバイオトイレ 2007

コブハウス2007

ソーラーパネル2007

風力発電2007

自転車発電機

薪のシステムキッチン
ースオーブン2008

かまど2008

藁の鍋敷き 2008

竹の箸づくり 2008

踏み込み温床ミミズコンポスト温室2008

ペール缶で作るぬかくど2008
英語版

ペチカ資料

ロッケトストーブ資料

アウトドアーに最高なタープ2007

キーホールガーデン

ロックスパイラルガーデン


マンダラガーデン


ルーフトップガーデン


バイオジオフィルター


メタンガス発酵装置


ティピガーデン2009

ティピの建て方

ティピの建て方動画

ティピ曼荼羅ガーデン作り方2023


カタツムリストローベイル玄関2009

生かそう庫 非電化冷蔵庫2009

ルーフトップガーデン棚田 2009


ダンボールコンポスト畑版 2009

自作のティピ作り 2009

アーリーさんのティピ

竹テント資料


薪のシステムキッチン2009

ちり取りづくり 2009

燃料費ゼロ籾殻ボイラー 2009

ソーラーコンセント

マルチエネルギーBOX


日本蜜蜂

生ゴミ処理ミミズコンポスト 2010

エコなガーデンハウス2010

ペチカタイプのロケットストーブ2010


自然吸気型廃油ストーブ2010

DC12Vの家 2011

アースバックハウス2011

屋根ミスト(散水)2011


屋根にロックスパイラルガーデン2011

シードハウス 2012

踏み込み温床 2011

運搬できるコンポストトイレ2012

ペール缶 漬物樽で作るモバイル大小分離回転式コンポストトイレ2013

今まで作ったコンポストトイレ

モバイルハウス 2013

モバイルハウス オフグリッドの家


アースオーブンと
愛農かまどモデルかまど
2014

モバイルソーラー発電2014


ドームテントスタードーム2015

軽トラキャンパー2016
https://www.facebook.com/Tarutarugo/

ティピガーデン2017

 

ガーデンハウス2018

パーゴラレシプロカル 2019

薪切りチェーンソーガイド2019

版築のアースペチカ 2021

プライベートルームリホーム

メーソンリーヒーター

真空管温水器2021

フリービレッジわのもり

作業棟ソーラーシステム2021

3連登り窯かまど完成

メンテナンスフリー草屋根

温室サンルーム2022

大地の再生シャンティクティバージョン

循環型トイレ2022

自炊コーナー完成 2022

水回り改築完成 2022

ウッドチップで土間作り

煙突のコーヒー媒染機2022

バストイレベランダ作り2022

ティピ温室曼荼羅ガーデン作り方まとめ
2022

軽トラキャンパーワークキャンプ

作業棟屋根かけ

作業棟下屋作り

動くタイニーハウスタルタル号2

今まで作ってきたアースオーブン

水循環型バイオトイレ

資料 スペイン窯

自然農

炭素循環農法

なぜ耕さないのがいいか映像

総合的な農業へのアプローチ 

ポリカルチャー


版築ラダックスピカ


小学館WEBマガジンsook紹介された記事

水の循環

ピースフード

自然に返る家
森のコブハウス

バイオマス

アースシップ

ジオデシック・ドーム

冊子[パーマカルチャーしよう」
安曇野パーマカルチャー編
自然食通信社より発売中

冊子 くっきりと安曇野の光の中で
シャロムの持続可能なコンテンツを紹介          
peace出版から発売中

日本パーマカルチャーセンター

2003パーマカルチャーギャザリング

2005パーマカルチャーギャザリング

2007パーマカルチャーギャザリング

2009パーマカルチャーギャザリング

2010パーマカルチャーギャザリング


2011パーマカルチャーギャザリング

連絡先
安曇野パーマカルチャー塾事務局 
〒399-8602 
長野県北安曇郡池田町会染552-1
シャンティクティ
安曇野パーマカルチャー塾


未来への提言

動画で見る『100人の村』 
 

お金のいらない国

ベーシックインカム
(生活基本金)

 

名古屋パーマカルチャー塾 第1回レポート

                             壁谷早苗(さなえ)

