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6月16日 雨時々曇り

梅雨入りに中の講座となった第三回心地よい暮らし。シャンティクティの畑も植物の勢いが増し、幕が取払われたティピーではたくさんの苗が育っていました。
朝方まで降っていた雨も小休止。雲の隙間から時折陽がが差し込み、穏やかな空気のなかで近況報告から始まります。

近況報告の中で種に関する話題が今月も出ました。「モンサントの不自然な食べ物」というドキュメンタリー映画が近々東京で上映されるとか。すると「じゃぁ、ここで上映会やらなきゃ」と計画と行動へと移ります。シャンティクティやここに集まる人々のそういうところがとても素敵です。
http://www.uplink.co.jp/monsanto/about.php



その後は今回のメイン講座楽健法です。
講師は子松志乃子先生



楽健法を初めて聞いたという参加者がほとんどの中で、その要素をわかりやすく説明して頂いてから実習に入りました。

素人的かつ簡潔に説明すると、ようは二人ペアになって足で相手の全身を踏みあうヨーガ、マッサージです。
「踏むひとも、踏まれるひとも気持ちいい」というのが的確な表現です。

まずは護身法で身を守ってから始めます。足で相手を踏む経験なんて初めてですから、おっかなびっくりです。でも相手が気持ちよさそうな顔をすると、少しずつこちらの心も体もほぐれ、踏む足もしなやかになります。
「踏むひとも、踏まれるひとも気持ちいい」というのが本当に的確な表現だと感じました。

楽健法は一人でできないのが欠点だ・・・という質問に対して、創設者の山内先生は「人間一人ではいきていけないんだから、二人必要な楽健法はそれが利点なんだよ」と穏やかに答えられたそうです。
そう、心地よい暮らしに参加して毎回思うことですが、人間一人では生きていけない。現代の日本の社会において「一人で生きている」と思っていてもそれは見えないように巧妙に隠されているだけで、多くの人の犠牲の上に成り立っていることが多い。楽健法はその助け合いの関係を見えるところにまで持ち上げて、互いの関わりの中から得られる気持ちよさや幸せを感じさせてくれました。



さぁ、体がほぐれ、新陳代謝が活発になり、副交感神経が動き胃腸の動きが活発になったところで、お待ちかねの夕食です。

今晩のメニューは
タケノコや切り干し大根にたっぷり生姜や薬味であえたもの
「炒り卵風」豆腐とターメリックの炒め物
「三枚肉風」車麩と大根の煮込み
「アワビ風」エリンギと青梗菜の中華煮



今回は計らずか計ってか、台湾素食風の「もどき料理」が多く出されました。実際にはオリジナル以上に味の深みが得られ、素食の奥の深さを感じます。
「まねている時点で肉からの執着から解放されてない」との意見に納得しつつ、個人的にはその「遊び心」がある種の余裕を感じさせるとも思いました。

これで3ヶ月目ですが、肉を使わなくても野菜からこんなに深く豊かな味が出てくるなんてといつも思います。素材をそのまま生かして、その中に備わっている味を引き出して組み合わせることでできる料理、アーユルヴェーダの食事、恐るべしです・・・
アーユルヴェーダの食事については翌日実習がありましたので、詳しくはそちらで。


食後は温熱療法。講師は引き続き子松先生。
今回は温熱機75度の設定で、温熱療法の体験を行いました。
ただ暖めるだけではなく、神経刺激である「あちち反応」を引き出すところまで温熱機をあてることがポイントです。温熱機を持っている人は多くても、有効に活用していない人が多いとか。経絡の考え方に沿った部位を参考にしながら温熱刺激を加えていく・・・とっても奥が深そうですが、楽健法と同じように相手が気持ちよくなってもらえるようにという思いを込めながら施術していきます。



