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9月15日 安曇野自然農学習会

自然農塾も残り4回となりました。

なんとなく残り回数を数えて、少し寂しい気持ちになってしまいます。 

■□■挽き立て!うどん講座■□■

今回も天気に恵まれ、早速エコロジーでロハスでスローな臼井さんのうどん打ち講座が始まりました。

 なんと、この小麦粉はみんなで収穫した小麦を前日製粉したばかりのまさに「挽き立て」!

♪挽き立て〜挽き立て〜俺の小麦粉挽き立て〜♪

まぁ、蕎麦と違ってうどんにはあまり挽き立ては関係ないみたいですが・・・。

粉を持っていくと製粉してくれたり、乾麺を作ってくれたりする、そんな製粉所があるなんてビックリです。
製粉所によって味も変わるとか。

小麦はその3割がふすまということで、製粉するとだいぶ少なくなったように見えます。

100gに対して水45cc、塩5gくらいの分量です。塩は小麦粉のグルテンを引き締め、おいしいうどんにしてくれます。

@     粉に水を回し、かき混ぜていきます。入れすぎ注意。

A     ぽろぽろまとまってきたら押し付けるように捏ねる。

B     生地を中央に折りたたむように丸めて、濡れタオルをかぶせてしばらく置いておく。

 

さぁ!夜のご飯が楽しみです!! 

■□■いざ!畑へ■□■

明日の種取用の野菜と、今晩のおかずを収穫しに行きました。

もうトンボがたくさん飛んでいます。秋ですねー!風も気持ちいい。

大豆が大きくなっています。これは味噌用ですが、誰かコッソリくすねてました()

みんなで蒔いた春菊やほうれん草も芽が出ていましたね〜。

(お控えなすって…本日の手タレはあーちゃんです。)

しかし、結構間隔はまばらです。発芽していないものも結構ありそう…。 

カボチャの収穫。

カボチャは、霜が下りる前、付け根の部分(茎)がコルク状になっていたら収穫適期です。

切り口の真ん中が少し緑色くらいだったらバッチリ。

最初ポクポクしていたのが次第にネットリしてくるのですが、若い実を採ったときは早めに食べます。

カボチャは収穫してから長い間保存が利くのがすばらしい!!

ナスやトマト、キュウリみたいに、コンスタントに実をつけてくれる野菜も嬉しいけれど、
収穫してからずっと置いておける野菜も素敵だなぁと思います。

ナスやニンジン、トマトも少し収穫しました。

 

畑の草の状態も変化してきています。

勢いのある夏草の下で、冬草(ハコベやオオイヌノフグリなど)が芽吹いてきていました。

草を刈って敷くとき、種がついていてもOK

夏草を刈ってあげて、冬草を生やすと、これからの寒さを防いでくれたり、雨の跳ね返りを防いでくれたりします。

草刈りは、「邪魔者が生えてきたので削除する」という気持ちでやると「非生産的で無意味でしんどい」
作業に思えてしまうかもしれない。
でも、刈って敷くことでまた土が少し豊かになるというイメージがあるから、
「積み重ねている」という実感を持った作業になっている気がします。
 

■□■大根間引きと種蒔き■□■

大根が込み入っているところは間引いて、間隔の開いているところには再度種を蒔き、
10cm
間隔になるようにしていきます。

間引きは根っこが絡んでいる可能性があるので、抜かずに地上で切ります。これはおろぬき菜といって、
味噌汁の具や炒め物にもgood

間引いた大根を見てみると、小さな根が伸びています。

大根は最初に伸びてきた根がそのまま大根になるのではなく、
その根がある程度まで成長できたら本当の根が出てきて大根になります。
耕さないほうが割れないそうです。
 

シャロムで蒔いた白菜は、ほとんどコオロギに食べられてしまったとか…。

草をたくさん敷いておくとコオロギの住処になってしまうので、

秋の種蒔きではあまり草を乗せないほうがいいらしいです。

■□■それでいいのか!衝撃の野沢菜種蒔き■□■

「次はこのへんに野沢菜まきましょうか」と、竹内さんが言う。

「あぁ、いいんじゃない」

「じゃぁ、蒔きますよー」

次の瞬間、夏草が生えまくっている上から突然種を蒔き始めた竹内さん。

それまでの大根の種蒔きと全然違うので、みんなポカーンとしちゃいました。

「ちゃんと均等に蒔けてるでしょ?」

そんなこと言われても…見えません、すみません、わかりません()

野沢菜は毎年こんな風に夏草の上から蒔いているそうです。その後草刈して、よく踏んでおく。

大根と違ってたくさん種が取れるから、こんな蒔き方でも大丈夫らしい。

「毎年不安だけど、ちゃんと生えてくるよね」

そうなんだ・・・。

野沢菜は何度か霜に当たることで、凍らないために葉に糖分やミネラルを貯め、
縮れた葉で光合成しやすくなり甘くなるそうです。

生の野沢菜って食べたことがないので楽しみです!

