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村松さとこ

これからの時代の暮らし方生き方

映像

リンクページ

事例紹介

シャロムの建物 1979

レストラン建設 2000

マルチ暖炉 燻製
1995

パン用薪の石窯
2000

 ストローベイルハウス
2003

コンポストトイレ 2003

ティピ  2003

チキンホットハウス 2004

垂直軸型の風力発電2004

アースオーブン(土窯) 2005

ダンボールコンポスト2005

天ぷら油で走るグリーンディーゼル2005

廃油ストーブ2007

パン用薪の石窯第2
2005

ツリーハウス 2006

自然に帰る森の家 2006

版築の基礎 2006

コンポストバイオトイレ 2007

コブハウス2007

ソーラーパネル2007

風力発電2007

自転車発電機

薪のシステムキッチン
ースオーブン2008

かまど2008

藁の鍋敷き 2008

竹の箸づくり 2008

踏み込み温床ミミズコンポスト温室2008

ペール缶で作るぬかくど2008
英語版

ペチカ資料

ロッケトストーブ資料

アウトドアーに最高なタープ2007

キーホールガーデン

ロックスパイラルガーデン


マンダラガーデン


ルーフトップガーデン


バイオジオフィルター


メタンガス発酵装置


ティピガーデン2009

ティピの建て方

ティピの建て方動画

ティピ曼荼羅ガーデン作り方2023


カタツムリストローベイル玄関2009

生かそう庫 非電化冷蔵庫2009

ルーフトップガーデン棚田 2009


ダンボールコンポスト畑版 2009

自作のティピ作り 2009

アーリーさんのティピ

竹テント資料


薪のシステムキッチン2009

ちり取りづくり 2009

燃料費ゼロ籾殻ボイラー 2009

ソーラーコンセント

マルチエネルギーBOX


日本蜜蜂

生ゴミ処理ミミズコンポスト 2010

エコなガーデンハウス2010

ペチカタイプのロケットストーブ2010


自然吸気型廃油ストーブ2010

DC12Vの家 2011

アースバックハウス2011

屋根ミスト(散水)2011


屋根にロックスパイラルガーデン2011

シードハウス 2012

踏み込み温床 2011

運搬できるコンポストトイレ2012

ペール缶 漬物樽で作るモバイル大小分離回転式コンポストトイレ2013

今まで作ったコンポストトイレ

モバイルハウス 2013

モバイルハウス オフグリッドの家


アースオーブンと
愛農かまどモデルかまど
2014

モバイルソーラー発電2014


ドームテントスタードーム2015

軽トラキャンパー2016
https://www.facebook.com/Tarutarugo/

ティピガーデン2017

 

ガーデンハウス2018

パーゴラレシプロカル 2019

薪切りチェーンソーガイド2019

版築のアースペチカ 2021

プライベートルームリホーム

メーソンリーヒーター

真空管温水器2021

フリービレッジわのもり

作業棟ソーラーシステム2021

3連登り窯かまど完成

メンテナンスフリー草屋根

温室サンルーム2022

大地の再生シャンティクティバージョン

循環型トイレ2022

自炊コーナー完成 2022

水回り改築完成 2022

ウッドチップで土間作り

煙突のコーヒー媒染機2022

バストイレベランダ作り2022

ティピ温室曼荼羅ガーデン作り方まとめ
2022

軽トラキャンパーワークキャンプ

作業棟屋根かけ

作業棟下屋作り

動くタイニーハウスタルタル号2

今まで作ってきたアースオーブン

水循環型バイオトイレ

資料 スペイン窯

自然農

炭素循環農法

なぜ耕さないのがいいか映像

総合的な農業へのアプローチ 

ポリカルチャー


版築ラダックスピカ


小学館WEBマガジンsook紹介された記事

水の循環

ピースフード

自然に返る家
森のコブハウス

バイオマス

アースシップ

ジオデシック・ドーム

冊子[パーマカルチャーしよう」
安曇野パーマカルチャー編
自然食通信社より発売中

冊子 くっきりと安曇野の光の中で
シャロムの持続可能なコンテンツを紹介          
peace出版から発売中

日本パーマカルチャーセンター

2003パーマカルチャーギャザリング

2005パーマカルチャーギャザリング

2007パーマカルチャーギャザリング

2009パーマカルチャーギャザリング

2010パーマカルチャーギャザリング


2011パーマカルチャーギャザリング

連絡先
安曇野パーマカルチャー塾事務局 
〒399-8602 
長野県北安曇郡池田町会染552-1
シャンティクティ
安曇野パーマカルチャー塾


未来への提言

動画で見る『100人の村』 
 

お金のいらない国

ベーシックインカム
(生活基本金)

