いのちの祭りタカボッチ中止のお知らせ

2000年いのちの祭りをやれないか?という南正人さんの問いかけに、タカボッチでやろうという声があがり、98年から祭りに向けて、ゆっくりではありますが、準備を進めてまいりました。

99年暮れに、タカボッチでを管理している塩尻市から、草競馬場を借りられることで合意があったのですが、今年3月30日に塩尻市から話し合いのテーブルを持ちたいと言うことで出かけたところ 貸すことはできないと言われてしまいました。
理由としては今年2000万ほどの予算が付いて環境保護ということでいろいろ整備するので、そんなときに3000人とか多くの人が集まるイベントをされると希少な高山植物を踏み荒らす人がでる可能性があるということ。
また、祭りのメインとして火を掲げていたのですが、今年1月、本部として借りられることになっていた、個人管理の山荘が不審火で全焼してしまいました。タカボッチは、国定公園でもあり火を焚くことは許可できないということ。他にも幾つか理由をいっておられたのですが、要するに貸せないということでした。

市が立てた指導者の下での自然観察会や、少人数のキャンプについては、問題ないということです。 場所がなければ、祭りはできないことですので、代案とか考える時間をおいて4月7日にミーティングを開き意見を出し合いました。

2000年をいのちの祭りの年にしようという声で、いくつかの名前があがりいったいどれに行ったらよいの?とか、いのちの祭りが分裂したかのような混乱の声があることは、以前から聞こえていたので、4月12日には確定する予定のいのちの祭り北八ヶ岳望月高原牧場に向けて皆で力を合わせていった方が良いだろうということになり、今回のタカボッチについては、仕切直し、つまり中止ということになりました。

一つになることが天の要請と判断しました。

今回、祭りのためにお集まりいただいた多くの方々には、多大なご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫びいたします。またたくさんのご協力を戴いたことに、心より感謝いたします。

尚、プレイベントとしての いのちの祭り神宮寺 についてはこれまでの計画通り実行しようということになりましたのでよろしくお願いいたします。

    2000年4月8日 いのちの祭りタカボッチ実行委員

                                 代表 西村健