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5月19日(土)レポーター:もかちゃん(松森朋加)です。

車内から見えるアルプス山脈と、水を張った田んぼに映るアルプス山脈。そして、新緑の美しさ。シャンティクティにたどりつく前から、自然の美しさと大きさに圧倒され感動してしまいました。

先月の冬景色から一転。春がやってきました。そして、誰もが「この時期が一番美しいんだよね」と言います。住んでいる人達がうらやましい限りです。

信濃松川駅を降りると、真っ黒に日焼けしたダンディさんが。ついにご対面のけんさんこと、臼井健二さんとのご対面でした。途中、車を路肩に停めて記念撮影。けんさんが、アルプス山脈のひとつひとつの山を説明してくれました。「たねまきじいさん」という言葉だけは覚えました。が、何のこと?山の名前?みため???

 

他己紹介

車、バスチームが大幅に事故渋滞で遅れていたため、テラスにてのんびり他己紹介から始まった今回の講習。自分で話すのと違い、人から自分のことを紹介されるのは不思議な感覚でした。

映画鑑賞:「素敵な宇宙船 地球号〜パーマカルチャー21世紀のライフデザイン」

パーマカルチャーの始まりは、オーストラリア。持続可能な農業の知恵、地球にダメージを与えないもの。そして、建築や街づくりにまで広がっている。生活全体の自然と人達の調和であり、多様性・調和・循環というものを考え人為的に生活スタイルや暮らし、農業などを人為的にデザインしたものである。昔の生活に戻ろうということではないらしい。・・・4月の講座でに初めて知ったパーマカルチャーという言葉。私が求めていたのはこれだ!と思ったものの、まだまだ勉強不足。「パーマカルチャーとは?」と人に聞かれてもうまく説明できそうにはありません。

けんさんのエコツアー

シャンクティの庭や建物を説明してくれました。現代人はmoremore教→トランジットしてタルタル教になろう〜!*moremore:あれが欲しいこれも欲しい。

   *タルタル:充分足りている

私たちmoremore教の生活を続けていたら地球が2個あっても足りません。(2.5個必要)生きていられるのは、自然と第三国の犠牲の上でどうにか成り立っているのです。今こそタルタル教に乗り換えて、当たり前の生活をしようではないか!当たり前の生活とは、自分たちの事は自分たちで行い、地球1個の生活をすることですね。

電気のいらない天然冷蔵庫を見学。おいしくて濃厚なはちみつを食べ、にほんみつばちの話を聞き、はちみつが超〜おいしかったのはもちろん。なんだかみつばちが好きになりました。

けんさんのハチ小屋ににほんみつばちがたくさん(多少)やってきて、はちみつをたくさん(多少)つくってくれますように。また、私たちにおすそわけ(お願いします)してくれますように。

たった今、宣言したばかりなのに、もうmoremore教に。

( )内は、タルタル教になって頑張って書き直しました。

家の屋根(畑と棚田あり)、アースオーブン、自立型ガーデンハウス、畑、ホビットハウス、コンポストトイレ風力、太陽光、池、案内してもらいました。全てがパーマカルチャー的デザインで、手作りというから驚きです。

土のう袋に土をつめて積み上げたホビットハウス。みためも中も、かなりかわいい。いつか自分で作り、住んでみたいな。

 

うたちゃんの授業「パーマカルチャー〜持続可能な暮らしのデザイン〜」

映画で??と思っていたものがつながり、少しづつ、パーマカルチャーがわかってきました。パーマカルチャーのはじまりは、農業だったが、扱う分野が多岐になり、社会や経済のしくみにまで使われるようになった。

関係性を考え、そこからデザインしていく??また、新たななぞがでてきましたが、2日目に、実際デザインすることでわかってくるのでした。

(お風呂、おいしいお食事タイム)

写真のスライドをみながら、

ともちゃん:バングラディッシュ報告

タミちゃん:北インド・デラドゥン報告

種の異常事態。

アジアの伝統的循環は、パーマカルチャー的なことをしてたらしい。

種が危険である。おかしな種と農薬、化学肥料がセットで売られている。

怖いな〜と思いましたが、インド、そして安曇野でも、シードバンクが着実にでき、増えているそう。安全が確認されてないものは買わない。自分で舵をとれば大丈夫という言葉に少し、安心しました。

 

最後に。瞑想の時間かな?

たくさんの素敵なことばをいただきました。

「なくてもいいものはそぎおとす。そうすると、らしく生きることができる」

「自分がいいと思ったことにつきすすめばいい」「無理しなくても正しき道に進んでいける」

「我、欲をもつことは消して悪いことではない。それを超えたところに平安がある」

「未完の完成」・・・かけている自分⇒かけてていいんだの自分 「四苦八苦が我を完成させる。」

「希望とビジョン。これがあれば、人は生きていける」

数字、音、日本語、ひとつひとつ全てに意味がある。・・・数字を紹介してくれました。・・・素敵。メモはし忘れました。

まじめな話と思っていたらふざけていたり、ふざけていると思ったらまじめな話だったり、私たちの心に残る話をしてくれるのにおちゃめ、そして、つねに動いていてパワフルなけんさんが加わり、パワーアップした心地よい暮らし2回目(5月)1日目の報告でした。

けんさん、ともちゃん、たみちゃん、うたちゃん、楽しくて、学びのある時間をありがとうございました。

5月20日  レポーター:あや

 

・ヨガ&ティータイム

 

