舎爐夢(しゃろむ)ヒュッテは閉鎖して
安曇野の池田町にて新たな展開をしています。


シャンテクティ

http://www.ultraman.gr.jp/shantikuthi/
 

〒399-8602長野県北安曇郡池田町会染552-1
TEL&FAX 0261-62-0638

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〒399-8301 長野県安曇野市穂高有明7958
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BeGood Cafe Azumino Vol.1

Vol.13 7月17,18,19 日

テーマ『オーガニックな生活入門』

<築>心地よい住みかを作ろう
深 呼吸する家、自然に還る家〜自分で作れる、自分らしい家

地球にやさしい「わらの家」づくり

ビルダーの杉山さんのページ  INAXギャラリーのページ

 

ストローベイルハウスと呼ばれる革命的な建築方法が、いま世界各地に広がっています。
ストローベイルとは圧縮されたわらのブロックのことです。
このわらブロックを積み上げて壁を作り、粘土や漆喰を塗り上げて立派な家が出来ます。

日本ストローベイルハウス協会 案内ページより

今回はこのストロ−ベイルハウスを作ります。
 日本のどこにでもあるわらを構造体として使い土壁を塗ることにより日本古来の壁塗りが生かされます。
身近な素材を使った断熱性がある自然に優しいエコハウスづくりに挑戦です。
塗装漆喰土壁石灰壁塗りにも挑戦。素人にもできる玄人はだしのエコハウスづくりを体験してもらいます。
完成すると地中海にあるような厚い白壁の家が出現します。完成が楽しみです。

写真をクリックすると大きな写真になります。

BeGood Cafe安曇野 Vol.12の記念写真です。
背景の家の1部がストロ−ベイルハウスになります。石積みをしてわらのブロックを円形に積みます。

 

完成した外観 漆喰が塗られ外壁が白くなりました。雨戸も着いて瀟洒な建物にになりました。

 

    


パーマカルチャー講師
パーマカルチャーセンタージャパン
山田貴宏
(建築士)

「土のきほん」
四井真治
(ソイルデザイナー)

アーバンホーム代表
杉山則人
ストロベールビルダー


DJ/
谷崎テトラ
(構成作家 ミュージシャン)

 



モーニング
グリーンウォーク
小笠原あや
(インタープリタ−)
 



「シャロムの
パーマカルチャー的実践例」
臼井健二
(シャロムコミュニティー代表)


7月17日(土)  
 

3月にはまだまだ雪が残っていた北アルプスも、深緑の山並みへと変化し、4ヶ月ぶりの安曇野はすっかり夏の風景へと変わっていました。今回のテーマはストローベール(藁の束)を使ってのセルフビルドによる家作り。たくさんの仲間との共同作業を通して、ストローベールハウス作りを体験しました。一つ一つの作業をこつこつと積み重ねていくことで、ごろんとした藁の束がどっしりとした建物の壁へと形を変えていきました。自分達の手と教えて頂いた知恵を使い作ったストローベールの壁は、手作りならではの温かみのある壁になりました。漆喰塗りや塗装の作業もとてもおもしろく、DIYにはまりそうな気配です。自分の暮らしの中で必要なものを、出来る範囲で、人任せにせず、楽しみながら、工夫して手作りすることを、自分の暮らしにも取り入れていきたいと思いました。  
    内田真紀子
 
 

13:00 受付開始 送迎は穂高駅 11:40 13:00 それ以外はタクシーの利用2,200円になります。
13:30-14:00 パーマカルチャー紹介ビデオ上映
 

オーストラリアにあるパーマカルチャーを実践するエコビレッジの取り組みを紹介した、恒例のビデオ上映。印象に残っているのは、自分の庭からレタスや他の野菜を摘んできて、手作りのドレッシングをかけて、家族のランチを用意するシーン。何度見ても、素敵だなと思います。農薬を使わずに自分の庭で作った野菜を食べることが出来るなんて、最高の贅沢ですね。農薬や化学肥料を使わないということは、環境にも健康にも良いし、庭に野菜があるのなら、ガソリンを使い自動車に乗ってスーパーに行き、過剰に包装された野菜を買うこともなく、化石燃料を無駄に消費せずにすむ。なんといっても、おいしいだろうし、楽しい。それに、平和的だ。私も、そんな暮らしをデザインしていきたい。パーマカルチャーは、ビデオの中でも強調されているように、決して、昔の生活スタイルに戻ることを提唱しているわけではなく、昔から伝わる様々な知恵を取り入れて、地球にも人にも負荷の少ないオルタナティブな暮らしのスタイルを、それぞれの場所で探しながら実践していこうと呼びかけている。今の世の中、何かがおかしいと思い始めている人たちは、そこに惹かれるのではないでしょうか。一つひとつ、自分の足元から見直して、本当の意味で気持ちの良い暮らしをしていきたいものです。

                                                                        内田真紀子

14:00-14:45 オリエンテーション
 

あいにくの雨、と言ってしまいそうですが、久しぶりの雨に恵まれたため、森で予定されていたオリエンテーションは、急遽、ドミトリーで行われました。今回は、キャンセル待ちの方が出た程の大盛況で、参加者は50名近くはいたのではないでしょうか。今回もシキタさんの「人生の主役は自分自身です」という言葉から始まり、スタッフ、フェロー参加者の紹介が終わると、小笠原あやさんによるアイスブレーク。「フルーツバスケット」を応用したゲームでは、どんな人が集まっているのかざっと知ることができ、体を動かしながら、心と体の緊張をほぐしてくれました。その後は、昔遊びの「こおり鬼」を応用したもので、鬼に触られると固まって動けなくなってしまうのですが、仲間に「ヘルプ!」を求めることができ、仲間にタッチしてもらうと、再び動けるようになるというゲームをしました。このゲームは、明日からの共同作業のなかで、困った時や手を貸してほしい時に仲間に「ヘルプ」を求める練習になりました。      内田真紀子

雨だ。まるで連れて来たごとく、雨だ。よってまた地下室。

僕にはやや高度に感じられた今回のアイスブレーク。
その1、タイトル、なんだっけ。フルーツバスケットの応用。僕が移動する設定は少なかったけれど、動くのが僕ひとりだけ、というのがあった。「一番遠くから来ていると思う人」。知る顔ぶれの中では明らかに僕が一番遠い。すっと一歩出たら僕だけだった。設定した本人もずいぶん遠方からやってきていた。さまざまな人が集っているのだから、「配慮」だよ。配慮。

その2、「変則こおりオニ」。

オニにタッチされたらその時の姿勢で固まる。「ヘルプ!」といって動ける人に助けを請うことができ、動ける人は固まった人の手をタッチして動けるようにしてあげる。オニはひたすら動ける人にタッチして固めていく。固まると声も出せないと思い込んでしまう自分がいて面白い。さらに、助けられても「オニにタッチされたんじゃなかった」と、動き出すまで間がある。コツなんて考えている余裕がない。ムラがあるけど、経過が大事!?

その3、人間知恵の輪、だったかな? 