 昨晩から降り出した雨が今日(4/26)も一日中降り続いています。

私たちが蒔いた種へ恵みの雨が降り注ぎます。畑のことはあいちゃんからのレポートを待つこととして、私は初回の素晴らしい始まりについて報告します。

1300 受付開始

1330 オリエンテーションスタート

 スタッフ紹介:主宰者 けんじさん、事務局長 梅ちゃん、事務局 ミカちゃん、台所 あっちゃん、けいこさん 中部パーマカルチャー代表 庄ちゃん そして徳林寺の和尚様(漏れてたらすみません)

◆目的の共有化

過去11回、長野県安曇野市で開催されていたパーマカルチャー塾が第12回の今年は徳林寺(名古屋市天白区)で実施されることになりました。

持続可能な農的暮らしを実現するための学び、アイディアの共有の場は12月までの9回実施されます。そのうち、8月と12月は「シャンティクティ」で実施されます。

◆お寺の見学ツアー

 徳林寺和尚様にお寺をご案内していただきました。

まず、お寺は時計回りで回ることがきまりだとのことです。

・広場の端っこ、木々の下には養蜂箱やたくさんの石がありました。さっそく、宝を発見です!

E:\DCIM\202_0426\IMGP0639.JPG

・和尚様のおうちが八角形のかわいらしいセルフビルドのおうち。軒先にはびっしりと蜂の巣がひしめいています。

E:\DCIM\202_0426\IMGP0640.JPG E:\DCIM\202_0426\IMGP0641.JPG

・森の入り口には葉書塔がありました。昭和2年、徳林寺を「全愛知県下新十名所」として認定しようという署名葉書が二千万枚と届いたことを記念して建てられた塔です。不幸な戦争などを経て、昭和62年に塔の還暦時に多くの人々の協力を得て、修復されました。今は、処分できない悲しみや幸せの詰まった葉書を投函する祈りの塔となりました。

・八角形の塔。ベトナムで作られたそうです。8という数字は安定をもたらす宇数八角形はとても安定する建物だそうです。 夢殿も八角形です。

E:\DCIM\202_0426\IMGP0644.JPG E:\DCIM\202_0426\IMGP0647.JPG

・ハスタクティ こちらもセルフビルドのとてもかわいいおうち。壁一面に描かられイラストがとってもキュート。
今回は多くの時間をここで過ごし、みんなと分かち合いました。

・台所にあるパン亀(窯)お尻から入れてお尻から出すユニークな構造です。タンドールもあります。今すぐナンが食べたくなりました。

E:\DCIM\202_0426\IMGP0649.JPG E:\DCIM\202_0426\IMGP0650.JPG



 



 

みんなお家 基礎から壁の小舞までセルフビルド



雨水タンク ソーラーパネル

◆自己紹介

紙を四等分して出身地・現住所/趣味/塾に期待すること/自己PRを書きました。

それを持って、外へ出ます。一人一問気になる相手のことを聞きあいました。

そのあとは名前覚えゲーム。ボールを片手に、名前を呼びあいながら投げたり、いかに早くみんなに回すかを考えます。

「松下幸之助は3%のコストダウンではなく、3割のコストダウンを要求しました」

つまり、3%ならいつもの動きを頑張ればいい、3割は努力では達成できないので、考えそのものを変える必要がある。それには、固定概念を取っ払って、みんなと知恵を絞ることが必要となります。

最初は30秒以上かかっていた、ボール渡しは最後には14秒で行うことができました。梅ちゃん曰く、最短5秒とのこと。なんだろう?悔しいぞ!

 

E:\DCIM\202_0426\IMGP0654.JPG

 

