舎爐夢ヒュッテの日記とGUESTのページ 

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 5月30日

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 5月29日

シャロムは休みの日です。週間金曜日 スローフード 信濃毎日新聞 地域通貨 の取材がありました。

5月28日

北海道から来られた加納さん 結婚25周年の久保山さん 今日は2組のゲストです。同じ食卓を囲み北海道のこと静岡のこと話題が広がりました。

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5月27日

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5月26日晴れ 

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25日の分の写真うっかりして削除してしまいました。ごめんなさい。

2003年5月24(土)〜25日(日)
 
パーマカルチャーの原則

    13:00    JR穂高駅に送迎(電車で来る方のみ)
  13:30    シャロームヒュッテ集合    
       14:00/14:30    オリエンテーション
  14:45/16:00    講義 「人と文化」


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  16:00/16:15    休憩
  16:30/18:00    講義 デザインのプロセス
  18:00/20:30    風呂・夕食
  20:30/22:00    コンポストトイレのデザインの決定

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   安曇野パーマカルチャー塾

第3回2日目 5月25日(日) レポート 

臼井さん、こんにちは。
パーマカルチャー塾でお世話になっています、仲上美和です。
先週末はお世話になりました。
本当にシャロムに行くのが、月を追うごとに楽しみになってきています。

2日目のレポートを作成しましたので、お送りします。
なんでも即実行!の臼井さんを見習い、すぐにレポート書こうと思っていたのに情けないことに予定より1日おそくなってしまいました。。

少し長いレポートですが、ご覧ください。
足りない部分や分かりづらい箇所などありましたらご指摘いただけると嬉しいです。

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仲上美和−Miwa Nakagami

早朝

○パーマカルチャーの考え方と事例紹介(臼井さんより)

早朝、寝ぼけた顔でバラバラと集まってきた参加者へ、臼井さんが新しく作られた水路とロックスパイラルガーデン、ストローベイルハウス、そしてルーフトップガーデンの紹介。パーマカルチャーの知恵とデザインがすべてに生かされていた。

水路の中には、水を好むイネとクレソンが植えられている。水路を掘った土を利用して、すぐ隣にロックスパイラルガーデンがある。

ストローベイルハウスは基礎が作られており、この基礎を作る際に出た土をルーフトップガーデンに利用。屋根にはトタン、ビニールが敷かれ、その上に草芝が生い茂っていた。

臼井さん曰く、「そこにあるもの、自分が持っているものを、工夫して利用する。それこそがパーマカルチャーの基本である。」

 ○観察実習: 植物調べの基礎

梅ちゃんの指導のもと:

1.樹の葉っぱの見分け方を学ぶ。

2.図鑑を使っての葉の検索方法を知る

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樹の葉っぱの見分け方・・・

机の上に6種類の葉っぱが並んでいる(ケヤキ、オニグルミ、ミズキ、ヤマグワ、クリ、コナラの6種類)。まずは、梅ちゃんからみんなにクイズだ。

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Q:(オニグルミの葉を見せて)この葉っぱは何枚?

ほとんどの人が、小さな葉っぱ(らしきもの)を忠実に数え10枚などと答えて、まんまとひっかかる。オニグルミの葉はたくさんの葉がついているように見えるけれども、羽状複葉と呼ばれ、実は一枚の葉っぱ。梅ちゃんの説明で、みんなから、へえ〜、という感嘆の声があがる。

羽状複葉と単葉(おなじみの、枝から一つずつ葉が出るもの)の見分け方は、単葉の枝には小さな芽がついているので、それを調べる。単葉の枝をよく見ると確かに小さな芽があった。「これが芽というのか・・・」などと、また参加者から驚きの声があがる。

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<植物調べのための基礎用語>

羽状複葉(奇数羽状複葉・偶数羽状複葉)と単葉

葉の出方のちがい:互生(葉が交互に出る)と対生(葉が対になって出る)

葉の縁のちがい:鋸歯(ノコギリのように縁がギザギザ)と全縁(ギザギザがない)

葉っぱの筋=葉脈

 梅ちゃんより第2問目のクイズ。

Q:(葉っぱを3つ並べて)葉っぱは何種類ある?

