2004.3月

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3月20日(土)曇り 

巣立ちの日 

朝、集まった子ども達は、昨日までのやんちゃな表情と違って、ちょっと緊張したような神妙な面持ちでした。でも、森の子の卒園式である「巣立ちの日の式」は、長い演説はなく、たくさんの歌で流れていくので、いつしかいつものアットホームな雰囲気に。でも、大人たちは、しばしば、胸がいっぱいになり、言葉を詰まらせる姿も見受けられました。卒園したKちゃんのおばあちゃんが、咲き始めた桜や、かわいい猫柳を会場に生けてくださり、卒園児には手漉きの証書が授与され、お母さん達がラッピングしてくれたプレゼントや、手作りのアルバムが子ども達に手渡されました。ここでも、みんなが力を合わせた手作りの卒園式、ひとつの舞台となったように思います。みんなで1年を振り返り、感謝の気持ちを示し、みんなの成長を喜び、未来への希望を持ちました。忙しく流れていく時間の中で、ほんの1時間半、森の子の仲間が立ち止まって、共通の時間を過ごしました。
森の子2年目が終了しました。

3月19日(金)晴れ

とうとう明日が「巣立ちの日」、でも、いつも通りに時間は流れて行きました。明日に卒園を控えたIちゃんのお母さんが、今日は最後のお当番。Iちゃんと「とんびの羽の下」をやったり、お散歩をしたり、たくさんあそびました。お散歩では、雪の手形をつけたMちゃん、「猿の足跡に似ているね。」Dちゃんは、のかんぞうを見つけて、おうちのおみやげにしました。午後はみんなで大掃除、ままごとのお皿や鍋を洗いました。そして、焚き火でチョコレート・イン・バナナを作って、とろ〜りとろけたデザートを食べました。

3月18日(木)雪

昨日は、気温が20度まで上がって、すっかり春だと思っていたら、なんと今日は雪が降り、咲いていた花達をすっかり雪で覆ってしまいました。「こんなんだったら、そりを持ってくれば良かったね。」と言いながらのお散歩でした。近頃、ふきのとう採りに興味を持っているDちゃんは、雪を掻き分けて、ふきのとうを見つけました。今夜のメニューは、てんぷらかな。

   

3月17日(水)晴れ、強風 

木の枝が大きな音を立てて折れるような強風の中、今年度最後の遠足に出かけました。風に吹かれて、たくさんのきれいなまつぼっくりが落ちていました。Mちゃんは、袋に入れて、まつぼっくりのおみくじを作りました。大きいまつぼっくりは「大吉」で大ちゃんに会える。中くらいは「中吉」でねずみさんに会える。などと考えて、みんなを楽しませてくれました。道々、ふきのとうや、のかんぞうを見つけ、お母さんへのお土産につみました。蝶の姿もよく見かけるようになり、すっかり春の陽気にTちゃんも「春、みつけた。」と嬉しそうでした。

 

3月16日(火)晴れ

「からすのぱんやさんごっこ」焚き火パンをみんなで作りました。今年度最後の焚き火パンは、胡桃や干しぶどう、チョコレートを入れて「びっくりパン」にしたり、いちごやりんごなど好きなジャムをつけたりして食べました。お昼に食べて、しばらくあそぶと、竹に残っていたパンをMちゃんが食べ始めました。そのおいしそうな様子に誘われ、Iちゃんも、Oちゃんも。それから、お昼に事件がありました。「にわとりのコッコ、Sちゃんのパンを横取り」事件です。みんなでテーブルを囲んで、食事をしていると、鶏が近づいてきました。次の瞬間、鶏は、Sちゃんがちぎって手にしていたパンのかけらをくちばしで取って、逃げていってしまったのです。鶏さんも焚き火パンを食べてみたかったんだね。でも、その味をよっぽど気に入ったようで、それからというもの、鶏はテーブルから離れなくなってしまいました。

3月15日(月)晴れ

すっかり春の陽気、今日から1日外の生活が再開されました。Oちゃんの「やっぱり、外がいいなあ。」という声が聞かれたと思ったら、どこからか、お母さん達も「やっぱり、外がいいねえ。」と言っているのが聞こえてきました。森の子では、大人も子どもも野外生活の心地良さを感じているのですね。今朝は、次から次へとお話を聞きたがった子ども達でした。こわ〜い話から、最後は大好きな星野道夫さんのアラスカのお話まで。そして、お散歩に出かけました。お散歩から帰って来ると、Yちゃんのお母さんがチーズフォンデュの用意をして待っていてくれました。腹ペコのみんなは、大きなジャガイモと手作り大根葉入りのパンをほおばりました。帰りにみんなで歌を歌いました。涙ぐんでいるお母さんもいましたよ。

