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2002年9月「喜びのタネまき新聞 bR91」
ハートの王国
人間も自然も木も草も虫もみんな仲間!
共に支え合って生きる共同体が目標です。
「シャロムコミュニティー」「安曇野ハートマネー」
信州安曇野の雑木林に包まれた小さな宿を中心に「自然」がテーマの共同体、
<シャロムコミュニティー>が誕生したのは2001年3月下旬のことです。
「20世紀は、経済の効率を最優先した競争社会でしたが、21世紀は自分の利益を追求するより、自然と共にお互いを生かし支え合うパートナーシップが大切です」と語る臼井健二さん (52歳) は昭和54年に宿をオープンして以来「自然と融合した暮らし」を提唱し続けてきました。
仲間と共に作った新しい共同体には、自然食のレストランやカフェ、自然食材を扱うショップ、情報コーナーがあり、ここを拠点に料理会や自然農法の学習会、地域通貨の研究会などが行われています。
また今年の4月には宿に隣接する雑木林の中に園舎をもたない保育園を開園。
「自然の中で生きる力をつけて育って欲しい」と保護者も積極的に運営に関わりながら、みんなで育ち合っています。
「今度は老人ホームを作るかな」と笑いながら新たな構想を練る臼井さん。21世紀の理想の王国はまだまだ発展途上です。
「耕さず」「肥料、農薬を用いず」草や虫を敵にしないさまざまな農法を実践。これはパーマカルチャーの畑です。
輝くばかりの緑の中にある保育園「森の子」。2〜5歳の15人の子どもが近隣の町村からリュックを背負って集まります。
地域通貨にも挑戦!
「安曇野ハートマネー」でお買い物
「ピアノの授業料として頂いた1000ピースでいつもお醤油やおやつを買うんですよ」 自然食品のショップで愛娘の結衣菜ちゃんと一緒に買い物を楽しむ浦野典子さんが手にしているのは「ハートマネー」という100ピースが100円相当の紙幣です。
善意で行うサービス、地元の産物や素人の手作り品など、主に円では表せない価値の交換手段として市民が独自に作り出した無利子のお金=地域通過。通帳式、紙幣、石ころと形態も、流通の規模もさまざまですが、この1、2年日本各地に急増して、その数は200を超えたといわれます。
「安曇野ハートマネー」は1999年12月に、会員約50名で開始。通帳式から、財担保証券式、ピースユニオン(銀行) の設立と試行錯誤をしながらも、地域経済の底上げにつながる新たな展開を求めて成長、注目されています。 |
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