舎爐夢ヒュッテの日記とGUESTのページ 

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BeGood Cafe Azumino Vol.1
Vol.9
■2003年8月30日(土)−31日(日)

みんなもっと素敵に生きていけるはずです。
世界中の誰もが幸せになれるはずです。
心豊かにピースな生活を始めてみませんか?


『オーガニックな生活入門 パーマカルチャーの基本と実践例

爽やかな安曇野でパーマカルチャーを学び、自然の優しさを感じましょう。
今回は、「
オーガニックな生活入門 「コミュニティ作りの基本」 を学びます。
これから私たちはどう生きたらいいかパーマカルチャーにその答えが沢山あります。
パーマカルチャーの農園作りを通じて21世紀の生き方を学びます。
また循環型社会モデルを先取りしているシャロム・ヒュッテで
豊かな社会へのキイワードを学習します。
そして、美しい自然を満喫しましょう。

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■2003年8月30日(土)−31日(日)

8月30日(土)
13:30−14:00  ビデオ上映「〜素敵な宇宙船地球号〜パーマカルチャー」(自由参加)
14:00−14:45  オリエンテーション

森の広場に集まってのアイスブレイク まず集まった地域別に分かれてみました。圧倒的に関東方面が多く集まりました。

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14:45−17:00  パーマカルチャー講義「コミュニティ作りの基本」/設楽清和

まずパーマカルチャーガーデンでのコミュニティ 植物の繋がりを説明いただいた後ガーデンの草刈りをしていただきました。

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草狩り後すっかりきれいななったガーデンの前で記念写真です。

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4グループに分かれてのワークショップです。ガーデンの中にコミュニティーを作り出すワークショップが行われました。グループ内でのワークは人の繋がり コミュニティーを作り出しました。

石を使ったロックガーデン作り 
  動植物が住める環境作りということで8の字登り龍ロックガーデンガーデンが計画されました。

ハチを呼ぶための仕掛け作り
 高床式でリンゴ箱に竹を入れて屋根を作りハチが住める巣箱作りでかわいいデザインの物を計画

鳥を呼ぶための仕掛け作り
 嶽小屋の廃材を利用して鳥の餌台を作り屋根は竹で作りその雨水を水槽(植木鉢の大きい物を使いオーバーフローはロックスパイラルガーデンの池に流れるような形を作るり鳥が靴環境作りをする

植物のギルド作り 
 秋の野菜ギルド 秋の鍋ギルドを計画

各グループから具体的な取り組みがは発表されグループの活発な意見交換がされました。

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夕食メニューです。

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20:30−21:30  ナイトウォーク「月夜のナイトソロウォーク」/小笠原あや
21:30−22:15  自己紹介オープンマイク/DJ:谷崎テトラ

一人1分の自己紹介タイムはちょっと短かったけど参加者が繋がる良いきっかけになりました。バックではDJ:谷崎テトラが曲を流し心地よい空間を演出しました。

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22:15− 森の哲学者 メイナク族の教えを 鑑賞 まとめたディレクターの森谷さんを囲んでメイナクの知恵を学びました。

 『森の哲学者メイナク族の教え』 ビデオ上映            ディレクター森谷博 解説

メイナク族は、ブラジルアマゾンのシングー・インディオ国立公園に生活する先住民族です。わずか200人たらずの人々がひとつの円形の村で、昔から続く暮らしをしています。近くの川で捕れる魚と、近くの森で採れるマンジォッカと言うイモを主食にしています。家は近くの森で採れる木で作り、一本一本の柱がどこで採れた木か全部わかっています。陶器や装飾品も自分で集めた材料で作ります。彼らは身の回りのものがどこからやって来たかすべて知っています。どこから来たのかわからないものにあふれている私たちの生活とは対極にある、まさに「身土不二」の生活。
 
 彼らの生活は、「森の哲学者」と呼ぶにふさわしい知恵にあふれています。

写真展『Wonderful World
 〜アマゾン先住民メイナク族の教え〜』

「幸せ」や「自然」という言葉を知らないメイナク族。日本人が求めて止まないこれらの言葉がない世界とは?彼らのシンプルな生きる知恵に、しばし心の耳を傾けてみてください。 ディレクター森谷博 さんに解説いただきました。

8月31日(日)
06:00−08:00  雨のために ワークショップでまとめた実習は中止になってしまいました。その分のんびりと過ごすことができました。

早起きをされた人を中心に今までのPEACEパーマカルチャーガーデンのあゆみをホームページにアクセスして紹介されました。
08:00−09:00  朝食

取り立て野菜と石の薪窯で焼いでたカンパーニュ自然の恵みです。

09:30−10:30  ビーグッドTALK−2「土のきほん〜土のある生活〜」/四井真治

生ゴミをみみずコンポスで処理する仕組みを紹介いただきました。

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10:30−11:30  ビーグッドTALK−1「自然農の考え方」/臼井健二

