2007年8月4、5日、安曇野穂高舎爐夢ヒュッテにて、第3回パーマカルチャーギャザリンを開催します。
パーマカルチャー塾や夏のコース卒業生、それにパーマカルチャーについて知りたい人や持続可能な社会づくりに関心のある人、どなたでも参加できます。
今回のテーマは「パーマカルチャー・コミュニティ」。持続可能な、そして、人間全てが自由、平等で、しかも平和に生きていくことが出来る社会の基本単位となるコミュニティをパーマカルチャーをキーワードに実際に作っていくことを考え、実践のための第一歩を踏み出したいと思います。大きな動きを作り出すのも小さい、しかし、確実な想 いと結びつきからかと思います。新しい出会いと久しぶりの再会から、新たなエネルギーを生み出しましょう。

◇開催内容

8月4日(土)
13:00〜 受付 シャロームヒュッテ
交通の渋滞などがあり若干遅れた方もおられましたが110名の方が安曇野に集まりました。あちこちで旧交を語り合う姿が見られこれからの時間に期待がふくらみます。


14:00〜 開会挨拶

安曇野パーマカルチャー塾の梅崎より歓迎の挨拶 そしてPCCJの事務局長の設楽さんよりパーマカルチャーカルチャーが日本では始まり現在に至っている経過 それからこれからのビジョンが語られました。

 パーマカルチャー塾が藤野で始まって11年目。2003年から安曇野塾始まって5期目。ともに境目。神戸からもきてくれている。今から10年前、0期 参加者10人でした。今では年100人学ぶようになっています。より多くの責任を感じます。学んだことを生活に生かす生かせる社会をどの様に創っていったらいいか考えたい。ギャザリングでは今までテーマを設けていなかった。祭りだった。楽しんで交流。
 パーマカルチャーコミュニティづくりをより生かして皆さんがのぞむ社会を具体化していきたい。新しい活動をスタートしたい。
10年みたら才能持った人が集まっています。100人集まったら素的なことが起こると思う。
才能を共有して変化のエネルギーにしてゆければ。それを目標の第1歩にしたいですね。
パーマカルチャーコミュニティのモデルケースを作りたい。
社会をよくするのみでなく地球をよくする時期にきた。お互い個性を尊重し助け合いながら第1歩をあゆみたい。
ハレを楽しんでケの中で使ってもらいたい。
パーマカルチャーを考えて10年後その形が社会の中に希望を与えられる様な第1歩としたい。
楽しみながら深く考えてその1歩をきづいて行きたい。ここには各年代層の人いる。
希望がある人ばかりここにいる。理想的社会をはじめる第1歩をここから始めたい。

 


 

14:30〜 オリエンテーションと自己紹介

安曇野塾関係 PCCJ関係 卒業生 一般参加の方 短い時間に自分を表現 一人一人がおのおの紹介 途中休憩も含め約1時間紹介がなされました。どんな方が参加しているのか これからの時間に期待が高まります。 共感できる人たちと場を共有することは嬉しいことでした。
 


16:00〜 温泉

4カ所 ホリデーユ すずむし荘 しゃくなげ荘 そしてシャロムに分散して出かけました。

18:00〜 夕食

Dinner 高きびのハンバーグ おからこんにゃくとゴボウのピリ辛煮 ひよこ豆のバジル風味サラダ
モロッコインゲンと人参のエゴマ和え 干しズッキーニとひじきのナムル キュウリのしそ風味漬け 緑豆のポタージュ
Dssert 焼き菓子
”ブルーベリーのタルト”、”木の実のココアタルト”、”胡麻のケーキ”、”玄米甘酒のガトーショコラ”、 どれか1つ

