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9月19日(土)晴天

モザイクのように広がった黄金色の田んぼと真っ白なそばの花。
何度見ても歓声が上がる景色の中、7回目の自然農で安曇野にやってきました。
こんなにいい天気は珍しいというくらい素晴らしい秋晴れのスタートです。

この時期安曇野は夏の元気すぎるくらいの背の高い草がすっかりなくなり、至る所に強い生命力を持った野菜たちがすくすく育っています。
こだわりを持った自然農がどれだけ滋養のある野菜を育てるか、
他の農法を否定するつもりは少しもありませんが、
やっぱり自分で食べるものは自然農がいい、そう思います。

農業をまったく知らないで、草との戦いに敗れそうになった私には、
この野菜の姿こそが私の希望であり目標であり、昔からの夢である『山の中で自給自足』のお手本です。

今回はどんな発見があるのか、はじまりはじまり〜〜♪


今日一日のスケジュールを竹内さんが説明してくれます。
第一日目は野沢菜、レタス、ねずみ大根、ほうれん草の種まきと、にんにくの植え付けです。
冬野菜は霜が当たっても大丈夫な野菜、年を越して春に収穫する野菜で、花も葉も食べます。
自然農では残念ですが、年越しの野菜はマイ畑には植えられませんが、シャロムの畑で体験できます。

野菜の種のつき方でどんな条件で発芽するのかがわかります。
キク科のレタスの場合、1mくらいでカサカサに乾いた茎の上の部分に種の綿毛がたくさん付いています。
この綿毛は飛べないで、こぼれるように落ちて、光に反応して芽が出ます。



サヤの中に種が出来る豆類は、暗い土の中で芽が出ます。
豆を蒔いて欲しいところに垂れてきて、蒔く場所を教えてくれます。

種取は農を繋いでいく大事な作業です。
昔は生産と種取は一連の流れの中の作業(自然農)だったものが、
現在は種取の専門業者がいて、分業になっています。

シャロムの畑では元気な野菜がたくさん出迎えてくれました。

≪ レタスの苗床を作る ≫

まず、草刈をします。出てきた土はフカフカでやわらかいです。
生草など有機物は中に入れないように気をつけて、根は残しますが、
根で増える草の場合は根をとってもいいです。

次にクワで根切りをします。
この時に土を反転させないように気をつけ、土の中の微生物の層を壊さないようにします。

 

クワがない人は、スコップや鋸カマで出来ます。

道になる部分の土をスコップで掘って、畝の上に乗せていきます。

乗せた土の塊りをサクサクとクワでほぐして両手でなじませて、叩いて平らにします。

 

カラカラになったレタスの茎を2,3本まとめて持ち、上からトントン叩いて、畝上にまんべんなく種を落とすように蒔きます。



スコップで掘って出てきた、草の種や有機物が入っていない土を両手でもみながら、種の上に薄くかけて、上からしっかりと押さえます。
これはラップ効果で、下から水が上に上がってきます。畝の横もしっかりと。

 

最後に草を厚めに敷きますが、モグラがいるようなら、道の部分には草を敷かないようにします。
やってきたモグラが『おっ、明るいぞ。戻ろう。』とUターンするそうです。
畝を陸の孤島にすると言うことですね。
畝の半分のレタススペースはこれで完了です。



≪ 日本ほうれんそうを蒔く ≫

残りの半分は日本ほうれんそうの種を蒔きます。すじ蒔きです。
クワの幅で3すじの蒔き床を作り、しっかりと平に土を押さえつけます。
平にしないと一斉に芽が出てこなくなります。

種はツンツン棘があり、まるで星の砂みたいな形で、中にはネイキットという丸い種があります。
この棘の先端から水分を吸い込んで中まで取り込みます。

よく本では、しばらく種を水に漬けておくと発芽しやすくなると書いてありますが、そうして発芽したものは、その後も水をやり続けなればいけなくなるので、自然農ではそのまま蒔きます。


種は1cm間隔でパラパラ蒔き、手で丁寧に間隔を取ってあげると発芽しやすくなります。

蒔き床の両側の土を1,2cmかけて、上からしっかりと押さえます。 水道がつながり発芽率が良くなります。ラップ効果。



上から燻炭を蒔いてよく押さえます。
石灰は水で固まってしまうので、なるべく蒔きません。

最後に草を敷きます。
種を蒔いた所は草を薄く、蒔いていない所は厚く敷きます。

  