どう見ても3つとも葉の形が違う、ということで、ほとんどの人が3種類だと信じていた。が、実は2種類。3つのうち2つは、ヤマグワの葉。樹の中には、同じ種類でも葉の形が違うものもある。

 図鑑を使って葉を検索する方法・・・

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梅ちゃんより、図鑑の検索表の使い方を説明してもらう。図鑑によって検索の仕方は多少違うが、互生・対生や、葉の形状、縁の状態、葉脈などを調べて検索していく。参加者は、葉っぱには細かい違いがある、という事実に驚くばかり。

次に、6種類の葉を自分で図鑑を使い検索してみる。今回は、名前が分かっているので、まずは名前から図鑑をひき、逆から検索表を調べていく。それでも、自分一人でやってみるとなかなか難しい。

更に細かい特徴をつかむために、ルーペとファーブルが登場!葉についた虫や、葉に生えた毛の状態を拡大してみる。なかには、星状に生えた毛もある。見慣れないミクロな世界に興奮状態になっていた。

 実際の樹に会いに行く・・・

近くにあった羽状複葉の樹を調べる。梅ちゃんの「見ることも大事だが、匂いや味も観察には大事なポイント。」という助言から、葉をこすって匂いを嗅いでみる。強烈な、でもとてもいい香り。山椒の樹だった。若い実がなっていたので食べてみると、最初は柑橘系の味で爽やかだが、その後長い間口の中がしびれてくる。嗅覚と味覚で体験したことは忘れられないだろう。

そして、図鑑で調べた6種類の樹に実際に会いにいった。オニグルミとウルシの手ざわりの違い、コナラ・クヌギ・クリの樹の見分け方、ミズキの種類などについて、梅ちゃんが更に細かいところまで説明してくれた。

「もう図鑑を使って葉を調べられる人!」との梅ちゃんの問いに、出来る!と答えた人は少なかったが、全員がほんの少し植物の達人に近づいたのは確か。葉っぱの不思議を発見できた時間だった。

 午前

○農業実習: 手入れ、苗植え、種まき

詩代さんの指導のもと:

1.個人別の畑南側に、サツマイモの苗植え、落花生の種まき。

2.曼荼羅ガーデンの手入れ、サトイモ植え、ツルインゲン・枝豆・もちきび種まき。

3.個人別の畑の手入れ・種まき・苗植え。

 

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個人別の畑南側・・・

サツマイモの苗植えと落花生の種まきを行なう。サツマイモと落花生は、やせた土地でも育ち、特にサツマイモは窒素分の多い栄養たっぷりの土地だと葉が緑に生い茂ってしまい肝心の実がならないそうだ。土地の性質と植物の特性を十分に知っておく大切さを感じた。

サツマイモを植える場所の草を刈り、約1mの畝に1本筋に、伸びる方向に気をつけながら葉の部分が外に出るようにして苗を植えつける。植えた後一旦枯れたようになるが心配はいらない。苗植え・種まきの際、自分の手の長さを把握しておくと、手の幅で苗の間隔を測れて便利。

落花生は蒔くところだけ草を刈る。落花生の成り方(花が茎の上側に咲き、実は下側に付く)を考慮して、畝の上を深めに掘って4個ずつ埋める。

近くで鳥が鳴いているが、種を蒔くところ鳥に見られると、なんと鳥が種を掘り返してしまうらしい!蒔いたところに草をかけるのは、マルチや水分のためだけでなく、鳥から種を守るためでもある。草も虫も鳥さえも敵としない、でも互いに知恵比べをしているようで面白い。

 曼荼羅ガーデン・・・

先月植えたトウモロコシの場所の草を刈る。が、トウモロコシの芽と雑草の区別がつかず、みんな大困り。ジャガイモは1株につき茎が2本出るように「芽かけ」を行なう。

「二重エホシテントウムシ」という夏野菜の天敵を発見!これは出来ればつぶしたほうがいいとのこと。また、黄色の小さな卵を葉の裏に産み付けているので、今のうちにつぶしておくべき。この虫は、ジャガイモからナスに移動するので、ジャガイモとナスは離して植えたほうが良い(そうでないと全滅の恐れも)。

サトイモ植えを行なう。サトイモは日光と水が好きな植物である。サトイモのポイントは「土よせ」。最初はやや深いところ(クワの深さ分)に60cm間隔で植え、芽が出たら少しずつ土を盛っていく。芽が出るほうを上にするものと下にするもの、両方試してみた。さて、どちらが早く芽が出、良く育つだろうか?