 

 
9月21日

 
13:30 オリエンテーション


始める前に、先日急逝された美斉津さんに1分間の黙祷を捧げてから近況報告。

8月の塾で教えて頂いたばかりであったのにあまりに突然の事に驚きました。

もう直にお話を伺う事が出来ないのは残念ですが、美斉津さんの思いや考え、農法等は

周りの方々や、最後まで愛情を注ぎ時を過ごした畑に受け継がれ続ける事と思います。



近況報告は季節の変わり目でもあるので、体調不良について話した人も何人かいました。

まだ秋になりきってはいないと思うので皆様ご自愛ください。

21日のみの参加ですが10期みお(11期秋場娘)も来ていたので、

みおの簡単な自己紹介をしてから農業実習へ。





14:00農業実習 ゆもっち

【キャベツ】

8月に美斉津さんと植えたキャベツの様子を見た。

ふじ早生・四季どりは虫食いが目立つ株があるがアーリーボールは割と奇麗に

順調に育っていた。虫食いの株があるからこそ周りの株の被害が減るのかもしれない。





【大根】

続いてこれも美斉津さんと播種した大根。

こちらは虫食いも無く、冬どり大蔵・総太り宮重ともによく育っている株があった。

密集して生えている個所は順次間引く。

宮重の葉は立ち上がって伸びているが、大蔵は葉が地面に寝るようにぺたっと広がって伸びていた。

同じ大根でも違いがあって面白い。

大蔵は発芽率があまり良くなかった様で株間が割と空いていた。こういう時には追い播き等をしても良い。



◎間引く時のポイント

 
残す基準は、以下の通り。

・葉が元気なもの

・真っすぐに生えているもの

・できれば双葉が残っているもの(生育条件が悪いと、双葉から枯れる)



【白菜】

美斉津さんと直播した白菜。元気そうに育っている。

周りの草は取り過ぎてはいけないが、根元周りの草は取って大丈夫。白菜も順次間引く。

小さいもの(本葉2・3枚くらい)は間引く時にポットに鉢上げして、苗を育ててから定植することも出来る。



◎鉢上げ・植えかえのポイント

・鉢、ポットに鉢上げする1、2時間前に十分に水やりをしておく。

・鉢上げ、植えかえのあとは一週間くらい日陰にすると根の活着がよい

(支柱とゴザや寒冷紗で作ったトンネルなどで陰を作る)



【玉ねぎ】

美斉津さんと播種した玉ねぎの苗床。

芽は出ているが、まだまだ小さく、草の中で見つけるのが大変なほど。

草に負けないように芽の周りの草を取る。

私(秋場)などには眼鏡が欲しいくらいの作業だった。

これも密集しているところは順次間引く。

鉛筆くらいの太さになったら本畑に定植する。



◎ポイント

・玉ねぎの苗は芽が出るまでが勝負。乾燥に弱いので、水やりをした方が確実。

・間引いた苗は本畑に植えても良い。時間は掛かるが育つ。

・本畑への定植は苗を15p間隔で植える。





【小豆の収穫】

・花嫁小豆・黒小豆 小豆は良く生っていた。




◎ポイント

・サヤが黄色く乾燥したものから、順次収穫

(サヤが乾燥してから雨に当たるとカビてしまうので、早めにとる)

・収穫後はサヤごと3日〜1週間ザルに広げて干す。十分に乾くと莢が自然に割れ始める。

・その後サヤから出してさらに干す。来年夏以降までもたせるなら2〜3週間。すぐ食べるなら1週間くらい。

・収穫時点で小豆の中に虫の卵があるので袋等で保管すると夏以降、虫がわく。

一升瓶やペットボトルに口いっぱいまで詰めしっかり蓋をすることで防げる。

(!首の細い容器に口まで入れるのが重要!豆が出すガスで酸欠になり虫がわかないらしい)



【えだ豆】

枝豆は地面に近いところのサヤから実が入る。枝豆を楽しむ時は下から採ろう。

大豆にするときはそのまま、サヤが黄色く乾燥するまで待つ。




【さつま芋の試し掘り】

どの位育っているか試しに1か所掘ってみた。

小さいながらも4つ発見。元気に育っているので、このままいけば来月の収穫に期待できそう。



収穫したさつま芋は新聞紙等に包んで日陰に2週間程置くと、澱粉が糖に変わってより甘くなる。
 



【人参の収穫】

春播き人参の採り残しを、草の中から見つけ出してすべて収穫。

1か月経っても大きさは意外と変わらない。





【葉物のばら撒き】

秋口にしかできない大胆な種蒔き。

先ほど人参を収穫し終えた場所に、まず★草を刈らずに★春菊・小松菜・かぶ等の種を混播する。

その後草を刈る(これで草に引っ掛かった種も地面に接地する)

