本文中に書かれている まつぼっくりさん くるみさん どんぐりさん はそれぞれ年長、年中、年少クラスを意味します。
12月3日(月)雨のちくもり


朝から雨でしたが、この時期にしては暖かな雨です。中々寒い日が来ないせいかコナラや櫟の葉っぱは茶色くなって 枯れ葉になっても木の枝にしがみついたままです。やっぱりちょっと気候が変だなあと思います。
雨が降ってもおかまいなしに「とんびの羽やろー!」と、まつぼっくりの子達が集まってきます。とくにゆうと君は この頃とんびの羽にはまっているようで、家を出るときにパンツの色までチェックして来ているとか(お母さん談)。
雨が小降りになったので、お散歩に出かけました。まだ赤く染まったままのコナラの葉っぱもありました。 日が射さないとちょっぴり寒いのでお弁当はたき火を囲んでいただきました。
午後はたき火の灰の中から磁石を使って釘を取り出す作業をしました。神沢先生のご主人の仕事場で出る廃材を神沢先生が 森の子に持って来てくれるのですが、これは本当に良く燃えてとても重宝しています。 でも釘がついているので燃えたあとの灰をそのまま畑の肥料にするわけには行きません。そこで磁石の登場です。 灰の中から宝探しをするように釘を探します。はるかやえんちゃんたちが代わる代わる磁石を灰の中で動かしていました。 結構面白いようで磁石は取り合いになるほどでした。
一方、ナイフで割り箸や木の枝をぴんぴんに尖らせるのも流行っていました。一生懸命やるのでナイフの扱いがずいぶんと じょうずになってきました。ナイフを扱っている子は真剣なのでそんなに心配ないのですが周りの子達が何の気なしに 近寄るので先生たちがガードしていないといけません。




11月4日(火)くもり


今日もナイフで割り箸を削るのが人気でたき火の周りに行列ができていました。 削った割り箸は鉛筆になったり、注射器になったりしました。(ちょっとコワイ)
林の中では「歯医者さん」が出没し「お客さん」を探していました。(もっとコワイ)
今日のうどん作りのお当番はまつぼっくりさんたちです。さすが、てきぱきてきぱきと野菜を切りあっという間に 準備が出来てしまいました。切るものがなくなってしまったので、畑に小松菜を取りに行ったくるみさんとどんぐりさんたちを 迎えに行っていました。
熱いおうどんをいただくと体がほかほかしてきました。お昼からはあーちゃんのお誕生会です。 あーちゃんのお母さんがとってもかわいい紙芝居の絵を見せて下さいながら、天の国のあーちゃんが神様にお父さんとお母さんちの 子どもになりたいとお願いするお話をして下さいました。楽しいお話とかわいい絵に子どもたちも大喜びでした。
お誕生会で朝から森の子にいてくれたあーちゃんのお母さんが「森の子って時間がゆったり過ぎているみたいなのに ふと気がつくと時間が経っていてワープしたみたいですね。」と言っていました。私たちもいつもそんな風に感じています。



12月5日(水)はれたり曇ったり


樅の木さんにアドベントのための枝をとらせてもらいに行きました。 「樅の木」の歌を歌って、「枝をとらせて下さい」とお願いしてから、子どもたち全員で並んで順番に高枝切りばさみで 2回ずつ切りました。大きい子は高いところの枝を小さい子は低いところの枝を切りました。
午後はたたかいごっこと称してじゃれ付き合いをしたり、ツリーハウスの上ではお医者さんごっこをしたり、 ナイフで割り箸をぴんぴんに削ったり、それぞれ楽しんでいました。割り箸を尖らせるのは今週のはやりで、 毎日毎日やっているあっくんやこっちゃん、ちーちゃんはずいぶんと上手になりました。 「たたかいごっこ」はえんちゃんがしきりとやりたがるのでやっていたらタイタイやはーちゃんやちゃっくん、ゆうと君、 こっちゃんたちも加わってきました。これは全身を使うし体をいっぱいふれあわせるので子どもたちは大好きなようです。 蹴らない、武器は使わないなどルールは決めてやりました。
お帰りの会の前に畑へアドベントの庭のための土をとりに行きました。盥に土を入れて運んだのですがかなり重たいこの 盥を子どもたちだけで力を合わせて運んでくれました。凄いですね。 今日は南小の先生(この春卒園したまゆちゃんの担任の先生です)が森の子の様子を見に来て下さいましたが、 集中して絵本の読み聞かせを聞く姿などに感心されていました。