8人前後のグループでまずシャロム周辺の生物をひとりひとつ挙げていく。で、それぞれ関係している生物をあげた人と、手をつなぐ。僕は「とんぼ」。左手は2人右の「かえる」の右手と、右手は3人左の「(忘れた!)」の左手とつながった。すると目の前は交差した8人の腕で埋められる。これを離すことなく工夫して移動すると隣どうしが手をつないだ大きな輪になりますよ、と進行のあやさん。「えーっ!」と不可能を期待する声。次の瞬間には、「簡単なところから移動しよう」とやっていく僕たちの輪。おおぉっ、輪になった。でも後ろ向きの人がいるよ。その人は中を向きなおしていいんだって。

輪になったのが半信半疑の臼井さん、「もうぅいっかいーー」と、興奮のご様子。みんな関係していて僕たちも繋がっていて、必ず描ける円、縁。良縁に感謝。    (高橋 登)

14:45-15:45 シャロムのパーマカルチャー的実践例を見学
 

パーマカルチャー実践編

あいにくの雨模様の中、シャロムのパーマカルチャー的実践例を臼井さんの案内で見学しました。

シャロムには今までのエネルギーを消費するだけの一方通行の社会から、持続可能な循環型社会へ移行していくためのヒントがいっぱい隠されています。

例えば産業廃棄物のガラスに合わせて作ってしまったり、建物のあちこちでゴミとして捨てられる運命だった廃材が再利用されています。まさに創意工夫が盛りだくさん。又園舎をもたない自主保育の場である森の広場にはコンポストトイレがあります。水洗式ではなく落ち葉を重ねて堆肥化させて畑に還元するという環境に配慮したトイレなのです。

そして春から始めたメタンガス発酵装置もガスが随分たまってきます。豚糞、牛糞、人糞と落ち葉と水をドラム缶に入れてかくはんするとガスができるなんてすごい。

自然界にあるものを利用すると言う事だけではなく再生が早くできるものを利用する事は環境にとてもやさしい事なのです。

今後の計画としては雨水を貯めて中水道(トイレ、洗濯、風呂)として利用。太陽熱パネルや風力発電も進めていくそうなのでますますシャロムから目が離せません。

あなたも一度暮らしにいかせるヒントを探しにいきませんか?レポート 花木 

パーマカルチャー実践例 

この時間を経ると、パーマカルチャーってシャロムのこと? と思っても不思議ではない。毎回同じような実践例ガイド、ではあるが、毎回変化があって同じことはない。

60分1回ですべてを見れるはずはなく、複数回の参加では追加情報に預かることとなる。そのいい例が「メタンガス発生装置」。前回はただの容器にしか見えなかったドラム缶が、はっきりと何かが入っているようになっていた。草屋根のときと似た喜びがあった。土だけが載った屋根は「ふーん」としか思わないのに、草が生えていると楽しい。コックをひねるとどんな匂いがしたのかなぁ。やっぱりくさいんだろうか。コンポストトイレから出た人糞と豚糞が水と枯葉とともに入れられてガスを生み出している。メタンガスの発生量は豚糞、牛糞、人糞の順に多い。もちろんこれもサブシステムで、主に焚き火の薪の代用となる。装置タンクのコックにホースをつなぎ都市ガス用の器具で熱エネルギーを利用する。残渣は 液肥となる。ちなみにコンポストトイレで分別される排泄水分のほう、し尿は3倍に薄めて施すといいそうである。こちらは女性のもののほうが有用菌が多いといわれているとか。

 

前回報告のビオトープの項目で「プラスター」とあるのは間違えていた。

「プラスター」とは英語で「左官」をさすそうだ。『左官をきってやれば汚れは落ちる。』なんのこっちゃ。ソラミミは遺伝だ。正しくは「クラスター」。英語で「水(H2O)分子がいくつか集合した塊」という意味。自分がきれいになったぶん、外は必ず汚れる。少しずつでも、そこを贅沢しない意識を。配慮だね。

シャロムでは「中水道」が大活躍している。上水道は一番高級な飲用水道、下水道は汚水道、中水道は飲用以外の生活用水道。上水道を使うのはもったいないところへ中水道。具体的には洗濯やトイレの洗浄水として使う。シャロムでは3段構えの浄化槽によって下水は中水道へ還元されている。ここで揚水のためポンプを使う必要があり、この電気代が上水道より直接出費で見ると割高になっている。しかし、中水道は断水したときなどのサブシステムとしては強力である。ここを思うとき、システムを構築しやすいように、入力と出力、inとoutの循環を一旦切り離して組み上げてきた公共設備の在り方が、見直される時期に来ていると言うのである。

安曇野はここしばらく好天が続いて、バザール部の屋根草は半分枯れていた。土の下にはビニールと寒冷紗が敷かれている。草屋根にはスベリヒユなどの多肉的な種類が強い。枯れはしたが、「それでもいいんです」と、臼井さん。 きっと適した草が生えるのだろう

「それでもいいんです。」一瞬、枯れたらだめじゃん!と思うが、そうか、と、ほっとしてしまう魔法の言葉。

この対処法はどこかで役に立つような気がしてならない。

「出来上がればここは、えーげ海」。聞いたことのあるその臼井さんの言葉もなんだか楽しい。エーゲ海を髣髴できる壁があさってには姿を現すのである。

僕は一時期、鉄道模型の設計に凝ったことがある。今思い返すとそのバーチャルな箱庭で風景のそれぞれに思いを馳せていた。都市ばかりではない、時に川を渡り、時に山を駆けたりくぐり抜けたり。箱庭にはいろんな要素がほしいと思った。自然のある環境に囲まれていたが、日常がゆえに顧みることが少なく、より刺激的な対象に興味を抱くようになる。そうして全体観を持つ始めの契機が鉄道模型だったのだ。

パーマカルチャーで代表的ないくつかのガーデンデザインは、生態環境を箱庭的に観察できることの楽しさがある。私たちも生態系の一部なのだと、自分自身が気がつくことができる。循環が見渡せる庭。食べて自らも関係する庭。プランターだけでもいい。

つくるための資材は比較的容易に手に入る。次は微量な総合排泄物分解装置(方法)が待たれる。これが簡単に手に入るといい。微量の堆肥化、微量の汚水浄化、家族サイズがいいよね。しかもローテクで。少しずつ、ダイナミックに進化するには、ね。 

キウイ棚も結実した実がぽろぽろとぶら下がって一段と楽しいことになっていた。
                                                                
(高橋 登)

◇PERMACULTURE(パーマーカルチャー)
◇ APPROPRIATE TECHNOLOGY(適切な技術)

半セルフビルドの建物 産業廃棄物のペアーガラスを使ったサンルーム  小道のデザイン排レンガ通路 メタンガス発酵装置 雨水タンク コンポストトイレと雨水による手洗いシステム ルーフトップガーデン 温室の パッシブソーラー加温システム 多用途の薪ストーブ ペチカ 床暖房 燻製室 薪の石窯 換気用天窓 キーホールキッチンガーデン ロックスパイラルガーデン ビオトープ水処理  蒸発散システム トイレの中水道システム ガーデンのウットチップ利用  キウイ棚によるパッシブソーラー 自転車発電装置 パーマカルチャーガーデン  チキントラクター 踏み込み温床 デッキの洗濯干し場 家具作り 溶接

◇COMMUNITY(共同体) コーポラティブ 地域通貨安曇野ハートマネー ピースユニオン(銀行) 宿泊 レストラン  フェアートレードショップ ニュースレター インターネット自主サーバー 建物を結ぶランネットワーク 屋外保育森の子 各種ワークショップ ポタリング カントリーウォーク リサイクル GIVE ME GIVE youボード 森の広場 キャンプインスペース  自然農 有機栽培 草成栽培 畑 水田 etc

近々ソーラーによる水循環装置 バイオオイル装置 ソーラ温水装置 垂直軸の風力発電装置 を製作予定です。乞うご期待!

 

16:00-16:30 パーマカルチャー基礎講座
 

「現代の多くのシステムは関係性が分断された世界、単一の生産システム」

と書いてある。生態系三要素を聞くと「分解者」が足りないことに気がつく。

「現代はさまざまな分解システムが飛躍的に進歩し、生活は生態系の3要素と同じ関係性を持つ、互恵文明に入った」 と、書き換えた世界を想像してしまう。

そう言えるのはあと何年後のことだろう。40年くらい?価値観は物質から精神へ大きく転換していくはず。

ビル・モリソンやデビッド・ホルムグレンは、「パーマカルチャー」という言葉で分断された生活を統合するデザインを目指し、それを実践する人が次第に増えていった。

・・・今は都市も存在しないが、私たちは物心断絶の時代をそうして乗り越えてきたのである。当時もゼロゾーンといわれていたが、そこがいま、地球規模の革新を迫られている。当時の「パーマカルチャー」を応用できるのではないかと考え、これを「カルマパーチャー」と呼ぶことにした。そしてすべてのこころは融合するだろう。

そう言えるのはあと何年後のことだろう。400年くらい? 