それぞれが好きなところでシャロムピースフードの夕食が始まりました。交流の時間です。 食後も時間があり交流の輪が広がりました。


20:00〜 各地の活動紹介等

カナダツアー報告会 

安曇野パーマカルチャー塾の活動 パーマカルチャーネットワーク九州の活動 神戸PCスクール&朽木エコビレッジ

安曇野パーマカルチャー塾 梅ちゃん
 2003年に始まる。僕はPCCJ4期実習コース。翌年幻のアドバンスコースに通っていたとき安曇野で年間コースが始まるということでお手伝いにきた。シャロムヒュッテでは200 3年以前、年4回ビーグッドカフェのなかでパーマカルチャーを1泊2日ときには2泊3日でやっていた。1年目は設楽マシンガントーク。実習コースだったのでコンポストトイレをつくった。
 農業実習は川口由一さんの自然農。詳しく説明してある本がレストランにおいてある。臼井さん、設楽さん、小田さん、梅崎の4人で始まる。2年目設楽さんが アメリカへエコビレッジの勉強で留学。2年目以降残り3人でつづけた。今5期目。毎年たくさん申し込みいただいている。実習コースだけなのでここの後、藤野デザインコースをお勧めしている。神戸、九州、安曇野それぞれ状況違うので農園とゾーン0といわれる本拠地との位置関係、要素も違う。複数のサイトを1年間見る事で違った視点で見る良さも、同じところで深く学ぶのもいい。塾はPCCJとシャロムの協力でやっている。2005年から自然農小田さんが竹細工修行でぬけた。2期生の稲野さんがはいる。塾に来てから会社をやめ自然農で専業農家山梨の三井さんのところで1年間勉強。去年は職業訓練校で建築コースを学ぶ。去年小田さんがいない事もあり建築に力を入れることに。僕の知り合いの大工の棟梁小杉さん自称シャボン玉王国の国王というおもしろい人に来て頂くこととなる。昔からの職人さん。昨年1年間みてもらう。今年から稲野さん弟子入り。2006、2007年は臼井さん、小杉さん、稲野さん、梅崎の4人。来年はたぶん小田さんが帰ってくる。シャロムは玄米菜食の宿。基本的に宿をベースに活動するので生活面のバックアップがあり運営に集中できるのでありがたい。
 どんなことをしているか。基本的にはどこの塾も一緒だと思う。まずパーマカルチャーの講義。実習として農業、建築、観察。パーマカルチャーの基本@観察:デザインする前に1年間四期折々にどんな変化があるか。太陽の高さはどうかわるか、どんな方角からさしてくるのか。大雨が降ったらどこに溜まりどこから溢れてくるか。そういったことを把握し厳しいとき程よくみる。
A食べること農業
B建築。
パーマカルチャー三つの倫理@地球に対する配慮A人に対する配慮B余剰分の分配。
パーマカルチャーの原則を集約すると
@多様性
A多重性
B多機能
C循環
、ひとつのものに複数の機能を持たせることで効率的にいろんなものを循環できる。
水だったら地形の上の方から何回も使う。エネルギーだったら光として使うだけでなく熱として使う。栄養分、有機物も。あるもののインプットがあるもののアウトプット。例えば餌を食べたニワトリが糞と卵をつくる。卵は人間にとって食べ物としてはいる。糞は畑の堆肥として入る
 。畑にとってのインプット。畑からアウトプットされるのは野菜。ごみでなく有用。原則と倫理を基本としてデザインする。倫理は考えるときの根本。原則は地球上どこに行っても通用する
 摂理、約束事。
塾で実際にやっている事。まずシャロムの敷地案内。夏の間は野菜についてはほぼ自給。それ以外の季節は買わないと間に合わない。自己紹介、パーマカルチャーサイトとしてのシャロムの取り組み紹介。多機能ストーブ、壁暖房、燻製、冷燻、床暖。レストラン草屋根、涼しく快適。キュウイ棚、春先の日ざし、夏の日よけ、秋には食べれる。朝顔などは大きく生るのに時間がかかる。木は枝がすでに張っているからそこから葉が出るので早い。太陽とのじょうずな付き合い方のひとつ。ストローベールハウス、要らなくなったら土にかえる。バイオガス。風力発電、自転車利用、SVOストレートベジタブルオイル、てんぷら油そのままで走れる。スパイラルガーデン、変化がつくので多様な環境できる。タイヤガーデン。チキントラクター。コンポストトイレ、既存のものEM菌のバケツ、子供使う。ホットチキンハウス。アースキッチン。畑、グループの畑もあり。食事は1日2回。
 シャンティクティはアジアン無国籍料理、そばうち。観察実習、ブラインドウォーク。土壌観察で自然度をみる。波田町の自然農法研究センター見学、育種。外部講師をお招きしてセルフケア、操体法、危険なく効果大きい。森の家、基礎版築、土と石灰をまぜついたもの。今年の建築実習はシャンティクティでコンポストトイレ、基礎が立ち上がっている。6月仮組みが終わっている、お客さんが使う。

 パーマカルチャーネットワーク九州 ながやまさん
 仕事の足できたのでまとめてない。6年ほど前熊本での塾に参加しパーマカルチャーを知る。企画されたのは藤野でデザインコースを終了された熊本の松下さん。月1回半年コースで1泊。毎回15名ぐらい参加。会場は肥後民家村、各地の古い民家を移築した民家公園みたいなところ。その中の1棟を借り座学、食事、宿泊。外の広い敷地でさまざまなワークショップをする。民家の庭がパーマカルチャーガーデンになったり、菜園できたり、ストローベールの五右衛門風呂や板の間が出来たりしました。囲炉裏を囲み交流を深め、地元のお年寄りからいろんな話をきくことができた。毎回感動。特に教えられたのが地域を大切にすること。自然エネルギーがテーマの講座では養豚場の豚のうんこをドラム缶で運ぶ。庭の土づくりでは
 トーフ屋さんからオカラを貰ってきたり、川原から拾ってきた石は家庭から出る新聞等をつかいました。普通なら廃棄物になるものも生かし方しだいだという事を意識させられ現代の生活には途方もない無駄がある事にきずきもったいなく思った。身近に在る物を生かす知恵があればどこまでも豊かに生活できる可能性があることを学び、今は失われた日本の古い暮らし方にも関心が向きもう一度それらを見直したいという気持ちになりました。私にとって塾はためになるばかりでなく居心地のいい場所になりました。枠にとらわれない自由な発想で行動出来ることが楽しくて毎回遊びながら学んできました。塾終了後も庭をつくり変えたり農作物をつくったりしました。塾はその後味噌作りやパン作りが行われていた様。私は仕事で県外に
 出ていたのでその後の動きはよく知りませんが総会時、会員が5〜60人集まったこともあったよう。しかしそれまで活動の拠点だった肥後民家村が役場の人事異動で担当者がかわり使用の許可がおりなくなった。大人数を収容でき食事や宿泊の場がなくなり長くくつろげる場の確保難しくなる。ワークショップもメンバーの自宅でやるようになり餅つきなど日帰りものがおおくなる。その為かメンバー同士の結束がゆるくなってきているようで活動の見直しを図る時期に来ているよう。そんな折、代表の松下さんの仕事である産直住宅コンサルタントという住にかかわる分野と松下さんの知人でエコショップとカフェを経営されている方と食と住を合体した施設をつくろうという話が持ち上がり、そこを住や生活環境を考える空間に考えています。そしてそこにパーマカルチャーの事務局をおき施設自体をメンバー達で建てたらどうかと計画しています。現在は何箇所か上がっている候補地を選んでいる。これが今の活動状況です。 このあと活発な質疑応答がありました。
  