◆パーマカルチャー紹介ビデオ(宇宙船地球号)を見ました。

オーストラリアのクリスタル・ウォーダーズを中心にパーマカルチャーについて紹介。

Permaculture=Permanent +Agriculture+ Culture

調和・循環・多様性を大事にし、昔の生活にもどるのではなく、より良い生活につなげる生き

 その後はビデオの感想をシェア

パーマカルチャー  21世紀の暮らしのデザイン 30分

今、地球にダメージを与えない生活スタイルを指す、「パーマカルチャー」という言葉が注目されています。「農業を基本にした持続可能な人間のライフデザイン」と定義されるこのパーマカルチャーの本場は、オーストラリア東海岸。亜熱帯の温暖な気候が農作物の生育に適していることから、ブリスベンの北の地域ではパーマカルチャーが盛んに実践されています。農園をフルに利用し、一ヶ月の生活費が両親と男の子3人の5人でわずか3万円の家族。200人以上のパーマカルチャリストだけがエコハウスで暮らすコミュニティ。過疎と荒廃から立ち直った田舎町。皆、自然と生活をうまく調和させて暮らしています。こうした生活の中には、21世紀の地球におけるライフデザインの姿が隠されています。 制作協力:オフィス十月 / 制作著作:テレビ朝日
http://www.tv-asahi.co.jp/earth/midokoro/2002/20020303/index.html
オーストラリアのクリスタルウォーターという「パーマカルチャー的エコビレッジ」について
マレニーという街のコミュニティ再生に取り組んだジル・ジョーダンさんのインタビューもとても興味深く、「クレジットユニオン」というマイクロクレジット(小規模金融)の取り組みが紹介されました。「クレジットユニオン」は、お金を持っていない人にも融資をします。どんな人も自分達で機会を作り出せるような仕組みです。誰もがスタートラインに立てる。この取り組みが世界中の地域コミュニティで行われるようになれば、「搾取」や「経済的貧困」はなくなるんじゃないだろうか。「パーマカルチャー的発想」って社会の仕組みも変えられるのか?!
 

新しくてかっこいい。日本に合うようにはどうしたらいい?一人でやれることは何?みんなでやれることは何?

パーマカルチャーは気候・文化を考慮しながら、実践していく必要があるようだ。

パーマカルチャー=日本の伝統的暮らし+最先端技術

◆夕食

今夜のメニューはごはん・初恋のキス炒め・魔女サラダ・蕗がセロリ味にかわっちゃう炒め

おいしすぎたのか、まだちょっと緊張しているのか、

言葉少なめにモリモリモリモリモリモリモリモリモリモリモリモリ。

 

 
 

食事の燃料は全てまき 使った分だけ燃料を補給しておくのが次に続ける思いやり ギフトをギブアンドギブン 
風呂にいかない人は森に行って燃料を集めました。
まさに燃料も自給できるフィールドがあることは素晴らしい  フォレストガーデン徳林寺 これがji人類の目指す理想郷
パーマカルチャーに善の心がドッキング  パーなカルチャー

燃料自給 雨水タンク ソーラーパネル ホレストガーデン セルフビルドの家造り アースオーブン かなりオフグリッド
パーマカルチャーは動物を生かし 木を生かす立体農法 

徳林寺は殺生をせず菜食の生き方 パーマカルチャーを超えるパーなカルチャー 
パーなとはラテン語で全てのという意味 パンアメリカン パナソニック 全てのアメリカ 全ての音ですね。
全てのカルチャー パーなカルチャー 農的暮らしのデザイン 全てにとらわれない脳天気な暮らしのデザイン
パーマカルチャーを超えるパーなカルチャー

とらわれのない生き方→パーなカルチャー脳天気な暮らしのデザイン

パーなカルチャー 安曇野 徳林寺???
 

◆自己紹介&交流会

持ち時間一人3分ですよ!(以下、当日の並び順)

博学王酒井さん・寺男じゅんぞう・ウクレレ整体師じゅんちゃん・寺女ミカちゃん・ヒーリングのたまり・徳林寺ラブのサチ・アイウエオ作文の名人ともみ・牛豚馬鹿サナエ・庭師庄ちゃん・和尚様・何もかもが楽しいのあっちゃん・補講受講中・りょうちゃん・事務局長梅ちゃん・めざせヨガインストラクターあいちゃん・建築ワークショップの要のかな・最近水難の相が出ているけんじさん・森のインタープリッターけんけん・山男キヨ

E:\DCIM\202_0426\IMGP0675.JPG

今年はこのメンバーで盛り上がります。

※豆知識

こちらの方言「たわけ(ばかもの)。最上級活用はくそたわけ」はその昔、田舎の百姓が都会のサラリーマンにあこがれて、田を分けて、手放し、田舎を出っていったという。浅はかな行動が語源だとかそうでないとか。

 男とは田で力を出すと書きます。その田を売り払ってサラリーマンになりました、田をわけた たわけ者といいます。
田は生活のよりどころ その田を分けたのがたわけ者 

再び田畑に帰る 半農半X 帰農のすすめ →農的な暮らし→パーマカルチャー とビルモリソンは言っています???