刈った草はその場に置いていく。

生えた葉物はベビーリーフ感覚で間引きながら食材に。時には大きく育つものもあるのでそれは

幸運に感謝しながら頂こう。

ばら蒔きは草の勢いが衰え始める今だけの方法。先週「心地よい暮らし」で うたちゃんが蒔いた

所はベビーリーフが結構出ていた。



◎ポイント

・播く種は基本アブラナ科のものが良い

・春夏の播種の際の余り種や1年以上前の種等をダメ元位の気持ちで蒔こう。



*混播(こんぱん)文字通り何種類かの種を混ぜて播く事



ここで休憩。

ともこさんが用意してくれた、梅ジュースで喉を潤す。さっぱりしていて美味しい。

そこにケンジさんが、飼っている日本蜂の巣板を手に登場。ハチミツがたくさんつまっていて、全員興味津々。

蜂が越冬出来る量を残して蜂蜜を採る。その内の一部を巣ごと味見させて頂けた。

花の香りがして美味しい。巣は蜜蠟が主成分で体にいい成分も入っているがガムのように口に残って

そのままは食べにくい・・・。食べる人も、出す人も。



【ニンニクの定植】

来年のパーカル塾生のためにニンニクを定植する。

ニンニクを一片ずつに分け、畝間30p株間15p深さ10pに植える。

ニンニクは定植の際の水やりは不要。植えたばかりの頃は水をあげると逆に腐ってしまう可能性も。

葉っぱが3・4枚で冬を越すのが望ましい。冬までに成長しすぎると凍みてしまう、遅いと取るとき実が小さい。

自然農は成長がゆっくりなので、一般的な畑より少し早めに植える

安曇野など寒冷地なら9月半ば、暖地なら10月中下旬まで
 



その後グループごとに畑作業。8月に引き続き収穫できるもの多数。

私の班の畑では しし唐・トマト・ナス等が採れた。他の班でも枝豆や小豆等色々。





16:30〜お風呂「すずむし荘」



18:30夕食

・釜炊きご飯

・ゆもっち畑産もろへいやスープ

・ベトナム風カレー(厚揚げ・さつま芋・南瓜を具にしたココナッツミルク入りのカレー)

・タイ風茄子のバジル炒め(茄子・ピーマン・しめじ等の具に醤油系の甘しょっぱい味付けでバジルとシソの風味がきいてる)

・北タイ風春雨とキャベツ炒め(春雨・キャベツ・ソーヤミート・人参)

・デザート 胡桃と豆乳のお汁粉



どれもとても美味しく頂きました。



夕食の後、パーカル塾9期で神奈川県葉山市で保育園を開いている森田千穂さんのお話。

森田さんは今後、保育の仕事を続けるに当たり現在の古民家を利用した建物を建て替える必要が出てきています。

そこで園舎の設計を、この後講義をして下さるパーマカルチャー建築の山田貴宏さんに
お願いし、只今、話が進行中。完成すれば日本初!?かも知れないパーカル的園舎になります。

今回はそれにあたり自然エネルギーの活用法や雨水等の利用法、より良き場所作りの為のアイデア・アドバイスがあれば
是非にというお話です。

そこで、園の庭での自然農や、ゆもっち畑産大根でのたくあん作りや味噌作り等、

これまでの様々な取り組みや地域の方とのふれあいの様子等のスライドを見せて頂いたあと皆でシンキングタイム。

思いついたアイディアを附箋に描いて完成予想イラストに貼っていきました。

採用になる意見があるかも!?