 
神戸パーマカルチャースクール 

発表担当:メグメグ(M)、サチベイ(S

関西パーマカルチャースクールの活動地

活動場所は国営明石海峡公園。この国営公園は2つに別れていてひとつは淡路島にあります。こちらはすでにオープンしている公園です。もうひとつが 今私達が活動している明石海峡公園神戸地区(藍那)。場所は神戸の三宮から電車でいける距離に位置しています。かなり自然が残っている里山ですが、街からのアクセスの良さが特長です。(三宮から電車+徒歩で1時間程度)
5年後の2012年開園予定の明石海峡公園神戸地区は、広さが233.9haあり、そのうち106ヘクタールが2010年開園予定。現在一般は入れないが市民団体の活動は可能で、炭焼き、田植え、ユニセフのキャンプ、ツリークライミングなどさまざまな活動が行われています。国営公園なので、里山リクレーション空間という公園のコンセプトがあり、開園後も今と同じ活用の仕方がされるであろうという感じ。

関西パーマカルチャースクールの経緯と概要

昨年2006年から関西初のパーマカルチャー(PC)プレスクールが最初20人位で、毎月第3日曜日1日、2月より12月まで計10回(最終回は12日)開催されました。当初、プレスクールとして始まったこのコースも、今年2007年は終了証の出せるデザインコースをスタートできるまでになり、月1回、1泊2日の講義スタイルで現在も続いています。 

神戸スクールの特長は、事務局が自主運営されていることです。プレスクールの参加者のうち、有志が2006年度の授業終了後、宿泊場所の選定、カリキュラムの運び、食事の用意はどうするか等、会議を重ねて運営について決定していきました。

生徒募集の広報は、チラシ、ブログを作成。また、ミクシイのトピックなども活用しています。

3月には大阪で設楽さんからの説明会も開催。急だったにも関わらず、たくさんの方にお越しいただきました。この説明会も主にミクシイでの告知です。

4月には京大西部講堂でのアースマーケット(六ヶ所村 ラプソティーの上映会)でブースをだし、チラシを配りました。

広報活動と口コミ等で現在はおおよそ30人程度の生徒さんが月一回集まっています。兵庫県だけでなく大阪、京都、四国、1番遠いのは島根県からで70代の方が参加していらっしゃいます。 

プレスクールの経緯

プレスクールは20062月から12月まで毎月第3日曜日に開催。最終回12月 は親睦会を兼ね1泊2日で行いました。

最初の活動場所は、笹に占領された状況。公園管理者のかたに一部カットしていただき、1つだけキーホールガーデンをつくった。しかし、4月には竹がキーホールガーデンを被いつくす勢いで大変でした。予定では5月も開催予定であったがアクシデントがあり、中止となりました。

6月から再開できたが初めに与えられた広大な場所は使えなくなり、かわりに管理事務所で委託を受けて働いている方が主催する団体の一部フィールドを好意的に借りることができました。ずいぶん規模縮小した形式となりましたが、小さいフィールドのほうが自分達の身の丈 にあった活動がしやすかったです。7月は秋野菜の種蒔きをしました。また、ソーラーオーブンを実践しゆで卵等を皆で分け合いながら食べたという楽しい思い出もあります。8月は水脈を探すダウンジングの実習が印象的。もともと里山だから回りにため池が多い。道を歩きながらダウンジングの棒が池のほうに移動するという現象を実体験した。 一見、シャーマン的行為だが設楽さんにより科学的説明がなされ納得。9月、10月でスパイラルガーデンをつくる。最終11月にはダンボール1箱ぐらいの野菜は収穫できました。1ヶ月に一度しか手入れできない畑の割には、芽キャベツが火星星人のように成長したり…、親はなくても子は育つとはこのことだ!と実感しました。獣の被害についてはイノシシと鹿が出没するらしく、周りに 竹の棒を立てそこに針金を張って間に缶カンをぶら下げた、イノシシよけを作成。多少なりとも効果があって、何とか収穫ができたのかなと考察。

12月はまとめと、新たに朽木プロジェクトについて話し合いました。(詳細は後述) 

プレスクールの参加者の声

プレスクールに参加する以前からPCには 興味があり本には目を通していたもののいまいちピンときていなかった。本の中には素敵なアイデアがちりばめれていたが活字と現実とのギャップ、その距離 をいつも縮めてくれたのがプレスクールでした。

設楽氏の奥深い興味深い講義。集まった素敵な仲間達。知りたいことを教えてくれる先生がいて一緒に学べる仲 間がいる事のありがたさ僕にとってPCの技術や方法論もさる事ながらその先にある生き方そのものが見えてきたプレスクールでした。

●手塩にかけた息子がIT の会社をわずか3年で退社してとびこんでいった全く正反対のPCっていったいどういう物があるのか探るためにPCCJの設楽さんの講義?に参加したのが 2005年11月。これを機に2006年の神戸のスクールに私も参加して仲間の生徒の中で最高齢でしたが若者達に囲まれて刺激的な充実した1年間でその魅力がすぐ分かりました。 

最後のコメントをして頂いたのが国枝さんという方で、現在、学級委員長として、私達を引っ張ってくれるリーダーです。

2007年正式にデザインコーススタート 

日程:20074月〜12月(基本的に毎月第3土・日曜日計9回)