種の袋を切るときは名前の下側を切って出し、残った種の名前が分かるように保存して、種の管理をしやすくします。



・・・種を水に漬けるときは・・・
ガーゼに種を入れ、水に漬ける。暫くすると発芽抑制成分が出るので一度それを捨てる。
よく水を吸ったら、日に当てて種を乾かしてからパラパラ蒔く。


≪ 金里にんにくの植え付け ≫

茎の部分を引き抜き1片づつバラバラにはずします。
この時、ハカマの硬い部分は折らないように気をつけてください。



植える場所は大きい草だけは刈ってその場に伏せて、植える部分だけ穴を開けて植えます。
紐やクワの柄で、1列に10cm間隔で、丁度2片が縦に並ぶくらいの深さに埋めていきます。

1片が小さい物は1,2cm間隔で密集させると、1片にんにくになります。
米ぬかを蒔いてもいいです。
自然食品店のにんにくならそれが種になります。

≪ 野沢菜を蒔く ≫

野沢菜は霜に当たると甘くなります。
場所を決めて、歩きながら草の上から蒔いていきます。

ムラの無いように蒔いて、その後に草を刈ってその場に伏せます。

ツンツンした草をしっかり刈り取り、蒔いた種が土に落ちるように叩きます。



最後に上を歩いて、種がしっかり定着するように踏み固めます。



≪ 漬物用大根を蒔く ≫

地大根で、緻密ででんぷんが多く、たくわんに向きます。
すじ蒔きにします。

根っこを残してクワで草を真ん中に寄せます。
耕さないように、草が多いときは鋸カマでやり、必要が無ければ根切りはしないでいいです。



3cm間隔でひねり蒔き。素手で親指と人差し指でひねりながら蒔きます。


素手というのは、種に土を混ぜないで、残った種は袋に戻すためです。
種は大事に扱いましょう。

手袋をして土をかけ、しっかり押さえて、今回は草は乗せません。



大根は下にもぐっていく種類(練馬大根)と上に上がっていく種類(青首大根)があります。
蒔く間隔が狭いと間引き時に根が絡み合い、残す大根まで浮いてしまうので土寄せが必要になります。
3cm間隔にすると浮かないので、土寄せはしなくて大丈夫です。
以上で冬野菜の種まきは完了いたしました。

次はぐっさん自慢のストロベリートマトの鑑賞会、試食会を致します。
大きく伸びた枝を兼六園の雪つりのように見事に仕立てていて、みんなビックリで、歓声が上がりました。



ストロベリートマト(食用ほうずき)の実がたくさん付いていて、
ガクの部分が茶色くなって熟した実を採ってほうばります。

おいし〜〜!!
またまたあちこちで感激の声が上がります。
先月食べた時よりも甘酸っぱく、この癖になる味覚は今まで味わったことがありません。



下のほうに熟した実がたくさんあって、上のほうはまだこれからです。
結構長く楽しめそうですね。

ネットで調べたら、一粒150円〜220円!!
知ってか知らずか、みんな夢中になって美味しそうなのを選んで食べました。

もちろん、観察も忘れてはいないのですが・・・^^;
種が欲しい人はいくつかポッケに入れてお持ち帰りです。
ぐっさん、ごちそうさまでした〜!


次にそばの畑に移動です。

そばの花をこんなに近くで見たのは初めてでした。
満開です。



花の下に可愛い赤い実が付いています。
実は次々出来ますが、初めに成った実が黒くなったら刈って寝かせておきます。
そうすると追熟して美味しくなります。
10月に収穫して、11月に脱穀、そば打ちが出来るかな、楽しみです。


次は粘土団子の試験畑。
色々な芽が出ています。
夏の野菜は終わって、これから成長する野菜の誕生です。
まず、やってみることが大事で、成功失敗にこだわらない事が試してみると言うことですね。

 

そして、みんなの畑へ。

大きなスイカが草の中から現れました!
スイカの食べ頃は、ひげ弦が枯れたらOKです。
他にいい音がすること、黒い線がはっきりとしていることです。



みんなそれぞれ自分の畑で収穫やお世話をしました。

個性溢れる畑にはコンパニオンプランツのマリーゴールドの花が目に鮮やかでした。

 

赤カブの収穫。採ったどー!
夜の宴会で美味しく頂きました。

夏草が無かった分、みんなゆったりと畑で過ごした後、温泉でのんびりしました。

そして今夜は外ご飯です。
今日のメニューは差し入れの餃子に、夏野菜のソテー、焼きそば。
極めつけは竹内さんの広島風お好み焼きです。
素晴らしいホストぶりでした。ご馳走様です。



