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安曇野の大地から 畑の様子と自然農学習会のレポートをお伝えします

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8月18日 安曇野自然農学習会


毎度、毎度良いお天気の自然農学習会。
今回も、最高の天気です。
安曇野も、夏はやっぱり暑いです。
でも、都会の暑さとはちがうなぁと思いながら、もう折り返し地点まで来てしまった自然農学習会。
日々があっという間に過ぎていってしまいます。


8月の自然農学習会、初日、まずは種採りです。
自然農では『持ちださず 持ち込まず』の心で行います。
そこにあるものを、その場に返すのです。

自然農で育て、自家採取した種は、自然農に合った種となり、その土地に合っていくようです。



まずは、ゴボウの種を採ります。
畑の中で、とても大きく育ち枯れているゴボウの種。アザミのような見た目です。
カリカリに乾いたものを採ります。
トゲトゲとした種は、指先や、洋服によくくっつきます。
動物などにくっついて、次の命を遠くへ運ぶための植物の工夫です。
トゲトゲの花の中に、たくさんの細長い種が入っています。


次に、ひまし油の原料となるひまの種を見つけました。
チクチクとやわらかいゴム状の種で中に数粒の丸い卵のような種が入っています。



つづいて、人参の種取です。
人参は種を作るために、根っこに養分をためて、その養分を存分に使って花を咲かせ種を作ります。
種をつけた人参を抜くと、養分を使い切った小さな根っこの人参がついています。
よく乾いた、よさそうな種を採ります。
ドライフラワーの花束を作っているようです。


安曇野はお盆を過ぎたらもう秋ということですが、まだまだ暑い夏の畑。
水分補給に、畑の恵みのトマトを戴き、各自のクラインガルテンの様子を見に行きました。

ジャングルのようなクラインガルテンにみんな大興奮です。
収穫時の野菜もあり、元気に育っている野菜もあり、美しい花を咲かせている野菜もあり ジャングルの中で、いろいろな発見があります。


粘土団子から育ったとうもろこしは、ちゃんと粘土をのこしたまま、元気に実をつけています。


空高くつるを伸ばし、ひまわりに巻きつき元気に花を咲かせている花豆やたくさんの実をつけた枝豆 あちらこちらで、元気いっぱいかぼちゃが伸びていたり、春とはまったく様子の違う畑が見れました。


安曇野も、ここのところ、暑い日が続き、雨が降っていないということですが水を蒔いたりしていないけれど、野菜たちは元気です。
根元を草が覆ってくれているから、乾燥が防げている様です。
 


畑から帰り、野菜の種を種まき用に採種します。

●人参の種の採種

人参の種は、ふるいを使ってとります。
ふるいを逆向きに使い、カラカラに乾いた人参の花をまるで大根おろしをするようにスリスリします。
強すぎず、弱すぎずのほど良い力加減で行います。
この作業で、自然に採れるものを取ります。採れないものは、まだ未熟なものです。
種を採り終わった、花殻は、そのまま、畑に返します。
そこから、残った種が落ち、また人参が取れたりすることもあります。
あっという間にたくさんの種が採れました。
人参は、たくさんの種をつける花を咲かせるので、蒔くときも一粒ずつではなく、多めにワサっと蒔きます。


●大根の種の採種

先日採っておいた大根の種を鞘から出します。
大根の種は、硬い鞘に入っていて、1鞘に5〜8粒くらい入っています。
蒔くときは、自然を想像し、自家採種して種が多くあるときは1箇所に5〜8粒くらいづつ蒔きます。市販の物は2〜3個蒔くといいでしょう。

大根の種はとても硬く、鞘をむくのがとても大変です。
農家では踏んだり、トラクターを使ったりして剥くのですが、自然界でも大根はその、硬い鞘をうまく使って鳥害を受けずにしっかりと生きています。
大根の鞘は、先がとがっていて、とがったところから、水を給水します。
鞘の中は、スポンジのような構造になっていて、そこに満たされた水を使って根を出し、命をつないでいるのです。

私たちは、踏んで鞘から、種を出します。
たらいの中に良く乾いた鞘を入れ、上から踏みます。
ダンスをするように満遍なく踏み、しっかりと種をだします。
出した種は、ふるいにかけ、その後 唐箕(とうみ)をつかって、選別します。
唐箕では、風で軽い殻などは飛び、比重の重い種が分別できます。
その後、箕で風を送り 風選を行い、少し残った殻などを飛ばします。