1回 「パーマカルチャーの基本1

2回 「パーマカルチャーの基本2

3回 「パーマカルチャーの基本3

4回 「パーマカルチャーの基本4

5回 「パーマカルチャーギャザリング」

6回 「空間とシステムのデザイン1−住空間」

7回 「空間とシステムのデザイン2−水とエネルギー」

8回 「空間とシステムのデザイン3−ランドスケープデザイン」

第9回 「空間とシステムのデザイン4−コミュニティのデザイン−」 

今年からのデザインコースは先に触れたように、自主運営で始まりました。生徒さんも順調に増え、関西のパーカルシーンはますます熱くなりそうな気配です。 

朽木村エコビレッジ 

京大演習林のぶな原生林がある朽木村で、新たにエコビレッジを作ろうという試みも始まりました。

当初は朽木でパーマカルチャースクールを開催しようという企画もありましたが、アクセスの問題などもあり、神戸でデザインコースをやり、朽木はエコビレッジのワークショップという住みわけをしています。

エコビレッジに住みたい人 もすこしづつ増えています。現在、朽木には2家族入村しています。

過疎化を元気化して、天地天畑復活し、ぶなの森を守れるエコビレッジをつくりたいという希望があります。PCを学んだ後の実践の場所としても期待されています。

野菜暮らし マッタリー村の小さな農園 田んぼのコミュニテー 山中湖PICA

       http://sorayuki-1.blog.drecom.jp/archive/351

3会場に別れて活動報告がされました。それぞれ興味深い内容に時間があっという間に過ぎていきました。


21:30〜 ファイヤーセッション  ミニコンサートなど

森の広場に火がたかれ 火を囲んでみんなが集まってきました。歌を歌って1体となり 飲み語り 交流が遅くまで続きました。


8月5日(日)

5日()

朝〜ヨーガ ジュンちゃん

7:00〜モーニングウォーク シャロムエコツアー

8:30〜プレゼンテーション「新しい社会と経済のあり方」

9:00〜ワークショップ「パーマカルチャー・コミュニティー作り」

10:00〜ブランチ

12:00〜パーマカルチャー・マーケット

14:00〜部会に分かれて検討

15:00〜全体会議「パーマカルチャー・コミュニティーの発足に向けて」

15:30〜振り返りと共有・メモリーフォト 

8:30〜プレゼンテーション「新しい社会と経済のあり方」 

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気持ちの良い朝 昨日遅いのにかかわらず沢山の方が早起き ジュンちゃんの指導でヨーガが始まりました。立ちポーズ中心の気持ちの良いヨーガでした。


7:00〜 モーニングウォーク

舎爐夢ヒュッテを一巡する エコパーマカルチャーツアー 
森の話 パーマカルチャー 自然農 建築など話題はいろいろ 少人数に別れてのツアー
       シャロムエコツアー参照

ゆきんこのブログ シャロムエコツアー   
http://sorayuki-1.blog.drecom.jp/archive/350
                     http://sorayuki-1.blog.drecom.jp/archive/352
 

朝、ヨーガをしてシャロムツアー

コロジーでハスでローなツアー
通称エロスツアー(?) エロスは結ぶ 愛のキューピット


私たちの暮らしを思ってごらん
食べ物はどこから来るの? さまざまなモノは?
たくさんの国々の犠牲の上に成り立っている今の暮らし

どんな風に暮らしたい? どんな選択をする?
地球温暖化 生態系のカウントダウンはもう始まった
私たちの暮らし方のよりよい選択が、
この世界を変えてゆけますように


私がはじめてシャロムを訪れたときから、
ずいぶんいろいろが出来たシャロム
愉しい試みを続けています
かわりつづけるシャロム

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[森の広場]
キッチンスペース ツリーハウス コンポストトイレ 雨水の手洗い
チキンホットハウス(2階には物置き。実用的!)
版築による森の家...

土でできたアースオーブン ピザやパンが焼ける
ドラム缶のダッチオーブン 煮たり、蒸したり
フタを使って焼けもする 多機能性!!

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たんこぶ こぶこぶ コブハウス
石を積んで、そのあとにどろんこだんごを積んでゆく
土の家 かわいいなあ

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バイオジオフィルター
小鳥の蛇口をひねって、
使った水はちょろちょろ
そこに育っている植物の力を借りて
浄化されてゆく

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そうして行く先には
小さく掘られた田んぼに稲

界面活性剤を含む洗剤や、
発泡剤(ラウリル硫酸Na)などを含むハミガキ粉。
使いたくないなあ〜と目で感じてわかる仕組み

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フタをして、めにみえないもののかんじんを
見失ってはいけないヨ


森林農法
木のもとに、植物を。
アグロフォレストリーかな?
やがては森に...

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自然農モデル園
草も良し
自然農法は神(自然)の農法

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福岡自然農法モデル園
ただただ自然におまかせする
自然のバランス 
原点に還ろう

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ほら 
芽がでたよ

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シャロムのシステム
どんどん大きなまんまるに

けど、大きな自然の理からみれば
完全なまるなんてものは、なくって。
かけているからコロコロころがれ立ち止まれる

そうしてもっと
広がる つながる  ゆきんこのブログページより



8:30〜 プレゼンテーション 「新しい社会と経済のあり方」

設楽さんの話。

 どれだけ強く思えるかが基本。個人の思いと多くの仲間の力があったとき、神様の力が働く瞬間。個人の思いと、共有の思いがコミュニティー、家族を作る。家族は基本的な単位。

