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始めてみよう、自然農

2017安曇野自然農塾

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シャロムの自然農 

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稲の種籾まき 陸苗代の作り方 春田

 A草を刈る種をまく 

 B種を採る 

 Cまとめ 冬


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5月16日

あいにくの雨です。午前中は良かったのですが午後から降り出しました。
前回のお勧め農作業スタイルが楽しみでしたが、すっかり合羽で隠されています。
次回のお楽しみ?

まずはシャロム玄関前で準備。
大麦の出穂が気温15℃・小麦の出穂が気温20℃
大麦の出穂が始まったら、いよいよ夏野菜の種の蒔き時です。



今回はトマト・ナス・ピーマン・カボチャ・ズッキーニ・メロン・オクラ・トウモロコシ・バジルの
苗を定植します。(バジル苗は明日到着)

トマト・ナスは多年性であるので条件がいいと枯れません。
ハウス栽培では1株で16段に幹を延ばさせて1万個の収穫をする農家もあります。
でも1年40個で残りを種にするのがいいのでは

トマトは原産では1〜2月が旬です。
日本では夏野菜です。


クラインガルテン畑に移動

久々の自分の畑とのご対面!!
みなさんはしゃいでいます。
草がこんなに茂っているとは・・・自然の力強さを感じます。
まずは苗の説明。



クイズ:これは何でしょう・・稲?麦?
答えはトウモロコシです。イネ科です。
オクラは根菜系なので基本的に移植はできませんが、小さいうちならOk。
ウリ科は双葉が大きいのが特徴。
タイメロンはマスクメロンそっくりの高級フルーツそっくりさん。
味は自然農そのもの。あっさり系。
カボチャは早生系の早く取れるものは貯蔵が利かない。
九条ネギはトマトのコンパニオンプランツ。
病気よけに良いけど、草に負けてしまうことがあるので注意。
トマトには青トマト・赤トマト・オレンジトマトというように
いろいろな品種がある。
代表的な桃太郎ができるまでは世界一・ポンテローザが長崎から広まりました。
ピーマンはシシトウ・トウガラシとは原産地では
混ざって植わっている。乾燥ぎみにさせると辛くなる。
秀吉の朝鮮出兵により朝鮮にトウガラシが伝わりました。
ナスのうち丸ナスが今回のような1カ月に1回のワークショップには向いている。

さあいよいよ畑に入ります。
今回は雨の中の塾になりましたが、定植に好ましいのは曇りの日の10時から15時の間が良い。


シロザとアカザが生えてきていますが、ほっとくと人の背よりも大きな木になり
松尾芭蕉が奥のほそ道に使った杖も採れるようになるとのこと。
立夏から立秋までが夏にあたる。夏草のスイッチが入ったので
一気に増え始めた。6月・7月は月に何回か来ないと大変なことになる・・・



ハコベが生えてきたら土地が肥えている証拠。
イネ科が生えてきたら土地が痩せている証拠。
ハコベは残してシロザのみ刈る。

トマトの定植


@ポットと同じ大きさの穴を掘る(移植ごてでも手でもOK)
Aポットの土面が地面より上に来るように。手で押さえてフラットになるように。
  トマトは乾燥を好むので日本の様な多湿で深うえすると根ぐされする。
Bニラを一緒に植える。虫よけ。
  ニラは地上部を根の長さぐらいで切ってやると、新しい根が生えてくる。
  ニラを穴に沿って寝かして肩に置く。
Cそこにポットから出したトマトを押し当てるようにして、掘り上げた土を戻す。
D上を押さえ安定させる。ここで地面とフラットにする。
Eポットの大きさ分のスペースをあけて刈った草をまわりに敷く。
  夏野菜は地熱を上げるためにまわりの地面を露出させる。



ナスの定植

葉脈が濃くなっているものは新しい根が出ている。
植え方@〜Cはトマト同様。短い支柱を立てるよよい。
Dポット分の位置を円形にくぼみをつける。水が溜まるように。
Eいっぱい草を敷いてやる。