 

■□■たまねぎの苗床作り■□■

たまねぎは発芽させるのも苗を作るのも難しいそうです。

肥えて湿っているところがたまねぎに向いているところ。発芽まで水をまくところもあるとか。

土を肥えさせるには、前もって草を積んでおくのが一番。それを何年もやれば層が厚くなってきます。

有機物はなるべくどかしておきます。土中で発酵すると熱を発して成長を阻害するそうです。

丁寧に草を刈り、表土をよけ、鍬で根切り、表面を平らに…これは稲の苗床を作った時と一緒です。

あっという間にキレイな苗床が出来ました。 

種の寿命は1年なので、必ず蒔ききります。種6ml1平米の苗床が作れます。

雨が降って土が濡れて落ち着いてから蒔くのが一番。

たまねぎの種の袋には、蒔く時期や収穫後保存が利くかどうかなどが表記されていました。

固定種は蒔く時期が結構長めになっていますが、F1の種は蒔く時期が限定されています。

F1の種のほうが強く、値段も高い。

まず、固定種から蒔いていきます。丁寧にスジまきします。

鎌の背でスジを彫り、指でそのスジを押さえていきます。そこに1〜2cm間隔で種を落としていく。

510cm離して列を作っていきます。そして土を戻してよく踏む。

自然農を学び始めた頃は、この「種を蒔いたら上から踏む。
水をかけない」というのがかなり衝撃的だったのを覚えています。
けれどやってみると、それで本当に芽が出てくる。
土の中の水分を吸い上げてちゃんと発芽してくる。何度見てもその種のチカラには感動します。
 

F1の種はバラ蒔きします。

鍬でスジをつけて、そこに3列のイメージでばら蒔きしていくといいそうです。

同じく脇に寄せられた土を戻してよく踏みます。乾燥防止に籾殻をたっぷりまいて、さらに草をどっさり乗せて、
地面を湿らせておく。折れ曲がった状態で発芽してきた芽が草をどけて成長してきます。

発芽してこなかったら苗を買ってきて仕切りなおし!市販の苗の根と葉を切って植えます。

白菜とたまねぎが上手に出来るようになると、土が出来てきたと考えられるそうです。 

■□■にんにく■□■

トウモロコシの跡地に、むっちりおいしいホワイトにんにくを植えます。

まずは草刈り。トウモロコシの地際の根っこは頑丈に残ってますが、春まで放っておくと根も枯れて
かんたんに取れるのでそのままにしておきます。

にんにくは連作しているところに植えると殺菌効果も期待できるそうです。

にんにくは球根を食べているんだ…改めて実感。

皮がついたままの状態で上から一つずつ割っていきます。

ジャガイモを植えたときのように、シャベルやスコップを深めに土に差込み、
なるべく土の層を動かさないようにして1520cm間隔で植えていきます。深さは地面からにんにくもう一個分くらい。

土をかぶせ、草を乗せておきます。 

 

■□■種取用トマト・キュウリの収穫■□■

トマトは木で枯れるものと、土で枯れるものがありますが、今回は、木で完熟したいい状態のトマトから種をとります。

選ぶ目安は、木できちんと最後まで成長しているもの。
タバコガなどにやられて穴が開いているものが結構ありました…。
あとはお尻の赤い星が目安。

キュウリは自然に落下した黄色いやつを種取用にします。生育の様子がよく、素直に大きくなっているものを選びます。

 

■□■それぞれのクラインガルテンへ■□■

カネゴンの畑にはそれはそれは大きなローサビアンカが実をつけていました!あまりの大きさにみんなビックリ。
ハンドボールくらいだったかな?