価値観は意識から無意識へ大きく転換していくはず。 

宇宙の中では地球というシステムは「閉鎖系」ということを、ビンに詰められたワインに例えて説いた。

糖を食い尽くしていく過程で、自らを滅ぼすアルコールを生み続ける酵母。

化石資源を食い尽くしていく過程で、自らを滅ぼす環境変異を生み続ける人類。

酵母がほぼいなくなったところでアルコール濃度が決まる=止まる。ワインの入ったビンは存在している。自己調整機構によって閉鎖内環境はバランスをとることになる。人類は存続するために必死だが、人間が適応できなくても、地球は自己調整機構を働かせることができる。その前に人類は進化の準備を整えていることになるのだろう・・・。

そう言えるのはあと何年後のことだろう。4000年くらい? 

価値観は残るのだろうか。

「最終的にパーマカルチャーという言葉を持ち出さなくとも何を指し伝えようとしているのかが捉えられるようになればいい。」 臼井氏の弁。

パーマカルチャーデザインは生態系に学んでいる。

将来、魂のデザインも掛け合わされてくるのではないかと思う。

持続可能な魂のデザイン。

自身がどうしたいかを考えて、ゼロゾーンのデザインを。   (高橋 登)

パーマカルチャー基礎講座

今回はサンルームで山田さんの講座。
実践例見学でふと感じさせられたことを、思い起こしながらの講座。
座学が退屈な僕にとって、この順番はとても素敵。
生態系の3要素なんて、覚えてないのか習っていたのか判らない。
だが、いまここで、「生産者」「消費者」「分解者」という言葉を見ると、テキストの「現代の多くのシステムは関係性が分断された世界、単一の生産システム」というのを書き換えた世界を、想像していた。

パーマカルチャーデザインは何を目指すのか。ひとまず、あるひとつの評価軸だけでの合理性を追求する現代のシステムを見直そうということもある。
「ビル氏らに日本の精神性が影響していたのか?」という質問があった。ひとまず分解しつくして、「なぜ」の心を安心させてきた科学という手法の背景で辿ってきた道。かたや、どうしても残る「なぜ」を、ひとまず敬うものの作用ということにして辿ってきた道。
臼井氏いわく「欠けている者同士 つなげるもの」。
パーマカルチャーデザインはそこも視野に入ってくる。

ここにCafe(語りの場)が重なって、僕にさえもよく沁みてくるしくみのシャロム。
語りの場・Cafeあればこそ、パーマカルチャーは実践である。

 

17:00- 温泉
18:30-20:00  夕食

今回は2泊なので、一日目を温泉にした。帰るときはシャワー顔負けの雨だった。温泉で調達したトマトチップス、二日目の晩に喜んでもらえてほっとした。  (高橋 登)

20:00-21:00 自己紹介オープンマイク  参加者による1分間紹介タイム 

オープンマイク

今回もテーブルの図を書いて自己紹介のたびに名前と人を覚えるためのヒントを書き込んでみた。書き込もうとしているとあることに気がついた。半分くらいの人の名前をはっきり聞き取れていないのである。あとで名札を見たりすると明かに間違えて記していた。僕の声もぼそぼそ聞こえているに違いない。ソラミミは僕の基本らしい。「1分間」というモノサシが与えられて60点の心は思いが巡る。以前のBe good cafe 安曇野の参加経験者が多かった。
今秋、単館系上映館で公開される予定の映画「小春小町」(秋田県十文字町でロケ撮影)の監督の言葉に、「故郷を持たない僕はそういうものがほしかった」というのがある。その言葉を思い出していた。ああ、夏休みだね。
興奮物質は少し後退した自覚にいたる。

 

  Give you/Give meボード
できることしてもらいたいことを記入して表示し交流を深めます。
21:00-23:00 フリープログラム(プレゼンしたい人はプロジェクターで発表できます。)

フリープログラム@

ヒーリング。

体験から戻ってきた わたなべさんは、眼をうるうるさせながら「きもちよかった〜」と、アルコールセッションで語っていた。(高橋 登)

 

事前にお申込みください。
ファイヤーセッション 森の広場で火を囲んで交流を深めます。おつまみお酒の持ち込み大歓迎です。 次の日のことも考えて 早寝早起きが鉄則

ファイヤーセッション@

雨水の弁、開けば大地が潤う。

なんて前回のレポートに書いたもんだから、初日のファイヤーセッションは雨で中止。

玄関デッキでアルコールセッション。語ることそのものが未来をつくる時間。

たけひらさんのストーブ造りへ向かう熱き思い。たにむらさん自製のラベンダーのアロマオイルとウォーター。持ち寄られた栗焼酎や信州の地酒。

なかむらさんとは「水」の話。その話題は、水は文字が読める、という話。とにかく試しにやってみたことで話に花が咲いた。なかむらさんはその後のWPPDで著者と直接話をしたそうだ。聞きながらとにかく興奮していた。あ、2日目のファイヤーセッションで話すの忘れてた。    (高橋 登)

7月18日(日)

 

 

06:00-07:00 モーニング・グリーン・ウォーク

早朝6時。眠たい眼をこすって、小笠原あやさんの案内で、モーニンググリーンウォークに参加しました。まだ地面は昨夜の大雨で水たまりだらけです。土も葉っぱも水を美味しそうに吸い、ひんやりした空気の中、ヒクラシが朝から鳴いています。シャロムの森に入るとまず、あやさんが「ダンコウバイ」の葉っぱを私たちに紹介してくれました。この木は春一番に、葉の出る前にまず黄色い花を咲かせるそうです。今は夏の緑の森の中でもひときわ鮮やかなグリーンの葉っぱを拡げています。「この形は何に見えますか?」とあやさんが聞きます。チューリップ、恐竜の足という答えがみんなから出ました。さて、森を進むと、足元に何かを発見。小さなギフトボックスがひとつと手紙です。「読んでみましょう。」
とあやさんに言われ、封筒をひらくと、可愛い字でメッセージが。『私はシャロムの森のコゲラです。これから森で、みなさんに探してもらいたいものが4つあります。ひとつは触って気持ちいいもの、ひとつは大好きな人に知らせてあげたいもの、ひとつは時間の流れを感じさせるもの、そして最後は自分ににているもの。みなさんが森で4つのものを探しているのを、木の枝から見ています。』。
なんと、森に住む鳥さんからの手紙でした。(実は私はひょっとして森で首つったひとの遺書をみつけてしまったのでは!!と想像たくましくし、あやさんに読めと言われてヒヤヒヤビクビク封筒をあけたのでした)。みんな、触って、嗅いで、みつめて、いろいろな宝物を森で見つけてきました。葉っぱはひとつひとつ触感がまったく違うのでびっくりです。ふわふわの毛が映えているもの、ぬめぬめしたもの、がざがざのもの、しっとりしたもの、ちくちくするもの。見た目も艶があったり、白っぽかったり。キノコやシダやコケ、腐葉土になった落ち葉、蝉の抜け殻、堅いつぼみ、小さな白い花、美しい枝。「人にからみついて生きていく」蔦や「もう抜け殻」のセミなどのやや自虐的な「自分に似たもの」を見つけた仲間もいました。見つめるコゲラの鳴く声も本当に聞こえました。
あやさんの案内で一緒に森をあるくと、植物や鳥たちがいっそう親しく近くに感じられます。      (ふみ)

モーニンググリーンウォーク

朝の散歩と宝物探し。自分に似ている森の持ち物、時間の変化を感じる森の持ち物、大切な人にあげたい森の持ち物、触ると気持ちいい森の持ち物。他を頼りながら上へ伸びていく蔓性の植物、どこか僕に似ている。「それは共生して生きている、ということですよ」いい朝だった。     (高橋 登)
 

07:00-08:00 農業実習  収穫&観察

農業実習@

日本は、照葉樹林帯、落葉樹林帯、針葉樹林帯の3つの端部に位置している、ということを以前聞いた。それぞれに文化的な特徴がある。それぞれが狭い島国に同居している。それが日本を多様で魅力的なものにしている。海岸線が複雑で長いことと相まって、とてもパーマカルチャー的な地理条件が揃っている。大陸をパーマカルチャー畑の向かいにある畑とするならば、日本はキーホールガーデンやロックスパイラルガーデンのように、コンパクトでありながら、その世界は多様な生態を作り出しているわけなのだ。