【講義:パーマカルチャー建築】

講師:山田貴宏さん



山田さんは、日本の経済成長後の建築のあり方に疑問を抱き、自分が良いと思う建築について考えていたところ

今から20年前にパーマカルチャーの考え方に出会い衝撃を受け、いまでは日本を代表するパーマカルチャー建築家になられました。

現在は東京に事務所を構え「地産地消・その土地の風土に合った家造り」をテーマに設計活動をされています。

・一級建築事務所ビオフォルム環境デザイン室代表 ・NPO法人パーマカルチャーセンタージャパン理事





◎パーマカルチャー建築と住まいのデザイン



パーマカルチャー建築とは

・生態系を手本としたシステムデザイン

・「農的暮らし」という選択

・小さな循環と地産地消

等のパーカル的概念と建築の工法や材料、住まいとしての役割等を繋げた考えから生まれた。

・材料の地産地消

・自然と人に優しい素材や設計

・家としてだけでなく、地域の方との交流の場になれる場所作り

等の考え方がある。

事例としては山田さんが手がけた藤野プロジェクト〜里山長屋や、各地のトランジションタウンと呼ばれる

場所など。





日本は一説には2050年には人口が現在の1億2,3百万から九千万人まで減ると言われている。

これは相模原市(72万人)が毎年減るくらいの計算になり、余る住宅は800万戸にのぼる。

多摩ニュータウンも今現在すでに半分くらいが空き家になっている。



今、日本の住宅の寿命は平均30〜40年とされているが、アメリカでは80年イギリスでは100年。

今の家には50年100年住みたいと思わせる住環境がないのも、住宅平均寿命が短くなる理由のひとつ。

しっかりメンテナンスしながら住んでいけば、もっと長く問題なく住める家がほとんどだが、

住人の多くは家本来の寿命より早く引越したり、高齢で亡くなった後入居者もなく空家になったり。



今は住まい方の未来像やいろいろな事を自覚的に暮らす時代に変化してきた。



□山田さんお勧めの参考図書

・「世界を変えるデザイン」→原著は「DESIGN OTHER90%」

・「里山資本主義」





◎建築がつくる価値

以前は・量

   ・空間性

   ・モノ

に建築の価値があると考えられていたが

今は ・質

   ・時間制

   ・コト

の方に価値があるという方向転換の時期。



◎風土に合った家

風土に合った家作りとは、風・土 風景と土地への回帰=関係性のあるデザイン





多くの住宅はパッケージ化された工業製品としての家づくりの結果

・廃棄物問題 ・海外の森の破壊 ・シックハウス ・社会的ストックとしての住まい不成立等

沢山の問題を抱え、毎年多くの資産が消えている。

日本では、住宅の建替えまでの年数が約30年と短いうえに、20年で資産価値が0になってしまう。



現代の住宅づくりは、ありとあらゆる物の関係性が無くなっている。

消費者が払う金額のうち4割が原価、3割は住宅展示場やCM等の経費に使われてしまう。





日本の風土に合った木の家・土の家は高温多湿な気候に適応しエコで低エネルギーな

家づくりができる。



その点、昔の家は正にパーマカルチャーなつくり。

昔はわざわざやらなくても、その土地で調達できる自然素材で町の大工さん等が

自然とその土地の気候に合う、長く住める家を建てていたのである。



昔の家といえば皆さんは、ワラ葺きとカヤ葺きの違い分かりますか?同じものだと思っている人も

多いのですがワラは「稲や麦等の農作物」から、カヤは「ススキ・ヨシ・アシ等」の総称です

ワラ葺きの寿命は20〜30年、カヤ葺きは30〜40年です。

これらの屋根はかなり厚く葺いてありますが、実際屋根の機能としては半分の厚さもあれば足りるようです。

では、なぜあんなに厚いのか。それは資源の蓄え方の1つなのです。屋根としての役目を終えたワラ・カヤは

畑の肥料になり、刻んで土壁のつなぎになり、余すことなく有用な資源になります。

役目を終えた土壁はまた練り直せば更に良い土壁になり次の家に使われ、

柱など骨組の木材もほぞを切りなおして次の建物へ、他にもスライスされて板材になり、最後は

薪になり燃やされます。その灰にもまだ使い道があります。





このような昔の技術と、現代の技術を融合した住まいつくりが、これからの時代

大事なのではないでしょうか。



◎最後にみんなでシンキングタイム

住宅の価値に関して、考えてみよう。私たちが価値を感じる家とは?



結果皆からでた意見・感想

・野菜と同じで生産者の顔が見える家

・作り手・製作者の思い(やり)が感じられる。

・活力のある材や建物にストーリーせいを感じる。

・どれだけ回りの環境と繋げられるか・多機能。多様性。

・繋がりのある暮らしの中に住宅がある事に価値があるのでは?

・生活の拠点

・個人の住まいに関する価値は、世代とその時のニーズによって大きく変わる。

・人生の暮らしの舞台

等様々な価値の見出し方が出ました。



□山田さんお勧め参考図書

・「消費する家から働く家へ」



■山田さんも本を出版される事になりました。

『里山長屋を楽しむ』山田貴宏著 10月1日発売

興味がある方是非ご一読下さい。


自分が理想とする暮らしを体現しよう!!