自分の持っている固有の個性、才能、可能性は、美しくて持続可能な社会、経済、地球にとってとても大切なもの。

個人が自分の才能を100%生かせる社会、大切な条件、あり方。

現代社会はそうではない。滅びるほかない。

アフリカの市場で物々交換が成り立つのは、民族の個性が違うから。同じものを作ると競争が生まれる。

みんな個性的で、才能があるが、受け入れてくれる社会がない。

ケの中で、思いというものをぶつかりながら、一歩一歩進んでいく力をこのハレの場でエネルギーを与え合って、作っていく。思いを作っていってもらいたい。作らないといけない現実がある。

新しい社会のあり方。新しい社会をどうやって作っていくか。 

〜設楽さんのお話、とても勇気付けられました。ケの日常に戻っても、今日のこのハレの日の思い、感覚を忘れないようにしていきたいと思います。強い思いが現実になる話も本当にそうだなあと思います。目に見えないもの、思考や願いが現実に影響を与え、目に見えるものとして存在してくるなんて、魔法のようですが、でも、よく考えてみるどんな現実もそうやって生まれてきているんだろうなあと思います。〜とっちみん

            
9:00〜 ワークショップ 「パーマカルチャー・コミュニティ づくり」

9:00〜ワークショップ「パーマカルチャー・コミュニティー作り」

 アトランダムに、新しい社会を考える上で大切なことをみんなで挙げていきました。 

新しい社会を考える上で大切なことは?

「あらゆる植物の有用性を調べる」

心の平穏を作るためにどんな社会を作ればいいか?

「個性を生かした社会を作るために自分の中心を知ること」

どうやって知ることができるのか?

「仮面を破るためには感情に従う。体を自由に使う。踊ること。体の細胞が喜ぶ。」

自分自身を表現する場は?

祭りをたくさん開催する。」

「飲み会(インフォーマル・ミーティング)」

「瞑想の場。自然の中。」

「自分自身の中」

「生産の場、作り出すことが喜びになる。」

「否定されない話し合いの場」

自分の軸、アイデンティティの問題

「何かの接点に幸せがあると思う。人と人、人と植物。」

「自分が認められ、周りのことを認められる。その逆も。」

「接点を増やすことで軸が出来る。」

今の社会は接点があるようで実はない。どういうことなのか?どんな接点が必要?

空間を共有する。直接会う機会が必要。メールじゃ駄目。」

「考えを共有する。何かを生み出す。共同作業をする。共通体験をもつ。」

「接し方。争いがない。」

「意見の違いを乗り越えてその先にいけるか見れるかが大きいという気がする。」

コミュニティーは永続可能が原則、必要なことは?

「地域的な住める場所が必要。」

「共同の風呂、加工所、作業所、洗濯機もコミュニティーの中にあると素敵だな。ステージも」

コンセンサス作りで必要なこと

「平場でトップダウンじゃなく意思決定できる」

コンセンサスメイキングが一番必要。訓練が必要。教育が必要。どんな教育が必要?

「心が豊か、愛情いっぱいで。」

コミュニティーはファミリーである。「木の葉のファミリー農園」の例。

新しい社会、家族のあり方は?

「絶対的な信頼感を培うことが出来る家庭

情報で自分自身を失ってしまう。どうフィルター化していくか?。新しい情報システム本当のものを伝えるシステム

「語りつぐ。」「多世代」「世代間」

個性を生かすには?

楽しいこと」

「受け入れる。基本的な方向性が同じとき受け入れられる。お断りする決断も必要。」

目標像、ビジョン作り。意図的なビジョン。ビジョンの共有

「自分に所有という考えが多くなった。」

所有をどうするか?あらゆるものが所有されている。所有とは?

「大切に思うこと、自分のものだと思うこと」

 全体の話の中から、9つのキーワード、「所有、情報、コンセンサス、祭り、ビジョン、家庭、教育、空間、楽しさ」が挙がりました。そして個々の部会に分かれて、10:00からのブランチ、12:00からのパーマカルチャー・マーケットを挟んで、部会ごとの検討を行いました。

以上リポートはとっちみん





10:00〜 ブランチ   


 写真提供ふみさん


12:00〜 パーマカルチャー・マーケット  −各自が持ち寄った不用品や得意技などを地域通貨を使って交換します

各自が持ち寄った上げたい物 大切にしている物 不要品で役立つ物 そんな物を持ち寄っての交換会 大いに盛り上がりました。

パーマカルチャー・マーケットでヘチマと藁細工、ひょうたんグッズ、味噌などを出品して大人気だった
とっちみん先生は仕事の都合で1400に早退。その後の報告はオッチが引き継ぎました。
 

各自持ち寄った物の紹介の後 交換が始まりました。

 

ボディーマッサージや散髪屋さん手相見も登場 アジアのバザールを彷彿させます。


1400〜部会に分かれてパーマカルチャーのコミュニティの在り方 と具体的な活動についての検討を行いました。
新しいコミュニティーに向けての9つのキーワード意見交換 考えを深め交流が進みました。

1.所有、2.情報、3.コンセンサス、4.まつり、5.ビジョン、6.家庭、7.教育、8.空間、9楽しさ]
を上げ、グループに分かれて意見交換が始まりました。

わたくしオッチは、教育を選んだところ、5期仲間のブンさんと梅さん、それからたろうさんの奥さんの葉月ちゃん、
朋子さんが同じく教育を選んでいました。その他に男性2名と女性2名の合計9名で教育について話ました。