虫も草も敵とせずたがやかさない自然農の畑の紹介のあと昨日のワークソショップでまとまったプランをピースパーマカルチャーガーデンのどこに作るか検討しました。ピザのトッピングの野菜を収穫してマルゲリータ用のバジルを各自で収穫ハッピーオーガニックランチに備えました。

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11:30−13:00  ピザを作ろう!+ハッピーオーガニックランチ

シャロムのピザは薪の石窯で焼くナポリタイプです。程良く発酵した種を手で延ばしチーズと野菜をのっけて石窯の中に2〜3分で美味しいピザのできあがりです。実際にはなかなか思うようにいかずサモサになってしまう人もいました。

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13:00−13:30  エンディングセッション
   

1番思い出に残った場面を絵に描いて発表 そしてグループでのシェアーリングいつまでも離れがたい雰囲気でした。

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 パーマカルチャー   カナシロリエリポート
今週末、BeGood Cafe Azumino Vol.9
「オーガニックな生活入門 コミュニティ作りの基本」

お天気は、雨だったのですが
森や畑は、雨を受けて神聖な感じがしました。。

舎爐夢(シャロム)ヒュッテというところで行われるのですが
シャロムとは「平和」と言う意味のヘブライ語。。

人間も自然も木も草も虫も皆んな仲間!
共に支えあって生きる共同体が目標!という素敵な宿です(^-^)

見た目も可愛いヒュッテなのですが、景色も最高♪
美しい山と畑が一面に広がっています。。

そこで、1泊2日のパーマカルチャースクールが行われました。。

パーマカルチャーとは。。

人間にとっての恒久的持続可能な環境を作り出すためのデザイン体系のこと。。

生物学者のビル・モリソンがオーストラリアで始めたそうです。。

自然の法則に従った生活。。
自然の仕組みに合わせた、自然と人が共に助け合って生きる方法。。
近い未来の形。。未来型ライフスタイルはこれだ!!
と私は思いました。

自然に逆らわない生活。。
今の建物社会は、人間が便利に生きる為に自然の流れとは逆の道を歩んできてしまいましたね。

パーマカルチャーの目的として「森づくり」があるのですが
=生物どうし、あるいは生物と無生物との多様な関係性の中に成立している
=あるべきものがあるべき所にある
・無理がない・無駄がない

太陽が大地を照らす、大地から生物が生まれる
成長した生物が影を作り、その下の大地からまた別の生物が生まれてくる
その生物は、別のある生物がないと生きられない
だから、ある生物はその生物の為に生きている。。

ちょっと、表現がうまく出来ないんですけど(^-^;
お互い支えあって、皆んな繋がって生きているというコトですよね。。

私たち人間も、そのサイクルによって生かされて貰っている。。
そして、私たち一人一人にも生きている意味、人間が生まれてきた意味がある訳です。。

その自然な流れに沿った畑を見せてもらいました。

たくさんの野菜や植物や生物たちが一緒に生きている畑。。

強い光が必要な野菜は、太陽がたくさんあたる南の方角に。。
とっても仲良しで、隣りに植えると成長が良くなる野菜と植物。。

雑草は、大切な資源!
ちょっと多く生えすぎたら、取って苗の周りに置いてあげる。。
その下には、たくさんの菌や大きなミミズたちがふかふかの土を作ってくれる。。
残りの雑草たちは、大切な水を蓄えてくれる。。

甘くて、美味しい野菜たちは全部を収穫してしまうのではなく
次の世代の為に、種として残しておく。。

もう!なんて無駄がなく効率の良い美しい畑なのかしら!と感動ぉ。。

自然の力と人間の知恵を使ったコラボレーション!!

人間の知恵や科学は自然を知って自然と共存するためにあるものですよね。。

核兵器を作る為に、知恵がある訳ではありません。。

生活や心を自然の流れに合わせれば
本当の精神的な幸せと平和な道が開けるのかもしれません。。

実際、私たちの生きる源。。食は
危険な状態にあります。。

大地が汚れてるように、海もかなりのスピードで汚れています。
まず、魚は食べられなくなるでしょう。。

どこをどう流通してきたか分からない野菜
何を食べさせられて育ったのか分からない肉

生きていくのが難しい状態です。。

今からでも、社会や生活を変えて行かなければなりませんね。。

”地球で生きる”というコトは
いかに地球を知って生きるコトが重要か改めて考えさせられる2日間でした。。

そして、知るコトがいかに楽しいか!というコトも分かりました(^-^)

小笠原あやちゃんによる森のナイトウォークや、手作りピザ作りやオーガニックフードも美味しくて楽しかったぁぁ(^-^)

次回は、10月25、26日に開催されます!