カネゴン、「これは種取用」と竹内さんが麻紐を結んでいましたよー。食べちゃダメですよー。 

みんなの畑にも夏の勢いは無く、一部を除いてジャングルは消えうせてました。

畑ではカボチャが収穫期を迎え、ナスやトマト、きゅうり、枝豆も実をつけています。

先月蒔いた大根やコカブも大きくなっていました。

畑によって本当に成長ぶりが違うし、同じ種でも味が違います。
ちょっとした条件の差でこんなにも変わるものなんですね。

 今晩のおかず用に、ナスやズッキーニも収穫。夜ご飯を楽しみに、みんなでお風呂に向かいました。

■□■小麦粉祭り■□■

今晩のメインは何といってもみんなで収穫した小麦粉!

寝かしておいた生地を臼井さんが切ってくれたうどんと、みんなで手延べしたうどん?も鍋の中へ。

炊き出しのような光景が広がる中で、みんなでおいしくいただきました。

フクちゃんの青唐辛子を入れたらだいぶ辛そう!

その後はゴカちゃんの指導のもと、みんなでお焼きを手作りしました。

生地を丸めてうすく延ばして、味噌と野菜(ナスとズッキーニ)をいっぱい詰め込んでいきます。何とか口をふさいだら、
鉄板の上へ。

そして、夜の講座が始まりました。

 

■□■いのちの営み育む田畑の育て方■□■

ぐっさんの「方言朗読」にみんなで大笑い!

●適地適作(野菜に向いた場所で育てる)

<痩せたところ>スギナが生えている

ジャガイモ、枝豆など→トウモロコシ→ナスなど →また痩せてきたらジャガイモ・枝豆…

<肥えたところ>カラスノエンドウやハコベが生えている

ナス、たまねぎ、白菜など

<乾いたところ>

サツマイモ、ジャガイモ、トマトなど

<湿ったところ>

サトイモ、ナスなど

それぞれ原産地によって得意な条件が異なるため、それを考慮して適地適作を考える。 

確かに今年湿地で育てたジャガイモはダメだったし、田んぼのわきによく見かけるのはサトイモや、ナス…。
やってみるとよくわかります。
 

●輪作(毎年少しずつずらして育てる)

<連作を嫌う野菜>

ナス科(ジャガイモ→ナス→ジャガイモはダメ。ジャガイモだけ連作なら取り残しが自然に生えてくるのでOK.)

<連作できる野菜>

にんにく、ジャガイモ、カボチャ、大根、トウモロコシ、サツマイモ、ニンジンなど

なぜ連作が出来ないかというと、バランスが崩れているから。
肥料で作ると弱い肥満体になるので、病気がちになる。

何年も同じ作物を育てているような畑では、毎回土壌燻蒸(くんじょう)をして、土を殺菌している。

全部殺してしまい、ゼロに戻してまた栽培する。

自然農では、いろいろなものを一緒に植える。そこにあった草が生え、
そこに返していくことを続けるいずれスギナも生えなくなる。

連作だから出来ないというのではなく、少しずつ場所をずらしてフレッシュなところで作るとうまくいく。
大根は命を全うさせて連作すると土が柔らかくなり、肥えていく。
 

●論より証拠

考えるより、試してみることが大事。

蒔くときも二種類蒔いてみる。時期をずらして蒔いてみる。いろいろ試して自分で学んでいく。

厳しいところの種がいいものに育つ。

  

講座の途中でお焼きが完成!!

みんなそれぞれ自分のお焼きをほおばって、さらにデザートのリンゴのタルトも頂いて、今日もおなかいっぱいです()

この小麦は一昨年蒔いたものの、昨年鳥にやられて収穫できなかった、そのこぼれ種から収穫した2年越しの小麦。
それをみんなで収穫してみんなで作って味わう。それって本当にすごいことです。

火を囲んでみんなで楽しい時間を過ごしました。

 

今年から始めた畑、まだまだ何もわかってはいないけれど、「来年はこうしよう」「来年はこう植えてみよう」
とか少しずつ思うところがあります。やってみて初めてわかること。