サトイモと相性の良い枝豆を、サトイモの間に対に種を蒔く。枝豆は「あぜ豆」とも呼ばれ、湿気と他の草を好む植物だ。

次に、ツルインゲンの種をトウモロコシの近くに蒔く。当初、トウモロコシにツルを巻きつける予定だったが、トウモロコシの成長が少し遅いので、あとで支柱を立てることにする。

最後に、もちきび蒔き。もちきびの芽は雑草に似ていて区別がつきにくいそうだ。「自然農は最初が肝心!最初丁寧にやっていれば後が楽。」という詩代さんの言葉に従い、丁寧に雑草を取り除く。そして、苗床を作る要領で軽く表面をならし、もちきびを上から撒く。両手で土をこすり落とし細めの草を上にかける。特に愛情をこめた丁寧な作業、元気なもちきびの芽が出るのが楽しみだ。 

個人別の畑・・・

個々の畑の手入れを行なう。雑草、菜の花、水菜など、自分が植えたものでないもので畑が覆われていて唖然としていたメンバーも。もちろん、小さいながらも新しく芽を出しているものもある。この時期、植物の成長は驚くべき速さだ。

「あと10分!」という設楽さんの言葉も空しく、みんな自分の畑作業に熱中。大きなものはほとんど刈り、枝豆、コーン、オクラ、インゲンなどの夏野菜を中心に、種蒔きや苗植えをそれぞれ行なった。

結局、時間を大幅に延長して、農業実習は終了。 

○建築実習: 鑿のカツラを作る。

鑿を使うときに力が均等に下まで伝わるようにするために、この作業は必須。

鑿のタカワをゲンノウで外し、先をたたき、削って締める。タカワを元に戻し、1ミリくらい先が出るようにして先をつぶしていく。真新しい鑿が自分のものになったような愛着がわいてきた。 

12:00/13:00    昼食

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午後

○建築実習: コンポストトイレ

設楽さんの指導のもと:

1.コンポストトイレの建築現場の確認

2.設計図の確認と材のわり出し

3.墨つけ・切り出し

 コンポストトイレの建築現場の確認・・・

コンポストトイレを実際に建てる場所を確認。フリースクールのすぐ脇である。現場にて、建築予定のトイレの大きさを確認すると、当初予定していたものだと高さがありすぎることが容易に分かった。また地面に傾斜があるため、基礎工事の際、水平になるようにしなければならないことも判明。

今のところ、6月に基礎固め、7月には棟上を予定。

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設計図の確認と材のわり出し・・・

昨夜、設楽さん・余川さん・宮本さんに練り直していただいた設計図を、余川さんから説明していただく。当初より小さめでシンプルな設計になっていることを、みんなで確認しあう。

柱が4本、梁が8本、計12本。材の太さは3寸、仕口をそれぞれにつける。「いの一番二番、ろの一番二番」という方法で、それぞれの柱と梁に番号をふっていく。そして、1人1本どちらかを担当するように割り当てていく。

A4の方眼紙に担当する柱もしくは梁の展開図(1/10の大きさ)を各自描いていく。これは実際に切り出す際に間違わないようにするためにも大切な工程である。自分で実際にやってみるとこれがまた難しい。柱や梁1本でこれだけ苦労するとは、建築家や大工さんのすごさを改めて実感した。

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墨つけ・切り出し・・・

展開図を描き終え、設楽さんの厳しいチェックをクリアした人から、材の墨つけ・切り出しを行なう。先ほど描いた展開図をもとに、各自担当の柱もしくは梁の長さに材を測り、慎重に鋸で切っていく。すんなりと切ってしまう人、なんども曲がりながらやっとのことで切り終える人、さまざまだ。

時間のある人は、仕口の墨つけも行なう。しかし、展開図の作成に時間がかかってしまい墨つけまで出来なかった人がほとんど。それでも全員が、自分担当の材を無事切れたことに、達成感と安堵を感じることが出来た。

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レポート以上です。

                みわ

こんばんは

今回も楽しかったー
みなさん、ありがとう!