ピーマンの定植
トマトと同様。



ピーマン・シシトウ・トウガラシは原産地で混ざって植わっている。
土を乾燥気味にすると辛くなる。

ナスとピーマンは支柱を立てる。
ポットの範囲の外に立てると根を傷めない。


カボチャもトマト同様でOk。

オクラの定植
20〜30cmはなれればよい。ポットに数本ある場合は株分けして植えても良い。

トウモロコシ20cm・枝豆30cm離して定植。


 

サツマイモの定植
サツマイモは植え方で取れ方が変わる。
横に寝かして植える水平方法(家庭菜園向き):あちこちに根が出ていっぱい不揃いの実ができる。
縦向きに刺して植える直立方法(農家向き):茎の真下に実ができる。大きく形がよくなる。
サツマイモは実ができる土部分を多くしたいので、畝を盛り上げて定植する。
土を削った部分には枝豆などを植える。
水平植えの場合、鎌で筋をつけ苗を寝かして上から足で踏む。葉っぱ3枚出ていればOK。
直立植えの場合、鎌を土に差し込んでちょっと隙間をあけ苗を差し込む。
こちらも葉っぱが3枚出ていればOK。
次に日にたっぷり水をあげる。植えた日には水をあげず、へこんだ状態で水をあげることで
しっかりした根ができてくる。
10℃以下は良くない。不織布などをかけておくこと。やせた土地に適している。



メロンの定植

ポットの土面を地面より1cm上に来るようにする。:メロンとスイカは乾燥地方のもの
全体に盛り上げて大きな古墳状態にする。
ナスの時のようなくぼみがないように、水が流れていくようにする。
まわりに草を敷く。



インゲンの種まき
3つぶ種をまき、出てきた芽のうち2本を残す。

その他 種まきは各自実施。
雨が激しいので早めに引き揚げた。



お決まりの温泉:ホリデー湯チームと料理チームに分かれた。


晩餐会は各自1品持ち寄り!!
想像をはるかに超えた御馳走の数々に満腹。

事前に打ち合わせなどなかったのですが、
主食・主菜・副菜・汁物・デザートと、
テーブルの上に並んでいるものを眺めているだけで楽しかったです。
一人一品でも、二十人なら二十品。

ちなみに、去年の自然農塾の一品持ち寄りなどは、
お酒ばっかりだったそうです。
でも、それはそれで楽しいかも。開けてビックリ…

写真に出てるのはかなりイケてるものばかりですが、
見た目が地味でもおいしいものもたくさん。

炊き込みごはん、おいなりさん、おからもち、マーボー春雨、
ゴボウとみず菜のサラダ、卵焼き、パイナップル、桜の塩漬けのケーキ…

当日台所を使って、簡単な調理をした方もいましたよ。
来る途中のサービスエリアで売っていたコゴミを買って、
シャロムの台所でゴマ和えにしたという方も。

こんな風に書くと、けっこうプレッシャーになるかもしれませんが、
張り切って作ってきた方も、それぞれのできる範囲で用意してきた方も、
出来合いのものを買ってきた方も、といろいろでした。

それでも、そんなこととはまったく関係ないところで、
とっても楽しいパーティーになりました。

わたしなどは野沢菜と油揚げを炒めて煮ただけのものでしたが、
それでもみなさん、こころやさし〜い方ばかりなので、
おいしいといって食べてくれました(涙)。

以上、参考までに一品持ち寄りの報告でした。


自然農塾5月17日(日)

朝6時にドミトリーにて朝のヨガ。先生は近くに住むヨガ歴6年の女性の方。

たくさんの参加者が静かに耳を澄まし、雨音にリラックスしながらヨガを楽しみました。

まずヨガ式の胡坐をかきます。そして呼吸法を数種類、例えば右手の親指で右鼻を塞ぎ4秒間息を吸い、呼吸を8秒止め、右鼻から8秒間で息を吐く方法。

宇宙の音オームのマントラを長い一呼吸で唱える。ネコのポーズ、シャバアーサナーなどを行い、最後は先生のシャンティな歌を聴いて終了しました。

 