自家製のお味噌でシメジの味噌汁。
きゅうりのおしんこ。
一期生の先輩のキヌアとレンコン、ブロッコリー、インゲンのマリネ。
少しだけ私が持ってきたおでん。



食べて、飲んで、話して、笑って。
ああ〜〜、なんて、しあわせ・・・。

この後、片付けて部屋に戻って、ぐっさんのギターで音楽タイムでした。
歌ったり、語り合ったり、様々に夜を過ごして、みんな幸せそうな顔でした。

お世話いただいた皆様、楽しかったです。
ありがとうございました。


文責:よっぴー


9月20日 晴れ

9月の安曇野の朝はちょっと肌寒いけれど、とても気持ちがいいです。

8時からの講座が始まるまで、それぞれ散歩をしたり、ヨガをしたり、

自分の畑の世話をしたり、思い思いのことをしています。

まずは自然農の田んぼの観察です。

周りの田んぼはすでに黄金色ですが、自然農の田んぼはまだ緑色です。

お米の種類の違いによって成長のしかたもさまざまです。

緑米にいたってはまだ出穂もしていません。

6月に田植えをした1本の苗から38〜40本にも分けつしています。

ここでは竹内さんから収穫前の水管理や田の雑草の話を聞きました。

機械刈をする田では1ヶ月前に水を落とし、田を乾燥させないと土が

硬くならず、機械が入れられません。

手で刈る場合は2週間ほどでいいそうです。

田んぼの水面を覆っているサヤミドロと言う藻は、水温の上昇を妨げるので

東北地方では嫌われ、南の方では歓迎されるそうです。

稲を刈り取る目安として、お米がほぼ黄金色になっていて、稲穂の茎の部分が3分の2以上

黄色になっていることだそうです。

こちらは豆畑です。

小豆はそろそろ収穫できそうです。

小豆は実が順番に熟していくので、8割ほど黄色になったら刈り取り、追熟させます。

刈り取る時は、朝かくもりの日、小雨のような湿気が有るときでないと莢がはじけてしまうそうです。

豆科の根っこには根りゅう菌がついていて、空気中にある窒素を、植物が使いやすい形にしてくれます。

 

田んぼの畔に植えた枝豆を収穫してきました。

莢の数を数えると、なんと200もついています。

普通、畑で作ると莢の数は70ぐらいで、畔で作ると130〜140ぐらいになるので、200とゆうのは

かなり多いですね。

キュウリの種とり

花から40日ぐらいたった、黄色く肥大してやわらかくなった実を選びます。

重さは1キロぐらい。

実の上の部分は種が未熟なので切り落とします。

下の部分を、種を切らないように皮の部分にだけ包丁を入れ、縦に切ります。

ボウルに種を取り出し、水洗いします。

浮いた種は未熟なので捨ててしまいます。

残った種を新聞紙の上に広げて乾燥させます。

竹内さんは種をまわりのゼリーごと袋に入れ、1日発酵させるそうです。

カボチャの種とり

写真はバターナッツですね。名前のとおりバターで炒めると、とても美味しいそうです。

思ったより種が少ないです。

カボチャの種は水に浮くものを使うのですが、今回は未熟な種が多いので沈んだものを使います。

これは、ぐっさんの畑の食用ほうずきですね。

トマトと同じように中身をビンに取り出し、1〜2日ほど発酵させてから、水洗いして沈んだ種を使います。

  ナスの種とり

ナスは花から80日ぐらいの実を使います。

ヘタの部分を切り落とし、皮の部分に包丁を入れ、裂くように割ります。

水を張ったボウルに種を取り出し、よく水洗いして沈んだ種を使います。

ズッキーニの種とり

ズッキーニはF1種が多く、種を採っても同じ形質にはなりづらいそうですが、これはコスタータロマネスカ

とゆう固定種だそうです。

種のとり方はキュウリと一緒です。

種とりの後は、みんなお待ちかねのブランチです。

さっき取ってきた枝豆もありますね。

今回ゲストの、元シャロムスタッフのゴカさんが持ってきてくれたうめジャムがとても美味しかったです。

 

午後は自分たちの畑です。

この時期になると雑草も夏ほどの勢いは無く、草取りも楽ですね。

次回はいよいよ稲刈りです。

お米だけでなく、小豆や大豆やさつまいも等も収穫できそうなので、今から楽しみですね。

 

byすぎ