パーマカルチャーは農業や特定の農法のことだけを指すのではない。そういう説明を聞く。確かなのだが、生態系の観察に最も近い農林水産関連業に触れることでより明確に意識できるという補足を声高にしてほしいと思う。

このあいだ祖母に、放っておけば種はそこに落ちてまた生えてくる話をしたら、

「おらな、めっから そうだよ。ひとらじだ だば、しぇあめだ はだげに めるべども、ちゃぁんと おえでくるもんだ」

(私は、前から そうしているよ。よその人たちから すれば、手入れを怠った 畑に 見えるかもしれないけれど、ちゃんと 生えてくるものだ。)

その畑に8つぶの大根を蒔いてみることにした。  (高橋 登)

農業実習@

臼井さんの話を聞きながらパーマカルチャー畑まで行く。
「里山は木々のみならず地表にも太陽エネルギーを蓄えている。地面というより樹に太陽エネルギーを蓄えている熱帯樹林は一度伐採すると再生しにくい。里山はよ
り再生性が高い。」畑は草と作物が判りにくい状態になっていた。突出して大きく育っている作物なら容易に判別できる状態である。モモの収穫も魅力だったが、僕がときめいたのは大根の種だった。5月に鞘の状態で食べてみたあれが、しっかりと種になっていた。8つぶ、持ち帰った。
収穫とは、摂取できる食物を直接得ることだと捉えていた。その意識は転換を始めた。

 

08:00-09:00 朝食
09:30-10:30 建築講義 セルフビルドの建物を作る 

建築士でもある山田さんにパーマカルチャー的すまいの考え方についてレクチャーをしていただきました。現代は我々の生活のベースとなるすまいさえも工業化されています。分業社会のなかで自分の手でものを作る=リアリティが減っているなかで、みんなでわいわいと作っていくセルフビルドのすまいは顔の見える関係作りと喜びをもたらしてくれます。また、分業のなかでは分断されているそれぞれのプロセス全てに関わることができます。自ら作ることによって遊び心と物を大事にする心を持つことができるのも、セルフビルドのいいところだと思います。

山田さんは仲間10数人と1100万円ずつ出資をして軽井沢にセルフビルドの建物を作った経験をもちます。50回ほど週末に通い、完成させた過程を写真ともに解説してもらいました。

今回シャロムヒュッテで作るセルフビルドの建物はストロベールハウスです。藁や土壁、漆喰といった土に戻る原材料から作られます。これは現代の工業化された建築とは全く異なり、その役目を終えたときにも自然に戻るというパーマカルチャー的な思想にのっとっています。

セルフビルドといっても、構造や土台となる部分、そして電気工事などは専門家にお願いすることも大事だそうです。無理をせず、そして楽しく自然と仲間とのつながりを感じながら形になるセルフビルドの建物。そして自然に戻るストロベールのすまい。とても暖かくて快適な感じがします。        (渡邊有貴)

建築講義

手を使え! ということが肝だと思った。セルフビルドの醍醐味である、アドリブの楽しさもそこが原点だ。ただし、構造の設計や施工には専門家のアドバイスが不可欠だ、ということで全体が腑に落ちてくる。似たように基礎・配電・配管・法規など、専門職のアドバイスが不可欠なことも多い。この部分は、現代の「結い」としてもっと発展していい関係性と思う。すべてではなくとも、施工側から建主に対して、この部分は体験してみませんか、というアプローチがあってもいいのではないかと思う。作業未熟者の自己責任的な認識も必要だけれども。  (高橋 登)
 

10:30-12:00 建築実習
ストロベールハウスができるまでの経過 PDFファイル

(ストローベイルハウス建築 A班 結束)

今回驚いたのは建築で使うストローベイルニードルという道具を自分たちで手作りするところからはじまったことです。まさに過程を楽しむに尽きる作業です。
ストローベイルハウスの建築では建築資材として藁を用います。「ストローベイル」とは藁を圧縮してロープで結んだブロックのこと。これをれんが積みと同様に、隅から互い違いに積んでいく。こうして積んだストローベイルが家の壁となります。
1)藁ブロックを積む
ひとつ20/30kgある重たいブロックをみんなで力をあわせて積んでいきます。今回は壁が曲面になっていたので調整などが大変。
2)壁を固定する
ブロックの壁を囲むように竹を縦に間隔をおいて立てていく。さらに壁に対して横向きにも竹を配して格子のように組んでいく。これがコンクリート建築でいう鉄骨の役目を果たし、壁が倒れないように強度をあげます。アメリカなどではカリソーという竹に似た植物の茎を皮を剥いで使うそうです。
3)結束
ストローベイルニードルを使って、積んだ藁ブロックに紐を通していきます。壁の表と裏側で声を掛け合いながら作業をして、通した紐を竹に縛り付けます。全体のバランスを見ながら壁の各所に紐を通して、倒れないようにしっかり固定します。

作業は人手がたくさんあったのにやっぱり大変でした。でも初めて出会った仲間がニードルを通しながら声を掛け合ったり、重たいブロックを力をあわせて積んでいったり、少し曲がってしまった壁をみんなで「よいしょっ」と声を出して一緒に完成させていくのはじつに気持ちのいい作業でした。きっと機械がない昔の家づくりはこんな感じ
で、村中総出でわいわいと作ったのではないでしょうか?(松木)



ストロベールハウスのワラ積み 結束 A班

わらのブロック 38×48×95 このワラわらのブロックを使います。

  

@ニードルを作る
鉄棒をベイルの長さの倍ぐらいに切って ボンドハンマーで先端を平にして ドリルで穴を開ける。先端をサンダーで鋭角に削る 手の方を90度に曲げてハンドルを付ける

   

 

A基礎の上にストロベールを積み上げる 基礎から水分が上がるのでビニールなどを敷いて断水処理をする 炭等や木組みを作るのも良い
全4段 つなぎ目をずらすのがポイント 今回はアールがあるのでワラを縦にしました。

  

 

Bアールを作り形を整える

 

C竹を前後左右に結束をしてゆく 

外側から麻ひもをニードルでベールに通し内側で竹にくぐらして紐をニードルに引っかけて外側にニードルを戻す。外側で竹に結びつける。

    

Dトッププレートを一番上に載せて圧縮 

 トッププレートに穴を開け竹の杭をさす。それを上に乗せ 人が乗りプレス。竹の杭やねじで固定する。基礎に結束 あらかじめ基礎部分には紐を結束できるようにバン線を埋め込んでおく。基礎にある番線に麻ひもを引っかけて固定する。

   

ストロベールの隙間をワラと土を混ぜて埋める。

ワラと土を混ぜたもので隙間を埋める 瓶などを空間に埋めることで表情がでておもしろい。

F土壁をぬる

どろんこ遊びの感覚で土壁を塗りました。粘度にワラを混ぜたものを数ヶ月保存 発酵して粘度が増します。

     

 

みんなでべたべたと素手で塗っていきます。

     

全部塗り終わって歓声があがりました。 レポート 臼井健二

漆喰塗り(シャンテバザール本体部分)B班

本来ならばストロベールハウスの土壁の上に漆喰を塗って仕上げるのですが、今回は土壁が乾くに時間がかかると言う事でシャンテバザールの1F部分の漆喰塗りに挑戦しました。まず消石灰に糊、砂、スサなどの繊維を加えたもの(販売されてるもの)を水でよく練り合わせます。

この時のポイントは水加減と混ぜ具合。水分が多すぎると壁を塗る時にぽたぽた垂れて大変な事になります。

さあ、それでは板に漆喰をのせてコテで塗っていきます。ここでのポイントは板を壁に押し当てて塗っていく事。漆喰が下に垂れていくのを防ぎます。最初は腕が漆喰でベトベトになると脅させていたので正直ちょっとどきどき。でも、思っていたよりも生地が重くコテでうまく伸びていかないのであれっ?という感じでした。塗り後が残っていると味がでると言われましたが、なかなか思う様にコテ裁きができません。