朝はヨガで始まります。静かな空間でぐっすりと眠ったので早朝から体はしゃっきりとし、鳥やカエルの鳴き声が響く中で体をほぐしていきます。体のなかの「寂静」と向き合う時間でした。そのあと、ティータイム。フルーツ、手作りスイーツに、ハーブティーをいただきました。

 

たみさんの「朝のフルーツは金です!」の言葉通り、ヨガでほぐれて温まったからだに新鮮なオレンジの果汁がしみていきます。普段、朝はとにかく時間に追われ、

体の声(寝不足や、胃がもたれているだとか、のどが渇いているとか)を十分にきくことなくいきなりパンやごはんなど、とにかくエネルギーになるものを取り入れて体に負担をかけてしまっているな…と気がつきました。

ここではまずねむっていた体を動かし、あたため、内臓を少しずつ目覚めさせながら、また、昨晩からの体の状態を自分で観察しながら少しずつ必要なものを取り入れることができます。心も体も、かるく感じます。

 

 
 

・自然農 畝づくり、さつまいもの植え付け、トマト、なす、キュウリのうえつけ

 

ティータイムのあと、畑へ降りました。うたさんの指導のもと、自然農の畝の作り方を教わり、前回種をまいて本葉がでてきた、なす、トマトなどの植え付けをしました。4月に「おおきくなーれ」と願ってそうっとまいた種がしっかりと育っていてうれしくなりました。


トマトは乾燥が好き、水が苦手、割と強い。なすは肥沃な地が好き、水が大好き、とてもデリケート。きゅうりは直まきオッケー、干ばつに強い、自ら水を探して根をはる、お互いの根がからまったほうが育ちがよい・・・など、それぞれの野菜の性格や好みを把握してそれにあった環境においてあげること…。と教わりました。それぞれ、人間みたいにデコボコとした個性があって愛着がわきます。ポットから土に植え替えるときのコツは「植え替えたことに気がつかないくらい」にそうっと、ていねいに。

植える23時間以上前に苗にたっぷりと水をやっておき、植える穴を掘って

そこに水をたっぷり入れ(「水を置く」と言います)、水がすっかり引いたら

苗の根鉢が崩れないようにそうっと穴に入れて、(高さはすれすれで、けして深植えにならないように!)

畑の土と苗の土がしっかり密着してなじむように、ぎゅぎゅっと押さえます。

周りに草を敷いていれば、あとは水やりは一切不要です。

 

トマトは合掌の支柱を立ててからその足元の内側に植えます。

大きくなると結構な重量がかかるので、しっかりした支柱を立ててくださいね。

ピーマンは植えた後に肩の高さくらいの支柱一本を脇に立てます。 utayo記

そして、作物を育てる上でも雑草の役割は重要と教わりました。どんな草にも役割がある、この場所にとって必要だから生えてくる。雑草があるおかげで霜にやられにくく、太陽エネルギーが土に固定され、虫がすみやすくなる。土が豊かになり、連作障害が起こりにくい…と、植物が多様にあることがいかに大切かがわかりました。

 ・朝食作り

 

だんだん日の光が強くなってお腹もすいてきたころ、朝食作りに入ります。

前回とはまた違うメニューの朝食作り。ふきの筋をむきながらおしゃべりをしたり、りんごのような甘い香りのするカモミールの花を摘んで洗い、食後のカモミールティーをいただいたり。

 ヨモギ入りのパンケーキがほんのり甘く、新鮮なヨモギの香りがしておいしかったです。新鮮な野菜たちは外の澄んだ空気の中で、それぞれが濃い香りを発散させています。 春の生命力をいただく食事でした。

 

 

・パーマカルチャーとは の続き

 

朝食と休憩の後、昨日の続きの講義に入ります。

「Plobrem is solution(問題は解決である)」…ひとつのものには欠点も利点もある。悪いところを「資源」であると考える、発想の転換をあらわした言葉です。

最初は土地を観察し、自然と対話し、そこのオリジナルの性質や環境の特性を見極めていく。たとえば「水はけが悪い土地」を強制的に変化させるのではなく、「=水もちがいい土地」という「資源」であると捉えれば、そこにあえて池をつくり、かえるのすみかになるようにしたり、ハスを育てたり…。するともはや、水はけの悪さは問題ではなくなります。Plobrem is solution。この言葉は日常生活においても、人と付き合ったり、仕事をしたり、今後生きていく上でとっても重要な言葉だと思いました。

 

 

・シャンティクティのシステムデザイン〜水、栄養、エネルギー。

 

講義のしめくくりに、3グループに別れてシャンティクティの「水」「栄養」「エネルギー」がどう循環しているか、システムを調べ、ポスターにしてお互いに発表することになりました。

私たちのグループは「エネルギー」。絵を描き、循環の矢印をひいていくうち、太陽からたくさんの矢印が発生していることに気がつきました。普段の生活では、太陽がこんなにも重要だと感じることもなくなっている…。という意味でもはっとさせられました。そして、ワークショップを終えて数日たった今、普段の生活ではまったくエネルギーが循環しておらず、「お金で買ったエネルギーは使うたびになくなり、ゴミが増えていく」んだなぁ・・・と実感しています。

「持続可能な暮らしのデザイン」という言葉の意味が、ずーっとじわじわと心に効いています。この生活、もう、なんとかしなくちゃ。という思いです。

・感想

 

ワークショップ2回目は1回目とはまた違う和やかな雰囲気のなかですごすことができました。それぞれの背景やパーソナリティも少しずつ深く知り合えるようになり、リラックスした皆さんの素の表情が素敵でした。

なんといっても暖かい新緑の季節のなかで過ごすことができ、楽しかったです。皆様どうもありがとう。また次回も楽しみにしています!