生活基本金は田畑にあった
https://www.facebook.com/notes/%E8%87%BC%E4%BA%95-%E5%81%A5%E4%BA%8C/%E3%83%99%

E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%A0%E3%

81%A8%E3%81%AF%E7%94%9F%E6%B4%BB%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E9%87%91/640108542727775
 

正しい答えも書いておきます。

たわけ者(たわけもの) - 語源由来辞典
gogen-allguide.com › 「た」から始まる言葉‎
たわけ者の「たわけ」は、「田分け」と書き、子供の人数で田畑を分けると、孫の代、ひ孫の代へ受け継がれていくうちに、それぞれの持つ面積は狭くなり、少量の収穫しか入らず家系が衰退する。 そのような愚かなことを馬鹿にして、「たわけ者」と呼ぶようになったと ...

人の言うことは間違いがおおい 自然界に間違いはない

けんじさんのメッセージにはたくさんの数字が含まれていました。安定の八角形(究極は丸)、1は陽の世界 2は陰 陰陽で3を作り 長島の3ですね 3はとても強い数字です。3の陰が4 死 完成です。これでひとくくり これに時間軸が加わり5 悟 になります。日本は5日に1回風が吹き10日に1回雨が降る国 これが天下太平の理だそうです。 貨幣価値ではない自然界をあらわす数字の楽しさをもっと知りたいと思う第1回でした。

最後にともみちゃんのあいうえお作文です。

いちでこう(憩う)れしい ん(縁)ともだち


2014427日(晴れ) パーマカルチャー 2日目 

朝から晴れて暖かい。素敵な夜明けです。徳林寺ならでは、坐禅からのスタート。

和尚さんから作法の指導うけていざ坐禅。。。己と厳しく向かい合えたか、前日の余韻に戻ってしまってたかはそれぞれに任せましょう〜。

▲▲▲ 農業学習 ▲▲▲

  ガーデンとなる場所の土が若いため(土らしい匂いがあまりしない)、表面土を移動させて、土の入れ替え作業から。相当数のカブトムシの幼虫団体様にも移動して頂きました。

 

 ▲▲ デザインを決める ▲▲ デザインが重要。関係性を視覚化する。
まずどんなガーデンを作りたいか、図面を描く。 

梅さんより、「デザインを決める際は1人のリーダーが決めてしまうのではなく、みんなが意見を出し合って決めていく方が時間はかかるが良い。最初は自由にアイデアを出し合い、その後吟味してまとめていく。この行程の繰り返しが重要。」と。

 

ガーデンの種類はキーホール(中に踏み込まなくても作業ができる、手が届きやすい)、曼荼羅(円形)、ティピ、ロックスパイラルなど。 直線に作ってしまいがちだが、自然界に直線はない。

   エッジ部分の重要性 リアス式海岸 多様性があって植物がよくできる。  

   今回のデザイン 長方形ガーデンの真ん中にティピ、残りの部分を4ブロックに分け、そのデザインは塾生が行う。

 ▲▲ デザインに沿ってガーデン作り ▲▲

   真ん中のティピ用に円を描く。二重丸。

   

【 円を描く際に便利なもの 】

長いロープの先に支柱を結んでおく。そこから20cmおきにロープの結び目を作り、印にする。(長さの目安となる) 中心にしたい場所に支柱を立てて、そこから好きな長さで自分がぐるぐる回れば天然コンパス〜。

他にも鋸30cm、自分の手のひらは伸ばしたら何センチなど目安になるものを把握しておくと便利。

+ 畝を掘る。掘った土を円の内側と外側にかき出す。

円形の中の土はクワの背で押さえる。なぜ??

   一見ふかふかした土の方が良いように思えるが、これは土の中に空気がたくさん含まれている状態ですぐに乾燥してしまう。 押さえることによって空気の層を抜き、保湿力を高める。

▲▲ ティピ作り ▲▲

1. まず3本の竹のティピ上になる部分をロープでぐるぐる結んでおいてから三角錐になるように立てる。

    ロープは上の結んである位置から地面までの長さの2倍ぐらいを残しておく。

2. 3本柱が立っているそれぞれの下に1本ずつ竹を足していく。

    下の部分は地中に差込み、上部分は結び目の外側に重ねていく。

3. 1本足すごとにロープを持ってティピ周りを一周。

4. すべて足し終わったら地面に挿してある部分は穴を掘ってしっかり挿しなおす。

5. 全部の竹を足し終わったらロープを持ってぐるぐるぐるぐる(ともみちゃん、おつかれ〜

   ロープを引いて締め上げる。

   竹が接する部分はなるべく短くなるようにする(空間が出来ないようにする)