でも作業しているうちにどんどん夢中になってしまうのはなぜなのでしょうね。

セルフビルドー‘自分の手でつくると言う事’の楽しさを体験した瞬間でした。レポート 花木


石灰壁下地作り C班

初めて木摺(きずり)という言葉を聞きました。壁の土塗りの下地にする3cm幅程度の小板を1cmくらいの間隔をあけて打ちつける、という作業を木摺というそうです。この作業は、建物内部にしきりの壁をつくるために行われました。既に、骨格が作られていたので、そこに板をはっていきました。板と板の間隔を均一にあけるのに、板の厚さを利用するといいと教えて頂きました。いちいち間隔を測らなくてもよく、作業もスムーズに行えます。ここでも知恵と工夫が活かされています。下から上へと板をはっていくだけなのですが、一枚、一枚、釘で留めていく作業が、とても面白いと思えたのは、みんなで行った共同作業だったからでしょう。      内田真紀子


 

12:30-13:30 ハッピーオーガニックランチ PIZZAづくりに挑戦。トッピングは畑から御用達

今回の安曇野ビーグッドは2泊3日、楽しみのランチが2度もあるというなんとも考えた

だけで、お腹をすかせながらの現地入り。18日はお馴染みの石釜での手作りピザ。19日はシークレットという事で期待に心もハッピーに。

18日は気温が高く生地の発酵が進み、慣れない初体験の参加者は悪戦苦闘、いつにも増してスタッフの市川さん 岡井さん両名の指導にも熱が入っていました。参加者皆、自分の成型したピザが焼き上がると歓声を挙げていました。 中には綺麗な丸にならないで、パニーニの様になる人も。 「こういった形が悪いのもまた味があるし、もっと美味しいはず。」と言った声もちらほら。 カレーと2品もあって、食べきれないかと心配の声もありましたが、皆さん最後にはぺろりとたいらげていました。    新納 平太

ランチ

ピザ焼きのペアになってくれた、ちかばさん。「270度ね」その言葉にふと目を移す。温度計があるじゃないですか。やっぱりピザしか見ていない僕だった。

そしてちかばさんは、焼きあがったピザにカッターを一回だけ通して「さ、食べましょう」と。がぶりつきか?! と思うが次の瞬間、試してみることにする。なるほど、持ちやすい、食べやすい。次は伝承!

 

13:30-14:30 自由時間
14:30-17:00 建築実習
  ストロベールハウスのワラ積み 結束 A班

 


漆喰塗り(シャンテバザール本体部分)B班

 


石灰壁下地作り C班
塗装(シャンテバザール本体部分)  D班

17:00- 温泉
 

今回は2泊なので、二日目をシャロムの風呂にした。シャロムで風呂の順番を待ちながらゆったり飲みながら会話するのも心地いい。まつきさんとあらいさんと、風呂待ちのワイン。初めてのシャロム風呂、えがったぁ。スタッフの皆さんに感謝です。ちらほらと温泉組が帰ってきた。今日は違う温泉に行って来たんだって。(高橋 登)

18:30−20:00 夕食
 

やがてわいわいがやがや夕食。なにっ、そば打ちをしていたのっ!?ゆったりした時間を過ごせたから、いいよね。(高橋 登)

20:00−21:00 ナイトウォーク
 
夜の森の音に耳を傾ける。そして灯りのない暗闇の散歩。ぞろぞろと歩く砂利のずり音が響く。そして道端に座るひとりの時間。ばさっ、ぱたっ。
あきらかに人間以外の生き物が音を立てる暗闇の森。散歩し始めた時点で僕は眠気を感じていた。ひとりで座るとそれはますます強くなった。横になってしまおうと思ったくらいだった。何かにかじられるんだろうなぁ、あのまま寝ていたら。
21:00−23:00 フリープログラム(プレゼンしたい人はプロジェクターで発表できます。)
  事前にお申込みください。
ファイヤーセッション 次の日のことも考えて 早寝早起き

フリープログラムA

ヒーリング、森の保育、自然素材のナプキン、アバウトビーグッドカフェ、のそれぞれが同時進行。
森の保育からは野中真理子監督のドキュメンタリー映画「こどもの時間」を思い出す。アバウトビーグッドカフェでは、ビーグッドカフェの基幹思想が語られたようだった。焚き火の場でいいずみさんから話の一部を教えてもらった。地元の広域観光を話し合っていた頃に考えていたことと似ていると思った。そのとき「カフェ」というキーワードを思いついていたらもっと似ていたに違いない。僕の場合は「ハット」、小屋だった。
(高橋 登)

ファイヤーセッション

二日目は待望のファイヤーセッション。ところが僕はナイトウォークの心地よい眠気から戻れなくなっていた。焚き火の場所から見上げて見えていた木々の合間の星空。

満天の星空と思い牧草地に出てみると雲が多くて少し残念。眠いときは寝ていいんだよ。星空の見え方はそういっていた。(高橋 登)

 

7月19日(祝日) 海の日
06:00-07:00 モーニング・アンビエント・ヨーガ
  モーニング・アンビエント・ヨーガ 動きやすい服装 下に挽くマットかバスタオル

Sumakoさんによるヨーガを朝露に濡れる大地の上で体験しました。何に驚いたかというと、体が目覚める感じがすること。そして自分が大きくなる感じがするのです。首を回したり、手足を伸ばすという単純なストレッチも、しっかりと鼻から息を吸って吐くことを繰り返すことによって、手ごたえが残ります。

また、谷崎テトラさんのサウンドとのコラボレーションも素敵です。静かな自然のなかで鐘の音を用いたエキゾチックな音楽が盛り込まれていて、静かな中にも集中、伸びやかなイメージをかもしだしていました。後半にヨーガのポーズもいくつか行いましたが、その時は少しビートの効いた音楽になり、スローながらもテンポがよく時間が過ぎていきます。ワシのポーズなどはバランスをとるのがちょっと難しいけれど、「人間知恵の輪」感覚で楽しみながらあっという間に時が経ちました。

後日談ですが、翌日は体の筋の辺りが満遍なく軽い筋肉痛になりました。私はコーチングを行っているのですが、教えてもらったことをコーチングを行う前にしてみました。とても伸びやかとした気持ちになって自分自身が大きな存在になったような気がして、とても気に入っています。                     (渡邊有貴)

 07:00-08:00 農業実習(2)
  (土のきほん) 

農業実習(2)土のきほん

臼井さんの班と四井さんの班に分かれて、畑について思いや知識を伝えていただきました。四井さんのお話は、自然農やパーマカルチャー的な農業と近代農業の土の違いについてです。隣接する一般的な畑は耕されていて、雑草もなく、きれいな感じがします。それに反して自然農の畑は草と作物が混在していてどれが食べられるものなのかわかりません。その自然農の土を掘り返してみると隣の立派な畑との違いは歴然です。まず、やわらかくてふかふか。そして土の匂いがする。何よりもミミズや多種多様な虫が沢山いるところも全然違います。学ぶというよりか、家政婦は見た!という感じで、その違いを目撃しました。           (渡邊有貴)

シャロム畑の案内
(草生栽倍 自然農 有機栽倍 バイオダイナミック農法の考え方など)

臼井さんのトークはいつもながらとっても楽しい!背伸びをしなくても、人間は自然な存在で、自分もそうなんだということ、そしてすくすくと子供のように無邪気な感覚を思い出させてくれます。一番印象的なことは、無駄なものはないということ。雑草のように畑で疎まれている存在も、切って畑においておけば、立派なマルチになって、畑の養分になる。短期間の収穫をあげようとして農薬や肥料をまくよりも、60%の収穫でもいいから、楽しくのびのびとやっていけばいい。1種類のものだけ植えてある畑ではなくて、多種多様なものが存在する自然農の畑のお話と現代社会のアナロジーは本当に共感します。1つのことで競争し、100%を求める社会から60点でもたくさん60点があることで数百点にもなるという発想。なんだかいいじゃないですか。  (渡邊有貴)

 

農業実習A

臼井さんは自然農的畑を前にして、「敵をつくらない。敵は味方である。だが味方でもない。」などなど、前日のファイヤーセッションを休んだせいかはわからないが、老荘の理論がてんこ盛りだった。「人は苦を楽にする能力を持っている。」魅力的な言葉だ。