副交感神経が刺激され、あくびがたくさん出たところで、就寝タイム。盛りだくさんの一日目は終了です。


二日目のレポートをします、まーちん(みやざきまさし)です。
 
【朝ヨーガ】
小雨でしっとりとしながらも、
爽やかな安曇野の朝。小鳥の声を聞き目覚める。
二日目の朝はヨーガでやんわりと、始まり始まり。



【楽健法】
昨日教わった楽健法を、もう一度。ペアになって実践。途中で行う側の人を一人ずらしにして、より多くのペアを組み、多くの人との組となる。中にはすっかり心得て安定して足を操っている人もいる。また受け手側も、そこはポイント違うよ!と、的を射ている人もいる。私は、得手とはちょっと言い難い感じでした。しかし上手くいかなくとも、行い手と受け手の楽しい新たなコミュニケーションのひと時でした。



ティータイム
目覚めの体を動かした後は、ティータイム。
アユールヴェーダのお茶と池田の苺、そしてパロッタ(?:違っていたら修正ください)というチャパティの生地にジャガイモとつゆ草を包み込んだ少しスパイシーなお菓子を味わいながらの談笑。一日の食事の回数は何回がいいのか?など、いろいろな話題にもなりました。



畑仕事
この頃には、小雨も止み、日差しが差し始める。どころか、あっという間に、強い日差しへと。畑では、主に大豆の種蒔きと生育の確認。種蒔きは、花嫁あずきという紅白の色をした、おめでたい種をみんな一列に並んで蒔きました。間隔は丁度40cmなので、隣と人と肩が触れるくらいの並び間隔でした。生育の確認は、たかきび、さつまいも、いんげん、トマトなど。里芋の土寄せということなども含め、この季節の畑のことをたくさん教わりました。

そして、ブランチ用に、えんどう、苺、かぶ、レタス、菊芋の芽などを大地から収穫しました。



イノコズチ 露草 キクイモ

キッチンdeクッキング
今回はシャンティのキッチンでの料理。調理台を囲んで、みんな輪になってお料理つくり。
重ね煮という料理に挑戦!アユールヴェーダの考えに基づき、重ねて煮ていくお料理。食材の特性によって重ねる順番があり、それが肝心。陰性の食材が下、陽性が上。
ひと鍋は、味噌仕立てのお味。もうひと鍋は、クミン、ターメリック、コリアンダー、ミックススパイスなどを用いたインド風。


ブランチ
みんなでつくったお料理を日差し燦々のベランダでいただきました!メニューは重ね煮2種類、茹で上げのインゲン菊芋の芽のおひたしなど等。私は全部美味しかったのですが、中でもレタスで包んでいただくインド風の重ね煮がとっても気に入りました。



レシピ作り
アユールヴェーダに基づき、食材の持つ6つの味をバランスよく配した、ブランチメニュー(課題:2品とスープ)2つのグループに分かれて考えました。
それぞれのグループが練ったメニューを披露し、それぞれの良さを比較して、メニューを決定する流れで、楽しみながらも皆真剣でした。メニューを披露し、白熱協議の後、多数決。結果は、ジャガイモのポタージュ、ラタトゥイユ塩麹、キュウリ梅肉和え、おまけにトマトハチミツかけ。



ぬらし絵
再びベランダに出て、白い画用紙にたっぷりと水を含ませて、ぬらした紙に、赤、青、黄の色で描いて行くグループワーク(まさに作品!)。4つのグループに分かれての実施。ルールは、作品作成中はメンバーと話さないで、無言であること。無言の状態で、各人の思い思いの考えのみによって、グループメンバー順々に筆を走らせ、何周かする。グループ内で

順番の回った人で、これでOKと思ったら、そこで絵は完成。神妙な無言の時間でした。4つの作品が完成しました。
ぬらし絵の完成後、各グループの絵をもとに、そのグループメンバーがひとりひとり、その作品・その作成工程での感想を述べる。同じグループのAさんBさんCさんの意見が重なっていたり、全く逆だったりして、これがとても面白かった。同じことをして、同じものを見て、同じ時を共有しても、人はそれぞれ感じ方が違うのですね。


 
【終わりに/シェアリング
今回もあっという間の二日間でしたが、各自この期間に感じたことを分かち合って、次回を楽しみにしつつ、終了となりました。またね〜!