6. 温室にするには

   長方形のビニールを横長に使い、真ん中に棒を置いて上の部分を縛る。

   着物を着せるようにティピに覆いかぶせる。

   反対のビニールが重なる場所が入り口になる。入り口のロープ取付する際は、ビニールに穴を開けると破れやすくなってしまうので適当な石を下から入れて、てるてる坊主の要領で石を包んでロープで縛り、そのロープを引っ張るようにする。

 7. ティピ完成〜。

   柱の根元につる性のものを蒔けば、出てきた葉が覆いを作っる

▲▲ グーとパーなチームに分かれて作業開始 ▲▲

  グーパー分かれて自分達でデザイン。グーなチームはあーだこーだの上、キーホールと置石に決定。通路は入り口から中心のティピに繋がるように曲線に。

  置石は地下足袋履いたカッコイイ庭師しょうちゃんのおかげで禅を感じる素晴らしい仕上がりになりました。

畑整備で出てきた石が日の目を浴びて違う形で生かされる。素敵ですね〜。

 

▲▲ 種まき ▲▲ 

本来は種を蒔く場所、種類をデザインしてから蒔くと良い。

   種は直射日光の当たるところには置かないように。

   徳林寺はほとんど草の生えていない場所が今回ガーデンとなったが、本来はまず草を刈る。

   一度畝を作ったら、もう耕さない(不耕起)

   種を蒔く時はまず、土を剥ぐように掘り、鎌を立てて1cmぐらい根切りをする。

その後しっかり土を押さえて(鎮圧)、その上に種を蒔く。



  

▲ 種まき方法 小松菜の場合(すじまき)▲

   鎌の背でわき溝を掘る。

   種を左手に出し、右手でつまんでひねりながら12cmごとにすじに落としていく。

   土をかぶせて押さえる。

   刈った草を細かく短くして土の上にかける。草は抜かない。

   水やりもなし。

   「5日に一度、風が吹き、10日に一度、雨がふる。五風十雨 天下泰平の理。日本はそんな国です。」 Byけんじぃ

    2日後のレポート作成中、ちゃんと雨が降りました。

   グーなチームはすじまきで小松菜、点まきで大豆、ばらまきでレモンバームを蒔きました。

   パーなチームは綿とかあったような。パーなチーム誰かまたレポートお願いします

   けんじぃは畑の土が良くて1年目から成功してしまうことを心配してました。

   「失敗しなければ良くするチャンスがない。」まさにその通り。でも野菜食べたい。。。

自然農とは「・耕さない・草も虫も敵としない・持ち込まず、持ち出さず・土を裸にしない・化石燃料に頼らない」

・ 畑  パーマカルチャーで森を作る。 ティピを作り、つる性のものを這わせることによって立体的になる。1次元上がる  森へ     

・ ガーデンからフォレストガーデンへ。 森に近づけていく。
                           最終的にはあれもこれもしなくていい森を作る。 

・ ほどほどにとること。

・ 100点満点を目指さないこと。60点取れれば良しとする。

・ 問題児を問題児とするのではなく、それを生かす道を考える。草もある一面から見ると敵、でもそこに光を当ててみる。俯瞰してみると別の視点から見られるようになる。

「 パーマカルチャーはみんなが生きられる道を探すこと 」

   

 ▲▲ 豪華なブランチ ▲▲

 + じゃがいも、にんじん、パプリカ、玉ねぎなど野菜のローズマリー焼き

 + とろろ納豆ワカメ 大根麺どんぶりみかんポン酢がけ(あたりくじ付)

 + にんじん、ひじき、お野菜のおばあちゃんの煮物、キャベツなど野菜のスープ

   労働?の後はことさら美味しい〜。お恵みにも作ってくれた人にも感謝。ありがとう〜。

 