葱などを少し収穫。

続いて四井さん。土を移植ベラで掘って比べてみる。

「土の粒子から始まる循環の輪が、植物などを巻き込み大きくなっていくにしたがって養分が余ってくる。この余ったものを収穫物とする。それが本来の農の姿ではないか。自分に有用なものしか見ていなかった今ある農業は、実は発展途上なのかもしれない。食物を得られる場所としての『畑』で自然の仕組みを意識してみよう。この仕組みを理解しようとする意識の持ち方で、また違った豊かさが開け、安心感が得られるだろう。」        またいい朝だ。(高橋 登)
 

08:15-09:15 朝食
 

09:30-12:00 建築実習 
  ストロベールハウスの土壁塗り    A班

建築実習

メインのストローベイルの壁作り、室内の仕切りの土壁作り、外壁の漆喰塗りと木部の塗装作業。これだけの人数があると少ない労力であっという間なのだと、実感。何をするにも人とのつながりなのだとしみじみ。境界線をぼやけさせていくことを意識的にしなければならないのは僕の性質上仕方ない。けれど、半農半遊の混植園づくりにも、まじめに面白がって集ってくれる仲間が境界線の外にいるかもしれないのだから、気をつけよう。

そんなことより、漆喰があれほど鏝(こて)にのらないものとは思わなかった。この体験をもとに、もう一度松崎へ長八の鏝絵を見に行ってみたい。

ストローベイル壁に使った発酵泥を入れたシートを洗っているとき、手元に伸びていたホースは出し続けていると水が細くなった。細くならなかったらそのままホースで洗っていただろう。昨日たまったばかりの雨水を、2、3の桶から汲んできて使った。それでも雨水桶の水はなくならなかった。予想以上に少量の水で済んだような気がした。気がついてシャロムの機能を利用する、楽しいひと時だった。キンギョたち、ごめんね。(高橋 登)


「建築実習C:石灰壁壁塗り」

土に石灰を混ぜたものを前日に作った木摺の上に塗っていくという作業。すみません!たぶん、この作業のレポートも私の担当だったんだと思いますが、塗料塗りに完全にはまってしまい、私はこちらの作業をしていませんでした。ごめんなさい。どなたか、土壁塗りの様子をレポートして下さい。よろしくお願いします。       内田真紀子

 


 

塗装(シャンテバザール本体部分)  D班

茶色の塗料をハケにつけて、本体の木の部分を塗ります。木にまではみ出してしまった白い漆喰は、上から茶色く塗ってしまえば良い、楽勝。と挑みましたが、結構難しい。上の方に塗ろうとすると、ハケから塗料がボタボタとたれ、地面や、下のほうの漆喰にはねて汚します。境界線はハケを縦に持って。塗料は少なめに。少しの面積ずつ丁寧に、というのが自分でみつけた失敗が少ないこつ、と思ったらまた木からはみ出て塗ってしまいます。白い壁に思いきり茶色いハケの跡を残してしまったのをみて、臼井さんは「いーの、いーの。」といつもの調子。白が黒にはみ出たら黒く塗り、黒が白にはみ出たらまた白でかぶせていけばいつかはきれいになるだろう、と開き直ってぺたぺた塗っていきました。みんなで塗り残しを茶色く侵略していき、あっという間に、白い壁とのコントラストが美しい、落ち着いた焦げ茶色にしあがりました。ペンキ塗り、楽勝。はみ出たけど。(ふみ)

12:00-13:30  ハッピーオーガニックランチ
 

19日は冷や麦のジャージャー麺風と長岡式玄米ご飯。暑い外での作業が続いていたので、冷たい麺の美味しいこと。作業も充実し、食事も美味しく、2日間共に汗を流した仲間との会話も更に弾んでいるようでした。 シャロムスタッフの皆様、毎回の食事本当にありがとうございます。市川さん、岡井さん、暑い中での作業ご苦労様でした。次回は注意されることなく、さくっと作りあげたいと思います。            新納 平太

13:30-14:30 エンディングセッション
 


晴れ上がった青空のもと、シャロムのブランコのまわりで今回のBeGoodCafeの最後のセッションがはじまりました。おたがい会話を交わす前から、触れあう瞳と瞳で気持ちを確かめあう。2日間のあいだに凝縮された感動がその場の空気の中に充満しています。課題はストローベイルハウスの建築過程を6つの班にわかれて、それぞれ模造紙に描き出すこと。そして自分たちが作りたい「夢のストローベイルハウス」のアイディアもあわせて模造紙に描いていく。それをみんなで発表しあいました。大きな樹木を中心に周りをストローベイルでかこみ、木の恵みとともに暮らすエコロジーハウス。子供たちの秘密基地!?が集合した巨大なストローベイルドーム。手が届く高さに作られたストローベイルの屋内菜園。露天風呂付ストローベイルハウス、、などなどまばゆいばかりのアイディアが溢れます。そしてなんといってもエンディングセッションで一番なのはみんなの笑顔と輝く瞳です。(そして一番はしゃいでいるのはカ
メラをもった臼井さんです)ストローベイルハウス建築の作業、パーマカルチャーの講議、オープンマイク、農業実習、モーニング&ファイヤーセッション、みんなで食べる食事、森の中の散歩、何気ない会話、、ひとりひとりの様々な思いが満ちていくひととき。今回も楽しくて充実したBeGoodCafe安曇野でした。(松木)

      

 

最後にこの建築のために作られたニードルが希望者に提供されました。この難関を手に入れたのは じゃんけんに勝ち進んだ5名でした。

観察と考察

作業工程を復習して、それぞれが思い描くストローベイルハウスをイメージする。

これがいい、とそれぞれが言う部分を付け足していったら自然と一軒の形にまとまったのは心地よかった。ここでは個人的見解を述べてみたい。

「築」に関しては、現在あるパーマカルチャーバイブルにおいても片手落ちに思えてならない部分がある。積雪に対する考えがないからである。日本の豪雪地帯は少数派の特徴を持っているためだろう。夏は盆地性の気候でうだるような暑さになり、冬は湿った重い雪が降り積もる。夏は風の通りを考えたほうがよく、冬は雪の重みに耐え積雪の処理を考えたものでなければならない。これはこの地帯に住む者が考えていかなければならない課題なのだが。

そんな自然環境では、この壁には不安な点が少なくない。そう、アメリカの建築例を見てきた中で、その土地の通年の気候がどうだったのかを詳しく聞くことを怠ってしまった。

やはり第一に思うのは積雪についてである。温暖化で小雪傾向であっても積雪深2メートルは意識しなければならない。(あらいさんの実家は今でも4メートルは積もると言っていた!) 杉山さんに聞いてみると、積雪地帯では長岡に例があるというが、やはり大変らしい。通常の住宅建設に際してでも、夏に考えて建てると冬に不備が露見し、またその逆もよく話を聞くことである。こと湿気にむかなそうなストローベイルならば、なおさら熟慮を要する。利点は何か。最大の利益は断熱性ではないかということ。田舎ゆえの贅沢なのだが、壁厚をそれほど気にしなくても内部空間は確保できる。以前自宅にあった、2階建ての杉板壁の倉庫は、果実の保管庫としても利用するために20cmくらいの板と板の間におがくずがびっしり詰められていた。内容物が粉状なのでネズミも巣にしにくかったのではと推測する。次が見栄えである。やわらかい感じを風景に与える。

こうした適・不適条件をあげて話をしていると、積雪地帯での利用の可能性がどの辺りにあるかが解りかけた。基礎を高くすること、ひさしを深くすることで雪をはじめとする水分からなるべく壁を遠ざける。骨組み構造との組み合わせで、変質で壁自体を作り替える場合に備えられる。など、和式ストローベイルハウスとして考えを発展させると楽しい。

ブロックをつくる機械は意外と安く手に入るようなので、壊れることを前提とした大きさのもので築く機会を待ちたいと思う。(高橋 登)

エンディング

みんなで大きい輪になった。 

百一姓。 ねばならないことはない。えーげ海。

集団に居つつ、臼井さんと言葉をキャッチボールしたような感じのキーワードたち。臼井さんは簡単だ。感嘆だ。 その日新宿に着き、大雨で発券停止の夜行列車の再確認をとると、「列車は運転するけれども事前に乗車券・寝台券を購入した人だけを乗せます。」