 


●小麦の脱穀

前回刈り取った小麦を良く乾かしておいたので脱穀します。
大勢で行うので、大きなシートの上に広げ、みんなで踏みます。ダンス大会です。
穂から外れた麦を振るいにかけ、とうみを使い麦の実を採取します。
数回、とうみにかけることで、美しく黄金色に光る麦がたくさん採れました。
次回は、この麦を粉にして、ほうとうとおやきをつくる予定です。とてもとても楽しみです。


●ゴボウの種の採取

ゴボウの種は手で花の中をほぐすとたくさんの細長い種が出てきます。


たくさんの種を採ることが出来ました。
自然農の畑で育った、自然農に合った命です。


そして楽しい 夕食の時間です。
今日は、先日お邪魔させていただいた、自然農法センターで、とうもろこしと枝豆をたくさん分けていただきました。
朝から、数名が収穫に行ってくれて、たくさんのおいしいとうもろこしと枝豆を戴きました。
 

そして、おいしいカレー(しかも3種)を手を使って食べました。
普段、カレーを手で食べる習慣がないので、指先に伝わる温度や、食べにくさや、楽しさやイロイロな事を感じ、
仲間の誕生日を祝い、みんなの近況を話し、とても楽しい夕食のひと時です。


夜の座学では、秋冬野菜の種まきについて学びました。

安曇野地方は、9月になると急降下で秋へと向かっていくそうです。
夏野菜の時期は、10月の初旬の初霜のころまでで、霜に2度あたってしまうと、真っ白になり、命が尽きてしまうそうです。

信州では、お盆があけたら、秋と考え、短い秋に供え、霜が降りる前に収穫する野菜などの種まきをします。

自家採種した種は家宝です。アムールです。
種を制するものは世界を制すともいわれ種苗会社が暗脚していますが 自家採取した種は、その土地に合った種がとれ次世代に命を託します。
植物は、次世代のことを考え、命をつなげるために種を残すので、厳しい条件の下では、力強い種が取れます。


 


本日の学習は以上です。

秋冬野菜の種まきを想像し、また移り変わってゆく各自の畑に夢を馳せ眠りにつきました。

毎回、シャロムから帰ってくると元気になって、頑張れます。
今日は、職場に、収穫したとうもろこしを持っていってみんなで食べました。
硬かったのもあったけど、みんなに喜んでもらえてうれしかったです。

最近、シャロムにいくと感じるのは、収穫はうれしいけど、もっと、自然と一緒に生きている自分。
生かされている?大地のありがたさを感じている自分が、なんかうれしいです。

日々のいとなみに幸せを感じます。
イロイロと感じながら生きているって感じがうれしいです。
また、次回の学習会を楽しみにしています。           レポート  フクシマサエコ 

8月19日 安曇野自然農学習会 

二日目は、昼間の猛暑を避け朝5時スタートとなりました。 

朝焼けがとてもきれいで感動!!今日も一日の始まりです。

畑へ向かう途中に、まずは昨日脱穀した麦の殻?を畑に勢いよく蒔きました。殻も処分せずに自然に返し、そして適期にこぼれ種が自然に発芽します。

二日目の畑の作業は昨日種とりをした大根、人参など秋野菜の種まきをしていきました。

朝の時間は気持ちよく落ち着いて種まきが出来ます。

今回は先月畑の見学をさせていただいた佐伯さんの師匠、美斉津さん式で刈った草を真ん中に集めるやり方です。

久々の種まきで、忘れていた所もあったので再度勉強になりました。

     

<大根>アブラ菜科

大根は点播きして、徐々に間引いていきます。 

.草を刈る

・最初に丁寧にしないと成長がうまくいかないので、ごく丁寧に。

・カマは上に向けないで、手前から刈る。

・めししば(草の名前。生命力が強く最高のぼかしができる草。関東ぼかし)は茎の途中途中で根を出すので、草を中央にまとめて地際から刈る。ただ闇雲に刈るのではなくて、根が定着している所を刈る。

・早くすることよりも、丁寧に。夏草を刈る時は徹底的に!!