春の段階では種の蒔き方も知らなかったのに、自分的にはすごい進歩です。

これから先、自分の中で生かしていける大切な何かを吸収していっているような。

また来月の自然農塾を楽しみにしています。

いつもおいしい食事を用意してくださるシャロムの皆さん、ケーキを作ってくれるゆうこさん、
たくさんの写真を撮影してくれた二子さん、ありがとうございました。

                                                                                   915日レポート 西川睦子

9月16日

2日目

今日も天気がよさそうです。
6時前にほぼみんな起床。1時間ぐらい時間に余裕があるので、
畑に行く人やもういっぺん寝る人などさまざまです。

7:00
講師である竹内さん(すいか持参)今回は(?)遅刻せずに予定どおりの時間でスタート。
天候を考慮してスケジュールの入れ替えなどの説明があり畑へ移動。


・レタスの苗作り
 
苗床を作る。
レタスの種に綿毛みたいなのがついていて、動物などにくっついて運ばれる
らしいです。 (結球しない種類のものが作りやすいそうです)
地ぎわで草を刈り、畝は出来ていたので鍬で表土をどかし、根切りしてから
平らにして整地します。
種をばら蒔きします(もっぱら最近竹内さんがやってるのは、ある程度間隔をあけてるらしい)
筋蒔きを拡げる感じでした。(古い種は多めに蒔くそうです)
鍬でまわりの土をかるく薄くかけて見えなくなったらOK!(好光性で光に反応して発芽します。
ごぼうや大根は反対の嫌光性らしいです)あとは踏んでから草を隙間が
ある程度できるようにかけて完成です。



・小松菜の種まき

草を刈って真ん中に集めます。(大きい草は通路に敷いてクッションに)
鍬で表面をきれいに根切りします。(有機物が混ざらないように)
鍬の背で平らにしてから蒔くところだけ土を剥ぎます。
2〜3cm間隔ぐらいになるようにばら蒔きします。(コオロギが多い時は多めに)
まわりの土をかけます。(好光性なのでかるく薄く)
踏んでから、まわりの草を刈ってかけて出来上がりです。


・大根の蒔きなおし

みんなでノコギリ鎌をもって所々に発芽してる大根を刈らないように気をつけながら
草を刈りました。10cm間隔で2粒ぐらいづつ種をまき、土をかけて足で踏んでから
草を少なめにかけて(まわりを刈って通路にも草を敷きます)終了です。

8:10
クラインガルテンへ移動。
今回竹内さんは霜にあたっても大丈夫そうな種を用意してくれました。
いつものように各自それぞれの畑での作業をする時間です。
回を重ねるごとに個々の畑がそれぞれさまざまになってきて面白いです。
10:00過ぎぐらいにとりあえず終了して手を洗うなどしてブランチへ・・・。



10:30
食事の時間〜フリータイム。
ここからは食べてその後、昼寝する人、クラインガルテンに行く人、散策する人など
おのおのに時間を使ってました。お猿さんも来てました。

 



1:30
食事とフリータイムもおわり、午後の予定の始まりです。

・種とり

 竹内さんが持ってきてくれたすいか。(トルコの品種?)
持ってみると見た感じよりもズッシリしてます。叩いて鈍い音がすると完熟してるそうです。
みんなで食べて種をとります。食べると甘さスッキリで手もあまりベタベタになりません。
お湯を準備して(ぬるま湯)洗い、浮いたものは流します。
ぬるぬるしたクラゲっぽいものがとれるまで繰り返し洗って、新聞紙に広げて乾かします。
1週間ぐらい乾かしますが、1〜2日は日光にあてて、3日目ぐらいから 風通しのいい所に陰干しします。


 かぼちゃ(まるかぼちゃ)
食べておいしかったものから種をとり、洗います。
とれるワタはある程度とりながらやります。
かぼちゃの種は水に浮くので、沈んだもの(腐ってたりウジがわいたもの)を
捨てます。
ぬめりがとれるまで繰り返してザルにあけ、新聞紙にのせて乾かします。
かぼちゃの種は1〜2日日光にあててから1ヶ月ぐらいかけて乾かします。
(乾かす期間は種の大きさに関係あるのかな?)


 きゅうり
1〜2週間熟させます。1本に200粒ぐらい種が入っています。
最初上のほうを輪切りにします。(徳川葵っぽい?江戸時代はタブーがいろいろあったらしいです)
種がある所をかすめるように縦に切ります。
スプーンと手できれいに種をとって洗い、浮いたものを流します。
クラゲのようなぬるぬるがとれたら、ザルにあけて新聞紙に広げてすいかと同じように1週間ぐらい乾かします。

それぞれ品種と日付を書いておきましょう。



 トマト(3種類)
 
    ミニトマト
割れてるものは割れやすい系統なので、なるべく割れてないものを選びます。
輪切りにして手でつぶしてからスプーンでとります。(残りの部分は食べましょう)
ゼリー状のものに発芽抑制物質が含まれてるので、ビンに入れて発酵させます。
ビンは入れたものが腐敗しないように水分をよく拭いておきます。