 ▲▲▲ 座学 PC講座 ▲▲▲

『 パーマカルチャーの倫理 』

  自然を傷つけずに共に共存し合う。競争ではなく協力をベースにした助け合いの暮らし。

  ▲▲ 「パーマカルチャーの倫理の3つの側面」 ▲▲

 + 地球に対する配慮を中心に 

(地球上の全ての生物・無生物に対して、無害かつ再生可能な行動をとるよう心掛ける) 

自然に害を及ぼさない、元に戻るように。

 + 人々に対する配慮

(人の基本的な欲求である衣食住、教育、雇用を満たし、良好な人間関係を保つことで地球への過剰な負担を避ける) その真逆なのが戦争。

 + 余剰物の分配

(他の人々がパーマカルチャーの倫理を実践するのを助ける為に自分の余った時間とお金とエネルギーを使う) たくさん取れたらあげる。そうするとまた返ってくる。けんじぃのシードバンクの取り組み=種を借りて2倍にして返す。 労力も相互で協力する。

 という3つの側面がある。 この3つの倫理が「環境・地域社会・経済」のあらゆる面に深く関わる。

 石油より土に帰せる木を燃料にしてまかなう、地域の中でお金を回す、地産地消、持続可能な地域を作っていくことがパーマカルチャーの根本。 

▲▲ 「身近なことでこういうことがパーマカルチャーなのでは?」「こうしたらもっといいんじゃないか?」をグループで話し合って発表▲▲ 

 「作物が多くなったので分けてもらえる」

 「余っている時間を有効に人々に循環する。雪かきを手伝う、など」

 「お金に関わらない、お手伝いなどの形で地域社会に貢献する」 

 「会社自体のシステムはパーマカルチャーに反する。 時間とお金の余剰分の分配はどうするか?」

 「余剰分がない場合(余裕がない場合)はある人が与える。精神面の分かち合いも大事。自分への配慮も大事。」 

 など。

 

▲▲ パーマカルチャーデザインの実践の進め方 ▲▲

コンセプトデザイン    = 基本となるもの

システムデザイン     = 水、有機物、エネルギー。インプットとアウトプットの流れを考える

ランドスケープデザイン = ゾーニングを考える、土地の観察

アイテムデザイン     = トイレなど個別の施設や道具を考える

▲ ゾーニング(区域計画)の基本 ▲

   目的や訪れる頻度によってレベルに区分けをするとより効率的になる。

中心に住居 → 

ゾーンT = ハーブや摘み取り野草園 → 

ゾーンU = 1日2回〜3回おとずれなくてはならない 温室、ニワトリ小屋、畑など →

ゾーンV = あまり手をかけなくていい果樹園、エサや建材用の林 → 

ゾーンW = 大型家畜

  その土地をよく観察し、その土地の特性に合ったデザインを考えることが大事。

  例えば、傾斜地を利用したレインボー・バレー・ファーム

  湿気の多いところは池にしてレンコンを育てる、など。

  土地を買う時は大雨の日にこそ見に行って水の流れをみる。

  土地を買ったら1年ぐらいトレーラーハウスに住んで、どこにどうデザインするかを観察するぐらいでも良い。

▲ インプットとアウトプットとは ▲

   ニワトリのインプットとアウトプットを考えてみる。

   インプット=餌、水、酸素

   アウトプット=二酸化炭素、糞、タマゴ、羽根、肉、熱、ひっかくなど

 それぞれの物にインプットとアウトプットがある。人間にとってのアウトプット(生ゴミ)がニワトリにとってのインプット(餌)になるように、何かにとってアウトプットの物が何かのインプットになる=循環

 

▲ システムデザイン ▲

  A  B  C  Aへもどる、循環を考えるデザイン

この流れを考えながら配置を考える。トイレ、生ゴミが出る場所とニワトリ小屋を近くにするなど。

既存の配置だけではなく、アイテムカードを作って無造作にめくって出てきた2つのカードの組み合わせがつながらないか考えてみる(発想の転換)。

デザインというと何だかオシャレな感じだけど、自分がどうしたいかを目に見える形で表す作業、いかに無駄をなくせるか、ラクできるかを考えることなのかな〜。みんなが繋がってぐるぐる廻れば終わりがない、無駄がない。形も心もな世界ですね〜。効率と言うよりも所作振る舞いに無駄がない茶道の心です。