ぜひ!皆さんも体験してみてください♪

8月29日

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8月28

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 8月27日

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8月26日

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8月25日

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8月24日

家族ずれの多い1日でした。暑い日が続きます。

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8月23日

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8月22日

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8月20日

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8月19日

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8月18日

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8月17日

雨の中 自然農の学習会が行われました。

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8月16日

恒例の玄俊先生のヨーガの合宿が15,16,17と2泊3日で行われています。

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ツリーハウスを作るということで森の子ように作りました。愛美と仁 誠がお手伝い梯子も付けて木の上の基地ができました。

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工具を出したのでついでにパーマカルチャーのコンポストの手直しと芯壁用の下地と窓枠を取りつけました。

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新井さんが自然農のレポートを書くためにシャロムを訪れています。連日雨で結局3泊していかれました。お疲れさまでした。

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8月14日

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8月14日/穂高町 雨

 5時半に起きて荷物をまとめる。6時に出るつもりだったが、どしゃ降りで悩む。
このまま出発しても、佐藤さんのところで撮影できそうにない。畑の見学に来たお
客さんは親子2人のみ。臼井さんに「今日もだめだね」と言われ、とりあえず出発
は見合わせる。それにしてうらめしい天気だ。
 8時ごろに佐藤さんに電話して、秋に出直すことにさせてもらった。新潟から福
岡にフェリーで行ってから奈良でゴールと思っていたが、それも難しくなってきた。
岐阜経由で奈良に出て、最後に福岡になりそうだ。
 朝食後、ひたすら日記を書く。お昼を食べて、また日記を書く。今日はレストラ
ンが休業日らしく、スタッフのみんなは車でどこかに出かけてしまった。そのせい
か、シャロムはひっそりと静まっている。
 15時ごろに、大阪からという人が見学にやって来た。どうやらこのMLにも参
加しているらしい。臼井さんの話をしばらくいっしょに聞いている。そのなかで、
地域通貨の話が出た。
 シャロムの地域通貨は「安曇野ハートマネー」で、単位はピース。現金と同じ額
で、地域通貨100%で支払える。シャロムの臨時バイトは、1時間で800ピー
スもらえるようだ。
 入会金500円を払って、1万円を1万1千ピースに交換してもらう。この地域
通貨で支払えば、常に1割引になる仕組みだ。本来、地域通貨というのは、現金化
しにくい労働などの対価に使われたが、臼井さんはそれに銀行(ピースユニオン)
のような仕組みを加えている。
 ピースを発行して現金を集め、その資金をNGOに貸し出したり、現金が必要な
人に貸し出したりするのだ。ある桃農家がピースユニオンから現金を借りて、それ
で働いている人の給料を支払った。普通は現金を返還するのだが、臼井さんはその
借用書で桃を買っているという。借用書も地域通貨化しているわけだ。
「地域通貨を発行することで、それは地域内で循環して、そのほかに現金も有効に
使えます。つまり、お金が2倍になる仕組みなんです」
 この方法はなかなか画期的だ。新しいアイデアかと思っていたが、シャロムの歴
史を振り返ってみると、スタートから同じ発想があったようだ。建物の建築資金を
集めるのに、仲間に呼びかけて、1口5万円の基金を募った。お金を払った人には
同額の宿泊割引券を発行し、あとで活用できるようになっていた。
 阿蘇で博物館を開いた友人も、同じようなことを考えていた。彼は民俗調査を行
なって年1冊の報告書を出したいのだが、調査に専念すればするほど収入がない。
報告書が届くことを前提に資金を呼びかけ、そのお金で生活しながら発刊できない
かというのだ。
 同じことは僕にも言える。旅の間にも少しは仕事をしているが、収入はないに等
しく、取材費も出る一方だ。もちろん、取材後にまとめる期間も無収入に近い。本
が出てもそのマイナスは戻らない。サポーターを募らないかぎり、こういう仕事は
成り立たないのではないかという気になってくる。
 出版物に対するサポーターは難しいが、博物館のように施設がある場合は、その
利用料金で還元できるようにすれば、それほど難しくないのかもしれない。シャロ
ムの試みが地域に広がって、それが全国に普及していくことを期待したい。
 話が一段落したあと、2階のテーブルに移動して、日記を再開。夕方になって、
宿泊客がどんどん来たので、掘りごたつのテーブルに移動。
 夕食後も日記を書く。たまたま知っている人が泊まりにきていたので、スライド
のあとでしばらく話をする。22時ごろに一段落し、また2階のテーブルで消灯の
23時まで日記を書く。今日は朝からずっと書いていて、5日分をなんとか終わら
せることができた。これで富山まで追いついた。あと一歩である。

月13日

SBCテレビの手塚さんが来て安曇野の旅番組の打ち合わせをしました。ポタリングやカントリーウォーク リンゴ農家を絡めた地域通貨の実践などを提言しました。9月の1時間番組です。