あわただしさは戻ってきた。翌日の記録的な東京の暑さに触れてから帰り路についた。(高橋 登) 

関連本とその後の連鎖本(高橋 登)

        ポスト資本主義社会      P.F.ドラッカー、ダイヤモンド社、1993

        水は答えを知っている    江本勝、サンマーク出版、2001

        落葉樹林の真と神        斉藤次男、自費出版、2002

  

その後の建築の様子


ビーグッドカフェ安曇野Vol.13 報告

テーマ:『オーガニックな生活入門』
    <築>心地よい住みかを作ろう
    深呼吸する家、自然に還る家〜自分で作れる、自分らしい家
    「ストローベイルハウス」づくり

日時 :71719 日(2泊3日)

今回は、パーマカルチャーの講議実習の他に、「築」をテーマにストローベイルハウス作りを学びました。
杉山さんというアメリカでストローベイルハウス作りを勉強された大工さんがていねいに説明をしてくださり、実際にみんなでワラを積んで建てました。

今回は予約が殺到し、キャンセル待ちも。
結局40名の制限人数に対して、47名の参加者数になってしまいました!
始めての2泊3日のワークショップにスタッフ一同気合いを入れてのぞみました。講議も実践もゆったりと出来て好評。
いつもよりのんびり出来て、参加者同士のつながりも自然と広がったようです。
また、事故もなく終わったのでホッとしています。
素敵なヨガをリードしてくださったスマコさん、テトラさん、ありがとうございました。
そして、またまた大変な事前作業をこなしてくださった臼井さん、竹前さん
ありがとうございました。
スタッフのみなさん、おつかれさまでした!

次回は、925-26日に「医」をテーマにホリスティック医療についてやります。
ぜひ、みなさんお越しください。
早めに予約をお願いします!       peace    シキタ純

スタッフメールに流れたメールです。スタッフをねぎらうシキタさんの気持がありがたいですね   コメント臼井@信州安曇野


BeGoodのスタッフのみなさん、シャロムのみなさん、そして今回参加されたすべてのみなさんへ、お疲れさまでした。今回のBeGoodCafe AZUMINOは2日間ということで内容もたっぷり、余裕もたっぷり、そしてひととの出会いもたっぷりで本当にいいセッションでした。またぜひ9月にお会いできるのことを楽しみにしております。
それでは遠路をお越しのみなさんご無事でいらっしゃいますように。おやすみなさい。松木信治@長野

今回もBeGoodCafeでシャロムにお邪魔させていただきました。本当に有り難うございました。シャロムではいつも目に見える形、目に見えない形、いろんなメッセージとエネルギーをいただいており本当に感謝です。自分もGIVE&GIVEのスピリットで生きていきたいと思います。地球の畑は耕さず、心の畑を耕して、、本当に有り難うございました。無事到着した長野にて梅酒をのみながら、、松木


皆様。
北川貴英です。
どっちかというと、もともとエコロジーとかそういうのにそれ程興味がなく、渡辺文にそそのかされて参加した私でしたが、この三日間に価値観が変わりました。
目からウロコです。
今までエコロジー系の事に関して妙にアレルギーがあったのですが、シャロムで垣間 見た循環する生活が、その方が心地良いとか、健康に良いとかそういう目先の効果以上に、長いスパンで見て、自分や子供達にとって超合理的でオトクなんだなあって実感してしまいました。
朝の農業実習で、残飯の処理法を聞かれた臼井さんの、「これ、ざんぱーん」と叫んでぶちまけられた、前日の残りのパスタと思しき細長い物体がひょろひょろ飛んで行く光景が、僕の中の奥の方で何かを変えてしまいました。

皆さんとの会話とか作業とかもとっても楽しかったです。
また、あえる機会を超楽しみにしてます。
カーシートシェアリングして下さった方、本当に有難うございました。
思いきって「help」を呼び掛けてみるものですねえ。それではまた。
・北川貴英・


PCCJ/長谷川アトリエ 山田です。
BeGoodCafe
安曇野 大変皆様お疲れ様でした。また、お世話になりました。
最後まで皆様にお付き合いすることが出来ず、大変残念に思っています。申し訳ありません。
シャロームヒュッテのHPにアップされている写真をみると、最後のエンディングセッションもとてもよかった様子が伝わってきました。
ああしてみんなでわっしょいわっしょいと作り上げていくプロセスは本当に楽しいですね。
普段、きちっとした図面と契約の中で仕事していると、ああいった「自由な」建築はとても魅力的です。これからセルフビルドは大きな可能性をもっていると思います。
どうぞ皆さんもご自身でどんどんチャレンジしていってください。

お世話になった、BeGoodCafeのスタッフの皆様、ならびに臼井さん、シャロームヒュッテのスタッフの皆様どうもありがとうございました。

また皆様にお会いできるのを楽しみにしています。PCCJ
http://www.pccj.net/
)にも是非一度遊びにおいでください。ではまた。


tree:古屋大樹:フルヤヒロキです。

ビーグッドカフェ安曇野vol.13ではお世話になりました。
今回も楽しく過ごさせて頂きました。
作業や講義やスライド・ショー、ヨガなど、盛りだくさんのプログラムを満喫させて頂きました。
壁塗り・漆喰塗りも体験できたので、今度引っ越す家で実践してみたいところ。
いろんなお話を聞けて、楽しく勉強させて頂きました。

スタッフの皆さんには、毎度ながら感謝しています。
「コミュニティ・カフェ」=出会いと交流の場=「出会い系サイト」(!?)を提供して頂き、有り難いです。
ありがとうございます。ご苦労さまでした。

今回もたくさんのチャーミングなヒトたちとお会いできて、本当に嬉しかったです。
お話できた方、あまりお話できなかった方、共、お見知りおきを。
コレをご縁に、今後とも、楽しくお付き合い頂けたら幸せです。
デジカメ画像をオンラインアルバムにアップしましたので、よろしかったらご利用下さい。

http://photos.yahoo.co.jp/tree1029tree1029
 「0407BeGoodCafeAZUMINOvol13」フォルダ

さて、一晩空けた、今日の東京はヒドイ暑さ!
爽やかでピースな安曇野とのギャップに、もう汗ダラダラです。
チャッカリ今日までお休みをとっていたのですが、さすがにエアコンなしでは家の中はひどい暑さ。
昼過ぎ、自転車に乗って、近くの市民プールに避難しました。

でも、この東京の暑さは、ほかでもない、「自分のせい」。
自然の調和を乱す暮らしをしてる僕らが原因。
今、自分の暮らす場所で、出来ることから何かしてみよう、って改めて思いました。
皆さんも、心身ともにヘルシーに、素晴らしい日々を重ねられますように。
取り急ぎ、メールにてお礼まで。


Peace & harmony on this planet!

-tree: Hiroki FURUYA


臼井さん、
そして、ストローベイルハウス造りで一緒だった皆さん、こんばんは!
週末は楽しい時間をありがとうございました、渡辺文です。
週末は、本当に本当にお世話になりました。
人生を変える二泊三日でした。
こんなに大きな体験になるなんて想像してなかった!