以上レポート秋場&10期みお

 

9/22(日) 2日目
 
6:00
初秋のひんやりした空気の中、PC塾2日目は楽健法でスタート。
楽健法はスキンシップ健康法。
2人で行う事が大事。
足の裏は思ったよりとても敏感。
踏んだ部分の張りなどしっかり感じることができる。


足の付け根のリンパ(体液)の流れが滞り易いので、付け根に重きを置いて踏んでいく。
始めはゆっくり呼吸と共に、足の裏全体を使って、吐きながら踏み、吸いながら緩める。
足の付け根を5回踏んだら半歩ずつヒザにむかって踏み進む。
繰り返す内だんだんリズム良くできるようになり、踏む足に集中することができる。
踏んでいる人は足裏マッサージ、踏まれている人はリンパマッサージ。
今ここにいられて、二人とも気持ち良くて、コミュニケーションもとれて、一石何鳥?
本当に素晴らしい健康法でした。
朋子さんまたお願いします。
 
7:00
パーマカルチャー建築2日目 山田貴宏先生


 
化石燃料や原子力に頼らず、快適な住環境を造るにはどうしたら良いか?
本日はいよいよディティールに入る。
 
家の使用エネルギーの6割が熱エネルギー。
地域にもよるが、エネルギーの内訳は給湯、暖房で3割位。
電気、ガスなどの高価なエネルギーを使用している。
これらは太陽、薪など地産地消できるエネルギーで代用できる。
 
住まいのデザインの整理
◆役割
地域、隣人とのコミュニケーション。
つくるプロセスが重要。
昔は集落全員、労力を持ち寄り建てた。
このような手間を出し合う集団を「結」「ゆい」と呼んだ。
「結」素晴らしい!
 
◆建物そのものの側面
省エネ、温熱。
循環の仕組み。
素材、地産地消。
 
家の様式は大きく分けて2種
閉鎖系:ヨーロッパなどの開口部が小さく壁のある家。
開放系:アジアなどの軸組で開口部が大きな家。
 
縄文時代やアイヌ民族などは土間文化。
地面を2m掘ると地温は15°程で安定する。
囲炉裏を作り暖を取っていた。
開放系の家、高床式は稲作と共に外来したと思われる。
家の役割は、環境に合わせたシェルターとして。
現在も世界の半数は伝統的な建築に暮らしている。
 
日本の降水量は年間1700mlで世界平均の倍。
植物の生育にとても適している水が豊富で緑豊かな国。
 
土間と床が融合している日本家屋は珍しく、風土に合わせ様々な工夫がされている。
軒が長く、雨の侵入を防ぎ夏の日差しを遮る。
中庭を作り気流を発生させ風を通す。
家は風土との関わり、地域との関わり、地産地消により造られてきた。
 
◆快適に暮らすための工夫
建築による工夫(パッシブデザイン)。
特別な機械装置を使わずに,建物の構造や材料などの工夫によって熱や空気の流れを制御し,快適な室内環境をつくりだす手法。
周辺の環境を整える工夫。
住まい方の工夫。
設備による工夫。
 
国の進めるスマートハウスは足し算の建築。
機械仕掛けの重装備で電気が無ければ機能しない。
求められるのは掛け算の建築。
快適さの質。
暮らす人が適度に動く。
菜園や外部緑地もその一つ。
 
空気の温度、放射温度、気流、湿度、着衣量、代謝量をコントロールする。

*空気温度:空調機(空気の温度をコントロールする)。
*放射(輻射)温度:壁が冷えていると気温(空気温度)が高くても涼しく感じる。
空気を暖めるのでは無く蓄熱(蓄冷)する(土壁など)。
重い素材は蓄熱量が多い。
都市部のヒートアイランド現象はアスファルト、コンクリートの蓄熱により発生する。
*気流:対流(暖上冷下)
風速1mで体温は1℃下がる。
また、微風でも揺らぎがあることで涼しく感じる。
*伝導:素材、熱伝導率
熱伝導率が高いと相手の温度を奪う。
ステンレスは熱伝導率が高いので、ステンの水筒を触ると冷たく感じる。
しかし温度は気温同様。
無垢の床板は熱伝導率が低いので冷たく感じない。
気温30℃だと服を脱ぎたいが、水温30℃では冷たい。
人が快適と感じることが重要。
 
◆室内のパッシブコントロール
熱、日射のコントロール
熱を建物に入れない:遮断、断熱
日射を入れない:日よけ、簾、木陰
輻射を入れない:植物(蒸散等)
 