テーマは「新しい社会にどんな教育が必要か?」です。どんな人を育てたい?どんな人々で新しい社会は作られるか?
と展開していくと自然と教育という上からの目線で教える事だけではなく[共育・共に育つ]と[響育・響き合う学び]という面が
大切になるという意見がでてきました。学ぶ上で失敗を恐れない、そのためには失敗してもいい"安心感"や肯定感"が背景にある事が大事で、
今までの点数主義や競争させていく学びのスタイルではない学び方に変化していくのではないか?という意見が出ました。
共育・響育のスタイルでは、自然から学ぶ事、体験から学ぶ事(暗黙知と形式値のバランス)が重要で、
学ぶ際の人数についても、サティシュ・クマールさんのスモールスクールなどを
参考に小さなグループでも学校を作る事ができるように...など様々なアイディアが上がりました。
また子供と大人の関係においては、まず大人が自分自身(役割)を持っている、楽しく生きている、そういう事が重要であり、
自分をまず信頼できて仲間を信頼することができる(ペイ・フォワード)そうして子供とも向き合える。そうした
大人の持つ問題に関しても意見が交換されました。
核家族ではなくコミュニティーの中で育てる事で、信頼する事や様々な考え方感じ方を学ぶ事ができる。
最終的に、共育・響育の目的は自由への教育であり、未来を作る人達が協力して生きられる社会をつくるためのものだ
といった所で時間が来ました。他に上がっていた所有や情報、ビジョンや家庭、楽しさなど様々なキーワードにクロスする議論となり、
1時間ほどの意見交換だったと思いますが、集まったメンバーみんながそれぞれの意見を積極的に話せる場でした。
これから子供を産み育てたいと思っている私にとってとても充実した手応えのあるセッションでした。
循環型社会を作り出す大きな力となりうる教育をもっと多くの人が議論する場所があった方がいいと思います。
 

 


1500〜各キーワードのグループの発表(各グループ3分づつ)
各班の全てをまとめられないので走り書きをしたメモを23個上げます。
 
[所有]非所有。自分の内側の問題。バランスをとる。結。ギブ&ギブ。
[情報]惑わされない。コミュニティー内の情報のやりとり。
[コンセンサス]合意形成・ファシリテーションスキル。コミットし続ける。
[まつり]祭り=間をつり合わせる。回帰。心を開きやすい。仲間意識。
[ビジョン]ビジョンの共有にキャッチフレーズ。定期的に話し合う。
[家庭]子供にとって最初の社会。核家族からコミュニティへ。共同浴場・洗濯場など。得意な事標記。
[教育]共育・響育。肯定感・信頼。BEING。自由への教育。
[空間]意識をシンクロさせる。効果。技術の足し算だけではない。人間力のある場所。
[楽しさ]つくり育てる。本能・ポジティブな原動力。時間的余裕。コミュニティー。

などなどもっと複雑で重要な意見もあったのですが語りきれません...全て興味深く、
みんなの真剣な意見にはポジティブな原動力を感じました。ケンさんがアップして
下さった写真に、各グループのワークシートの写真があります。キーワードを読むだけでも
楽しいので、参考になさって下さい。

      

 

安曇野 シャロムヒュッテ

2年に一度のパーマカルチャー・ギャザリング
藤野、安曇野、神戸でのPCを学んでいる(学んだ)
109人の人びとが集うハレの日

 
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「新しい社会と経済のあり方」

いちばんコミュニティに大切なこと

個人がいかに自立、自律しているか (対: 依存)
個として生きているか
美しいものは個人の個性から生まれる
個人が個性を100%活かせる
ひとりひとりがきわだつこと
個性を受けとめてくれるような社会

新しい社会へ
それは、私たちひとりひとりの意識からはじまる
ひとりひとりの夢、ヴィジョン
つながり 広がってゆく社会へ

 
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「コミュニティのあり方と具体的な活動について」

コミュニティに大切なこと でてきた
9つのキーワード

・コンセンサス  ・教育  ・ヴィジョンの共有
・空間の共有 ・情報  ・所有する 
・楽しさ  ・家庭  ・祭り

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(私がいちばん大切だと思ったことは)
「コンセンサス」 合意形成
人と人がつながる作法

すべての人の個を認められること
生まれる意思表示

マイノリティ、迷いもみな受け入れる
だから
そこから生まれて来たものは
すべての人の意見が含まれる
そうしてひとりひとりが責任を持つ

それは時間がかかること
心を寄せあうことはそういうこと

ひとりではできなかったことが生まれるという可能性

 
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きっと人は
人との、他との、接点にしあわせを感じるもの
時間をかけて、心揺らせて
その過程に、その先に
心に広がる楽しみを感じとるもの

コンセンサスの先には個の自立

自分が 自分たちが
創り上げてゆく社会

 
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問題が多ければ多いほど
人間は解決してゆける

人間力
そんなコミュニティのあり方を        

 レポートゆきんこ  http://sorayuki-1.blog.drecom.jp/archive/349

 
15:30〜 振り返りと共有  メモリーフォト

あっという間の(でも濃い)2日間を設楽さん・ケンさん・梅さんがまとめて下さいました。

110
名のパワーはすごいです。私は初参加で少し押され気味でしたが、確実に多くの人々の中のポジティブなエネルギーがフツフツと湧いている事を感じてエネルギーを沢山頂けたし、私もエネルギーを生んでいたのではないかと思います。解散〜!おつかれ〜!となってすぐに空に大きく虹が出ました。
祝福された気持ちになりました。各地で「パーマカルチャー・コミュニティ」が生まれ、 多くの人達が本当に幸せな人生を送る事ができるよう祈り、行動したいと思います。

あれだけのパワーを受け止めてくれた.ケンさん朋さん梅さん、シャロムスタッフの皆様、それから設楽さんPCCJのメンバーに感謝します。

ありがとうございました!(おっち)
 

印刷用の写真にリンク 

  