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8月13日/穂高町 曇り

 5時半に起きて、6時に玄関前に出る。毎朝、宿泊客を対象に畑を案内していて、
この日も大勢が参加した。シャロムの畑は約3反あり、このほかに2反を共同で使
っている。
 自然農の勉強会は年6回。毎回20名ぐらいが参加するそうだ。宿が主催してい
ることもあって、遠方から来る人も多い。講師は山梨の長坂で「野風草」を主宰し
ている館野さん。館野さんは以前、シャロムのスタッフとして働いていたという。
 シャロムでは、耕して有機無農薬で作っているところ、生ゴミをまいて自然に出
てきたものを収穫するところ、川口さんの自然農をやっているところなど、さまざ
まな方法を試している。
「実験ほ場みたいなものですね。宿泊したお客さんが、違いをわかってくれるので、
こういうのもいいんじゃないでしょうか。でも、耕したところは草取りが大変なん
です」
 さらに、パーマカルチャーの庭も設置されていた。パーマカルチャーとは、「持
続可能な農的暮らしのデザイン」と訳されているようだ。持続可能で、多様性かあ
り、調和していることが重視される。自然農も、パーマカルチャーの一部として考
えることもできそうだ。
「でも、パーマカルチャーは、自然を人間がコントロールしようという面がありま
す。自然農は逆に、自然に人が調和しようという方向ですから、自然農のほうが無
理がないんじゃないでしょうか」
 臼井さんが川口さんの自然農に出会ったのは、今から7〜8年前。穂高養生園で
自然農の勉強会があり、そこで川口さんの講演を聞いたという。それから自分の畑
で自然農を始めた。このほかに、「いのちのまつり」にも関わっていたことも関係
しているようだ。
 最初の1〜2年は豚ぷんを敷いてから種をまき、落ち葉堆肥をマルチ代わりに使
っていた。苗を移植するものは、移植したあとに落ち葉堆肥を敷く。何もやらない
と、収穫できるまで4〜5年かかるという。
 富山の石黒さんは、自然農の考え方を明快にしてくれた。「耕さない」というの
は、耕しはいけないという意味ではなく、耕す必要がない(なくなる)ということ。
草や虫を敵にしないのも、農薬や肥料を用いないのも、その必要がないからなのだ。
つまり、その必要がなくなるまでは、それに応じて手を貸せばいいのである。
 川口さんは福岡さんの思想に「栽培」の概念を持ち込んだが、その次の世代は、
どうやら「収穫」の概念を意識しているように感じる。栽培を目的に種をまいた以
上、やはり収穫できなければ意味がない。
「自然農の収穫は少なめです。従来のやり方と比べたら60点でしょう。でも、6
0点で生きればいいんじゃないかな」
 20世紀は経済効率を優先した競争と分断の時代だという臼井さんは、それぞれ
の分野でスペシャリストを求めた結果、100点じゃないと生きにくい世の中にな
ってしまったと振り返る。たとえ60点でも、一人でたくさんのことができるよう
になれば、それでいいという考えだ。
 種まきの方法を見学客に見せて、7時半ごろに宿に戻った。このあと、妻の朋子
さんによるヨガ教室が行なわれる。僕はその間、畑を散歩して、その日に宿で使う
野菜の収穫を眺めていた。
 8時から朝食。バイキング形式で、今朝採れた野菜がたくさん使われていた。お
もしろいのは、玄米おかゆパンという、ちょっと甘めのもちっとしたパン。玄米を
煎って、粉にして煮だした玄米コーヒーもおいしかった。今度、自宅でもやってみ
よう。古代米の玄米コーヒーはどんな味になるのだろうか?
 朝食後、臼井さんに田んぼを案内してもらった。今年から学びの場として始めた
らしく、広さは1畆の半分。水がものすごく冷たく、生育もあまりよくなかった。
田植えは6月中旬で、同じころに植えたパーマカルチャーの庭の稲は、それなりに
大きく育っていた。
「去年の秋にクローバーを蒔いたんですが、水を入れても根ぐされしないんですよ」
 岡山の和気町にいた大北さんも、同じようなことを言っていた。どうやら、温暖
地でないと、クローバーは腐らない(水を入れても枯れない)ようなのだ。福岡さ
んの自然農法も、川口さんの自然農も、異なる環境でまったく同じ方法をしてもう
まくいかないのである。
 ただし、田んぼの土はすごく柔らかく、指を入れてもすっと入るほどだった。畑
の土もいわゆる黒ボクで、すごくいい感じだった。カチカチの田んぼでないので、
水の冷たさにうまく対応すれば、よく育つのではないだろうか。
 10時ごろに宿に戻って、ベランダのテーブルで日記を書く。お昼ごろに、レス
トランの外にある石窯でピザを焼き始めたので、しばらく見学させてもらう。生地
を手で伸ばして、チーズとトマトをのせ、生のバジルを散らせば、マルゲリータの
できあがり。薪が燃えている窯のなかに入れると、2〜3分で焼き上がる。
 お昼になって、臼井さんが食事を運んで来てくれた。玄米定食のあとで、マルゲ
リータのピザもいただく。これが驚くほどおいしかった。ずいぶん前にイタリアに
行ったことがあり、本場のピザとパスタにハマッてしまった。讃岐うどんのように、
これまで食べていたものは何だったのかと思ったほどだ。
 それ以来、あちこちでイタリアで修行したとか、こだわりのピザ屋に行ってみる
のだが、イタリアで食べていたようなピザはどこにもなかった。ところが、シャロ
ムのピザはイタリアで食べていた懐かしい味だった。
 臼井さんに聞くと、ナポリ式のピザだという。生地が薄いものはローマ式で、ナ
ポリ式は厚めでもちっとしているのが特徴だ。イタリアはほぼ全土を回ったが、全
体的にはナポリ式のピザが多かったような気がする。このピザを食べに、またシャ
ロムを訪ねたいと思った。ちなみにマルゲリータは、生バジルが採れる時期にしか
提供していないという。
 15時ごろに、スタッフのみなさんを集めて、宿の前で記念写真を撮らせてもら
う。交代で休憩しているので、全員は揃わなかったが、それはしょうがない。中心
のスタッフは3〜4人で、短期スタッフが数名と、研修スタッフが数名。だいたい
6〜7人で運営しているようだ。
 夕方に出発して、夜のうちに恵那辺りまで行こうと思っていたが、臼井さんに「
朝早く出発することにすれば」と言われ、誘惑に負けてもう一泊させてもらうこと
になった。南の空がどんよりしていたし、それだけシャロムの食事がおいしく、居
心地がよかったのだ。
 PHSが圏外なので、少し下ったコンビニまで行って、買い物のついでにメール
をチェックする。ただ、そこでも電波状況が悪く、メールが途中までしか受信でき
なかった。
 戻ってから、ベランダで日記を書く。暗くなってから掘りごたつのテーブルに移
る。夕食後、岐阜の佐藤さんに電話する。とりあえず、明日の9時にうかがうこと
にした。
 風呂に入ってから、2階のテーブルで日記を書く。今日のスライドと自己紹介は
パス。ようやく3日分を書き終え、23時ごろに寝る。