断熱材
基本的には空気で断熱する(気流ができないような素材)
様々な素材がある
発砲系:石油系
パーフェクトバリア:ペットボトル樹脂
麻、ウールなどの自然素材もある。
薬剤注入等、害虫が着かないような処理をする必要がある。
 
湿気のコントロール
調湿材の利用:炭、多孔質素材
自然素材の利用:木材、土、藁
無垢材は柱1本で1〜2リットル調湿する。
 
自然素材の防虫効果
檜、ヒバはヒノキチオールという物質を含み、国産檜は防虫処理をしなくても建材として利用できる。
 
国産木材の価格
40年〜50年の杉の木が3000円程。
思ったより安いもんだ。。
 
最後に今まで山田さんが手がけたPC的建築の紹介。
現在山田さんはご自身で設計された、神奈川県旧藤野の「里山長屋」という共同住宅にお住まい。
4軒長屋にコモンハウスという共同スペース(各家の居間兼ゲストハウス兼地域活動の場)が連接した建物。
今回教えて頂いたPC的な工夫が各所に施された素晴らしいお宅。
一度お邪魔したいです。お邪魔します。

10:00
お待ちかね民さんのヘルシーブランチ



本日は韓国風。
メニューは五色ナムルとチャプチェ、キクラゲスープ。
◆五目ナムル
豆もやし、人参、水菜、空心菜、高野豆腐を、ゆもっちの作った大葉、サニーレタスに乗せて、民さんお手製味噌を一緒に巻いて頂きます。
それぞれ下味が付いて美味しかったけど、中でも高野豆腐は絶品でした!
高野豆腐の味付け
醤油、シーズニングソース(タイの調味料)、サラダ油、お手製の五香粉(ウーシャンフェン)
 
◆チャプチェ
春雨、きくらげ、しいたけ、パプリカ、キャベツ、玉ねぎ、人参、油揚げ
味付け
醤油、コショウ、ごま油、おろしニンニク
いつも美味しくて体に優しいお料理をありがとう!
楽しく美味しく頂きました。
 
12:00
卒業制作グループワーク
◆PCゲーム班
今まで塾で覚えたこと「へぇ〜」を伝えたい。
ゲーム版の素材はベニヤで大きさは900×900。
ルーレットはスパイラルガーデンデザイン。
ボードゲームとカードゲームの融合したもの。
マスに72侯を記入する。
他マスに記入する事項を皆さんから募集するかもですのでご協力お願いします。
 
◆PC七つ道具班班
コンセプトは、都会でも身のまわりにあるもので始めようパーマカルチャー!
同時に震災などで都市機能がマヒした時のサバイバルグッズにもなるもの。
作成予定
大小トマト缶を組み合わせたウッドストーブ
ハンギングバスケットを使ったスパイラル菜園
廃油キャンドル
浄水器
段ボールコンポスト
竹の器
麻の道具入れ
等々、既に実験済みや出来上がっているものもあり。
麻の道具入れはひろみんの手作り。
素晴らしい出来でした。
 
◆繋がりリンク班
10期までの卒業生から抜粋した人達にインタビューを行うとの予定で、インタビュー予定者に連絡を取っていたところ、、
それなら全員に質問を投げて冊子にまとめたらおもしろいのでは??との、健Gの思いつきで急展開!?
安曇野パーマカルチャー塾卒業生の本発売か?
誰が買うの??



15:30
今日の夕食はガーデン料理。
アースオーブンでピザ!!
いつも美味しいお米を炊いて頂いてるアースオーブン。
はじめて使います。
 
シャンティクティガーデンで育った人参、茗荷、インゲン、甘唐、ジャンボズッキーニ等々、自然農の食材が並ぶ。
あと、ここそこに生えてる大きなキノコ。
「畑シメジ、、だと思う」と朋子さん。
食べたらみんな笑っちゃうかもね?
でも入れよう入れよう!
 
収穫する人、洗う人、刻むひと、火を起こす人。
それぞれ役割分担、地元池田町のお祭りBGMを聞きながら和気あいあいと準備は進む。
 
朋子さんに教わりながらピザ生地作り。
梅ちゃんの完成見本を参考に??各自好きな具を乗せていよいよオーブンへ。
詩さんのマンツーマン指導を受けながら、茗荷味噌味、バジルソース味、リンゴに健G虎の子の日本蜂ハニー等、パリエーション豊かなご馳走ピザが次々焼けていく。
ズッキーニの鉄板焼き、人参、玉ねぎ、畑シメジのスープも絶品。
香りも味も素晴らしい、何より仲間でワイワイやりながら食べる食事は最高!
夢のような時間を過ごしながら、穏やかにシャンティクティは暮れて行きました。