笑顔と拍手が自然と起こりました。皆さんの笑顔が素敵です。

 

クロージングセレモニー

持続可能で多様性に富み調和した未来のコミュニティーに思いをはせみんなが繋がり一体となりました。

関西が動くと確実となる日本。人が盛り上がり系。のりのいい人が集まっている。
可能性・パイオニア精神ある人多い。
これからの展開が楽しみ。エコビレッジに参加してみたい。
各地で学んだ人達の交流の場。
2年後は関西と決まっているので朽木で1500人集めよう。
まっさらからスタート。
9月22・23・24日ワークキャンプやる。
日本初のエコビレッジワークキャンプ。
 朽木村は日本の原風景の場所。
日本の未来素材になるもの多い。
実践課程にはいるのはおもしろい。

 感動の輪が広がり一体感と去りがたい衝動を胸にパーマカルチャーギャザリングがエンディング

未来に向けての希望とビジョンを胸にありがとうの輪が広がりました。

希望へ向けての旅立ちです。

みんなの旅立ちを祝福するかのように安曇野に大きな虹が架かっていました。

皆さんの感想やレポートをお待ちしています。


shalom@ultraman.gr.jp


初めての場所
初めての出会い
初めての感動

念願かなってのシャロムでした。
本で見ていたのと(頭で考えていたのと)少し違う感じでした。
予想よりこぢんまりしていて、本当に本当にあったかい場所でした。

一人一人の自己紹介から始まり、人と面と向かい話ができる、そんな二日間でした。
100人以上で議論することができるんだ!それがどれだけすばらしいか肌で感じることができました。

志が同じで同じ場所に集まったとしても、それだけでは何も起こりません。
私たちに必要なのは、ほんのちょっとした勇気だと思います。その小さな力が思いもよらない素敵な出来事につながる・・・具体的ではないですが本当なのです。

そして、同じ国の人でもところかわればぜんぜん違う。違いを受け入れ、次に進んでいくとおもろいものが見つかります。

設楽さんの話で一番ぐっときたこと。それは「依存」という言葉でした。
現代人は、何かに依存しなければ、どこかに属していなければ不安で何もできない。
そして、一人一人の個性がかき消されてしまっている。
個性が輝ける場がなく、埋もれてしまっている。
肩書きという名の盾に隠れ、安心し、そして、それが自分の個性だと考えてしまっている。

今回集まった中で誰一人同じ人はいなかった。それは当たり前のことだけど、みんな違ってそれでいい。
そして、それがほんまにおもろかった。

一人ではできないけれど、個々人がそれぞれ光ることでエネルギーが生まれるのだ。
今、人をうらやましがったり、ねたんだりして、自分の輝きに気づいていない人があまりにも多いと思う。

それが変えられるんじゃないか!?そんな希望が胸に抱けた二日間でした。
臼井さん率いるシャロムスタッフの暖かさ、環境、食事、どれをとってもサイコーでした。
「はれ」が終わり、「け」に戻って、自分の周りにいる人にも伝えてどんどんみんなをまきこんでいきたいなと思いました。

お金では買えない、かけがえのない人(地球)のパワー!
まだまだ世の中捨てたもんじゃぁない!!!

みなさまほんまにありがとうございました。
                          ギタレレ暦半月 ちびっこ 末廣 景子


安曇野パーマカルチャーギャザリングの報告
  けんさん、設楽さん、梅ちゃん、朋子さん、シャロムのスタッフの皆さん、シャロムでの、パーマカルチャーギャザリングでは大変お世話になりましてありがとうございました。
 
どうしても5日に仕事が入っていたため、一日だけの参加で、非常に残念でしたが、1日だけでも、皆さんと出会うことが出来まして本当にあり難かったです。
皆さん、ほんとに自然を大事にしながら、持続可能なライフスタイル、コミュニティーを真剣に考えている素晴らしい仲間ですよね。

まだまだ皆さんと色んな話やこれからのパーマカルチャーの夢を語り合いたかったところですが、これからまた触れ合う機会を是非とも作っていきたいと思いました。
 
カナダのエコビレッジやコミュニティー、リトリートセンターのホリホックの報告会は本当に感激をしました。是非とも私も近い将来、訪れたいと思いましたが、それと同時に、こんなに沢山の仲間が集まってきたのだから、日本で、日本の大自然の生態系を生かしたエコビレッジやコミュニティー、リトリートセンターを是非とも美しい日本で生まれ育った日本人の感性で、皆で智慧を出し合って作って行きたいな、と強く感じています。すべてのものと和する心、大和魂を持った人々が目覚めれば、素晴らしいコミュニティーができるに違いありません。

私もますますもっとパーマカルチャーを深く学んで、出来るところから、実践していきたいと感じました。パーマカルチャーとは生活そのものに密接に関わっているので、「今」の生活そのものの中で、自分を大切にし、人を大切にし、周りの人々を、自然を、動植物を、生きとし生けるすべてのものを慈しみ、いたわりあい、安心して暮らせる社会作りの実現なのだと感じています。

個人的に関西出身ですので、神戸、大阪の方々がとっても勢いがあって、頼もしく、嬉しく思いました。また、関西の皆さんとも交流していきたいと思いました。全国のいろんな地域で、こんなぬくもりのある、コミュニティーのことを真剣に考える仲間が徐々に増えてきてわくわくします。きっときっとそんな素敵な場が日本にも増えて来る日も近いと感じています。
 