3月10日(水)晴れ
みんな木登りがよくできるようになったね。
木に登った友達と長い枝を使って、お話もしたね。

 

3月9日(火)晴れ 
最後のつららを美味しそうになめるmちゃん。日に日に 暖かくなり、もうすぐそのつららも見られなくなりそうです。男の子軍団は 木に登り、「大きくなったら忍者になろうかな」。MちゃんとAちゃんは、木の おうちを作りました。まるでインディアンテントの木組みのように上手に できました。大きな木が倒れているのにまたがると、まるで魔法使いの 大きなほうきに乗っているよう。Iちゃん、Mちゃんがボンボン草をハサミで 切って、いろんなものを作るとみんな興味を持って「やりたい」「やらせて」と 寄ってきました。「折れそうで、折れない」「折れそうで折れない」とつぶやき ながら枯れススキを持って春の暖かさの広がる田んぼの道をみんなで 歩きました。お昼もテラスで食べました。               (T母)

3月8日(月)晴れ 

お母さん達が集まって、今年度と新年度の総会が開かれました。子ども達は、いつものように森の子の庭であそびました。新しいお友達も一緒にあそびました。新入児は「もうすぐ森の子になるよ。」と言い、在園児は、お兄さん、お姉さんらしく、小さい子の世話をしていました。お昼で、新入児が帰り、午後はいつものメンバーとなりました。テラスで輪になって歌を歌うと、自然と体が動き、「回りながら歌うといいんじゃない。」Yちゃん、みんなでそうすると、楽しさが増すようでした。

3月6日(金)晴れ

味噌玉をつぶし、塩と麹を混ぜて、樽に仕込みました。お母さん達が始めると、興味を持って樽を覗き、麹のにおいをかいで、「わっ、くさい」「いいにおい!」と口々に言っていた子ども達、その内に、麹を口に入れ「甘い!」。大人もどれどれと口に入れ「甘い!」麹は、甘いということを実感しました。大豆に塩、麹を混ぜたものを団子にして樽に放り込み、それをさらにつぶします。そうすることによって、空気を抜いていきます。みんなで樽に手を突っ込んでやっていると、あっという間にできました。一人でやったらすごく長い時間かかるように感じてしまうのにね。そして、カビが生えないように、熊笹を取りにいき、樽の上に敷き詰めました。今度の冬には、「森の子味噌」が味わえそうです。子ども達の手の味も加わって、とびきりの味噌になることでしょう。味噌の香りって大豆のにおいだったんだなあと改めて感じた味噌作りでした。

3月4日(木)晴れ 

味噌作り。大きな釜で茹でた大豆をつぶして、味噌玉を作りました。大豆をつまみ食いしながら、大きな釜やざる、鍋を相手に大活躍の子ども達でした。

 

3月3日(水)晴れ 

ひな祭り。みんなでご馳走を作って、お祝いしました。あられも、菱餅も手作り。箏を弾くことにも触れて、音色を楽しみました。

 

 

3月2日(火)曇り 

大阪出身のお母さんに「じごくのそうべい」の絵本を読んでもらいました。う〜ん、さすが!雰囲気、出ていました。

月1日(月)雪 

 お別れ遠足で爺ヶ岳スキー場へ行きました。久しぶりの銀世界に子ども達は、そり滑り、かまくら、雪合戦と雪遊びを満喫しました。雪合戦は、お母さん達も子ども達に混じって、大合戦となりました。翌日、筋肉痛になった方もいたくらい。 前に、子ども達におやつは何がいいかと尋ねたところ、「昆布」「りんご」との答え。森の子のおやつは、素朴なものが多いから、こういう答えが返ってきたのかなあ、なんて無欲な子ども達なんだろうと考えながら、おやつを用意しました。 おやつをひとり分ずつ袋に詰め、渡しました。みかん、昆布、豆菓子、おからドーナツ、ラムネ。みかん以外はみんな少しずつだけど、「こんなにたくさんのおやつ、もらったの初めて!」と大喜びの子ども達でした。おうちで食べようと大事に持ち帰る子もいました。

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