 
18:30
温泉へ
車を出してくれる皆さん。
いつも本当にありがとう。
 
20:00
DVD観賞 エンデの遺言

●根源からお金を問う NHK特集 60分

「モモ」に隠されたエンデのメッセージ
  エンデの遺言―「根源からお金を問うこと」ミヒャエル・エンデが日本人への遺言として残した一本のテープ(1994年)をもとに作られたNHKの番組「エンデの遺言―根源からお金を問う」(NHKエンタープライズとプロダクション「グループ現代」制作、1999年5月4日放送)は、大変な反響をよびました。 そして、その番組をもとに作られた「エンデの遺言―根源からお金を問うこと」NHK出版は、決してベストセラーになるような本ではありませんが、今世紀の前半を通じて重要なキーをなす1冊になることに間違いはありません。
  このような本の価値こそ、書店店頭だけではなく、ホームページなどのネット上で長期的に普及させる価値のあるものと考え、当テーマ館のひとつの柱に加えました。 
 当然これを機会に、エンデの「モモ」をもう一度読み直してみようという人や、エコマネー(地域通貨)を自分の地域でも是非試みてみようという人が増えていくことを望むものです。 
 オンケン氏はエンデ宛に「貨幣制度改革が『モモ』の中で表現されている印象をうけた」という書簡を送った。それ
に対し、エンデは「それこそがこの本のテーマです。……老化する貨幣が私の本『モモ』の背景にあることに気づいた
のは、あなたがはじめてです。シュタイナーとゲゼルの考えをこの数年間、集中的に学びました。そして、貨幣の問題
が解決されなければ、私たちの文化に関する問題は解決されないことに気づきました。」
  ヴェルナー・オンケン 著  宮坂英一 訳  「経済学者のための『モモ』入門」  
『自由経済研究 第14号』ぱる出版 7ページより


MOMOで有名な作家エンデがNHKに企画提案した現代の貨幣システムを題材にした番組(1999年5月)。
「パン屋でパンを買う購入代金としてのお金と株式取引所で扱われる資本としてのお金は2つの全く異なった種類のお金である」エンデの言葉。
◆事例
世界恐慌中の1932年にオーストリアチロル地方のヴェルグルという町で、シルビオゲゼルが提案した「自由貨幣」(老化(減価)するお金)制度を導入し、地域通貨を発行、公共(町)事業の支払いを労働証明書という減価する地域通貨で行った。
「老化するお金」が消費を促進、経済が活性化し、公務員の給与や銀行の支払い等広く流通するようになった。
周辺の町でもこの制度が取り入れられようとしていたが、オーストリア政府の禁止通達により1933年に終わる。
同時期にアメリカ各地でもさまざまな地域通貨が発行されたが、ニューディール政策により大規模な国家資本の公共投資行われ、地域の経済が活性化されたことにより姿を消した。
オーストリアもアメリカも国家の介入により地域通貨が根付かなかったようだ。
 
◆現代(番組制作時)の成功例
アメリカニューヨーク州のイサカという町の「イサカアワー」という地域通貨(紙幣)。
イサカアワーの「アワー」は、人が1時間(1hour)労働した対価とのこと。
新規会員希望者は運営委員会に1ドルを送ると、自分や会員が売りたいモノやサービスが記載された機関誌と2アワーが送られてくる。
その中から自分が欲しいものを売っている人や、自分が提供できるモノやサービスを欲しがっている人と取引を行ったり、取り扱い店で買い物に使える。
この通貨は利息がつかないので融資を受けても元金だけ返済すればいいし、他地域にお金が流れないので地域内で活発に循環する。
また、この町は地域住民が農家に作物の代金を前払いする「サポートシステム」があり、もともと地域住民と農家との間に直接的なつながりがある。
各人が共同体の一員という強い自覚を持っている地域だからこそ、このような地域通貨が受け入れられたとの説明が加えられていた。
 
旧東ドイツザクセンアンハルト州のハレ市の「デーマーク」という、紙幣を使わずに通帳上でモノや仕事を交換するシステム(交換リング)。
通帳での取引を通して、残高がマイナスになってしまうこともある。
しかしそれは借金ではなく、誰かに仕事を与えた結果であるため尊重される。
また、マイナスを誰かに返すことにより、そこでまた新しい関係が生まれるとのこと。
このような考え、システムが実際に行われていることを知り、正直驚いた。
 