シャロムってとっても便利ね、臼井さん。
水に近い、土に近い、木に近い、食べ物に近い。
設楽さんの講義で現代の都市生活における住と職の距離による不合理性が話題になりました。
モノを移動させる為に長い時間移動して働き、働いた分だけ、一生懸命モノを動かし続ける。
自分のそんな滑稽であり、不便な生活を痛感しました。
便利ってホントは。。。どうなんでしょう?
資本主義のスパイラルは始点に戻らない円運動。
大きくなり過ぎた流れはどこに向かうのでしょうか?
戻るのか?それとも爆発するのか??

また次回も沢山遊びに(学びに)飛んで行きます。
よろしくお願いします。

ユウイチ

 

5月24日晴れ

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5月23日晴れ

松沢さんパーティー7名と家族ずれ2 パーティーで金曜日だというのに満室です。明日はクラフトフェアーが松本があります。明日あさってとパーマカルチャー塾があって参加できないのが残念です。

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5月22日

午前中畑に豚糞を撒きトラクターで耕しました。この部分は有機栽培の圃場です。インゲン キュウリの手を作り植え替えました。なす トマト 露地用トマト ピーマ インゲン トウモロコシ 漬け菜 大根 バジル 
植えた後には堆肥化した落ち葉を敷き有機マルチにしました。

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5月21日

お昼に食卓を囲んでいたときに 昔はヤギもニワトリも アヒルもいた話になってニワトリくらい飼ってもいいんじゃないという提案を受けて チキントラクタードームを作ることになりました。

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以前からあったフレームを使って作ることにしました。ちょうどストロベールの基礎のアンカーボルトがフレームを曲げるのに役立ちました。

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まわりに金網を張り 結束線で結び 入り口部分を作って上部はホワイトシートをはって完成です。
所要時間3時間。

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畑に運んでみんなで記念写真です。

 5月20日

パーマカルチャーガーデンの様子です。

タイヤガーデンではジャガイモやいちごが花を付けています。チンゲンサイ 山東菜 小松菜 ジャガイモ 春菊大根 インゲン ズッキーニ 二十日大根が草成栽培されています。

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ジャガイモとリーフレタス 人参  小松菜 じゃがいもとレタス

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ズッキーニ インゲン キャベツ マーガレットが花を付けエデンの園の様相です。

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曼陀羅ガーデンと北アルプスの山並み

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5月18日

完成した基礎部分です。

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カントリーウォーク安曇野 牧を歩きました。

5月18日

カントリーウォーク安曇野 牧を歩きました。アートヒルズに集合牧の畑のの道を歩きました。

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畑の中も道は舗装でなくのんびり歩くにはもってこいの道です。途中ノビルをとることができました。

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満願寺に行く途中の道祖神前で記念撮影です。

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満願寺のお経橋を渡り本堂まで歩きます。

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満願寺ではツツジが満開で観光客も日曜日でたくさん繰り出していました。

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満願寺でお昼にして再びスポーツ講演を目指して歩きます。

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途中猿よけの柵があり道を歩けずに林の中に入り牧の部落まで帰ってきました。

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気持ちのいい1日でした。

安曇野自然農学習会 2003.5.18

写真をクリックすると大きな画像になります。

天気に恵まれ30人近い参加者がありました。

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先月蒔いた苗が芽を出して3センチくらいになっています。

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緑に見えるのはライ麦です。30センチくらいになっています。オケラが堀った後があるので指を立てて押さえました。

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畔塗りはまずシャベルで土手を削り草を取って土を細かく砕きます。

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水を入れて良く練って水がなくなるのを待ちます。

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程良い堅さになったら 土手に土を置き鍬で押さえ斜めに平になるように塗ります。畔に40センチ感覚くらいに鍬で押さえて大豆を蒔きます。大豆には土をかけずに草をかけておけば発芽します。

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自然農の畑では トウモロコシ オクラ トマト キュウリ なすの植え替えをしました。はこべがグランドカバーになっています。

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5月14日

型枠をはずしてセメントを流し入れるために土を平にしてビニールを敷いて鉄筋をくみました。

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午後には生コンを手配 1.5立平の生コンを流し入れました。

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畑の様子です。曼陀羅ガーデンのエン麦が見事に育っています。

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10数年前の大津君が家族で訪ねてくれました。

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 5月12日〜13日

ルーフトップガーデンとストロベールハウスの基礎作り

ストロベールハウスの基礎作りを始めました。基礎部分の土砂が出たのでルーフトップガーデンに乗せ剥いだ野シバを屋根におきました。

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基礎部分を掘り下げて型枠を組み立てます。型枠間に15センチのセバを入れ型枠を組みました。