12月6日(木)はれ


今日はアドベントです。 朝の会のときに二子石先生がアドベントのお話をして下さいました。神様が救い主がお生まれになると告げらたこと。 でも救い主って何だろう?救うって何から救うんだろう?赤ちゃんが救い主?… キリスト教のことをよく知らないものにとってはアドベントって本当はとても難しいことだと感じ、 二子石先生からもっとゆっくりお話を聞けたらなあと思いました。
それからりんごろうそくを作りました。りんごの芯をくりぬいて先週作った蜜ろうそくを差し込みます。 りんごろうそく用のりんごはゆうと君のお母さんがたくさん下さいました。ありがとうございます。
準備ができるまで「きよしこの夜」の歌の練習をしました。 静かにシャロムヒュッテの地下室へ行き、二子石先生と神沢先生と朋子さんの生誕劇(人形劇)を見ました。 そして一人ずつりんごろうそくを持って真ん中の大きいろうそくから火をもらい渦巻き状に並べられたお星様の上に置いていきます。 いつも元気にはしゃぎ回っている子どもたちも、静かで厳かな雰囲気をしっかり察して、 ちょっぴり緊張しながらりんごろうそくの灯をともし、静かに待っていました。 みんながろうそくの灯をともし終わると光の渦が出来ました。みんなの顔も、心も、明るく照らしてくれているようでした。




12月7日(金)はれのちくもり


今日は引越の準備をするため子どもたちはお休みです。
レストランのテーブルを移動させたり棚などをセットしたり、お母さんがたも何人か手伝って下さったので スムーズに仕事が運び本当に助かりました。お手伝い下さったお母さんがた、託児をして下さったお母さんがた 本当にありがとうございました。
来週からはいよいよ室内に入りますが妙に暖かいのでしばらくは外でも遊べそうです。



12月10日(月)はれたり曇ったり


今日はいよいよレストランへお引越です。
子どもたちはレストランに荷物を置いて一旦外へ出ました。その間お母さんがたが総出でお掃除をして下さいました。 ほこりを払い雑巾がけをして下さりピカピカになりました。(子どもたちの荷物はお掃除が終わってから入れたら 良かったと反省しました。荷物が邪魔でお掃除がやりにくかったと思います。ゴメンナサイ)
それから子どもたちで荷物を運びます。椅子、お着替えの箱、濡らし絵の道具、画板、調理の道具、炊飯器、 糊や折り紙その他諸々のものを運びました。大きい子は大きい荷物を小さい子は小さい荷物をそれぞれ手分けして全員で 運び入れました。「次、何運んだらいい?」「もっといっぱい運びたい!」と意欲満々でしたのであっという間に運び終わりました。 運び終わったあとも箒でお掃除をしたり床下に落ちているものを拾ったりしてきれいにしました。
お昼ご飯はレストランの中でいただきました。いつも外なので中で食べるというのが嬉しくて仕方ないようでした。 外では全く感じなかったのですが、いただきますやごちそうさまの挨拶は部屋の中でやるとその声の大きいこと。 「お部屋の中だからもう少し小さい声でもいいよ」と声をかけましたが。森の子の子達の声の大きさを実感する室内です。



12月11日(火)くもり


今日は朝からレストランの中です。
子どもたちは違った環境が嬉しいのか妙にはしゃぎ回っていました。加えて来年度就職希望の学生さん(まことおにいさ ん)が保育に入ってくれたのでそれも嬉しかったようです。まことおにいさんにたくさん絵本を読んでもらっていました。
みそ田楽を作りました。「みそでんがって何?」「食べたことない。」という子も結構いました。 大根とこんにゃくと里芋を切ったのですが大きさは実にまちまちでしたがおいしく茹で上がりました。
子どもたちは室内でエネルギーが有り余っているようだったので外へ出てマラソンをしました。いつものように森の 子1周コースを走りました。多い子は8周くらいしていたようです。みんないつもにもまして本当によく走りました。



12月12日(水)はれ


朝、あっくんのお父さんからお電話があり今女の子の赤ちゃんが生まれた、とのことでした。 おめでとうございます!可愛いでしょうね。赤ちゃんを連れて森の子に来てくれるのを楽しみに待っています。
まつぼっくりのみんなと二子石先生でクリスマス会の劇の話し合いをしました。 誰がどんな配役でやるか、登場人物(動物)は何にするかなどを話合い、色んなアイディアが出て来たようです。 細かいことはナイショです。楽しみにしていて下さい。
あやちゃんのお母さんが三味線仲間の方々と来て下さり三味線を聞かせて下さいました。 「さくら」や「しょじょじ」や「とおりゃんせ」などの童謡や伊那地方の民謡や東京音頭も聞かせて下さいました。 素敵な音色に聞き入ったり一緒に歌ったり手拍子をしたりして楽しませていただきました。ありがとうございました。 老人ホームなどにはよく行くけど小さい子の前で演奏するのは初めてとおっしゃっていましたが ぜひまた聞かせていただきたいと思いました。



12月13日(木)雨


健二さんが廃油(天ぷら油の)ストーブを入れて下さりいよいよ火が入りました。 ゴオオッという音をあげて燃えますが油が上手くまわらないようで健二さんが何度も見に来ていました。 それでも今日は一日廃油ストーブだけで部屋を暖めていました。
ハーちゃんは「今日も劇の練習するの?」と聞いて来て、するよと答えるとわーい!と喜んでいました。 劇は子どもたちもとても楽しいようです。ニコニコしながら練習しています。
午後はお母さんがたが作って下さったねこや馬などの人形が大人気で紐をつけてお散歩したり寝かせてあげたりしていました。