 フルスート
輪切りにして部屋がたくさんあるほうがいいそうです。
スプーンの持つほうの側で種をとり、残った部分は食べます。
補助的にスプーンでザクザクとやっておき、ビンに移します。

 サンマルツァーノ
見た目ピーマンみたいなトマトです。
垂直に切ります。割って黒かったりカビてるものからはとらないようにします。
スプーンの持つほうの側で種をとり、残った部分はやはり食べます。
補助的にスプーンでザクザクとやってからビンに移します。
3つともビンに入れたものは今ぐらいの時期は1週間〜10日ぐらい置いておき、
発芽抑制物質が無くなるまで発酵させます。
発酵させたあとは、すいかやきゅうりのように洗い乾かします。
品種と日付をわすれずに書いておきましょう。

 細長いかぼちゃ(バナナ南瓜?長さんかぼちゃ?)
取りやすいものだけど、涼しくなってから種とりしたほうがいいそうです。
きゅうりと同じように切り、種をとります。
あとはまるかぼちゃと同じで、洗って沈んだものを捨てます。
ぬめりがとれたらザルにあけ、新聞紙にのせて品種と日付を書いて1ヶ月ぐらい
かけて乾かします。


粘土団子作り
 
 いろいろミックス
たらい(?)にそれぞれ持ち寄った種や、臼井さんや竹内さんが用意してくれた
種などいろいろな種をまぜこぜに入れます。


赤土(が一番良いらしい)を種に対して5倍ぐらい(種が見えなくなるぐらい)
入れて、 手でかたまりをほぐしてから均一になるように混ぜます。


うどんを作るときのように水を入れてこねて、かたまりをつくります。
空気を抜くためにたたき、四角い形にします。
親指の半分ぐらい(もっと少なめかな?)の量をとってまるめて団子にします。
並べて乾かします。どれぐらい乾かすのかは聞いてませんでした。。。


 水田用の大麦
種に5〜8倍の土(種が隠れるぐらい)を入れて、手でかたまりをほぐしてから
均一になるように混ぜ、水を入れてこねてかたまりを作ります。
たたいて空気を抜いて四角くしたら、ちぎってまるめて団子にします。
並べて乾かします。次回蒔くのが楽しみですが、土や種を提供してくれた臼井さんが
はりきって前もってある程度蒔くようなことを言ってました。
蒔くときに蒔く人の意識状態も影響するようなので、先に臼井さんが蒔いたものと
次回みんなで蒔くものの違いがでたら面白いかなとも思っています。
 

 


予定より時間がおしていたので、粘土団子をまるめながらの感想会をして、

  


ゴカちゃんがふかしてくれた長いほうのかぼちゃと、裕子さんが作ってきてくれたケーキを食べて(どちらもおいしかったです。ごちそうさまでした!)今回の学習会も終了となりました。


今回も天気がよく、風が気持ちよかったです。
自然農、自然農法のシンプルな方向へいくやり方は共感することが多いです。
次回粘土団子を蒔くのも楽しみです。
あと、今回なにを食べてもおいしく、シャロムの食事や裕子さんのケーキもいつもよりおいしく感じられました。


                           2日目レポート係  三浦 正樹

3日後 泥団子から芽が出てきました。休眠しないようなので朝のツアーの時みんなで畑に蒔きました。

5日後 泥団子から 根が出て新聞紙に張っています。限界だと思って 今日朝 田んぼで蒔いてきました。
また昨日は畑にも蒔きました。
 
休眠させたままにする方法はどんななろうと考えています。
 
以前やったときは芽が出なかったと記憶してます。それを1ヶ月後に蒔きました。
水分量ではないかと思います。

臼井さんへ
 
予想していなかったです。臼井さんのおっしゃるように水分量や気温などが発芽条件を満たしてしまったんだと思います。畑の粘土団子は、発芽していない種類の野菜の種もいくつかは混ざっていると思いますので、これからもどしどし出てくるでしょう。どの野菜の種が生き残りまた種を実らせるか楽しみです。もしかしたら、夏つくった粘土団子は、すぐ蒔くか、冷暗所で固めるのかもしれませんね。
 
大麦は、来月もう一度粘土団子を作って田んぼに蒔くのはいかがでしょうか?できれば、大麦とレンゲの混ざった粘土団子なんていかがでしょうか?By竹内