今日は小雨降る中、田んぼの畔ぬりの準備スタートです。

田んぼの中のレンゲも花盛りを過ぎ、たくさんの大麦の穂が風に揺れています。

昨年はレンゲ優勢でしたが今年は大麦もいい感じに共生しているとのことです。

レンゲ、大麦、ナズナなどが適度に草を抑え、意外と雑草は生えていません。


 

大麦は六月末、田植え前に穂だけ刈り、葉や茎は生えたまま倒して踏みつけていくそうです。

苗床の不織布の下には、先月蒔いた籾米から小さな芽がたくさん出ていました。

自然農の田植えではもう少し育てて分結をさせて、移植します。草より大きく育てることで草負けを防ぎます。

機械植えや寒い地域では5〜6本の苗を一緒に植え、分結より穂数で稼ぎます。しかし草の生育の方が早くて勝るので除草が必要になります。

 

畔ぬりの前に鋸鎌で畔の草刈です。畔に草が生えていると土が肥えて崩れやすく脆くなるので、しっかり草刈りします。刈った草は田んぼの中に入れておきます。

草下には眠っていたテントウムシや蛙がたくさんいました。虫や生き物に豊かさを感じます。ノソノソと逃げ惑う虫達よ、ごめんね。

畔ぬりの方法

@     畔の草刈をし、草は田んぼの中に入れる。

A     鍬、スコップなどで畔の田んぼ側に溝を掘り、水を誘導します。

B     溝の中で土と水を練り、泥を作ります。しっかり練らないと畔にくっつきません。

C     畔を少し削って泥を付きやすくし、畔の上から側面にかけて泥を乗せていきます。

D     泥の水分が少し抜けて馴染み落ち着いたら、足で踏んだり、鍬などで慣らします。

E     畔の側面、上を鍬などで平らにします。普通は泥を乗せておいて適度に水分を抜き、翌日平らにするとやりやすいそうです。

 

・畔ぬりは田んぼの水漏れを防ぎます。水漏れの9割、ほとんどはこの畔からだそうです。

・昔から畔の草を刈り、焼くこと(畦焼き)で土を肥やさず崩れにくくして頑丈にする方法もあります。

 

畔豆の種植え

@     畔に鍬で穴を開け、大豆を2〜3粒入れる。(一さやに入っている数が目安)

深さは豆3個分の深さ。間隔は30cm程度。

A     穴に刈った草を被せておく。

・今日のような雨の日は特に、種豆が水分で膨張し、土を被せると豆が腐って発芽に失敗することがあるので草を被せます。

・植えた後は鳥よけとして、地表から10cm位のところに紐を一本張っておくとよい。

・大豆は畔で育てると畑の大豆の倍程の収穫があるそうです。(畦120さや>畑60さや)

・その他、畔でよく育つものは枝豆、里芋、クウシンサイなどがあります。

 

小雨と風が吹く中の作業に苦戦しながら、力を合わせて三畝ある田んぼの畔ぬりを終えました。人が集まるということは素晴らしいです。楽しいうちに仕事も終えられ、何でもできます。

昔は田植えと稲刈りの時にたくさんの人の手を借りる代わりに、家族総出でおもてなしをしました。一日五食の食事を作り、どぶろくや甘酒(アミノ酸・乳酸菌豊富なスポーツドリンク代わり)を飲みながら作業に励んだそうです。最高の遊びであり季節のイベントですね。

 

シャロムの畑に戻り、バジルの定植と枝豆、落花生の種まきです。

 

バジルはポットに2本苗が入っているので、そのまま植えて後々間引きするか、ふたつにそっと分けて定植します。

移植ゴテを土に挿して堀り、土を乗せたまま横に置き、苗を穴に植え、移植ゴテの土をその穴にそのまま戻す。

上から手のひら全体で土を押し、定植完了。

 

落花生のインディアン方式の種まき

棒を土に浅く挿し、豆を2〜3粒入れ、軽く土を戻し被せる。

出来るだけ簡単に手を加えず、そのままの土地に種まきするのを重視した方法です。

 