番組を見終わってから皆で金融システムや地域通貨について話し合う。
地域通貨システムの概要について健Gより説明を頂く。
シャロムで地域通貨の経験を持つ健Gの説明と梅ちゃんの補足に加え、自由に質問できるおかげで理解できた。
知識がなくとも話し合いに参加でき、理解が深まるなんて本当に素晴らしいと思う。
ベーシックインカム(最低限所得保障)や、ペイフォワードについても同様に意見交換。
 
交流タイムも引き続きお金について、各自さまざま思うところを話し合う。
実例あり、経験者あり、信頼できる情報もあり。
このような内容の話を正面から怯まずできる環境は少ない。
 
どんな良いシステムを導入しても、そこに人と人の繋がりや協力がなければ成立しない。
それに始めから完璧な、未来永劫通用するシステムなんて存在しない。
「プロブレム・イズ・ソリューション」
やってみて問題があれば変えればいい。
 
番組最後のエンデの言葉。
「人々はお金を変えられないと考えていますが、そうではありません。お金は変えられます。人間が作ったのですから」。
そうだ。
人が作ったんだから人が変えられないはずはない!
 
2泊3日の中日 2日目。
ゆっくり楽しく進みながら、やっぱり深く濃い1日でした。
 
今日もありがとうございました。
 
レポートくま


 

9/23(月)3日目のレポートです。

 
6:00
2日目に続き朋子さんの楽健法で始まりました。
相手に伝わるので、うまくできてるかどうかは気にしない。
 
お互いが気持ち良くなるように行う。
ヨガと比べて、直接的というか即効的に体にきく感じで
朝の目覚めにぴったりの心地よい時間でした。
朋子さんありがとうございました。

 
7:00
建築実習
今回は漆喰塗り!!
瀬戸漆喰という国産の素材を使った自然素材100%の漆喰を使用。
とても強度があり、薬品なしでよく固まるのが特長。
さらに漆喰では唯一防火認定がとれているとのこと。
 
袋から出してグリグリねってから
コテ台に取り分けて、
コテを使って各々の持ち場を塗っていく。

コテ台からコテに取り分けるときにちょっとしたコツがあって、
見た目は簡単そうだったが、コレがけっこう難しかった。
みんなの塗り姿はいかにも左官職人のようで
真剣そのものでした。
 


 

途中で瀬戸漆喰が足りなくなり、
杉山さんご自身が瀬戸漆喰を調達するために
いったん家に帰るというハプニングがあり。。
杉山さんありがとうございます!

 
その間に「ラダック 懐かしい未来」のDVDをみんなで鑑賞。
これがとても興味深くおもしろっかった!
自分たちだけでなんの問題もなく伝統的社会の中で生きてきたラダックの人々が、
西洋の貨幣経済の波に飲まれ、たった8年でグローバリゼーションのシステムに依存してしまう。
西洋文化に影響を受けた若者たちは、自分たちの文化を拒否するようになり、その結果伝統的文化は失われ、生活を良くしたい一心で欲望に取り付かれてしまう。
僕らのような生まれたときから貨幣経済の中で生きてきた人間ではわかりずらい
この変化の過程が、まさに手に取るように、誰の目にも明らかに描かれていました。
人が生きるに適した規模を誤ると、いろいろなもののつながりが見えなくなってしまう。
子供たちとって何が本当に良いことなのかを基準にし、
人と地球とのつながり、コミュニティと生態系を大切にする生き方が
これから必要なことなんだと、再確認しました。


 
10:00
ブランチ。
昔山小屋の賄い飯を作っていたという詩さんのごはん。
〈メニュー〉
大根のポタージュスープ
とうがんと油揚げの煮もの
人参葉のちぢみ
カレー味のオクラ
 
油揚げ、おからは「富成伍郎商店」のもの
人参、いんげん、かぼちゃはゆもっちの畑から

 
和なおかずに白米。
うまかったっす!
民さんのエスニックな感じとはまた別のおいしさ。
なんというか安らぎというか心の平安をもらえた料理でした。
詩さんありがとうございました。詩さんのごはんまた食べたいです!


 
午後からは
杉山さんが取って来てくれた漆喰を塗る。
もう最後なんかみんななかなか塗り終わりません!
だって職人ですから。笑
細かいところまで丁寧に仕上げて終了。
塗り終わったあとのモバイルハウスは
俄然風情がでてきて家っぽくなってました。感動!!
杉山さんいつも丁寧なご指導ありがとうございます!
 

 
というわけで
9月の3連休3日目は、いつもよりちょっと早い15:00頃に終了。
時間は短くても内容は盛りだくさんで得ることが多くあった一日でした。
 
ありがとございました。
 
レポート
とみー