12月14日(金)雨


今年最後の濡らし絵です。黄色と緑で描きました。
朝の会のあとは劇の練習です。台詞も大きな声でずいぶんしっかり言えるようになってきました。



12月15日(土)はれ


長野県松本文化会館で「野外保育シンポジウム」が行われました。
森の子も保育者と保護者が参加しました。主催したのは3年前まで森の子の保育者だったくじら雲の依田先生です。
全体会ではまず長野県内で野外保育を行っている8つの団体の活動の様子が紹介されました。 森の子からははる菜ちゃんのお母さんが森の子の特色を上手くまとめて話して下さいました。
それから依田先生が9月にスウェーデンに行ったときの報告、スウェーデン在住の高見幸子さんの講演がありました。 スウェーデンでの野外保育の様子は素晴らしくて私も行ってみてみたくなりました。 (7月に依田先生にスウェーデン行きを誘われたのですけど、残念ながら無理でした。)
分科会では「こども」「おとな」「小学生」に分かれました。
「こども」分科会に参加した二子石先生によると「スウェーデンで野外保育をやるには厳しいルールがあって 子どもたちはそれをしっかり守っている、そうすることによって集中力などがつくのだ。 ただ野外に出していれば良いというものではないというようなことを高見さんがおっしゃっていた」とのことでした。
「小学生」分科会では各団体のお母さんがたから野外保育で比較的自由にやらせてもらっているけど 小学校に入ったときのギャップは大丈夫か、せっかく幼児期に野外で遊ばせていたのに小学校に上がったら全く 遊べなくなってしまうのではないか、といった不安の声が結構たくさん上がっていました。
それぞれの会に参加されたお母さんがたからも報告を聞きたいなあと思います。 朝早くからお手伝いに入って下さったり託児に入って下さったお母さんがた本当にありがとうございました。
打ち上げのときに「はらぺこ」の小林先生から毎年県内の野外保育の園が今年の様な大掛かりなシンポジウムでなくていいから、 交流できるようにしたいという提案が上がっていました。とてもいいことだなあと思い実現したいと思いました。



12月17日(月)晴れ


土日に降った雪が少しだけ積もり、今年度初めての雪遊びが出来ました。
雪の少ない豊科、三郷方面から来た人たちは雪が積もっていたのでびっくりした様子でした。 たいたいは既にお家で雪遊びをして来たと言ってそりも持って来ていました。
全員そろったら早速ジェットコースターの方へ遊びにいきました。 森の子のそりを3つばかり出すと早速載ったり引いたりしていました。 道の上に僅かに残った雪の上をどんぐりさんをそりに載せてくるみやまつぼっくりのお兄さんお姉さんが よいしょよいしょとひっぱっていました。雪と落ち葉の道ですが雪が多いところを選んでしっかり引っ張っていました。
ジェットコースターに到着すると次々上から滑り降りてきます。 どんぐりさんたちもお兄さんお姉さんと一緒にそりに載って滑り降ります。 そりが4つしかないのでかわりばんこだったのですがみんな喧嘩もせずに譲り合ってそりを使っていました。



12月18日(火)くもり のち みぞれ


OBのゆいなちゃん(小3)が森の子に遊びに来てくれました。江藤先生のところのしょう君と同級生で 一緒に森の子で2年間過ごしました。すっかりお姉さんになっていてびっくりです。 小学校に上がってもこうやって遊びに来てくれると嬉しいですね。 久しぶりに一緒にとんびの羽をやりました。森の子で遊んだ頃を思いだしたかもしれませんね。
今日は就職希望の弥生お姉さんも入って下さり賑やかでした。
お昼前からお餅つきです。まつぼっくりさんから順に搗きます。 くるみさんとどんぐりさんは2人組になってつきました。みぞれが降り出して冷たかったり、 杵がとっても重たかったりしたのですがみんな頑張ってつきました。 まつぼっくりの力自慢たちは何度も挑戦してくれました。でもさすがに疲れて来たところへいい具合に健二さん登場! ぺったんこぺったんこと上手についてくださり一気にお餅らしくなりました。 あんこときな粉と海苔醤油でいただきました。子どもたちはみんな何度も何度もおかわりに来ていました。
午後は劇の練習です。台詞の喋り方など中々さまになってきましたが、後半になるとふざけたりすることもあります。 本番まであと2日!さてさてどうなるでしょうか?



12月19日(水)くもり


雪が少し融けたけどまた少し降ったのでジェットコースターへ行ってみました。
途中樅の木さんのところでサンタさんが来てくれるかもしれないということでお母さんがたが草木染めをして下さった 手提げ袋を樅の木さんの枝の吊るしました。樅の木さんが一気にぱっと明るくなった様な感じになりました。
ジェットコースターは思った程雪がなく、少し上に上がったところの斜面でそり遊びをしました。 ほんの僅かな雪でもそりで目一杯遊べます。



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