東京に帰ってきてからの今日一日で、臼井さんとみんなが、
どれだけ私の中に登場したか!
一分間に一回は臼井さんやshalomで会ったみんなに会ってるよ。
仕事中も臼井さんがアップしてくれしてたサイトを横目にがんばりました。
というか、サイトを観てる合間に仕事したって感じです。
臼井さん、早々とアップしてくれて本当にありがとう。

今朝起きたときには、安曇野と今の生活のギャップにイライラして困ったんだけど、臼井さんが「いいの、それぞれいろいろでいいのっ」って言ってくれそうな気がして、「そうだよね、今の生活の中で出来ることを見つけて行こう」って、スーっと思えました。

今回の体験の中で、本当に数え切れない程の発見や、変化がありました。
ペンキを持つとどこまででも塗りたくなることも楽しい発見だったけど、何よりも、「それでいいの」っていう臼井さんのことばが私の土台になって、自分自身が柔らかくとけたように思えます。

「私もあなたもおんなじ。境界はないの」
「なんでもうまく活かせば活かされる、敵はいないの」
「人間はどうにかうまくしようと思いすぎる、自然は絶妙〜なバランスで出来てるの」
「お金はたいして大事じゃない。問題は解決だ、そのことこそが楽しの」
「男と女は別れてもいいの、その過程が大切なの(笑)」

農業実習の中での臼井さんの一言一言が、
超直球で、今日も私の心にストライクしてきます。
おっきな笑顔とおっきな声と青いツナギと一緒に。
本当に楽しいことって何なのか、それを感じた週末でした。

そして、二泊三日を共に過ごした仲間との出会い。
それぞれの土地で、一生懸命真剣にがんばってるみんなの姿も、
私の中に入ってて、私を突き上げます。
いつかセルフビルドの家を建てる事になったとき、
手伝うというより、共に「遊びに」来てくれるだろうって心の底から思えます。
そして遠慮なく、それぞれの智恵を出してくれるんだろうなって。
その日が今からとっても楽しみです。

一緒に家を創れたから、一緒に朝の森で発見したから、
暗闇の森で片寄せて歩いたから、一緒に蝉の脱皮に興奮したから、
おいしーーごはんを一緒に食べられたから!
shalom
での、いっぱいの共有が、友達をいっぱいつくってくれました。
本当に素敵な関係をたくさん創れたり、
かっこよく生きる人にいっぱい触れられたのも、
このfield「場」を創ってくれた、臼井さんやbgcstaffの皆さんのお陰です。
心からお礼を言いたいです。ありがとうございました。
すべての場を、本当に素敵にcreateしてくれた
センスのいいstaffの皆さんに心から感謝です!
ありがとうございました。

またお会いできるのを心から楽しみに。
渡辺 文


BeGood Cafe安曇野vol.13に参加したみなさん、臼井さん、山田さん、杉山さん、四
井さん、BeGood Cafeスタッフのみなさん、シャロムスタッフのみなさん

tutty
こと、ツチヤヒロミです。素敵な3日間を共に過ごすことができたことを感謝
します。ありがとう!

安曇野の心地よい気候から一転、東京では40度にせまる気温まで上昇し、もはや外
を歩くことですら危険な状態。これもすべて人間が出した「汚染」の結果なんだよ
ね。すべての人たちが、パーマカルチャーを実践したら、どのくらい気温は下がるの
だろうと、仕事中に考えてしまいました。

2泊3日のワークショップでは、素敵な出会いがたくさんあったね。みんな初対面な
のに、なぜか古くからの友人のような近さがあり、「つながり」を強く感じた3日間
だった。共通の思いを抱いている人たちが集まると、すごいパワーになるのだなと実
感したよ。

とにかくよく食べ、飲み、体を動かし、笑ったなあ。
そのおかげで治癒力が高まったのか、毎晩悩まされているクシャミがどこかに飛んで
いきました。
今の私に必要な要素がたくさんインプットされたからかしら?

臼井さんの「敵はいない」という言葉を聞いてから、私の最大の敵である「蚊」もお友達になろうと、つぶすことをやめました。
そしたら、朝庭に出たとたん、5箇所も刺されてしまったぁ。
これは笑い話として・・・ほんとにグサリと私の心に刺さりました。

またみんなと会えるのを楽しみにしているよ!

    ツチヤ ヒロミ


臼井さん、スタッフの皆様、参加者の皆様、あっという間の2泊3日でしたが大変お世
話になりました。

何だか懐かしの林間学校みたいな楽しい体験が出来て、とっても楽しかったです。
オマケに色々な達人に出会え(ちょっと気後れしてしまいましたが)、家族の様に過
ごせてHappyでした。

臼井さんの肩の力を抜かせるトーク
シャロムの雰囲気と周りの空気
オープンマイクでの緊張感
山田さんのセルフビルド講義
手ぬぐいの巻き方講習会(同好会入りたいよー)
みんなでワイワイと造るストローベイルハウス
SUMAKO
さんのヨガ&テトラさんの音楽(&いじめられキャラ)
美味しいマクロビご飯
葉っぱ一枚にでも感動を教えてくれるあやさんのナビゲート
もーーーっ、いーーーっぱい、いっぱいの感動と感激を有難うございました。


日付が変わってからの慌しさったら、昨日までの幸せ感が掻き消されてしまいそうでしたが、みんなそれぞれのステージで頑張っているんだ、と思いまた日々の生活に気合を入れて行きたいと思います。
9月のBGCにも参加出来る様に、旦那子供のしつけに励みたいと思います


原 香織(新潟)

BeGood Cafe 安曇野13 ありがとうございました。
少し、ぎすぎすしていたココロのなかが、ほかほかな気持ちになりました。
あれから、毎日せみの羽化をみているんですよ♪
うれしい偶然か、
より、小さないのちにも「気づき」のできる私になったのか??
なんだか日々のひとつひとつが、かけがえのない一日に思えてきます。
さて、いよいよ明日からネパールです。
土の壁の家も、また身近に感じながらみれることと思います。
たのしみです。

ありがとうございました。
添付の写真は、四葉の葉とパーマカルチャーガーデンです。
これ↓また日記です。こんなふうに思いました。

安曇野、朱夏。再びの此処。
メタンガスでなに焚きましょう?
中水道は天の恵み。
土のにおい。てのひらに沢山のいのち。
背の高い向日葵。太陽のほうを向く。
60%がいっぱいの潔さ、心地よさ。
キュウキュウのココロのなかが、ほっと安心をする。
夜の森。
耳を澄ませて、目を閉じて。
また開いて研ぎ澄ませ。
だんだんと近づいてゆく森。
7年の時を重ねて、飛び立つ、小さないのちの。
壮大さと、美しさと、なんだか言葉にできない想いと。
藁と土の家づくり。
知らなかったことを知ってゆくよろこびと、
私の手でもできたってことの事実と。
たくさんのてのひらがあるってことと。
...笑、笑ですな。ウフ♪
またひとつ。またふたつ。生きてくことのかんじん、ふえた。
繋がりの今日。夢みる明日。
NO RAIN  NO RAINBOW
そう、雨が降るから、虹も出る

ではでは。またまた。

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 ☆ いいことひとつ流れ星。とんだ。                   
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  by ゆきんこ

 

■会場:舎爐夢(シャロム)ヒュッテ
〒399‐8301 長野県南安曇郡穂高町豊里
Tel/Fax 0263-83-3838
shalom@ultraman.gr.jp
交通手段はこちらでご確認ください。>
http://www.ultraman.gr.jp//shalom/
■参加料金 各回 ¥6,000
・食事と宿泊費は別途料金。下記参照。
・各回40名限定。
・必需品=軍手、農作業に相応しい靴、帽子
■フェロー会員の募集(10名まで)
 年間4回参加の場合、参加料金合計¥20,000
 2004年度フェロー会員として登録され、全行程終了時に修了証が授与されます。
■7月のみ2泊3日になりました。(7月17-19日)
■参加者自身も考え、皆で創りあげるワークショップスタイルです。

●お申し込み お問合せ BeGood Cafe Azumino
<
azumino@begoodcafe.com>  Tel/Fax 0263-83-3838
メール環境のある方はなるべくメールでお申し込みください。
仕様がホームページにあります。

◇パーマカルチャーは、豪州ビル・モリソン氏らが提唱する、人間にとっての恒久的持続可能な環境を つくり出すためのデザイン体系のこと。語そのものは,パーマネント(永久の)とアグリカルチャー(農業)の合成語であるが、同時にパーマネントとカルチャー(文化)の合成語でもある。
◇今年の予定
 Vol.14 9月25日(土) -26日(日)
 <医>自分の心と体をケアしよう
 自己治癒力に目覚める〜医療を自給して、自立した暮らし

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宿泊のご案内:舎爐夢(シャロム)ヒュッテイベント特別価格
レギュラー宿泊◇¥5000 (26 名)
シュラフ持参泊◇¥1500 (20 名)ドミトリー男女別相部屋
テント持参泊 ◇¥1000 (10 名)
夕食 ¥1200
朝食 ¥800
昼食 ¥1000
*労働力の提供でコミュニティ通貨PEACE がもらえます。
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主催:BeGood Cafe Azumino
特別協力:舎爐夢ヒュッテ、パーマカルチャーセンター・ジャパン