お恥ずかしいですが、またパーマカルチャーとアーユルヴェーダ(生命の科学、命の智慧)とのコラボレーションも、けんさん、ともこさん、たみこさん、スタッフのご協力のもと、シャンティクティーでワークショップを一ヶ月に一度ですが、始めることができたので、これから、少しずつまとめていきたいと思っています。
 すべての学問や科学の本髄、真髄も深く突き詰めれば、命とは何か、生命とは何か、の本源にいたり、パーマカルチャーで学んだ「つながり・すべてのものはもとはひとつ」の基本に気づいていける気がします。この宇宙に誰一人、無駄な人はいなく、すべての人が、必然で、生かされて、不完全を完全にするために人生を日々楽しみ、作り上げていく尊い機会を頂いていると感じます。有り難いことです。

  これからも宜しくお願いします。本当にお世話になりました。

     アーユルベダーの講座の案内を下記に置きました。

                http://www.ultraman.gr.jp//shantikuthi/            木村差代子

 


しんです。

2年ぶりにシャロムに行きました。
不思議となつかしい感じがなく、「いつもの・・」という感じでした。
隙間に時間をつくって日帰りで申しわけなかったのでしたが行ってよかったです。
会いたかった人にも会えたり会えなかったりしましたが、前回よりも随分と人も増え具体的な事例も見えはじめてきました。
101匹目の猿はもうすでに越えましたね。
夢のパーマカルチャーも、もうすぐ現実的に認知されるライフスタイルになりそうです。
コータ達のDVDもそんなタイミングでみんなが見れるといいですな。
僕も理想を追求しながら、今はわりと現実的な問題にも直面しつつあります。

そのひとつは、幸福感・満足感を得るレベルが低くなることで周りの人とのギャップが生まれます。
農的な生活はいろいろと足りてくるのですが、そのレベルでは足りないと感じる人も多いから、特に両親とか身近な人とも格差が生まれます。
それは近所の人にも当てはまり、価値観の差を感じます。
いづれはパーマカルチャーとかエコビレッジといった、スタイルや組織に対する執着も薄れてきそうな気もします。
そのライフスタイルがあたり前になると、逆説的にパーマカルチャーだったり、似たものが集まってエコビレッジっぽいところに住んでいるような気がします。
そういう流れののりかたとはどこまで信じきれるのかの精神力でもありますね。(←帰りにさよっちが教えてくれました。)

いい暮らしがしたいなぁー、とみんなの素朴な希望が毎度のことながら、パーマカルチャーの寄り合いには感じられます。
着々と裾野は広がってきていますね。そんな感触が自分の自信を支えてくれます。
10日ぶりに帰った三重では、稲穂が少しつき始めていました。
はじめての自分のたんぼは詩さんに教えてもらった自然農法ですが、周りの水田にくらべてちょっと負けています。
お茶碗何杯くらいになったかまたレポートします。


ケンさんありがとうございました。

http://blog.livedoor.jp/permaculture/

http://alohana.jp/archives/2007/08/2007.php

http://www.mindresort.net/index.php


こうたろうです。

先日のシャロムでのギャザリングに参加してきました。
100名を超える人たちが参加したと聞いているので、しんの言う通り、「101匹目の猿」が現れ始めたことになりますね!

各地での実践報告や、「物々交換フリマ」に加えて、今回は「コミュニ ティづくり」についての
ワークショップがあり、グループに別れての討議があり、単なる“お祭 り”以上の盛り上がりと熱気があったように思います。
各地の実践や討論、意見交換などの感触として、「とても地に足の着いた」ものに変化して来ているように感じました。

僕自身は「実践報告」のところで、「カナダ・エコビレッジ」についての報告を
一緒に行った仲間たちとさせてもらったのですが、時間を大幅にオーバーしたにもかかわらず、
最後まで熱心に聞いてくれた人たちがたくさんいてくれて、とても充実 していました。

「コミュニティ」についてのグループ協議でも、想像以上に気づきの多 い話し合いができ、
パーマカルチャー周辺の状況は何か次の次元にステップアップしたかのように感じました。

久しぶりの仲間たちにも会えたし、新しい出会いもたくさんあったし、シャロムの食事は相変わらずおいしいし、
臼井さんは相変わらず元気だし、とても楽しい時間を過ごすことが出来 ました。
ありがとうございました。

>しん
 いつも、しんの「実践」に憧れ、尊敬してます。
 俺自身も話す言葉が“世間とズレ”て来ていると感じさせられることが多くなってきました。
 でも、同時に共感し合える人たちも増えて来ている気もします。
 僕らの話を聞きたいと言ってくれる人たちもなんだか増えて来ています。
 「いい暮らしをしたいな〜」という素朴な希望は誰しもが感じているのだと思います。
 深い思いを聞かせてくれてありがとう。
 また話に行きたいです。



参加費:一般5,000円、PC塾及び夏のコース卒業生
4,000円、PCCJ正会員4,000円    

宿泊費:宿泊 ドミトリー男女別相部屋シュラフ持参 1500円
       寝具付きドミトリー男女別相部屋  2300円
       レギュラー 5000円 ロフト 3500円
       シャンティクティー シュラフ持参 2000円
                   寝具付き 3000円 

食費:夕食1,200円 ブランチ1,000円 

申込先と申込み方法:パーマカルチャー・センター・ジャパンまでメールまたはファクスにてお申し込みください。
お申し込みの際、連絡先住所と電話番号及びメールアドレスをお知らせください。
また、宿泊についてもご希望をお知らせください。
宿泊については人数の関係でご希望に添えないことがございます。
その際にはご変更をお願いすることがありますので、予めご了承ください。 
 
             パーマカルチャー・センター・ジャパン 
                    tel. 042-689-2088 fax.042-689-2224
                            
email:info@pccj.net