 

強めの雨が降っているので12時30分からドミトリーで座学です。

今回必ず植えておかなければならない時期の作物を中心にもう一度確認です。

・バジルの苗の定植

・枝豆、落花生の種まき 

大豆同様に深さ豆3粒分(3cm位)の穴を指や棒であけ、2〜3粒を入れる。

土は被せず刈った草を乗せる。間隔は極早生(奥原)は20cm、その他(一人娘、宝石)は30cm程度。

一穴に二つの豆を発芽させて育てることで共生・相互作用が働き、一本で植えた時よりも根が深くまでしっかりたくさん張るそうです。

 

このあと、植え終わらなかった苗や種を畑に植えに行く人、ぐっさんのお香講座をする人、休憩する人などに分かれました。

ぐっさんのお香講座

「お香」はタブの木の樹皮を乾燥させた粉末と水と香料から出来ています。

@     大きめのお椀に好みの色(ピンク・青・黄)の粉末と水を入れて、すりこぎでポロポロするまで混ぜる。

A     好みの香料(ローズマリー、ラベンダー、沈丁花、ゆずなど)一袋を加え、さらによくまぜて馴染ませる。

B     まとまったら机に乗せて、麺棒で伸してはたたむを繰り返す。

C     良い頃合いになったら3mm程度に伸ばし、好きな型で型抜きしたり、指で三角錐に丸める。パサついたら少量の水を手に付けて補給する。

D     お香を台紙に乗せて3〜7日間程乾燥させて完成。

グッサンのお香講座

14時からはDVDで勉強です。

「サルー!ハバナ 都市農業リポート」

●キューバ 都市農業リポート  33分

200万都市が有機農業で自給・・・音楽、ダンス、野球だけではない、キューバの新しい顔。 
それは、都市農業。町のいたるところに畑を作り、野菜や果物を無農薬で栽培。
市民の食糧を都市の中でまかなっている。一体、どうして?なぜできるのか? 
食の安全、地産地消、自給率向上、省エネルギー、
農的生活、新しい雇用、スローライフ、コミュニティづくり…
持続可能な社会へのヒントがここにあります
DVD映像
:33分 

キューバのハバナの有機農法での都市農業リポート。

1991年のソ連崩壊で、それまでソ連に食料の80%を依存していたキューバは深刻な食糧・燃料難に陥った。

1997年より本格的に国が都市農業をすすめ、「石油に頼らない農業」を目指した。

ミミズコンポストでのリサイクル堆肥作りやニームオイルでの防虫、アスファルトの上を畑にするオルガノポニコ畑を利用し、持続可能な有機農業が広まっている。

国は希望者に農地を無償で貸し、「コンサルタントショップ」なる農業のあらゆる資材が揃い、農業指導員のいる有料のお店を奨励。指導員の力量次第で収入は差があり、そのシステムは社会主義国では画期的な事。

出来た農作物は市場で許可なく販売することができ、即収入や自立へと繋がっている。

家庭で自給のために農業をする人が増えていて、農場にも消費者や子供達が遊びに来るなど、有機農業は大変身近なものになり、伝統的な農法も見直されてきている。

そして現在食物自給率100%にまでなった。

小学校では教育の一環で農業を行い、出来た作物を給食に使うことで農育・食育が定着している。

災い転じて福となす。ピンチをチャンスに変え、自然の恵みを最大に引き出し、お金や資源に依存しない生活。地球と共生しはじめ、真の豊かさを手に入れたキューバは素晴らしいなと感じました。

ドミトリーに戻り、今回の振り返りや感想を話しました。

ゆうこさんの美味しいブラウニーを食べてホッと一息ついています。

二日間とも雨の中での作業が堪えたという方多々。畑に芽が出て感動した方も多々。

夏草の台頭が気になるので、出来れば次回までの間に一度は草刈に来ましょうと話しました。

次回は5週後、エンドウやスイカを植えたり、いよいよ田植えです。