本日の走行距離 8km

月12日

真弓先生にお泊まりいただき30分ほど講演をしていただきました。たくさんの家族連れの方が耳を傾けていました。

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自然農の実践者をレポートしている新井さんがお泊まりです。新井さんは50のバイクで全国を走りレポートを書かれています。全国のおでんについてまとめた本も出しておりユニークな切り口が何とも良い味を出しています。

新井さんレポート

シャロム・ヒュッテは、別荘地の奥のほうにあり、雨で凸凹になった砂利道を進
んだところに建っていた。黒ずんだ柱と白壁がおしゃれな感じで、売店とレストラ
ンが隣接している。
 臼井さんはお客さんを迎えに行っているとのことで、しばらく待っていると、ワ
ゴン車が戻ってきた。軽くあいさつをして、促されるまま中に入る。ホールは吹き
抜けになっていて、暖炉も設えてある。
 これまで泊まった宿のなかでも、ベスト5に入る雰囲気だ。ちなみに、北海道の
道東の風蓮湖にある民宿「風蓮」と、霧多布の民宿「えとぴりか村」。長野の霧ヶ
峰にある「ロベンド・ヒュッテ」が僕のベスト3。シャロムは、居心地のよさで、
この3軒に匹敵している。
 シャロム・ヒュッテは、地下のスペースに寝袋で寝たり、敷地内にテントを張っ
たりと、使い方に応じて細かく設定されている。地下室やテントで寝ても、建物の
施設は同じように使え、もちろん食事も変わらない。部屋は寝るだけでいいと思っ
ている人には、なかなかいいシステムだ。
 夕食は、畑で採れた野菜を使った玄米菜食のコース料理。きび団子入りのグラタ
ンや、タカキビのハンバーグなど、盛りつけも感じがよく、しかもどれもおいしい。
長野県内の宿で稼働率がトップだというのもうなずける。
 宿の前は広々とした牧草地になっていて、テラスには大きなブランコも設置され
ている。子ども連れでものんびり滞在できそうな場所だ。この日も、敷地内で2泊
テントで泊まって、最後の日に部屋で泊まるという家族もいた。変なキャンプ場に
行くよりも、こういう楽しみ方のほうがいいような気がした。
 20時ごろから、スライドを使った安曇野案内。臼井さんのノートパソコンをプ
ロジェクターにつないで、ときどきホームページを見せながら紹介していく。かな
り活用しているようで、動画もいくつかアップされていた。ビデオを撮って編集し
て、ナレーションを入れて、ホームページで公開するまで、臼井さんが一人でやっ
ているという。
 この日はちょうど、真弓定夫さんという、小児科の先生が泊まっていた。自然治
癒力を高める考え方で、薬はほとんど使わない。シャロムにも何度か来ているよう
だ。『小児科医が説く 医者いらず、クスリいらずの健康法』(真弓定夫/清流出
版)が最新刊のようだ。
 スライドが終わったあとは、普段はお客さんの自己紹介タイムになるようだが、
この日は真弓先生の話を聞かせてもらえることになった。印象に残ったことを少し
だけ紹介しよう。
「クスリと片仮名で書くと、反対に読むとリスクですね。片仮名のクスリはいらな
いんです。漢字の『薬』を使いましょう」
 「薬」という字は、草冠に楽という組み合わせだ。草のもので楽になるとい
う意味なのである。漢方薬もそうだし、もちろん野菜や米も含まれる。クスリが多
用されるようになったのは、昭和20年が境らしい。
「私は医者になって来年で50年になります。みなさんは、これまでの医療は進歩
したと思いますか?」
 医療が進歩すれば、患者は減るはずだ。たしかに抗生物質が登場したことで、死
ななくてすむ病気も増えた。死亡率は下がったが、病気の原因を根本的に解決でき
ていない。表に出てきた症状に対して処置するので、また再発したり、ほかの病気
が発症したりする。
 また、牛乳についても、その必要性を否定した。その理由として、動物はほかの
動物の乳は飲まない点がひとつ。もうひとつは、哺乳動物は子育ての期間が終わる
と断乳することだ。母親の母乳で育ったら、あとはもう乳を飲む必要はないのであ