・草をすきこむと、土の中で発酵したものを嫌がって分根してしまうのですきこまない。

・刈った草は左右に置いておいて、最後に中央に置く。

2.種を蒔くところの表土を耕す

・表土に草の種がたまっているのでどかす。

・草の根を切る。

・鍬は耕す時は前進。表土をならす時は後進。 

3.平らにしてよく押さえる 

4.種を蒔く

・30センチ間隔で(近すぎるとケンカする)小さく円を描いて3粒ずつ蒔く。

・コウロギ、ナメクジが多いので多めに蒔いて徐々に間引く。(方言で「おろぬく」)

・足で測りながら蒔くと良い。

・種の色が薄かったり濃かったりするのは古い種と新しい種が混ざっているからで、バラバラに芽が出る。

・その時芽が出なくても、自然界に適った時に芽が出てくる。

・あまり様子が見られない時は15センチ間隔に1粒ずつ蒔く。 

5.土をかぶせてよく鎮圧する。

・種の2・3倍の土をかぶせる。フワフワしているとすぐ乾燥してしまうのでよく鎮圧する。

・よく鎮圧することによって蓋となって水分の蒸発が止まり、種が均一に発芽する。 

6.草を中央に置く

・中央に草を置くことによってそこにモグラの好きな虫が来て、モグラの通路になる。

・種を蒔いた所にも草をフワフワとかける。

・コオロギが発生する所は少なめにかける。残りは中央を通路に置く。 

<一口メモ>

     本来大根は夏に収穫出来るものではないので、夏大根には虫がつきやすい。これから蒔くものは大根の適期なので虫がつきにくい。

     多くの種を蒔いて、虫と共存しながら適期に発芽する。(臼井さん談)

     自然農は里山に似ている。人間が少し手を加えることで持続可能な生活ができる。(竹内さん談)

     自然界には決まったやり方はない。自然農もやり方は人によって、地域によってさまざま。

     大根のほろぬき菜は、味噌汁にいれるとおいしい。

大根が終わって、ふと隣の畝をみると臼井さんの見事な草刈機と鎌裁きで後は種を蒔くだけの状態に!!早い!! 

<人参>セリ科

大根と基本的には同じなので違うところだけ記します。

人参は、ばら撒きして三回位間引きます最初は密植させてどんどん間引きながら、根っこが肥大していきます。

最近ではシードテープという、15センチ間隔で種がついているテープも売られているようです。

種からはセリのいい匂いがしました。 

1.種を手で揉む

・人参の種には毛が生えていて、毛から水が入ってきて吸水し毛が朽ちたら発芽する。

・発芽しやすくさせるために手で揉んで、毛をとってやる。 

2.種を蒔く

・指の間からパラパラ蒔く。往復蒔く。少ない所には種を足していく。 

3.周りの土をかける 

4.しっかりふむ 

5.草を集めてかける

・見に来れる時は、草を沢山かけ発芽してきたら草をどかす。 

<日本ホウレンソウ>アカザ科

人参と同じでばら撒き。間隔が空いているとダメなので一粒づつというよりか面で蒔いて、途中途中おろぬきながら(間引きながら)栽培していきます。

湿り気があるところで発芽するので、しっかりと土をかけて足で押さえます。 

<春菊>キク科

上記とやり方は同じ。ホウレンソウより多めに種を蒔きます。もともと春菊はハーブの一種で虫が食べないそうです。コンパニオンプランツで白菜と一緒に植えるとモンシロチョウが卵を産み付けず、縦に伸びる春菊(キク科)と横に伸びるホウレンソウ(アカザ科)の相性もよいそうです。

<カブ>アブラ菜科

大根と同じだが、種蒔きは小カブ3つ分の間隔で2粒づつ両脇に蒔く。

根菜の中で一番葉物に近く、大根と葉物の合いの子のようなやり方をします。 

<白菜>

大根と同じだが、5〜10センチくらいの間隔で3列蒔いていきます。

白菜はコオロギの大好物なので、中央に草をうんと厚く置いて白菜の上には薄く置きます。

今回はF1新松島白菜60という品種ですが、山東白菜という結球しない品種もやりやすいそうです。

新聞紙でくるんでおけば冬の間中食べれます。 

<信州地大根>

辛めの大根で、たくあん用にしたりします。

大根と同じだが、表土を踏みながら上からパラパラと蒔きます。

厚く蒔いた所はばらし、周りの土を3〜5センチ寄せて足で鎮圧します。

大根は乾燥していてそんなに暑くない所によく育つそうです。信州地大根の袋の裏には「原産国:イタリア」と書いてありました。なんか不思議。

 

ここで一休み。収穫時期を迎えた「モチッとコーン」を生のままいただきました!