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型枠にセメントを流し入れて外枠が完成です。始めて2日目です。

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米の芽が出てきたので被いの藁をどけました。緑の部分はライ麦です。

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直播きした部分です。

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小田詩世さんの所のコンポストトイレです。まさに芸術品 茶室を彷彿とさせます。

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 5月11日

BeGood Cafe東京に出かけてきました。

東京ビーグッドカフェ、楽しかったです。
テーマ:『ウェルカム・トゥ・江戸宇宙』

江戸が循環型社会だったというお話、そして端唄、落語もあり。
スタッフの多くが着物を着るという初の試み。
みんな盛り上がっていました。

フードは天然ものの鮪やあじなどを中心に、手巻き寿司! 
そして、寺田本家のオーガニック日本酒(完全無農薬)を樽で。
美味しかったですよ。

peace

シキタ純

 5月10日 晴れ

特別ゲストのリンゴ作りの松村暁生さんの歌は素敵でした。シャロムでコンサートをしてほしいですね。リンゴを作っている青年ですが感性が素晴らしい。こんな若者が時代を作っていくのだなーとしみじみおもいました。夜の会話も去りがたくうれしい一時でした。皆さん有難うございました。また逢えるといいですね。おおくらやま農場のページです。是非アクセスしてみてください。

http://www.h2.dion.ne.jp//boetu/akio.htm

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庭には花が満開です。

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 5月9日 晴れ

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パーマカルチャーでは良く草屋根を目にします。断熱と家を建てた分減った緑を再生しようという試みです。ルーフトップガーデンをレストラン前の屋根に作り始めました。照り返しが暑さを感じるので断熱の意味も込めて草屋根を作ることにしました。BeGood Cafe安曇野での作業の段取りもかねて途中まで完成しました。

200359lof1.JPG (86524 バイト) まず1.3寸の胴縁を屋根のまわりに打ち付けます。
200359lof2.JPG (92714 バイト) 水回りのトラブルを避ける意味でビニールを敷き コーキングで接着します。ビニールの上に寒れいしゃを敷いて土が流れないようにします。
200359lof3.JPG (93371 バイト) 胴縁ビニール 寒れーしゃを水切り 唐草で押さえ釘で横を止めます。
200359lof4.JPG (85222 バイト) 唐草を折り曲げて端を処理をします。
200359lof5.JPG (90111 バイト) 写真は端の部分です。
200359lof6.JPG (97946 バイト) 屋根に土をのせます。
200359lof7.JPG (92813 バイト) 半分ほど土を乗せました。後はBeGood Cafe安曇野での作業に取っておきます。
この上にむしろを敷いてもう1度土をかけ種を蒔こうと思っています。その後雨水を循環するようなシステムにしようと思っています。太陽パネルとポンプを上手く使えるといいですね。種まきが終わってから考えます。

5月8日

200358kinen.JPG (84878 バイト)

 

 

畑の様子です。

200358hatake1.JPG (93273 バイト) きうりの苗が定植を待っています。 200358hatake2.JPG (94533 バイト) 白菜 キャベツ
200358hatake3a.JPG (88482 バイト) 小松菜 200358hatake4.JPG (95275 バイト) キャベツの苗
200358hatake5.JPG (92769 バイト) 大根がゴボウの中で花を付けています。 200358hatake6.JPG (92767 バイト) キャベツ ブロッコリーの苗
200358hatake7.JPG (90866 バイト) サヤエンドウが花を付けています。 200358hatake8.JPG (89750 バイト) 葉物野菜を蒔いた圃場の様子です。
200358hatake9.JPG (94526 バイト) 植え替えたレタスがそろそろ食べ頃です。 200358hatake10.JPG (96780 バイト) タイヤの中に蒔いたジャガイモが芽を出しています。
200358hatake11.JPG (93752 バイト) 曼陀羅ガーデンの様子です。 200358hatake12.JPG (92898 バイト) 生栽培のレタス
200358hatake13.JPG (91471 バイト) 小松菜も大きくなってきました。 200358hatake15.JPG (94442 バイト) エン麦が芽を出してきています。
200358hatake16.JPG (87613 バイト) ゴボウ 200358hatake17.JPG (91074 バイト) 大麦もそろそろ穂を付けます。