る。
 話に納得するものの、個人的に乳製品は好きだし、これからも飲んだり食べたり
するだろう。玄米菜食のよさも理解しているつもりだが、食というのは文化であり、
もっと多様なものであってほしい。
 食べ物の話では、「腐るものを腐る前に食べる」というのに納得した。何日も放
置して腐らないものは、食べ物ではない。
 真弓先生の話が終わり、僕にも声がかかり、自然農の話を少しさせてもらう。僕
は実践しているわけではないので、自然農は自給生活をするのに向いている方法と
か、田舎の荒廃地で有効だとか、自然の仕組みに沿った農法というような話をさせ
てもらった。
 臼井さんの言葉に、「20世紀は競争と分離の時代。21世紀は共存と融合の時
代」というのがあった。世の中は分業化して効率を求めてきたが、これからはひと
りで何でもできる百姓の時代なのだろう。「半農半X」という考え方が広まっ
ているのも、そういった背景があるのかもしれない。
 いったん解散してから、シャロムのスタッフたちとしばらく雑談。地平線会議で
間接的に知っている人が働いていて、ちょっとびっくりする。同じようなものを求
めていると、みんながそれぞれどこかでつながっているということなのかもしれな
い。楽しい話は続くが、途中で切り上げて23時ごろに寝る。

臼井様&スタッフ各位様

8/12
に一泊させていただいた、岡本省吾・優子夫婦です。
舎爐夢ヒュッテの日記とゲストのページ8/12の右上に写っているでっかい夫婦
といえば、思い出していただけるでしょうか?
一泊とはいえ、私たちの人生において大変ためになる一泊二日だったと思います。

(話は急に変わりますが)私の将来の夢というか目標は、ずばり自給自足。
と、言う事とは全く別に、今回の旅行はかみさんが、雰囲気がよさそうなペンション
と何気なく宿泊するペンションの一つにシャロムを選びました。
(私は仕事の忙しさにかまけ、かみさんに任せっぱなしにしちゃいました・・・。)
しかしながら、宿泊してみると目からうろこ・・・。
「こ、こんな農法があったんや・・・。」って。
私が将来(いつになるやら・・・)はと漠然と考えているのは、とにかく食に関する
部分は全て自分の手作りって言うのが、目標です。
食材から、料理から、食器まで。

なんで、こんなこと考え始めたのかと言いますと、種々の理由がありますが、一つ
は、私の勤めている会社が自動車関連会社であることがあります。
近年のカーメーカは、自然にやさしい車造りをしようとしています。
「車が走れば走るほど空気が綺麗になる」なんて言う考えもあります。
少し考えればそんな事が出来るはずないことは分かると思いますが、真剣にそんな車
を実現させようとしていたりします。
「ほんなんやったら、どんなに環境にいい車を造るより、車のない社会を創ったほう
がいい」と考えるようになりました。(詳しい話は、機会があればまた・・・)
交通事故も渋滞もなくなりますし・・・。
こんな事を考えてると、(話は飛躍しますが)人間の利便性を追及すると、地球の環
境や動物の健康(人間を含む)を代償にしているように思えてならないのです。
食べ物に防腐剤を入れなければならないというのも、これにあたると思います。
食べ物に発色剤、着色料など入れるのも同様です。
こんな食べ物がおいしいはずがありません。
(現在の小学生の約9割は、母親が作るハンバーグより既製品のハンバーグの方がおいしい
と言うそうですが・・・。)
こんな食べ物が体に良い訳がありません。
なんて考えると、自分で食べるものは自分で作るのが一番だな、と。
この世の中の人が全員それが出来るといいのですが、今の世界の人口をまかなえる耕
作地を地球上に作ることが不可能などと耳にしたりもします。(8/12の真弓先生のお
話のときにもそういった話がありましたが。)
その点に関しては、その情報が正しいかどうかも分かりませんし、どうすればよいか
も分かりませんが。
なんだか話は、歯抜けで分かりにくいかと思いますが、こんな調子で「こんな社会に
なったらいいのになぁー」と思い描いたりしています。

