はじめまして、TETRAです。
構成作家の仕事のかたわら、VOID OV VOIDというグループをやってます。

14日の「いのちの祭り2000・神宮寺プレイベント」に
参加させていただきました。
東京に帰ってから、さっそくこのMLに登録しました。

神宮寺では「VOID OV VOID」という2人組のユニットで
ポエトリーリーディング&アンビエント音楽のライブを
させていただきました。

前日の13日から臼井さんの素晴らしいペンション、
シャロームに泊めていただき、穂高・安曇野の自然のなかで
心のこもった朝食をいただき、存分に楽しませていただきました。

神宮寺には「広島の平和の火」のセレモニーのとき一度いってますが、
高橋住職の熱い思いが伝わる本当に良い場所だと思います。


88年の「いのちの祭り」の当時は僕は東京にいて、
あとになって「伝説の」イベントとして、そこでおこなわれた様々な
コミュニティの実験、シンポジウム、コンサート、祈りの話を知りました。


96年、富士山麓でおこなわれた「レインボー2000」に参加して
そこで、自然のなかで踊ることの楽しさ、そこでおこなわれていた
太陽光発電やゴミの分別、リサイクルのレインボーエコを知りました。
その中心メンバーのひとり、河内アキオはその後、僕の大切な友人のひとりと
なりました。

そののち、97年からはじまった「地球温暖化防止レインボーパレード」や
99年から同時多発している「虹の祭り」のムーブメントに関わったり、
「アースデイ」のスタッフとして企画参加をしているうちに
今年の「いのちの祭り・2000」へとすべての流れがつながっていくことを
強く感じました。

僕は98年に「虹の祭り」の中心のひとり岡野弘幹くんに連れられ、
イギリスのグラストンベリーフェスティバルに行ってきました。
それは15万人の人が一週間キャンプインをする世界最大のロックフェスティバルで
ケルトの聖地の丘のうえにヴァーチャルな村が出現します。

なにより驚いたのはそこで風力発電、太陽光発電のみならず、パーマカルチャーの実
践や
2000年前の生活様式を再現したエリア、ボディショップなどのヘンプカルチャー
など
21世紀の様ざまなテクノロジーが「実践」されていたことでした。

地球と調和するのみならず、経済的にも、文化的にも様々な「異業種」「異文化」が
クロスオーバーし、そこでより良い選択を見つけ出す。
僕は今年のいのちの祭り・2000はそういった「ライフスタイル」を見つけ出す場所で
あればいいなと個人的には思います。

最近、ジョン・シーモアの「自給自足の本」を読みました。
都会でその本を読むと、なにか遠いところでおこなわれている「夢のような生活」の
ようにしか感じられなかったのですが、シャロームの前の畑等をながめていると
昔は僕とおなじように、遠いところから眺めていただけの人が、
実際に「手をうごかし、汗をかき、形にしているんだ」という強い感じがやってきま
した。

88の「いのちの祭り」以降、参加メンバーがそれぞれの思いで、それぞれの土地で、
それぞれのスタイルで実現した「最もよい現実」を提示してくださるとよいなと思い
ます。
さて、僕はどうしようかな?

僕はメディアの仕事をしています。
グラストンベリーフェスティバルにはラジオ局が2つ、新聞が1つ、会場内にできま
した。
今年のアースデイはインターネット中継局ができました。
きっと楽しいことができるんじゃないかな、とおもっています。

そうそう、地域通貨がやっぱりポイントになるんじゃないかなとおもっています。
そんなことを考えていたら、そんな話もでているとか?

いずれにしてもわくわくです。

会場がまだ決まっていないとか?
僕にはそれは重大な問題ではないように思います。

3万人のイベントが一回あるより、30人の集まりが1000回おこなわれるほうが
重要な時代になってきているように思います。

神宮寺でも「女たちのいのちの祭り」のミーティングがおこなわれていて、
こっそり参加したのだけどすごくおもしろかった。

そういう情報をどんどんシェアできると、きっと毎日の生活のなかで
「いのちの祭り」がふくらんでいくように思います。

それから「神宮寺の火」はとても大切なシンボルのように思います。
英国グラストンベリーフェスの主催者は「広島の原爆の残り火」が日本にまだあって、
それが今年、さまざまな「まつり」で使われるらしい、という話を聞いた時、

それを本当にうまく使えば、われわれはまたとない平和のチャンスを手にすることが
できる、

と、答えたそうです。岡野氏は今年「神宮寺のいのちの火」をグラストンベリーフェ
スにも
もっていこうと、いろいろ動いているようです。

僕はアースデイ@原宿の会場に「いのちの火」を点しました。
おおえさんは「神宮寺プレイベント」にもってきてくださいました。
火を持って歩いている山田和尚さんはいま、山形をぬけたところだそうです。

少し長文になりましたが、またなにかありましたら書きます。


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