初めての体験!生でも甘くておいしーい!!トウモロコシは茹でないと食べられないと思っていたので目からウロコです!

ちなみにトウモロコシは毛の色が黒くなってきた物が収穫時。縦状態で持ち帰った方が甘みがキープされておいしいのだそうです。

ミニトマトも口に入れた瞬間プチッ、ジュワ〜!おいしい!!トマトの水分で喉が潤いました。これぞ畑仕事の醍醐味ですね☆最高の瞬間です。 

さて、一通り種蒔きを終えて、かなり日が照ってきました。朝の涼しさはどこへやら、秋野菜の種蒔きといえどまだまだ日差しはきついです。最近安曇野はしばらく雨が降ってないそうでちょっぴり心配です。

続いて、ブランチの時間までクラインガルテンで各々作業開始です。 

 

皆さんのメーリングリストの中でちょくちょく出てくる「ジャングルでした」というキーワード通り、まさにジャングル!!夏草が生い茂り、ひまわりが咲き乱れ、かぼちゃが弦を巻きまくり、畑の前で立ち尽くしてしまいました。(笑)

でも今回はトマト、ナス、トウモロコシなどなど夏野菜が大きくなっていて、みんなたくさん収穫できて所々でよろこびの声が聞こえました♪

そして収穫で空いたところに秋野菜の種をまき、今回も盛りだくさんで充実した時間を過ごせました。 

そして待望のブランチです。ゴカさんのお味噌美味しかった〜☆ 

今回は休憩時間が二時間あるので、おのおのゆっくりと過ごすことができました。

愛知組は竹内さんをつかまえ、豊明の畑の相談に乗ってもらいました。竹内さんありがとうございました☆

 のんびり休憩時間を過ごし、午後は福岡正信さんのビデオの鑑賞会です。

お金が必要な時だけ、近くの直売所で野菜を売り普段は自給自足で日の出とともに起き、日が沈めば寝る。福岡さんの畑とその暮らしぶりは想像以上にワイルドでした。そのワイルドな畑にワイルドに鍬を入れる福岡さん。ワイルドに粘土団子を蒔く福岡さん。ワイルドに肉の燻製を自慢する福岡さん。「わら一本の革命」の中では分からなかった福岡さんの実態?が見る事がような気がしました。 

「人間も自然の中の一部という事を忘れて、自然を支配しようとして天につばを吐きかける行為を積み重ね、今まさにそのかえしがきている。」 

今回自分たちで採取した種を蒔き、次の命につなげ、また命が芽生えるという素晴らしい経験をすることが出来ました。大量生産ではない命の営みの本来の姿。自然の大きさを感じたと同時に自然を無視してきた人間の小ささも感じました。ビデオの福岡さんの言葉が胸に沁みます。 

「これから人間はどうするのか・・というところに来ている。」と福岡さんも語られていました。とても84歳と思えない素晴らしい語りでした。

が・・・、最後の最後で睡魔に襲われてしまい・・・・す、すみませーん!(汗) 

気を取り直して、次回は竹内さんが福岡さんから井の頭公園で教わったという、粘土団子を製作するとのことでとても楽しみです♪

みんなで「無駄じゃー!」と叫びながら蒔きたいです。

 

 ビデオ鑑賞会が終わり、地下に移動して感想会です。

感想会といえば、裕子さんとってもおいしいケーキいつもありがとうございます〜☆

今回も皆さんと共にとても充実した二日間を過ごすことができて、幸せでした☆

シャロムで皆さんに出会えたことに改めて感謝でいっぱいいです。ありがとうございます。

気がつけばあと三回!!!!早いですね。 

最後に田んぼの様子をみんなで見て解散しました。稲に穂がついていて感動!!臼井さんが草を刈ってくれたので、とてもきれいな状態でした。ありがとうございます☆

あの小さかった1本植えの苗がここまで分洯していてびっくり!!生命力の強さを感じます。収穫まであと少し、実りの時期が楽しみですね♪

 

さて、来月は臼井さんのうどん講座や粘土団子など素敵な事が待っていそう♪

楽しみじゃー!!

まだまだ残暑厳しいですが、皆様ご自愛下さいませ。 

                        以上二日目のレポート、山本奈央子でした。 

9月3日