++パーマカルチャー参考本++

・ パーマカルチャー 農的暮らしの永久デザイン ビル・モリソン/レニー・ミア・スミス 農文協 
・ パーマカルチャー〜自給自立の農的暮らしに〜  創森社

・ パーマカルチャー菜園入門  家の光協会

・ パーマカルチャーしよう!―愉しく心地よい暮らしのつくり方  自然食通信社

 ▲▲▲ 建築実習(1) 温室の計画作り ▲▲▲

 施主の徳林寺和尚さんに温室のコンセプト、条件や希望を話していただく。

+ 貴重な菩提樹が越冬できるように。夜でも45℃以下にはならないようにしてほしい。

+ 他にもマンゴー、ニーム、無憂樹などを育てたい。苗作りもできるとよい。

+ 温室の中に池を作りたい。日中は太陽で温かくなり、夜はその残熱で温まる。

+ 大きさ: ネパールでは菩提樹の下でみんなでお茶を飲むのでそのぐらいのスペースがあるといい。

        菩提樹が大きくなることを考えて天井の高さは4mぐらい。

+ 形 : 和尚さん作成の図面あり。丸いドーム型と四角型が一続きになった形。天井窓が開閉可能。



▲▲ これらを聞いた上で、グループで疑問点を話し合い、和尚さんに質問タイム ▲▲

+ ドーム型は必須ですか?  必須ではない。

+ 耐久性はどのくらいを考えてるか?  2030年は持たせたい。湿気の問題があるが。

+ 木造なのか?だとしたら木材はパネルの内側?外側?二重構造にする?出来るのであれば木造で。

+ 何人ぐらい入れたらいいか?  お茶飲めるぐらい、デザインによってで良い。
+ 菩提樹はどのくらいの大きさになるのか?  インドには幅20-30m、高さ14-15mのものもある。

+ 池は必須?  温度が保てれば必須ではないが、あるなら蓮を植えたい。

+ どんな資材が使えるか  もらいうける資材があるので、それを使って出来るだけ買わないで作りたい

+ 水の確保は?  雨水タンクが利用できるのでは?

▲▲▲ 建築実習(2) ▲▲▲

質問タイムのやりとりを元に、引き続き同じグループでどのような形や配置で実現できるかを考え、図面作り、発表。

+ ドームハウスの作り方を利用する。、雨水タンク上のソーラーパネルの熱気を利用して、温室の一壁面に積んだ石に温風を送り温める。

+ 雨水タンクから水を引っ張ってきてまこもを育てる。空いたスペースでお茶、育苗、ヨガなど

+ 丸いドームの真ん中に菩提樹、それを囲むようにウッドデッキを作り、座ってお茶ができるスペースにする。それを囲うようにマンゴー、ニームの木、甕や大きな石を置くマンダラドーム

+ 春夏秋冬グリーンハウス 春は温床を使って苗やハーブ育成。夏はつる性の物を育ててグリーンカーテンに。冬はベンチの下にロケットストーブオンドルを使って温める

それぞれのグループが個性と愛あふれるアイディアでした。

和尚さん「なるべくみんなの意見省かないように考えます(笑)」

どこまで作れるのか?構造的にどうするか?足場はどうするか?など具体的なところはこれからです。

梅さん「最低丸いドームはワークキャンプしてでも完成させよう!!」

基礎掘り等は次回すべてプロセスがきまってからとなりましたが、何もない場所に自分達の頭の中にあるものが形づくられていくなんてワクワクしますね〜。

最後にふりかえりとまとめ。各々の感想とパーマカルチャー講座を通して得たいことをみんなで発表しあって終了〜〜。

 皆さん、お疲れさまでした〜。
最後に頂いたあっちゃんの味噌ネストローネも美味しかったです。

名古屋赤味噌のように濃くて美味しい2日間。

個性溢れる人々がパーマカルチャーで繋がる。不思議な共通点。(こんなに最近退職した&します、に出会う機会ないよ〜(笑))みんなに出会えて良かったです〜。みんなちがってみんないい。

私自身は、ちょっとお休みしちゃいますがこれからも楽しみ!!

 夢に描いていた森で暮らす世界、現実ではありえないと思っていたけど望めばそれに繋がるんだと知ってゾクゾクしました。

「森へ帰りたい」というのは自然と調和するために人間の中に植えつけられた本能かもしれないですね。

 

ありがとうございました〜 Om Shanti〜 合掌    

以上、レポートはAiでした〜。