  

自休自足という本の取材原稿です。

 P3〜4
 
(本文)16*66

 
「こういう時代になったんだなぁ」
 
しみじみと小さな声でつぶやいた。
 
いやいやとんでもない。この人こそ、「スローライフ」「自給自足」そんなことばが もてはやされるはるか以前からそんな暮らしを続けている。やはり、時代が彼に追い ついたとしか言いようがない。
 
臼井健二さん52歳。
 
「うちには高級料理店の食事もリゾートホテルのサービスもないけれど、自然と調和した暮らしのなかで 自然食や
 
作業体験などを通じて21世紀型の生き方を提言できればと思っています。」  妻の朋子さんと3人の子供たちとともに、長野県安曇野で、仲間たちと建てた宿で人々をもてなす。
 
 名古屋の大学を出た後、東京の商社に勤めた。一年後、退社。
 
「都会暮らしは僕に合わなかった」
 
笑いながら当時を振り返る。学生時代に熱中していた山が忘れられず、地元安曇野の町営の 山小屋に入る。ここでのもてなしは今でも語りぐさ。一日中歩き、疲れきった登山者 に、まず熱いお茶を一杯、夜はスライドを使って翌日の天気やコー スの案内、記念写真を撮り、年賀状に貼り付けて送ってあげた。何もない山  では、心にしみるもてなしだった。当初年間3000人だった宿泊者は毎年1000人ずつ増 えた。臼井さん宛に送られてくる年賀状が何千枚もあり、その数が町長より多かった ので「おまえ山で何をやっているんだ」と呼び出されたこともあったという。しか 1977年。臼井さんは山を下りた。
  
「あまりに理想的な世界だったのかもしれません。そこでは皆が同じ自然環境のな かで平等に過ごせる。こんな世界は山だけです。お金に関係ない世界です。でも消費ばかりで生産がなかった。
 
地上でもっと人の中に入り、自分になにができるのか試したかった  山を下りた臼井さんは以前から漠然と考えていた宿を始めようとする。土地は父親 の土地と交換してもらい手に入れたが、資金が少なかった。そこで、山で知り合った人たちに無料宿泊券をつけて一口5万円の会員を募った。3カ月後、2500万円が集まっ た。そこに、山小屋にいたときにためた自己資金1000万円と銀行から借りた1500万円を足して5000万円の資金ができた。
 
 山や学生時代の仲間が入れ替わり立ち替わり労働力を提供し、宿の建築が始まった。
 
材料には古い電柱、枕木、タダでもらってきたものなど使えるモノはなんでも使った。
  
「山から木を切り出して川に流して運んだりもしました。その方が楽ですからね
 
 3年後、宿は完成した。ヘブライ語で平和という意味から『シャロムヒュッテ』 と名付けられた。


 
(キャプション)13*
 
(左から)手製のブランコ。同じく椅子。工場からいらないガラスをもらってきて、 それに合わせて窓枠を作ったらこうなった。(右)雑貨店は枕木でつくった。中央の クロスの部分は木材をつなぎ合わせたあと。

(キャプション)13*
 
(上)窓から見えるこころなごむ田園風景。(中)さまざまな花や果実のお酒。30年もののヴィンテージもあり。(下)宿主、宿泊客がくつろげる堀こたつ。スライドでの案内もここで行う


(キャプション)30*2
(左)漆喰の壁は健康だけでなく、目にもやさしい。(右)健二さんが夢中になっていた山の道具

(キャプション)30*
 
部屋は全室床暖房。はじめから設備はすべて本物を目指した


P5〜6
(本文)16*66
60点でいいじゃないですか」
 
これが、臼井さんの哲学。
  
「現代社会は分業化により、みんながそれぞれの分野のプロフェッショナルです。
 
その得意なモノを持ち寄って、貨幣によって交換することによって社会が成り立って いる。だから、自分の仕事で失敗できない。食べていけなくなりますからね」 だから完璧を求められる。いまの企業社会がそうなっているという。
 
「そうしたプレッシャーからさまざまな弊害が起こってくるんですよね。私は農業、大工、八百屋も事務もしてます。全部まねごとですけどね 。プロフェッショナルでは ありません。でも、どれも60点でいいんじゃないでしょうか。60点だって2つになれ 120点になりますよ」
 