もっともっと話したいことはありますが、また一度といわず何度でもシャロムに遊び
に行かせて頂いたときにでも、色々話をしたいと思います。
こんといて!って言われても、行きます!
来年は、一人家族が増えていると思いますので、もう一人も連れて行きます。

*畑は茶色やと思っていたのに、自然な姿は緑色やったんですねぇー。
ほんとにびっくりしました。

**購入した真弓先生の本、熟読させていただきます。

***800peaceとかって初めは、??でしたが、現在の金銭中心主義的なところに
も、臼井オーナは鋭いメスを・・・なんて思いました。

長々と書きましたが、それだけ感動したってことを伝えたくて、メールした次第です
ので、堪忍してください。
私も上記のような理想とおよそ真逆な生活の中、生きていかなあきませんが、頑張っ
て臼井オーナはじめスタッフの方々のように輝ける存在になれるように、日々生きて
いきます。
また、お目にかかれる日を楽しみにしております。

           
省吾・優子

月11日

パーマカルチャー塾の中村さんが仲間と共に泊まってくれました。

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臼井さん 皆様 こんにちは。

先日は仲間5名の大人数でお世話になり、ありがとうございました。
臼井さんから
「今回中村さんとは縁があったね。
 なかなかこの時期泊まれないよ〜。」
と声をかけていただきましたが、本当にその通りですよね。
ちょうどキャンセルがでるなんて、とてもラッキーでした。
皆でその喜びを噛み締めていました。

女性陣は美味し〜い夕食をついつい食べ過ぎてしまったようで
その日の車での移動等の疲れもあったのでしょう
夜は早々にダウン、ぐっすりと夢の国・・・でした。
(あの日埼玉組みは朝3時に出発して7時から上高地で遊んでました。)

男性陣は恒例のスライドトーク・記念写真撮影の後、
宿泊の皆様と一緒にお茶を飲みながら、談笑。
食事の際にたまたまご一緒した方ともそうでしたが
宿泊者同士ですぐに打ち解け、仲良くなれるのも
シャロムの魅力のひとつですよね。

朝は早起きして、畑へ。生命の輝きを体感し
そしてヨガでは自分の不摂生を体感し・・・体が・・・硬い・・・。
お腹がしっかり空いたところで自然の恵みいっぱいの美味しい朝食。
ホント言うことなしの大満足。
友人達もシャロムでの時間・空間を堪能して
とても気持ちが良かった〜また来たいね〜と盛り上がっていました。
お陰さまで充実した休日を過ごせ、リフレッシュ!!
ありがとうございました。

また遊びにいきます。
取り合えず次は9月のパーマカルチャー塾ですね。
よろしくお願いしま〜す。
中村 嘉郎

月10日

家族連れと連泊 二度目以上の方の多い日が続きます。さながらシャロムは保育園のようです。
静かなムードはどこに行ってしまったのでしょう。

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月9日

台風が日本列島を縦断していきました。数日肌寒い日が続きます。シャロムのホームページアクセスが30万件になりました。今のシーズンですと毎日300アクセスくらいがあります。

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月8日

台風が四国九州を直撃 昨夜から雨が降っています。夏だというのに肌寒い気温です。子供達は木崎湖にキャンプにいっていますが雨のなか良い経験だろうと思います。

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連泊の方が多く家族連れの多い毎日です。八尾のみかちゃんが泊まっています。彼女は年2回ほど毎年訪れています。信州情報は私より詳しいかと思います。

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 86

なかなかからっと晴れる夏空になりません。蛍ツアーに出かけていますがだいぶ蛍の数が減ってきました。7月20頃の3分の1くらいでしょうか。でも始めてみられる方は感激します。

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日 午後雨

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シャロムヒュッテ  臼井 健二 様  朋子 様
            スタッフの皆々様

シャロムでの体験ステイの1週間、本当にお世話になりました。
感謝の気持ちでいっぱいです!
スタッフの皆さんはもちろん、ゲストの方々も
お会いする人一人一人が、
良い気を持っていて、自然につながっているよぅな、
今まであまり体験したことのない、何とも言えない暖かさを感じました。
貴重な体験でした。