 宿を経営し、畑を耕し、敷地内にはオーガニックのレストランカフェーと雑貨店自然食の店本屋もある。
 均整のとれた考え方を身につけることで、肩肘はらずに生きていくことができる。拡大したものを小さな世界に集めて暮らす。お金がかからない暮らしにつながります。
 
それが臼井さんの自然体につながっているのかもしれない。ほんの数十年前まで、日 本人の多くはこういう生き方をしていた。「百姓」といわれる生き方だ。文字取り百 の仕事をこなしてきた生き方のプロフェッショナルを尊敬を込めて、  「お百姓さん」と、そう呼びたい。  昔は鳥やアヒルや山羊を飼っていたが、いまは菜食で卵も食べないから飼っていな い。 自然農だから鶏糞も必要ない。
  
「自然農法は60%しかとれないですよ。それでいいんです。その代わり健康的な汗もかけますし田畑は気持ちがいい。何にでも完璧を求める から社会がおかしくなるんです。化学肥料を使って無理矢理育てて、すべて収穫しないと気が済まない。まさに今の経済そのものじゃないですか。これだけ、日本人が豊 かな生活をしている陰には、第三国と自然が犠牲になっています。子供達の世代にそのつけがまわっているのです。  温室や化学肥料によって甘やかされて育った植物の姿はない。そんなことを聞きながら畑へ向かう。
  
「有機の野菜はうまいよー」
 
 臼井さんと一緒に自然農をやっている地元の方が声を掛けてくる。まるで魚市場のように活気のある声。野菜作りが楽しくて仕方ないと言った様子だ。
 
自然農は難しくないと言う。自然農では草も虫も敵としません。そして耕しません。草の根が大地を耕し地上部は有機質として土地をこやします。草にまけそうになったら勢いを押さえてあげるために草を刈って伏せてあげます。堆肥を作っているのと一緒です。毎年土地が肥えていきます。耕してしまうから草も沢山生えてくるのです。耕さずに表土を削って種を蒔けば野菜しか芽を出しません。見事に人参だけが芽を出します。田畑は気持が良くエデンの園ですよ。 
 人間が育てるのではなく、自然の恵をいただく。そんな共生の持続可能な調和した考えに裏打ちされた畑がここにある。

 
(キャプション)15*8
 
畑を見ると、一見、どこに野菜があるのかわからない。「草に負けず、ではないんで すね。草とも共生して生きているんです」 これが自然農法の基本的な考え。残飯の中にもたくさんの種があります。土に返してやることにより リンゴや桃 なしなども芽を出し大きく育っています。 何にもしなくても昨年のこぼれ種から芽を出したものも多い。
 

 
(左から)踏み込み温床。フタが半透明なので温室効果があり 落ち葉の発酵熱が利用できる。外側 のもみがらも断熱効果あり。まんだらガーデンは間に麦を植えたり、おがくずを敷い たりする。スパイラルガーデンは掘り出した石を積み上げることによって多様な生態系を生み出す タイヤガーデンは古タイヤに熱がたまり育成がよくなるパーマカルチャーの知恵のひとつ

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並んだ長靴は、地面に近く生きている証。汚れひとつ一つにさまざまな 物語が。


 
P7 16*26
10年前からほとんど菜食。マクロビオティックの基本的な考え方は、旬のものを丸ご と食べること。
  
「いまはスーパーに行くと、旬でないものが置いてある。これはこれでとても有り難いことですが夏の野
 
菜は身体を冷やすし、大根など冬の野菜は身体を温める。それを無視して食べるから 女性の冷え性などが多いんですよね」
息子の誠君に好きなものは? と聞いてみると「ぶどうとみかん」と答えてくれた。
 
健全だなあ。
6月から11月までは野菜をほとんど自給。もちろんすべて自然農法や有機農 パーマカルチャーで育てたもの。余っ
 
た食材や食べ残しはまた畑へ。肥料となったりタネが発芽してまた収穫できるものも ある。
「ピーヒョロヒョロヒョロ」ふと見上げるとトンビが弧を描いている。、臼井さんの 畑には小鳥や蝶がたくさん舞っていた。ここには循環した生態系があるのだ。さまざ まな仕事をバランスよくこなし、無駄をださない。すべてが協調しあい、融合し、循 環している。21世紀の新しい生き方のヒントを見た気がした。

 
(キャプション)
 