シャロムのゲストは。。。
素敵なディナーと新しい友達に出会い、
夜のおしゃべりで盛り上がった翌朝には、
安曇野の豊かな緑、本当に透明でおいしい空気の中、
自然の畑を見学。
実るといぅことの素晴らしさはあの畑だけでもぅ十分人々に伝わります。
気付くと、効果で、身体の隅々の細胞まで生き返っているのです。
そして、
プレートいっぱいに溢れかえってこぼれそぅな、自然の恵みたっぷりの朝ごはん。
ゲストとしてシャロムに泊まることがこれほど心地よいのは、
ひとえにスタッフ皆さんのいいものを作ろぅ!という気持ちのおかげだと、
痛感、納得いたしました。
皆さんの毎日の積み重ねが、心のこもった美味しいごはん、美味しいパン、
美味しい野菜たち、つかず離れずのおもてなしを通して、
ゲストの心に確かなものとして伝わっていることを、
私は1週間のステイではっきりと感じたのでした。

何かを見つめ直したいとき、探りたいときに、
私の足はいつも自然とシャロムに向かっています。
いつも、違う視点で探しに行くのだけれど、
気が付くとその軌跡はずーっと、繋がっていて、
自分は振り子のよぅにいつも行ったり来たり、
何かを迷って探し続けているけれど、
きっとその真ん中にシャロムがあるのかもしれません。
帰路、高速バスが新宿に辿り着くと、久しぶりのネオンサインに
頭がくらくらして悲しくなって目が開けられなかった。
みんながシャロムに向かう理由が、とてもよくわかります。
多分、これからもまた探し物をしに行きます。
またシャロムで、あるいはどこかで、
皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!
一週間、寛大な心で受け入れてくださったこと、
心よりお礼申し上げます。

原田 亜紀
03年 7月23日〜30日 体験ステイのお礼をこめて

玄春さんの個展のオープニングでみよちゃんが踊ってくれました。今日は玄春さんのオープニングパーティーです。

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82日(日)

パーマカルチャーギャザリング2003 安曇野

2003,8.2,3 舎爐夢(シャロム)ヒュッテ

写真をクリックすると大きな写真になります。


    13
00    受付    ベランダ

ギャザリングと共に暑い夏がやってきました。パーマカルチャー塾生と一般参加で約90人のギャザリングです。

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    14
00/     種苗交換会    森の教室

皆さんが集まる時間を利用して種苗交換会 です。おのおのが持ち寄った種や苗などが並びました。

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    15
00    開会挨拶  

PCCJ代表の糸長浩司からパーマカルチャーの現状 こらからの課題や今日のギャザリングの意義などを説明いただきました。

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    15
30    オリエンテーション    森の教室

出身地によるグループ分けなどでアイスブレイク 圧倒的に関東が多かったですが北は仙台や南は九州からの参加もあり全国大会を思わせました。

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    16
30    各地の活動報告    スライドやプロジェクターを使い日本で現在進行しているパーマカルチャーの場作りやネットワーク作りの報告がありました。
       
    PCNQ(松下)APM(大谷)FEV(今井)PCCJ(設楽)シャローム(臼井)

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        18
30    夕食   はひよこ豆のカレーとサラダ 暑い1日で生ビールの売上げも上々でした 

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    20
30    懇親会  

懇親会はライトアップされた中庭で自己紹介タイム いい出逢いの場でした。一人20秒の紹介タイムはちょっと短かったけどそれなりにアピールができて楽しい時間でした。夜の9時半からはとタル見物ツアーに出かけその後は夜遅くまで 語らいの時間を持つことができました。約20名は小田さん宅へ 後はシャロムで宿泊 シュラフ持参での宿泊はガザリングを思わせました。


  
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8
3日(日)
   6時からは自然農とPCの圃場の見学会約40人くらいの参加がありました。

800    朝食はとりたての野菜と石窯の天然酵母パン 外のテラスでオープンエアーの中気持の良い1時でした。
    9
00    部会1
       
    コンポストトイレ(小林)    PCCJで作られたコンポストトイレの紹介がありました。まさに芸術品
       
    自然農(臼井)   

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    PC建築(山田)   
    10
00〜 部会2
          PCによる畑作り(設楽)   設楽さんによるスライドを交えながらのPCCJの紹介 
       
    エコビレッジと地域づくり   世界各地の エコビレッジと日大で取り組んでいるストロベールハウスのワークショップの紹介
       
    温室づくり(小川)    PCCJでの温敷く作りの紹介

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    11
00    部会報告    ベランダ

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各部会での報告を担当者によって報告いただきました。
    12
00    昼食    リゾットとサラダ 薪の石窯のぴざに舌鼓です。

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    13
00    ワークショップ&全体会議    ベランダ・

ワークショップ
       
     −パーマカルチャーの社会化に向けての戦術         
       
     −アクションプラン作成

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            ・全体会議
       
     −アクションプランの合意形成

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テラです。

週末のギャザリング、かっこよかったですね!
最後の Vijon & Actionには、感激しました。
まさに、パーミーたちがエイリアンのように社会に浸透しつくりあげている
2030年、地域自給率120%の日本(にっぽん)生活」が見えているようでした。
       
    

 −PCネットワークの発足
    15
30    振り返りと共有

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ギャザリング終了後波田の自然農法センターを訪れました。参加30名です

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