夕食はあわもちチャウダー、大コンとグルテンのマリネ、きびもちのクリームコロッケ、レンズ豆とくるみのバーグ、りんごとさつまいものタルト、玄米コーヒー

(上)天然酵母を用いたパン(左上)雑貨店には、フェアトレードの商品が並ぶ。宿 泊者には地域通貨がプレゼントされ、ここで買い物ができる(左下)住み込みで働く スタッフ。ここで自然農や食を学んでいる

 
生地は天然酵母を用い、地場産の小麦で練り上げたもの。これを薪が真っ赤に燃える 窯で焼くのだからおいしくないわけがない。

 
レストランの内部。地元産の木材を使い3年前にオープンさせたばかり。高い天井が心地よい

 
P8
 
(キャプション)
 
子は親の背を見て育つ。私たちは次世代に何を残せるか。


イラストページ

 
Q地元の方々とはどんなお付き合いをしていますか?
 
A3年前まで宿が中心で地元の人との交流は少なかったんです。しかし3年前にレス トランを始めた。これで地元の人も食べにくるようになり交流が増えました。それか ら野菜の販売もしているので、地元の有機農家の人とも交流ができましたね。
 
Q田舎暮らしを成功させるにはどうしたらよいですか?
Aもし、百姓で食べていけなかったら、週のうち2日は土方の日雇いをするとか、な んだって方法はあるはずなんです。それを今の生活を維持したいとか、何かあったら 怖いなどといろいろと考えているから踏み切れないのではないでしょうか。  住宅や土地だって情熱さえあればいずれ見つかります。する前から色々と難しく考えてしまうのが一番よくないと思いますよ。あと肝心なのは教わるというのではなく、 自分で学んでやろうという気持ちです。それさえあればできるんじゃないでしょうか。 誰だって種まけば芽が出ますよ。
 
Qこれから田舎で生活する人に一言。
 
Aこういった本(編集部注:自休自足のこと)がでてきたことも兆候のひとつですが、 ここ5年から10年くらいの間に、資本主義経済から次の経済のあり方へと世界系が移行するんじゃないでしょうか。これまでは分断と競争の時代でした。これ からは融合と共生の時代です。縦型社会から横型社会へ、ダーウィンの弱肉強食の時代から 今西錦司の弱者も住める棲み分け論の時代へ、リーダーシップの時代からパートナーシップの時代へ今本物が認められる時代へと移り変わろうとしています。ただ都会を否定しているわけではあり ません。田舎に住んで都会に情報を発信する、そんな生き方があってもいいと思っていま す。
 
Q都会の人とはどんな交流がありますか?
 
A自然農法やパーマ・カルチャーの講習会を開いています。自然農塾を毎月、パーマカルチャー塾を年4回ここで開いています。パーマ・カルチャーはオーストラリアの ビル・モリソンによって提唱された農法で、人間にとっての恒久的持続可能な環境を つくり出すためのデザイン体系のこと。都会からの参加者が多いですね。

 

5月6日 

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5月5日

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5月4日晴れ

Kuri&Arnel Banasanコンサート

風と大地の贈り物 帰ろう 国境もない争いもない平和の森へ
Kuri アイルランドやギリシャなど様々な民族楽器を用いた心あたたまるアコースチックディオ
Arnel Banasan フィリピンの伝統的な楽器や彼の素朴な歌声は自然との調和そのもの

Kuri とArnel Banasanのコンサートがおこなわれました。外でのライブに40人くらいの人に御参加いただきました。

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 5月3日 晴れ

家族連れの多い1日でした。

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工房森のめぐみ展とワークショップが始まりました。

 森て採れたものや農作物で 自然の恵みをリースにしています。思いがけないもの 素材がめぐみをもたらしてくれます。また森の木々や枝を利用して誰にでもできるクラフトのワークショップを計画しています。是非お越しください。そして創造性豊かなリースやカブトムシのクラフト作りに挑戦しましょう。

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高山から来られた栗原さん家族がカブトムシ作りに挑戦です。

5月1日 晴れ

半田の松崎さんは2泊 杉浦さんの紹介です。佐藤さんは農業に興味を持ち翌日は自然農とパーマカルチャーのビデオを見て帰られました。餅好きさんは一人旅で2泊 河合さんは普段も玄米を食べておられると言うこと 朝の圃場の見学会にも来てくれました。

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